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Yamareco

記録ID: 485566
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/北横岳〜蓼科山

1996年04月28日(日) 〜 1996年04月29日(月)
 - 拍手
tadomasa その他3人
GPS
32:00
距離
12.4km
登り
962m
下り
1,474m
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ピラタスロープウェイ(北八ヶ岳ロープウェイ)を下車し、坪庭に立つ。
ピラタスロープウェイ(北八ヶ岳ロープウェイ)を下車し、坪庭に立つ。
北横岳を確認。
いざ北横岳に向かって出発。
いざ北横岳に向かって出発。
既に腹が減った。
既に腹が減った。
シラビソの実。
北横岳ヒュッテ前。
北横岳ヒュッテ前。
北横岳山頂に至る。
北横岳山頂に至る。
お昼です。Sさんのストーブの初仕事。
お昼です。Sさんのストーブの初仕事。
S井さんのアイゼンザックを垣間見る。
S井さんのアイゼンザックを垣間見る。
凍る七ッ池。
カモシカのゴアスパッツ初登場。
カモシカのゴアスパッツ初登場。
天狗の露地手前で小休止。
天狗の露地手前で小休止。
翌朝。なだらかな双子山の山頂へ。
翌朝。なだらかな双子山の山頂へ。
蓼科山を双子山から望む。
蓼科山を双子山から望む。
もう一息。
最後の一枚バーンに出る。
最後の一枚バーンに出る。
蓼科山への先陣争い?Sさんがリード。
蓼科山への先陣争い?Sさんがリード。
蓼科山山頂<2530>
蓼科山山頂で大休止。
蓼科山山頂で大休止。
日暈(光環)。
下山途中の小休止。
下山途中の小休止。
バス停で中々来ないバスを待つ。
バス停で中々来ないバスを待つ。

感想

GW始めに残雪の北八を安楽なロープウェイ経由^^;でハイクし、百名山の一峰蓼科山に登った。

4/28

早朝目黒でS井女史を拾い一路中央道を南諏訪へと向かった。ピラタスロープウェイまでは素晴らしい観光道路が敷かれている。更に、ロープウェイも素晴らしく何の労働も無しに2200m迄我々を運んでくれる。車はK谷さん号、運転手はK谷さん、であるので文字どおり何の労働も無い。^^;

ロープウェイの直下にかすかに1本のバーンが残っており、ここで余り多くないスキーヤーがシーズン最後の格好と言う雰囲気でスキーを楽しんでいる。山頂駅に着いてみても岩が黒々と露出しておりとても「残雪の北八」という風情はない。4月中旬にここにクロスカントリーに来る計画もあったが到底無理という感じである。やはり3月一杯が無難なようだ。
ともあれ、山頂駅を出るとそこは確かに「山」の世界である。が、左手間近に本日の最高点となる北横岳が見える。^^;

一部急登があるが北横岳までの道のりは歩きやすいハイキング道である。北横岳ヒュッテを横に見て勾配の緩い樹林を抜けていくとロープウェイ駅から1時間程度の歩行で北横岳の広く丸い山頂に辿り着く。
山頂は森林限界の上で北八最高峰であるため360度の最高の展望を楽しめる。北側には明日登高する予定の蓼科山が美しい鉢伏せ状の富士型を大きく見せている。
ここで、昼食を摂り長めの休憩を取った。

横岳から下り平坦な樹林の雪道を歩く。大岳を横に見て双子池へ更に下っていく。
今日は双子池で泊りである。ところが本日の一番の曲者はここから天狗の露地までの樹林帯の下りであり、ルートも見失い勝ちで、また、ところどころで罠のような自然の落とし穴にはまり、と苦労した。天狗の露地近くに出て陽光を浴びて一息入れた。

双子池ヒュッテはがらがらであった。

4/29

ヒュッテを出て一路蓼科山を目指す。
一応、蓼科山の前に双子山と前掛山という2つのピークを越えていかなければならない。双子山はたおやかな広い山頂でヒュッテから45分程度。朝一番のピッチに丁度良い運動である。標高からは想像できないほど展望が良く、雰囲気の良い山である。
家族を連れてくるには中々良い感じに思える。

大河原峠でヒュッテの脇を樹林帯を抜けて前掛山に至る。更に、余り下らずに蓼科山荘が在る鞍部に着く。蓼科山荘辺りは拭き溜まっていて結構雪深い。小屋番が小さな鯉のぼりを掲げていた。
蓼科山荘から蓼科山山頂までは一気の急登である。しばらく行くと樹林が晴れ眼前にスノーボードに格好な一枚バーンが広がる。南を見ると南八の主峰赤岳が斜面越しに大きく見える。

ここでSさんはハッスルして休みもせず、後ろを振り返りもせず、一直線に山頂を目指した。
K谷さんが追うが途中からはもう追わない。Sさんのブッチギリのゴール…であったが、実は恐かったので早々と登り終えたかったとのことである。
山頂に立つと標識は七分方雪に埋もれている。ただ、雪が豊富に在るのはこの北東斜面だけのようである。山頂域でも南側は露岩帯になっている。ここで本日の昼飯休憩となった。

天候に恵まれたが、ふと太陽を見ると日暈が掛かっている。日暈は天候が下り坂になる兆しと言う。まあ、下につくまで後2時間足らず、少なくとも今日の晴天は保証されているようなものと気楽なもの。
下りは結構な急坂である。一回小休止を取り蓼科山登山口に到着。
バス停でバスを待つも中々来ない。女神茶屋が目の前に在るがGW後半からのオープンということで我々の呪詛を浴びた。ご丁寧なことに自販機もグランドシートを被せてある。仕方ないので水場で手足顔を洗いバスを待つ。
漸くバスに乗りロープウェイ入口で降りるが問題は未だ在る。K谷さん号は丘の上ロープウェイ駅に在るのだ。素直に行けば200mの登高になるが、K谷さんがタクシーを捕まえ車を取って降りてきた。

1泊2日の山行ではあるが、なかなか長閑な時間が過ごせた好山行であった。

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