ボッチで静かなカクレグラ、タイジョウを抜けて鈴鹿の奥座敷のイブネへ。おまけに高昌山。

2022年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,272m
• 下り: 1,265m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:18

距離 17.2km 登り 1,272m 下り 1,272m

6:05 スタート地点
6:16 カクレグラ登山口
6:41 P708
7:26 7:32 カクレグラ
7:57 P962
8:18 P911
8:46 8:52 タイジョウ
9:16 雨乞・北１０８４Ｐ
9:29 タイジョウ分岐
9:35 9:36 佐目峠
9:45 イブネ
9:51 イブネ北端
9:58 10:04 高昌山
10:11 10:12 イブネ北端
10:16 10:24 イブネ
10:31 佐目峠
10:38 タイジョウ分岐
10:43 杉峠の頭
10:50 10:51 杉峠
10:56 杉峠、西避難小屋
10:59 一反ぼうそう
11:11 向山鉱山跡
11:25 蓮如上人旧跡
11:33 ツルベ谷出合
11:44 11:45 甲津畑、避難小屋
11:49 桜地蔵尊
12:06 杉谷善住坊のかくれ岩
12:21 12:22 岩ケ谷林道起点
12:23 ゴール地点

天候

晴れ。冷たい風がピューピュー。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今日は名神高速道路を利用せず、長良川の堤防道路で多度へ出て、石榑トンネルで永源寺ダムを抜け登山口の甲津畑へ。
千種街道入口のゲート近くの林道脇の林道沿いに駐車。6時前の時点で3番手だったけど、下山時には20〜30台に膨れ上がってました。
登山口にトイレはないので、道の駅「奥永源寺渓流の里」を利用。

コース状況／危険箇所等

カクレグラからタイジョウ、そしてタイジョウ分岐までバリルートというほどじゃないけど一般向きとは言えない道です。コンパス、GPSは必携です。

階段〜カクレグラ
オーバーハングしてるんじゃない？と思えるような階段からしばらくは直登。落ち葉なんかで滑るのでストックを上手に使って、木につかまりながら上へ。支尾根に乗っかればカクレグラまで迷うことなし。こまめにテープが木に巻いてあります。部分的にアセビなどが通せんぼしてるので、真っ直ぐには進めず、たまには迂回も。

カクレグラ〜タイジョウ
カクレグラ、タイジョウには複数の道が交わっていて、それぞれテープが巻いてあるのでどれが自分の行き先か悩んだ。カクレグラでは間違えて水呑ヶ岳方面へ歩きかけてしましました。
それ以外は基本的に尾根道だし、こまめにテープが巻いてあるので問題なし。

タイジョウ〜タイジョウ分岐
崩壊地の上を通ります。際に寄らなけば問題なし。でも際は見晴らしいから写真を撮りたくてついつい寄ってしまします。
際に寄ってないけど、妙に足元がフカフカするところがありました。もしかするとオーバーハングしていて、下が抜けかけているのかも。確認する術なし。

イブネ〜高昌山
緩やかな尾根道。広葉樹の森が広がっていて最高に気持ちいい。

千種街道
よく整備された道。コメント省略。

写真

10/29 6:16

渋川沿いの林道を歩くこと約10分でカクレグラの登山口。
法面に取り付けられた階段を登って、いざカクレグラへ。
オーバーハングしてるんじゃない？と思うような急な階段でした。

10/29 6:22

階段からしばらくは急な斜面でしたが、程なくして支尾根に取りつき、あとはカクレグラまで尾根芯を外さなければ問題なし。

10/29 6:56

ひょっこり顔を出してくれたのは綿向山かな。
ずっと樹林帯なので、遠くの山が見えるとちょっとうれしい。

10/29 7:22

黄葉したシロモジのトンネルの中を通過。

10/29 7:23

本日の第一目標のカクレグラとーちゃく。
事前の情報どおり見晴らしは今ひとつ。
でも色づいた木々に囲まれたところで、気持ちは良かった。

10/29 7:30

カクレグラから先に気持ちの黄葉したシロモジの森が広がってました。
これがタイジョウへの道だと思ってたら、まさかの水呑ヶ岳への道でした。慌ててUターンです。
ちゃんとコンパス、GPSで確認しないとね。

10/29 7:46

ときたま視界の開けたところあります。
見えているのはおそらく銚子ヶ口から黒尾山へ続く山並みだと思います。

10/29 7:47

霊仙山、伊吹山も！

10/29 8:04

日差しがあると紅葉ってホントにキレイだな。

10/29 8:30

たまに見かけるレスキューポイントの標識。
こういうのがあるとホッとするのは自分だけ？

10/29 8:46

タイジョウとーちゃく。
それにしても変わった山の名前だことで。
ここで本日2回目のモグモグタイム。

10/29 8:59

紅葉もりだくさん。

10/29 9:11

タイジョウ過ぎてホッとしてたら想像以上に大きい崩壊地に遭遇です。崩壊地の上を通りますが際に寄らなければ問題なし。

10/29 9:12

際によって写真撮影。
足元すくみます。
見えているのはチョウシから銚子ヶ口へ続く山並みだと思います。

10/29 9:13

色づいた山肌。
崩壊地は最高のビューポイントでした。

10/29 9:28

タイジョウ分岐付近の色づいた森。

10/29 9:34

佐目峠。
スリスリしたくなる割れ目の入った岩が目印。
以前は佐目峠の標識があったはずだけど今日は確認できず。

10/29 9:46

イブネとーちゃく。2年ぶりのご対面。

10/29 9:46

もふもふのコケじゅうたんと御在所岳、鎌ヶ岳。
いつ見てもいい眺め。

10/29 9:50

開放的で日差しがあって気持ちがいいけど、風が冷たいんだよね。

10/29 9:55

せっかくなので高昌山へ寄り道。
高昌山へ続く尾根道も最高でした。

10/29 9:58

イブネから10分ほどで高昌山にとーちゃく。
気持ち木々が邪魔だけど、御在所岳や鎌ヶ岳が見えるところ。

10/29 9:59

よく見かける尾張Y-mobileさんのラミネートのプレートではなく、木製のしっかりとしたプレートでした。

10/29 10:11

イブネ北端付近からは釈迦ヶ岳と伊勢平野を一望。

10/29 10:13

チョウシと、遠くに先ほど歩いたカクレグラやタイジョウの山並み。
クラシやチョウシへ行こうか迷ったけど、今日は高昌山へ寄ったので割愛です。

10/29 10:18

北西方向から冷たい風が吹きつけるので、風裏になるコケ絨毯に座って、御在所岳、鎌ヶ岳を眺めながら休憩。
コケ絨毯、座り心地良かったです。我が家にも一つ欲しいところ。

10/29 10:29

雨乞岳と杉峠の頭。

10/29 10:42

杉峠の頭つーか。

10/29 10:45

杉峠の頭を通過すると、雨乞岳がど〜ん。

10/29 10:46

こちらは3週間前に歩いた綿向山、竜王山そしてイハイガ岳。
イハイガ岳付近の崩壊地も見えた。

10/29 10:50

杉峠。
枯れちゃったけどスギの幹は健在。
折れずにどのくらいもつでしょう。

10/29 11:00

一方で、一反ぼうそうの巨木は無残な姿に・・・。
2年前は枯れてはいたけど、杉峠のスギのようにしっかり立っていたんだけどね。
自然のことなので仕方がないけど。

10/29 11:04

千種街道は風が穏やかで歩いていて気持ちいです。
至るところに色づいた木々が。

10/29 11:23

大シデの木。
こちらは健在でした。

10/29 11:25

蓮如上人御旧跡。
雨宿りくらいなら可能かな。

10/29 11:32

日差しがあって風が弱く最高の遊歩道。

10/29 12:11

林道終点。
2年前はしっかりと立っていた案内板が倒壊。
一反ぼうそうといい、形あるものが壊れていくのはなんか寂しい。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

kimiron

今週も鈴鹿界隈を散策。今回は鈴鹿の奥座敷イブネまでカクレグラ、タイジョウ経由で歩いてきました。千種街道でイブネ、クラシを歩いたのは2年前の11月1日。その時キレイな紅葉を楽しめたので今回もそれを期待です。

カクレグラ、タイジョウはテープ類はしっかりとしていますが、部分的にわかりにくいところもあって、一般ルート以上、バリルート以下って感じの山。それ以上に小刻みにアップダウンがあるタフなルート。崩壊地以外は眺めのいいところはなく、一度歩けば十分かな。

すれ違う人は皆無。静かな山歩きがお好みならぜひどうぞ。

タイジョウ分岐からイブネへ向かうルートと合流すると、とたんに人・人・人。急に賑やかになりました。皆さんコケ絨毯に座りながらお茶したり、ラーメン食べたり。思い思い楽しまれているよう。

自分もしっかりとコケ絨毯に癒されました。機会があればイブネ、また歩きたいです。

山で出会った人：たくさん（カクレグラ、タイジョウ付近ではゼロ人）