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Yamareco

記録ID: 485015
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

〜梅雨明け直後の週末!!!〜 快晴の仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳

2014年07月26日(土) 〜 2014年07月27日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
trekman その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
27:29
距離
22.9km
登り
2,376m
下り
2,364m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:14
休憩
1:58
合計
8:12
距離 12.2km 登り 1,243m 下り 1,238m
10:36
10:41
23
11:04
11:08
19
11:27
12:01
61
13:02
13:21
18
13:39
14:20
35
14:55
15:02
31
15:33
15:38
57
2日目
山行
5:15
休憩
3:14
合計
8:29
距離 10.7km 登り 1,133m 下り 1,141m
3:51
3:53
29
4:22
5:15
63
6:18
6:41
18
6:59
7:11
34
7:45
9:00
29
9:29
9:35
24
9:59
10:04
43
10:47
11:00
24
11:24
11:25
21
11:53
ゴール地点
2014.7.26 仙丈ケ岳
8:31 長衛小屋テント場 発 −9:10 二合目 −9:43 3合目 −10:39五合目(大滝ノ頭) −11:30 馬ノ背ヒュッテ −13:00 仙丈小屋 −13:40 仙丈ケ岳山頂(大休止) −14:19 山頂発 −14:54 小仙丈ケ岳 −13:32 五合目 −16:46 テント場着

2014.7.27 甲斐駒ケ岳
3:25 テント場発 −3:50 仙水小屋 −4:22 仙水峠(4:56 御来光) −5:10 仙水峠発 −6:21 駒津峰 −7:04 八合目 −7:52 甲斐駒ケ岳山頂(大休止) −8:48 山頂発 −9:56 駒津峰 −10:47 仙水峠 −11:47 テント場着
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芦安〜広河原間の土砂崩れによる通行止めの影響でしょう、仙流荘バス停の駐車場は満車状態でした(汗) 土日に向かう方は早めの到着がお勧めです、
コース状況/
危険箇所等
【仙丈ケ岳】
■ 北沢峠〜大滝ノ頭
 危険箇所ありません。
■ 大滝ノ頭〜馬ノ背ヒュッテ
 ヒュッテ手前の沢がまだ雪に覆われておりますが、通過に支障はありません。
 馬ノ背ヒュッテ周辺のお花畑はこれから満開になるものと思われます。
 馬ノ背ヒュッテのトイレは扉が施錠されています。利用する時はスタッフに声をかけ、
 100円を支払って鍵を借りるシステムです。
 ヒュッテの水場は水量豊富です。
■ 馬ノ背ヒュッテ〜仙丈ケ岳山頂
 登山道に危険箇所はありません。
 仙水小屋下の水場は水量豊富です。真夏には枯れることもあるらしいですが…。
■ 仙丈ケ岳山頂〜小仙丈ケ岳〜大滝ノ頭
 登山道に危険箇所ありません。

【甲斐駒ケ岳】
■ 北沢峠〜仙水峠
 登山道に危険箇所はありませんが、仙水峠手前の岩場は浮石が多くありますので通過には
 注意してください。
 途中の仙水小屋の水はとても美味しいです。
■ 仙水峠〜駒津峰
 登山道に危険箇所ありませんが、急登です。
■ 駒津峰〜甲斐駒ケ岳山頂
 この先から大岩の出現箇所が徐々に増えてきます。ホールドはありますがバランスを崩し
 やすい箇所もありますので、慎重に通過しましょう。
 八合目の先で直登コースと巻道コースとに分かれますが、直登コースは経験の浅い方と
 子供には不向きです。ただし、巻道コースは途中から砂地をひたすら歩くコースですので
 忍耐力を要します。
 ここから先は水場がありませんので、十分な水分の用意をお勧めします。
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
仙流荘前バス停
車の中で爆睡してたため、5時の臨時便に乗り遅れたらこんなんなりました(笑)
1
仙流荘前バス停
車の中で爆睡してたため、5時の臨時便に乗り遅れたらこんなんなりました(笑)
テント場にテントを張った後、仙丈ヶ岳を目指します。
最初はこんな道を徐々に高度を上げていきます
テント場にテントを張った後、仙丈ヶ岳を目指します。
最初はこんな道を徐々に高度を上げていきます
地元の中学生の手作りみたいです♪
頑張るぞ~って気分になりますね♪
地元の中学生の手作りみたいです♪
頑張るぞ~って気分になりますね♪
5合目の分岐
同行者のペースを考え、馬ノ背ヒュッテを目指して右の道から行くことにしました。
5合目の分岐
同行者のペースを考え、馬ノ背ヒュッテを目指して右の道から行くことにしました。
雪解け水でしょうか、以前8月に歩いたときより水量豊富です
雪解け水でしょうか、以前8月に歩いたときより水量豊富です
このお花あちこちに咲いてました
このお花あちこちに咲いてました
こんなとこもまだあります。
横切るだけですけど(笑)
こんなとこもまだあります。
横切るだけですけど(笑)
この日射し!!
とにかく暑い(汗)
1
この日射し!!
とにかく暑い(汗)
仙丈小屋下に群生してました
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仙丈小屋下に群生してました
ヤバいです
ガスが上がってきました
ヤバいです
ガスが上がってきました
山頂に着いたときはガスのなか
このあと晴れましたよ~♪
1
山頂に着いたときはガスのなか
このあと晴れましたよ~♪
山頂で結婚式あげてたグループがいらっしゃいました。
おめでとう♪
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山頂で結婚式あげてたグループがいらっしゃいました。
おめでとう♪
晴れてきたので撮り直しました(笑)
2
晴れてきたので撮り直しました(笑)
山頂に立ったらこういう景色観ないと…ですよね~(^-^)
1
山頂に立ったらこういう景色観ないと…ですよね~(^-^)
小仙丈ヶ岳の向こうにそびえる女王様
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小仙丈ヶ岳の向こうにそびえる女王様
これをつまみながらビールで乾杯♪
このあと急速に眠気が襲ってきましたが…(笑)
これをつまみながらビールで乾杯♪
このあと急速に眠気が襲ってきましたが…(笑)
一応炭水化物も食べておかないと
一応炭水化物も食べておかないと
日曜日、仙水峠からの御来光
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日曜日、仙水峠からの御来光
駒津峰からのパノラマ
オールスターキャストですネ(笑)
駒津峰からのパノラマ
オールスターキャストですネ(笑)
仙水峠からここまでの登りキツかったですが、絶景を目にして元気100倍(笑)
仙水峠からここまでの登りキツかったですが、絶景を目にして元気100倍(笑)
鳳凰三山の向こうに富士山
写真では分かりにくいですが、地蔵岳のオベリスクもハッキリ見えました
鳳凰三山の向こうに富士山
写真では分かりにくいですが、地蔵岳のオベリスクもハッキリ見えました
北岳
見る角度によって薄っぺらに見えるんですね~(笑)
2
北岳
見る角度によって薄っぺらに見えるんですね~(笑)
鋸岳
一昨年駒津峰で出会った若者が、70リッター以上はありそうなバックパックを背負って独り登ってきて、これから鋸岳に行くんだと言っていたのを思い出します。僕らは歩くことは多分無いでしょうが…(笑)
鋸岳
一昨年駒津峰で出会った若者が、70リッター以上はありそうなバックパックを背負って独り登ってきて、これから鋸岳に行くんだと言っていたのを思い出します。僕らは歩くことは多分無いでしょうが…(笑)
そして、甲斐駒ヶ岳
待っとけよ~今行くかんな~(笑)
3
そして、甲斐駒ヶ岳
待っとけよ~今行くかんな~(笑)
八合目を過ぎ…
もちろん直登コースを登ります♪
八合目を過ぎ…
もちろん直登コースを登ります♪
歩いてきた道のりがわかります
山頂は…、まだまだありますねぇ(笑)
2
歩いてきた道のりがわかります
山頂は…、まだまだありますねぇ(笑)
頑張ったご褒美の背景をバックに♪
3
頑張ったご褒美の背景をバックに♪
なんだかガッツポーズしたくなったのです(笑)
なんだかガッツポーズしたくなったのです(笑)
神の宿る富士山と、神様(大国主命)の名前が刻まれた石碑
神の宿る富士山と、神様(大国主命)の名前が刻まれた石碑
向こうに見える稜線を歩いたんだなぁ
向こうに見える稜線を歩いたんだなぁ
こうしてみると怖いとこ歩いたんですね~(笑)
こうしてみると怖いとこ歩いたんですね~(笑)

感想

友人からの誘いで急遽行くことになった仙丈&甲斐駒。2年ぶりだが天候も良さそう♪
1日目は友人が連れてきた男性と3人で仙丈ヶ岳に登る。僕らはテン泊だが、その彼は山頂で別のグループと合流して日帰りで帰る計画らしいことがわかったので、集合時間に間に合わない公算大だったが、急いでテントを張って出発する。
経験が浅いとのことだったので、彼のペースに合わせてゆっくり休み休み歩くが暑さのせいもあるだろうがペースがなかなか上がらない。バスの時間に間に合わない事がほぼ確実になり、馬ノ背ヒュッテで友人に「テントに入れてやれ」と話していたところで山頂組と電話が繋がり、とりあえず仙丈小屋まで行くことに。
仙丈小屋は多くの人で溢れかえっていたが、宿泊できるということだったので、彼は一人小屋にとどまり、山頂組は下山、僕らは彼と別れて山頂に。
後ろ髪引かれる思いだったが、「下山は特に慎重に、無理をしないように」と言い置いて別れた。
翌日、無事に下山して家に戻った事がわかり、ホッと胸を撫で下ろす。

二日目、3時に起きて空をみると満天の星空。これは御来光が拝めるぞということで、寝ている友人を起こし、仙水峠を目指す。仙水峠は風が強かったが雲も無く、素晴らしい日の出を拝むことができた。
途中の駒津峰では360度見渡すことができ、そこまでの急登の疲れを一気に吹き飛ばしてくれるほどの感動があった。2年前にそこに立った時はガスっていたこともあり、感動もひとしおだった。
駒津峰から一旦下っての登り返し、八合目を過ぎると直登コースの巨岩達が行く手を阻むようにそそり立っている。身体全体を使ってよじ登るような感じで通過し、時折吹きつける突風に耐風姿勢をとりながら、痩せた急斜面を登っていく。不思議と恐怖感は無い。岩場に取り付いて登っていると一心不乱だからか…。
程なく足元がザレ場に変わってくる。巻道だと下からずっとこんな道なんだな…と思いながら歩幅を小さくしてソールのフリクションを効かせることを意識して歩く。
ようやく立った山頂は思ったよりも人が多くなく、コーヒーを飲みながらゆったりと景色に浸ることができた。

今回の反省点としては、同行者のスキルや体力に関する情報を友人から事前に得ていなかったこと。また、本人は山頂で別グループと合流し、その人たちと下山する予定だったことなども当日知り、「相互に連絡が取りづらい山中で、しかもその時間には無理じゃね?」と思いつつも「来ちゃってるから何とか連れて行かないとなぁ」と計画の変更を提案しなかったことも…。
当日の待ち合わせで初めて会ったという事情はあれど、それは言い訳にしかならず、もしこれがルート上に営業小屋が無かったら…、どこかで下山の判断を下し、暗くなる前にテン場まで3人自力で戻らなければならなかったわけだから…。
日曜日の下山後連絡が取れ安否を確認できたから良かったものの、下山時に事故でもあったら…という可能性を考えたはずなのに結局自分たちの計画を優先したと思われても仕方ない…と思う。
大げさな例えかもしれないが、冬山で遭難するケースにパーティー内のスキルの不均衡があると聞く。SNSのおかげで見知らぬ人と「はじめまして〜」と山歩きする機会も増えた。自分が連れていく場合はもちろんのこと、他者が連れてくる人の技量と行く山の難易度の妥当性判断を事前にきちんと行うべきで、決してノリで誘うべきではないと改めて反省する。
友人や同行者の批判ではない。己が取るべき行動を怠ったという自戒の意味を込めてここに記録する。

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