便ケ島〜聖岳 一泊ピストン
- GPS
- 16:04
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 3,030m
- 下り
- 3,031m
コースタイム
6:00聖平小屋−6:20薊畑分岐6:30−7:18小聖岳−8:24聖岳8:38−8:55奥聖岳−9:20聖岳−9:55小聖岳−10:28薊畑分岐11:00−14:05西沢渡14:25−15:05便ケ島駐車場
天候 | 23日:晴れ 24日:霧のち薄曇のち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国道152号線上島トンネルから極端なループを描いて約1時間の細く曲がりくねった道を走ります。特に後半は落石も多いので慎重な運転が必要です。 今年は夜間通行止めがないため時間の制限はありませんが深夜に走るのは怖い道です。 易老渡登山口も便ケ島登山口も登山ポストが設置してあります。 下山後は152号線沿い「かぐらの湯」がおすすめ(木曜定休) |
写真
感想
アクセスの悪さから静岡県民からしても遠いと感じる南アルプス
1年ぶりのテント泊山行は地元からもかすかに見える聖岳に決定。
152号線から登山口に向かう道は細く曲がりくねっている上に落石は日常茶飯事。
台風などで崩落することも多く慎重なドライブが必要です。車高が低い車はやめたほうが無難ですよ。
明け方近く駐車場に到着。
身支度とヒル除けを施して出発。
久しぶりに担ぐテント泊装備ってこんなに重かったかな?
なんて考えながらほぼフラットな軌道跡を歩くこと40分
西沢渡名物の手動ゴンドラが現れた。
本来ならば木製の簡易橋が掛けられているそうだが台風のせいか橋は跡形もない。
渡渉できそうなポイントを探してみるものの水量が多い川で危ない賭けはできない。
しかたなくゴンドラを利用することにしたのだがこれがなかなか重い。
幸い後続の人が来てくれたので協力してロープを引いて川を渡ることができた。
ちょっと大変なので単独で行かれる方は注意してください。
川を渡るといよいよ急登が始まります。
南アルプス南部ということもあり眺望のない森の中をただひたすら登ります。
ある程度急登は覚悟していたのですが思いのほかキツイ!
体力不足の現実を突きつけられ喘ぎながら薊畑分岐に到着。
残念ながら足の筋肉が引き攣ってきていたので山頂アタックは断念。
少し早いけど聖平小屋でテントを設営して休憩することにした。
聖平小屋はとてもキレイな山小屋です。
ウェルカムサービスのフルーツポンチは最高に美味い!
テント場はフラットで水場も近くとても使いやすかった。
トイレもきれいに整備されてる上に無料という太っ腹に頭が下がります。
さぁ明日の晴天を期待してこの日はおしまい
翌朝目を覚ましてテントから顔を出すと濃い霧の中
慌てる必要もなさそうなので二度寝をしてのんびりと出掛ける準備。
歩き始めると昨日の疲れがまだ残っているのがわかる。
眺望も期待できそうにないし山頂アタックをどうしようか迷っているとガスが少しだけ抜けて聖が見えた。
やっぱり行くしかない!そうと決まればサブザックに装備変更。
小聖岳に着く頃にはだいぶガスが抜けて展望が利くようになってきた。
目を凝らすとうっすらと富士山が見える。案外大きく見えるので驚いた。
小聖岳から先はアルプスらしい岩稜歩きが心地いい。
そして近づくほどに聳え立つ聖岳。
壁のように迫る急斜面をコツコツと登りようやく山頂に到着。
山頂からは赤石岳がでっかく見える!
今度はこの先に進んでみたいが今日はここまで。
お花畑を見ながら奥聖岳を踏んで下山開始。
ここから一気に2000mの下降は膝がカクカク。
この山を日帰りできる健脚さんが羨ましい。
下山中同行することとなった千葉のベテランハイカーさん
一緒に温泉に行こうと盛り上がっていたのにあいにくの定休日でした。
またいつかどこかでお会いしましょう。
ヤマビルは一度も見かけませんでした。
天候のせいなのか時期のせいなのかジョニーのせいなのかはわかりません
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