エサオマントッタベツ岳
- GPS
- 13:49
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
20日 7:20カール-8:10稜線-8:40エサオマン山頂8:50-9:20札内分岐-10:00カール10:30-12:00上二股12:15-14:00入渓地点-15:00ゲート
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
エサオマン林道中途に朽ちた登山ポストがあり沢にも向かっているが、そこで沢に下りずに真っ直ぐ進んでいくとエサオマン沢に行き当たる。 中途の滝には明瞭な巻き道あり。 カールには雪渓があり軽アイゼンは必携です。(今回は沢には雪渓は付いていなかった。) あちこちに羆の落し物があり、日がそんなに経っていなようなものは正直びびります。 |
写真
感想
7月3連休に同僚とエサオマンに入る。
十勝は19日曇り、20日曇り一時雨の予報であり、雨に当たることを覚悟した。
6時に帯広を出発し、7時、最初のゲートに車を停めスタートする。20分ほど歩き、エサオマンの林道へ入る。笹をかき分け、蕗を蹴飛ばしエサオマン沢に着く。
前回、エサオマン沢に入ったときは、道が不明瞭で途中の朽ちた登山ポストの辺りから入渓し、函を二つ巻くなど3〜40分は時間をロスした。
地下足袋にフェルトを着け、8時15分入渓する。
900出会いで崩落があり、多くの倒木が沢をふさいでいる。雪渓が橋げたのように残っている。
10時20分に上二股に到着する。
これから核心部となり、一枚岩やナメを飽きず、楽しく遡行できる。
1350の滝は明瞭に巻き道があり、フェルトのフリクションを効かせて快調に登る。
やがてぽこんと源頭に出て、午後1時カールへ到着する。例年より雪はずっと少ない。
ガスでカールの壁は見通せない。他の登山者は居らず、貸切のカールに早々にテントを設営する。
宴会後、6時頃には力尽きて落ちる。
翌日は相変わらずのガスで登りのルートも見通せないため、そのまま下山するつもりでまったりとしていると、7時時くらいからガスが切れ始め青空とともにカール壁が忽然と姿を現す。
これは行かねば!ということでサブザックに替え、出発、窓を直登する。
きつい傾斜にガレており、すぐ下の同僚にも石を落としてしまう。申し訳ない。
落ちたらやばいなと思いつつ、何とか手掛かりを確保しながら8時10分にようやく稜線に出る。
エサオマン本峰が見える。十勝方向は雲の中でここだけが晴れているようだ。
稜線に出てから40ほどでエサオマン頂上着、日高ポロ、戸蔦別が見える。
再度、この細い窓を下りるのは厳しいので、札内分岐へ回りカールへ下りる。雪渓が出たところで地下足袋に軽アイゼンを着ける。斜度がきつく気を付けながら下りる。
カールで再びザックを背負い、午前10時半、下山する。
上ニで我々と同じくエサオマンをピストンする2人のパーティにお会いする。
午後2時過ぎにようやく林道に到着し、川から陸に上がる。
素晴らしくも厳しい山行でした。
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