浅間山外輪山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 829m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車坂峠に登山ポストがあったが、備え付けの登山届はびしょ濡れで役に立たなかった。 コースは全体的に整備されているが、ザレ場やガレ場も随所にある。 外輪山の淵を歩く所も多く、足元は切れ落ちて断崖となっているので注意が必要。 |
写真
感想
昨年、浅間山に登った時、黒斑山をはじめとする外輪山がきれいに見えた。
今年は、浅間山を眺めながら外輪山を歩いてみようと思った。
そこで、車坂峠から黒斑山に登って外輪山を歩き、湯の平に下ってから草すべりを登り返して戻る周回コースを計画。
車坂峠から、樹林の中の緩やかな道を登る。表コースと呼ばれる道を行く。
すぐに車坂山に着き、そこから少し下って登り返す。
花々が多く、写真を撮りながらなのでゆっくりとしたペースになる。
途中、コマクサが咲いていたが、20年ほど前はなかったので植栽したもののようだ。
そのままゆるゆると登って行くと、槍ヶ鞘に着いた。
避難シェルターを過ぎると、浅間山本体が姿を現した。やはりデカい。
ここから外輪山を縦走して行く。
トーミの頭へは、ガレ場の急登。ひと登りで着いた。
ここは足元がスパッと切れ落ちていて、その向こうに浅間山が迫っている素晴らしいロケーションだ。
すぐに黒斑山に向かう。
外輪山の淵から少し離れ、樹林の中を急登すると黒斑山に着いた。
ここからの浅間山も素晴らしい眺め…のはずだったが、ガスが出てきて見えなくなってしまった。
しばらく待っていたが、なかなか晴れないので先へ進む。
蛇骨岳まで来るとガスが晴れ、樹林も抜けたので、ここからは浅間山を右手に望みながらの外輪山の道となる。
眼下には湯の平が広がり、雄大な眺めだ。
気持ちよくアップダウンを繰り返し、Jバンド下降点に着いた。
地図にはこの先のピークに「鋸岳」の名前があるので行ってみたが、山名板も何もなく、すぐ引き返した。
Jバンドの下りは絶壁下をトラバースぎみに下る道でガレているので慎重に下る。
湯の平に出た。
浅間山から飛んできた大きな噴石がゴロゴロしている荒涼とした道を進むと、次第にカラマツが大きくなってきて樹林帯に入った。
今日は暑いので、日陰があると助かる。
浅間山分岐点の日陰で昼食とした。
さて、これから、草すべりと呼ばれる急斜面を登り返さなければならない。標高差約300メートル。
登るに従って斜度も増し、きつい登りとなる。風も弱く、日差しもきつく、暑い。
ひいこら言いながら登って行くと、目の前にひょっこりカモシカ君が現れ、こっちをじっと見ている。
思わぬ出会いに疲れも忘れ、逆に元気が出てきた。
やっとの思いで登り切り、トーミの頭近くの木陰で大休止とした。
そこからは中コースを1時間ほど下って車坂峠に着いた。
駐車場は満車。車は道路にもあふれ、俗社会に戻った気がした。
それだけ山の気分に浸れた山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する