日本最高峰へ 富士山(富士宮口↑スバルライン五合目↓)


- GPS
- 10:35
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,561m
- 下り
- 1,653m
コースタイム
11:00 富士宮口五合目(2380m)
11:20 六合目(2490m)
12:05 新七合目(2790m)
12:55 元祖七合目(3030m)
13:55 八合目(3220m)
14:45 九合目(万年雪山荘)(3400m)
【7/22】
3:05 九合目(万年雪山荘)(3400m)
3:25 九合五勺(3550m)
4:05 浅間大社奥宮(3710m)
ご来光
5:30 剣ヶ峰(3775.6m)
お鉢回り等
7:15 下山道入口
7:40 八合目(3270m)
7:55 須走口方面分岐
8:40 七合目
9:10 六合目(2390m)
9:45 スバルライン五合目(2305m)
天候 | 【7/21】 曇り時々晴れ 所により一時雨 【7/22】 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:07 新富士駅 8:30 新富士駅発 富士急行バス 10:45 富士宮口五合目 【7/22】 10:30 スバルライン五合目発 富士急行バス 11:15 河口湖駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されて非常にわかりやすい登山道です。 下山道において,須走口と吉田口の分岐が分かりづらいとのことですが、案内板や音声案内(数カ国語?)がありますので、普通に注意していれば大丈夫かと思います。 |
その他周辺情報 | 五合目登山口手前で協力金1000円を支払います。 各小屋のトイレ使用料は概ね200円ですが、食事等で利用すると無料で使用できます。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
【計画】
4月に名古屋から転勤してきた上司曰く、
「関東にいる間に一度富士山に登っておきたい。」
同じ係に所属する山を走るマラソンランナーと私が計画、随行することになりました。
土日祝日は混雑が予想されるため、有休を取得し、平日を絡めた日程としました。
ルートは、一番短い富士宮口五合目から登り、スバルライン五合目に下ることとしました。
【世界遺産】
連休最終日ということもあってか、バスの乗客は日本人よりも外国人が目立つ印象でした。
新富士駅のバスチケット売り場には、外国人観光客が列を作っていました。
ご年配のチケット売り場スタッフは英語が堪能ではないらしく、対応に苦慮しており、日本語を理解できる他の外国人観光客が通訳をすることで、何とかしのげていました。
いくら世界遺産登録されても、この体たらくでは…と残念な気持ちになりました。
【雲の上と下】
バスで富士宮口五合目に到着すると、そこは雲の中でした。
登山道が整備されていることもあり、多少視界が悪くとも進むことはできます。
七合目手前で雨が降り始め、レインウェアを装着します。
それからは降ったり止んだりの繰り返しで、登るにつれて、時折晴れ間がのぞくこともありました。
宿泊場所である九合目では、完全に雲の上となり、眼下には雲海が広がり、夕方頃には雲海に富士山の影がうつるという現象を目にすることができました。
翌日の快晴を祈りながら布団に潜り込みました。
【ご来光登山】
頂上でのご来光を目指し、午前2時頃から宿舎がザワザワし始めます。
2時半頃に外に様子を見てみると、星が見え、天気は期待できそうでした。
上下の登山道を確認したところ、平日の早朝ということもあり、さほど混雑しているようには見えませんでした。
実際、登っているときも、体調悪化等でペースを落とす人の付近で人が停滞することはあたものの、それほどストレスを感じずに登ることができました。
山頂付近に到着したときはさほど寒さを感じなかったものの、日の出時刻が近付くにつれて風が出始め、体感温度はかなり下がりました。
特に、カメラ等を構えている指先はかじかんでしまうほどでした。
天気に恵まれ、ご来光を拝むことができました。
8年前に登ったときは終始天気が悪く、雲の向こうが明るくなっているのがわかる程度だったことを考えると、今回は大成功といえます。
昨年末に歩いた丹沢の山々や富士五湖周辺の山々を完全に見下ろしながら拝むご来光は、まさに絶景でした。
日が出た後は天気も良く、温かくなり、太陽のありがたみを感じました。
【観光地?】
山頂小屋は、登山客で大賑わいでした。
温かい食事を求める人、山バッジを求める人、その他のお土産を求める人、様々でした。
バッジを購入すると、日付を刻印してくれるというサービスもありました。
が、バッジ一つで800円もするあたり、山料金というよりも観光地料金という印象でした。
【下山】
おなじみのジグザグ道を延々と下り続けます。
スキーの要領で滑らせながら歩いて行くと、割とスイスイ下ることができます。
昨今、注意喚起がなされている須走・吉田の分岐ですが、ポイントとなる小屋の少し前から案内が出始め、実際の分岐点には大きい案内板と複数言語による音声案内がありました。
通常の注意力があれば、間違うことなく自分の行きたいルートで下ることができると思います。
スバルライン五合目までは、ある程度下った後の水平移動が比較的長くなります。
帰路で河口湖を経由することにこだわらなければ、須走ルートも面白いとのことなので、次の機会があればそちらも検討したいと思います。
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