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Yamareco

記録ID: 4845325
全員に公開
ハイキング
比良山系

ホッケ山(遭難者捜索)南西谷筋→P752尾根

2022年10月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:44
距離
8.1km
登り
775m
下り
758m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:12
合計
8:32
7:22
68
8:30
8:42
47
9:29
9:54
34
10:28
11:03
291
15:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回、平集落の北端、サカサマ谷の橋の傍に駐車しました。2台位、可能です。
コース状況/
危険箇所等
 上りでは、権現山の山頂手前の倒木処理がなされていず、一旦、下方に迂回する踏み跡が付いていました。山頂手前の倒木処理がされ、2018年の台風以前の様に、直線的に、山頂に到達出来る方が、安全だと思います。
 ホッケ山への上りでは、以前の掘り込まれた登山道を通らずに、以前の冬ルートが、通常のルートになっています。地形図上の登山道から、少し離れています。
 今回、ホッケ山山頂から、捜索の為、鹿の踏み跡を進み、サカサマ谷の支谷と考えられる谷筋に降りています。今回、帰りに、通ったルートは、登山道ではありません。技術・経験・装備が必要です。
駐車地です。南を写しています。
2022年10月28日 07:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
10/28 7:17
駐車地です。南を写しています。
旧花折れ峠方向に向かいます。現在、一般車両は入れません。
2022年10月28日 07:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 7:28
旧花折れ峠方向に向かいます。現在、一般車両は入れません。
水道用のタンクがあります。登山口は、直ぐ近くです。
2022年10月28日 07:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 7:36
水道用のタンクがあります。登山口は、直ぐ近くです。
登山口です。この標識のある谷筋に入ります。
2022年10月28日 07:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 7:38
登山口です。この標識のある谷筋に入ります。
2018年の台風被害の倒木帯です。
2022年10月28日 07:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 7:49
2018年の台風被害の倒木帯です。
ツキノワグマの糞です。動物の毛が混ざっています。多分、鹿のものだと思います。
2022年10月28日 08:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 8:17
ツキノワグマの糞です。動物の毛が混ざっています。多分、鹿のものだと思います。
アラキ峠です。重装備なので、飴玉を食べて、小休止します。
2022年10月28日 08:32撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 8:32
アラキ峠です。重装備なので、飴玉を食べて、小休止します。
2018年の台風被害の大倒木帯です。チェーンソーで整備された方々に感謝です。有難う御座います。
2022年10月28日 08:49撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 8:49
2018年の台風被害の大倒木帯です。チェーンソーで整備された方々に感謝です。有難う御座います。
山頂近くの倒木帯です。以前の様に、直線的に山頂へ進めません。
2022年10月28日 09:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 9:18
山頂近くの倒木帯です。以前の様に、直線的に山頂へ進めません。
ぐるっと、下方を迂回しています。ある意味で、これは、遭難を誘発するのでは?と、心配します。
2022年10月28日 09:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 9:20
ぐるっと、下方を迂回しています。ある意味で、これは、遭難を誘発するのでは?と、心配します。
愛宕山が見えます。
2022年10月28日 09:27撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 9:27
愛宕山が見えます。
権現山です。小休止します。
2022年10月28日 09:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 9:29
権現山です。小休止します。
朝霧の中、琵琶湖大橋、三上山山頂が見えます。
2022年10月28日 09:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 9:30
朝霧の中、琵琶湖大橋、三上山山頂が見えます。
ズームで、左に、鈴鹿山系の御池岳・藤原岳が見えます。
2022年10月28日 09:31撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 9:31
ズームで、左に、鈴鹿山系の御池岳・藤原岳が見えます。
ホッケ山とこの後下る南斜面が見えます。
2022年10月28日 09:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 9:56
ホッケ山とこの後下る南斜面が見えます。
ホッケ山東尾根の紅葉です。これから、もっと華やかになります。
2022年10月28日 10:19撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 10:19
ホッケ山東尾根の紅葉です。これから、もっと華やかになります。
足元にリンドウがありました。
2022年10月28日 10:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 10:24
足元にリンドウがありました。
ホッケ山です。
2022年10月28日 10:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 10:28
ホッケ山です。
蓬莱山です。この方向の近くで、遭難者の位置情報が途絶えたとの情報があります。当時、夕立があったとの事です。
2022年10月28日 10:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 10:29
蓬莱山です。この方向の近くで、遭難者の位置情報が途絶えたとの情報があります。当時、夕立があったとの事です。
軽く腹拵えをして、ヘルメット・ハーネス等を身に付け、鹿の食害ハゲ、鹿の踏み跡を辿り、権現山との間の谷筋に下ります。
2022年10月28日 10:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 10:38
軽く腹拵えをして、ヘルメット・ハーネス等を身に付け、鹿の食害ハゲ、鹿の踏み跡を辿り、権現山との間の谷筋に下ります。
少し下った所の、食害ハゲです。
2022年10月28日 11:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:08
少し下った所の、食害ハゲです。
自然林の穏やかな尾根があります。
2022年10月28日 11:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:21
自然林の穏やかな尾根があります。
谷筋に降りました。
2022年10月28日 11:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:34
谷筋に降りました。
テント生地らしい破片がありますが、かなり古い様です。
2022年10月28日 11:36撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:36
テント生地らしい破片がありますが、かなり古い様です。
GARMINの画面です。予定の下降ルートに入っています。
2022年10月28日 11:44撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
10/28 11:44
GARMINの画面です。予定の下降ルートに入っています。
マユミの実があります。
2022年10月28日 11:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:50
マユミの実があります。
人工物で、磁器の破片があります。
2022年10月28日 11:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:55
人工物で、磁器の破片があります。
炭化が不十分な木炭があります。この近くに、炭焼き小屋があった様です。この山中で、磁器の茶碗を使われていたとは。驚きです。
2022年10月28日 11:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 11:58
炭化が不十分な木炭があります。この近くに、炭焼き小屋があった様です。この山中で、磁器の茶碗を使われていたとは。驚きです。
それなりの小滝が出て来ました。
2022年10月28日 12:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 12:22
それなりの小滝が出て来ました。
トリカブトの花と実が、同時に付いています。炭焼き小屋とトリカブト栽培の組み合わせは、定番です。
2022年10月28日 12:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 12:42
トリカブトの花と実が、同時に付いています。炭焼き小屋とトリカブト栽培の組み合わせは、定番です。
株立ちのカツラの大木があります。
2022年10月28日 12:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 12:50
株立ちのカツラの大木があります。
小さい滝壺を持つ小滝があります。
2022年10月28日 12:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 12:56
小さい滝壺を持つ小滝があります。
子女郎ヶ池方面からの本谷に合流しました。子女郎ヶ池の水は、此方には流れない様です。
2022年10月28日 13:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 13:12
子女郎ヶ池方面からの本谷に合流しました。子女郎ヶ池の水は、此方には流れない様です。
立派な株立ちの大木があります。
2022年10月28日 13:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 13:14
立派な株立ちの大木があります。
権現山北西の谷が合流しています。リュックを置いて、入り口を探索します。
2022年10月28日 13:26撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 13:26
権現山北西の谷が合流しています。リュックを置いて、入り口を探索します。
倒木群の奥に、小さい多段の滝が見えます。時間的に、この谷の探索は無理な様です。
2022年10月28日 13:56撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 13:56
倒木群の奥に、小さい多段の滝が見えます。時間的に、この谷の探索は無理な様です。
再度、リュックを背負い、急な尾根を登攀します。
2022年10月28日 14:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:08
再度、リュックを背負い、急な尾根を登攀します。
急斜面の尾根での登攀用に、小型ツルハシを使っています。
2022年10月28日 14:18撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:18
急斜面の尾根での登攀用に、小型ツルハシを使っています。
杉林の後になっていて、分かり難いですが、岩盤の露頭があります。この岩盤の裏に、三枚前の写真の多段の小滝がある様です。捜索時、要注意だと思います。
2022年10月28日 14:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:23
杉林の後になっていて、分かり難いですが、岩盤の露頭があります。この岩盤の裏に、三枚前の写真の多段の小滝がある様です。捜索時、要注意だと思います。
尾根に上がりました。何方かの付けられたテープがあります。
2022年10月28日 14:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:42
尾根に上がりました。何方かの付けられたテープがあります。
P-752辺りと思われる場所に、境界杭があります。
2022年10月28日 14:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:46
P-752辺りと思われる場所に、境界杭があります。
GARMINのナビゲーションルートに沿って下ります。
2022年10月28日 14:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 14:47
GARMINのナビゲーションルートに沿って下ります。
此処にも、倒木帯です。右(北側)を迂回出来ます。
2022年10月28日 14:48撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 14:48
此処にも、倒木帯です。右(北側)を迂回出来ます。
株立ちの、大きめのブナがあります。
2022年10月28日 15:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 15:04
株立ちの、大きめのブナがあります。
山仕事用の作業小屋があったのではないか?と思われる場所です。
2022年10月28日 15:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 15:11
山仕事用の作業小屋があったのではないか?と思われる場所です。
平集落の昔の水源用のパイプと山道があります。
2022年10月28日 15:32撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 15:32
平集落の昔の水源用のパイプと山道があります。
最後の急斜面を下っていますが、矢張り倒木があります。
2022年10月28日 15:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
10/28 15:42
最後の急斜面を下っていますが、矢張り倒木があります。
古い花折れ街道の跡と思われる場所に出て来ました。此処に、サカサマ谷を渡る橋があった様に思えます。
2022年10月28日 15:50撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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10/28 15:50
古い花折れ街道の跡と思われる場所に出て来ました。此処に、サカサマ谷を渡る橋があった様に思えます。
撮影機器:

装備

個人装備
ストック ヘルメット GPS機器×2 ハーネス ザイル50m/20m ナイフ カラビナ スリング ATC下降器 アセンダー 山仕事用手鋸 携帯用鋸 携帯用鉈 ゴム付き軍手 小型ツルハシ 通常装備
備考 持って行って良かった物は、小型ツルハシです。谷筋の急斜面の通過、急な尾根の登攀に役立ちました。

感想

 今回は、ホッケ山の近くで、7/30に、通信の途絶えた遭難者の捜索に出掛けました。遭難者と同じ時間帯に、ホッケ山近くを通過された方の報告では、「13時00分位から30分間土砂降りの雨でした。」との事です。
 遭難者は、スマートフォンで、ヤマップの位置情報通信機能を利用されていた様です。スマートフォンと予備バッテリーをケーブルで繋いで、使用されている方に出合った事があります。その時に、この状態で、雨に遭うと、バッテリー・ケーブル間で、ショートして、スマートフォンやバッテリーが壊れるのでは?と考えました。
 全てをスマートフォンに頼っている方の、スマートフォンが壊れたとしたら、当然、通信機能、GPS機能も失われた筈です。この遭難者の方が、ホッケ山辺りの経験が無く、通信機能、GPS機能を失った場合、どの様に行動されたであろうか?と考え、今回、ホッケ山と権現山の間の谷筋を下ってみました。
 手掛かりはありませんでしたが、地形図を見ると、ホッケ山から流れ出る谷筋は、沢山あります。今回のサカサマ谷の支谷の様に、多くは、ガレた谷になっていて、小滝や大きい滝があると思います。経験も装備も無い方が、滝の連続する谷筋を安全に下るのは至難の技です。まして、頼りきっていたスマートフォンのGPS機能を失い、混乱した精神状態の中で、その作業を行わなければなりません。これ以上は、記しませんが、スマートフォンに全ての機能を頼るのは、余りに危険だと考えています。

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利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
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