甲斐駒ケ岳&仙丈ヶ岳(北沢峠から)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,325m
- 下り
- 2,275m
コースタイム
8:05長衛小屋発-9:20仙水峠-11:15駒津峰-11:15甲斐駒山頂-15:10駒津峰-16:00双児山-17:27北沢峠-17:40長衛小屋
23日)
5:40長衛小屋発-7:45馬ノ背分岐(五合目)-9:10小仙丈ヶ岳-10:55仙丈ヶ岳-11:40仙丈小屋-12:30馬の背ヒュッテ-14:50北沢峠
天候 | 両日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田駐車場・無料(300台可能) 仮設トイレあり(夜は真っ暗)沢水場あり 広河原行きバスは最終16:00(最終なのでハァハァ下りてくる人多数) 料金:奈良田-広河原1130円(乗り合タクシーがあれば1200円) 広河原-北沢峠750円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
✿甲斐駒ヶ岳✿ 仙水小屋(水あり・トイレ無し)を過ぎ、樹林帯を抜けると岩ごろごろ場 仙水峠からはまた樹林帯で駒津峰へ(けっこう急坂) 一旦下り登っていくと山頂まで白ザレ場(花崗岩で滑りやすい)・下りは特に注意 *暑さのせいか水が足りなくなっている人多数(連れも)普段飲まない自分も足りなくなった 仙水小屋しか水場は無し *トイレ:長衛小屋(TPあり)・こもれび山荘 ✿仙丈ヶ岳✿ 薮沢ルートは通行不可(バス停付近に注意書きがありますが、見落とすと30分ロス) お天気良好なら危険個所は無し *トイレ:仙丈小屋・馬の背ヒュッテにあり(利用してません) ・長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)1泊2食付き8400円(お弁当1000/パンorおにぎり) シャワー(5分500円)・更衣室あり ・乗り合いタクシー(奈良田P⇔広河原)団体(何名以上か分からないけど)なら事前に予約し 奈良田Pに来てもらい、早々に出発出来るみたい。 23日に帰宅も可能でしたが、広河原山荘で一泊し、次の日温泉入りながら、のんびり帰ることに |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
職場友Mりんと休みを取り、南アルプスへ
芦安からが通行止めでどうなることかと思いましたが、甲府南ICから奈良田まで身延経由で、一時間半大変な思いもなく夜道行けました。
21日Mりんが仕事でトラブりさいたまを19:00発に
連休最終日なので、中央道は超ロング小仏渋滞を横目にスイスイ〜。
二日間お風呂に入れなくなるため、今日は入っておきたいと言う事で、遅くまでやっている甲府方面の温泉を探す。
ちょうど甲府南IC近くの「みたまの湯」は夜22:30まで受付てくれて、食事もできるためなかなかよろし。
露天風呂からの夜景がそれはそれは綺麗でした!地元野菜カレーもまた美味し!
ご機嫌で奈良田Pへ
奥の大きな駐車場は半分以上空いていた。見上げると星が半端ない数でした。一応シュラフを持って行きましたが、暑くて小さな毛布一枚で十分。
✿22日
朝、5:30発のバスに乗車。全員座れるようにしてくれるみたいで、この日は4台でした。
予定通りに7:15北沢峠着
宿泊の長衛小屋へチェックイン&余分な荷物を預ける。ウッディな内部はとてもきれいでした。
小屋の方はほんと親切でした。事前に電話をくれて、芦安からが通行止めを御存じかと連絡くれたり、具合悪くなった人が出ると無線&ぶどう糖を持ってルート上を確認しに走ったり。
当日の天気の具合で、どちらの山に登るか決めるつもりだったので、小屋の方の意見を聞き甲斐駒にする。
スタートが8:00と遅れたけど夕飯前17:00までには間に合うかと…。
ところが、陽射しが強く駒津峰へ着いた頃は既にバテ気味。
そこからの甲斐駒ケ岳はドドーン!と圧倒的な迫力で目の前に迫っていて、一旦下ってさらにあれを登れる??
既に11時、下山者はいてもこれから登ろうという人はいなくて、「もう少し先で休憩して帰ろうか」となった。
ちょっと幅のある所で休んでいたら、おじさんが後ろからきて、「1時間半もあれば行って来れるでしょう」と言われ、背中を押された感じで、私達も行く事に。
けっこう休んでたので、そこでかなり時間ロス。
下山してくる方皆さん「滑るから気を付けてね」と優しく声をかけてくれた。すると額から流血されている方が下りてきた。下山中、滑って顔を打ち1時間ほど動けなくなったそうな。なるほど皆さん、声かけてくるわけです。
花崗岩のザレた砂で、登りでもズルッと足が滑り、これは下りは滑るわ。
おじさんは直登から私達はまき道から。
山頂で写真撮り合いっこ。
先におじさんは下山、14:00だし私達はのんびり行く事に。まだ17時頃には着くでしょ。
なんて下山開始したはいいけど、陽射しは相変わらず強く、双児山辺りでMりんの飲み水が無くなる。
後で訊いたら水が無くなっている人がけっこういて、みなさん全速力で下ったとか。
駒津峰で来た道をピストンすれば良かったのに、なだらか尾根に見える双児山へのコースを選択。2山の登り返しがキツいのなんのって。
仙丈を見ると雲がかかっていて、甲斐駒選択は良かったですが…。
ジグザグ道をタラタラ下り、下りたら「こっちはキツイですよ。余裕のある人か、間違えた人です」と言われた。うっきょ〜!!
Mりんの頭の中は「水水水」で、それだけだったそう(^_^;)
17:40北沢峠着、背中押してくれたおじさまもやはり仙水峠からの下山で一時間前には到着していたらしい。
でもおじさんが居なかったら、山頂へは行ってなかったな。ありがとうございました。
あまり食欲も無くシャワー浴びたら、ふかふかのお布団で、汗も流せたから気持ち良く珍しく消灯(20時)前に爆睡
✿23日
5:40小屋発、16時のバスには余裕で間にあうでしょ。
前日の急坂がきつかったので、さらりと尾根までいけました。
小仙丈が見えた所で「やっと山頂見えた〜!!」と言ったら「あれじゃないよ。まだ見えないよ」と団体さんに笑われる。
環境省の同じウエアの方達で、なんと石原大臣さんがいらした。
ずっと北岳、富士山、甲斐駒、ずら〜り良く見えていて、風も穏やかで最高だった。
でも3000m超え付近から呼吸が苦しくなり軽く高山病になった。
仙丈山頂に着いてランチにしようかと広げた途端、手足がしびれ出しめまいも、少しだけ口にして即下山することに。
仙丈小屋まで下りたら、酸欠はなくなりすぐ回復しました。
初めて高山病を経験しました。
ライチョウももっとゆっくり写真撮りたかったけど、またのお楽しみにします。
大臣は鹿の食害状況を視察にいらしたそうです。
毎年この辺りだけで4000頭も処分しているとか、それでもまだすごい数いるそうです。
下り道で見たネットがちょっと悲しいですね。
馬の背ヒュッテで休んで、雪渓を渡ったり、花の写真撮りながらだらだら下山。
登山口に着いたら報道の方達がいっぱい待っていた。
15:00に着いたのでゆっくり帰り支度をし、バスに乗って広河原へ
そのまま帰る事も可能でしたが、広河原山荘で1泊しのんびり帰る事に
夜、北岳へ登る方達と楽しく過ごしました。
芦安が通行止めって知らなかった方もけっこういました。
みなさん甲府から一日がかりで広河原まで来たそうです。
青森の山に来たらうちに泊めてあげると言われたおじさま、そん時はよろしく〜!
シンガポールからいらしたお兄さん、無事に縦走されてるかな?日本の山はインタレスティン!!だそうで。
うさぎ年3人組のお姉さま方、北岳楽しんでますかね?
次の日6:30発のバスの予定でしたが、ちょうど乗り合いタクシーが来て、早めに奈良田まで3名で
逆の朝一バスは3台、ぎゅう詰めで立って乗っていた。気の毒に。
芦安が使えないため、南アルプスはかなり山小屋もキャンセルが出ているそうです。北や八ケ岳に変更する人が多いとか。
それでも週末は混むのかなぁ。
梅雨明けと同時にラッキーな時に行けて良かったです!
あ〜、楽しかった!!
なるほど奈良田にまわったのでしたか。
甲府に住んでいる者としては広河原に行くのに奈良田経由??なんてちょっと想像できないですが、県外の方だと却って抵抗ないのでしょうね。
(奈良田=ほとんど県外、です。)
小屋泊で甲斐駒と仙丈。いやあ、ぜいたくされましたね。3000m越えで雪渓、ライチョウ、高山病もこうなると3000M越えのオマケみたいなもの(^^)
私もこの夏こそは北岳で3000m越えだ!なんて意気込んでいたのにどうも来年に持ち越しです。
甲斐駒はこちら駒津峰からのルートもなかなか魅力的な様子。あのザレ場はまるで地蔵ヶ岳の賽の河原のアリ地獄を思い出しましたが、なんだか黒戸尾根よりもアルペンな感じさえします。
甲斐駒は仙丈から見てもカッコイイ、やはりすごい山ですねえ。
伊那の方からとどちらにしようかと思ったのですが、埼玉からだとたいして時間的には変わらず駐車がたくさん出来る方にしました。それでも芦安に比べたら半分以下。満車だったらどうしようかとそっちの心配がありました。
当初は北岳の予定だったのですが、思い切ってなかなか行けない北沢峠にしました。ですが想定外の通行止め
お陰で小屋泊もそんなに混んでいなくて快適でした。
甲斐駒に登りたくても、黒戸はとてもとても無理です
駒津峰からでも、甲斐駒は写真では伝わらないほどの迫力で、見た瞬間こりゃあ無理と思っちゃいましたから。もうどこでもドンとコイ!ですね。
一緒に行ったMりんの私に言う口癖「山梨に住んじゃいなさい!」です(笑
甲府に住まわれているpasocomさんが羨ましいですよ。
お〜南アルプスの貴公子と女王様まとめてゲットですね〜!
さすがは行動力のあるCasuminさんですね!
今年は甲斐駒山頂から仙丈ヶ岳〜北岳へと歩きたかったんですが、
最近、釣りの誘惑に負けてしまって山がおろそかになっています。
やっぱり甲斐駒は北沢峠から登っても大変なんですね〜
仙丈ヶ岳もいいですね〜近くにある甲斐駒も見えて(笑)
以外とレコ見てるとガスが多くって近くの山は見えなかったりしてますからね!
また?pasocom さんとニアミスされたようで若干の違い、、
惜しかったですね〜いずれ、いつかどこかで会えるかもしれませんね!
山頂でのポーズ、蹴飛ばしたくなるほどカッコいいですよ~!
c-54さん、こんばんは^^
仙丈〜北岳はキツそー !
釣り日記、いつも楽しく拝見してます。美味しそうですよね。
奈良田からバスに乗ったら、釣りの人が途中で降りてました。伺ったら立派なイワナが釣れるそうですよ。
北沢峠からの甲斐駒は体調よろしければ、cさま方には楽勝でしょう。
私は日曜に赤城山に登って遊びまくって、次の日に移動だったので、少々体も疲れていたかもしれません
なので次の日の仙丈は、さすがに高山病になったのかも。
でも黒戸からあの暑さの中、pasocomさんは凄いと思いました。
レコ見てビックリしました。それも30分しか変わらない時間に同じ場所にいたなんて
下山後もこんな風にお楽しみがあるのって面白いです。
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