〜梅雨明け直後の週末!!!〜 快晴の仙丈ケ岳&甲斐駒ケ岳



- GPS
- 27:29
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,376m
- 下り
- 2,364m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 8:12
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 8:29
8:31 長衛小屋テント場 発 −9:10 二合目 −9:43 3合目 −10:39五合目(大滝ノ頭) −11:30 馬ノ背ヒュッテ −13:00 仙丈小屋 −13:40 仙丈ケ岳山頂(大休止) −14:19 山頂発 −14:54 小仙丈ケ岳 −13:32 五合目 −16:46 テント場着
2014.7.27 甲斐駒ケ岳
3:25 テント場発 −3:50 仙水小屋 −4:22 仙水峠(4:56 御来光) −5:10 仙水峠発 −6:21 駒津峰 −7:04 八合目 −7:52 甲斐駒ケ岳山頂(大休止) −8:48 山頂発 −9:56 駒津峰 −10:47 仙水峠 −11:47 テント場着
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【仙丈ケ岳】 ■ 北沢峠〜大滝ノ頭 危険箇所ありません。 ■ 大滝ノ頭〜馬ノ背ヒュッテ ヒュッテ手前の沢がまだ雪に覆われておりますが、通過に支障はありません。 馬ノ背ヒュッテ周辺のお花畑はこれから満開になるものと思われます。 馬ノ背ヒュッテのトイレは扉が施錠されています。利用する時はスタッフに声をかけ、 100円を支払って鍵を借りるシステムです。 ヒュッテの水場は水量豊富です。 ■ 馬ノ背ヒュッテ〜仙丈ケ岳山頂 登山道に危険箇所はありません。 仙水小屋下の水場は水量豊富です。真夏には枯れることもあるらしいですが…。 ■ 仙丈ケ岳山頂〜小仙丈ケ岳〜大滝ノ頭 登山道に危険箇所ありません。 【甲斐駒ケ岳】 ■ 北沢峠〜仙水峠 登山道に危険箇所はありませんが、仙水峠手前の岩場は浮石が多くありますので通過には 注意してください。 途中の仙水小屋の水はとても美味しいです。 ■ 仙水峠〜駒津峰 登山道に危険箇所ありませんが、急登です。 ■ 駒津峰〜甲斐駒ケ岳山頂 この先から大岩の出現箇所が徐々に増えてきます。ホールドはありますがバランスを崩し やすい箇所もありますので、慎重に通過しましょう。 八合目の先で直登コースと巻道コースとに分かれますが、直登コースは経験の浅い方と 子供には不向きです。ただし、巻道コースは途中から砂地をひたすら歩くコースですので 忍耐力を要します。 ここから先は水場がありませんので、十分な水分の用意をお勧めします。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
友人からの誘いで急遽行くことになった仙丈&甲斐駒。2年ぶりだが天候も良さそう♪
1日目は友人が連れてきた男性と3人で仙丈ヶ岳に登る。僕らはテン泊だが、その彼は山頂で別のグループと合流して日帰りで帰る計画らしいことがわかったので、集合時間に間に合わない公算大だったが、急いでテントを張って出発する。
経験が浅いとのことだったので、彼のペースに合わせてゆっくり休み休み歩くが暑さのせいもあるだろうがペースがなかなか上がらない。バスの時間に間に合わない事がほぼ確実になり、馬ノ背ヒュッテで友人に「テントに入れてやれ」と話していたところで山頂組と電話が繋がり、とりあえず仙丈小屋まで行くことに。
仙丈小屋は多くの人で溢れかえっていたが、宿泊できるということだったので、彼は一人小屋にとどまり、山頂組は下山、僕らは彼と別れて山頂に。
後ろ髪引かれる思いだったが、「下山は特に慎重に、無理をしないように」と言い置いて別れた。
翌日、無事に下山して家に戻った事がわかり、ホッと胸を撫で下ろす。
二日目、3時に起きて空をみると満天の星空。これは御来光が拝めるぞということで、寝ている友人を起こし、仙水峠を目指す。仙水峠は風が強かったが雲も無く、素晴らしい日の出を拝むことができた。
途中の駒津峰では360度見渡すことができ、そこまでの急登の疲れを一気に吹き飛ばしてくれるほどの感動があった。2年前にそこに立った時はガスっていたこともあり、感動もひとしおだった。
駒津峰から一旦下っての登り返し、八合目を過ぎると直登コースの巨岩達が行く手を阻むようにそそり立っている。身体全体を使ってよじ登るような感じで通過し、時折吹きつける突風に耐風姿勢をとりながら、痩せた急斜面を登っていく。不思議と恐怖感は無い。岩場に取り付いて登っていると一心不乱だからか…。
程なく足元がザレ場に変わってくる。巻道だと下からずっとこんな道なんだな…と思いながら歩幅を小さくしてソールのフリクションを効かせることを意識して歩く。
ようやく立った山頂は思ったよりも人が多くなく、コーヒーを飲みながらゆったりと景色に浸ることができた。
今回の反省点としては、同行者のスキルや体力に関する情報を友人から事前に得ていなかったこと。また、本人は山頂で別グループと合流し、その人たちと下山する予定だったことなども当日知り、「相互に連絡が取りづらい山中で、しかもその時間には無理じゃね?」と思いつつも「来ちゃってるから何とか連れて行かないとなぁ」と計画の変更を提案しなかったことも…。
当日の待ち合わせで初めて会ったという事情はあれど、それは言い訳にしかならず、もしこれがルート上に営業小屋が無かったら…、どこかで下山の判断を下し、暗くなる前にテン場まで3人自力で戻らなければならなかったわけだから…。
日曜日の下山後連絡が取れ安否を確認できたから良かったものの、下山時に事故でもあったら…という可能性を考えたはずなのに結局自分たちの計画を優先したと思われても仕方ない…と思う。
大げさな例えかもしれないが、冬山で遭難するケースにパーティー内のスキルの不均衡があると聞く。SNSのおかげで見知らぬ人と「はじめまして〜」と山歩きする機会も増えた。自分が連れていく場合はもちろんのこと、他者が連れてくる人の技量と行く山の難易度の妥当性判断を事前にきちんと行うべきで、決してノリで誘うべきではないと改めて反省する。
友人や同行者の批判ではない。己が取るべき行動を怠ったという自戒の意味を込めてここに記録する。
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