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Yamareco

記録ID: 486598
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳 広河原〜白根御池小屋〜肩ノ小屋(テン泊)〜山頂〜八本歯のコル〜大樺沢二俣〜広河原

2014年07月26日(土) 〜 2014年07月27日(日)
 - 拍手
syntaxsystem その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
13:46
距離
10.6km
登り
1,591m
下り
1,444m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:57
休憩
3:23
合計
10:20
7:04
7:05
2
7:07
7:09
10
7:19
7:19
131
9:30
9:45
115
白根御池小屋
11:40
11:45
75
草すべり上部
13:00
15:45
45
肩ノ小屋
16:30
16:45
35
北岳山頂
17:20
肩ノ小屋
2日目
山行
5:52
休憩
0:42
合計
6:34
5:34
46
肩ノ小屋
6:20
7:00
30
山頂
7:30
7:30
252
八本歯コル
11:42
11:42
14
11:56
11:58
2
12:00
12:00
8
12:08
ゴール地点
登りは草すべりの疲労と軽度の高山病で後半タイムが落ちた。下りはメンバーの膝の疲労がありそれで少し時間がかかった。しかし全体的にみると予定していた時間からはさほど遅れておらずまあまあであった。
GPSは専用機ではなくタブレットのGPS機能を利用しているので捉えられない場所が時折合って飛び飛びになっています。
天候 晴れ〜曇天
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
25日 22:00 新宿駅発 山梨交通バス(0:15休憩施設着 3:30路線バス発 5:30奈良田経由)
26日 6:15 広河原着
27日 12:00 広河原着 14:00山梨交通奈良田経由甲府行きバス 17:10甲府駅着
コース状況/
危険箇所等
白根御池小屋〜草すべりのコースは危険箇所はなし。キツイだけ。
大樺沢の雪渓はまだ大きいのでアイゼンがあれば通れるがないなら避けたほうがよい。上部のザレ場はかなり崩れやすく注意。
その他周辺情報 事前に山梨交通に問い合わせ可能と言われていたので奈良田行きのバスに乗って奈良田で温泉に入ってから甲府行きのバスに乗りたかったが、山梨交通の現地職員に「無理です」「乗れませんよ」と言われ諦めた。しかし奈良田〜甲府のバスには余裕があったので可能であっただろう。とにかくバスの待ちでは職員が「座れます」「大丈夫です」と言っていて、走り始めると他の職員が「座れないかもしれませんがご了承ください」と言い始め、いくら通行止めによる代替バスとはいえ山梨交通の適当さが目立つ帰りであった。
広河原出発。トイレ行ったりしてたら7時発になってしまった。ここはいきなり山頂が見えてテンションがあがる。
2014年07月26日 07:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 7:02
広河原出発。トイレ行ったりしてたら7時発になってしまった。ここはいきなり山頂が見えてテンションがあがる。
最初はものすごく人が多いと思ったけどほとんどの人は大樺沢二俣方面に向かい、白根御池小屋側に登る人はかなり少なかった。
2014年07月26日 09:12撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 9:12
最初はものすごく人が多いと思ったけどほとんどの人は大樺沢二俣方面に向かい、白根御池小屋側に登る人はかなり少なかった。
なかなかの急登を登り疲れたところで白根御池小屋で休憩。水は小屋の前でもらえます。
2014年07月26日 09:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 9:49
なかなかの急登を登り疲れたところで白根御池小屋で休憩。水は小屋の前でもらえます。
白根御池。正直あまり綺麗ではないですね。綺麗なシーズンもあるのかな?
2014年07月26日 09:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 9:54
白根御池。正直あまり綺麗ではないですね。綺麗なシーズンもあるのかな?
ここから草すべりに突入します。地形図的には白根御池小屋までの急登と同じくらい?と思っていたけど大間違い。草すべりはほんっっとうにきつかった!かなりゆっくり、休み休み登ったけどそれでも限界近かった。
2014年07月26日 09:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 9:54
ここから草すべりに突入します。地形図的には白根御池小屋までの急登と同じくらい?と思っていたけど大間違い。草すべりはほんっっとうにきつかった!かなりゆっくり、休み休み登ったけどそれでも限界近かった。
草すべり上で放心状態。タイム的にはほぼ標準だったけど生ける屍になりました。
2014年07月26日 11:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
7/26 11:40
草すべり上で放心状態。タイム的にはほぼ標準だったけど生ける屍になりました。
草すべりから小屋までは標準で30分だけど、急登でいきなり標高があがったこともあり少し高山病になりゆっくりとしか進めない。1時間かかった。
2014年07月26日 12:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
7/26 12:24
草すべりから小屋までは標準で30分だけど、急登でいきなり標高があがったこともあり少し高山病になりゆっくりとしか進めない。1時間かかった。
13時肩ノ小屋に到着。標高3000mです。
2014年07月26日 13:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 13:07
13時肩ノ小屋に到着。標高3000mです。
テン場は稜線の両側にあるけど東側が広くて人気。実際夜移行こっちのほうは風下で風が穏やかだったけど西側はかなり強風にあおられていたので風向きに注意が必要。
2014年07月26日 13:19撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/26 13:19
テン場は稜線の両側にあるけど東側が広くて人気。実際夜移行こっちのほうは風下で風が穏やかだったけど西側はかなり強風にあおられていたので風向きに注意が必要。
新宿で買った南アルプスの天然水をここまで持ってきましたw
2014年07月26日 13:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
7/26 13:26
新宿で買った南アルプスの天然水をここまで持ってきましたw
水場は10分下ったところでかなり急なので登りに20分かかります。余力ないなら小屋で水を買ったほうがいいでしょう。ただし小屋の水は雨水を滅菌したもので、あまり美味しくないそうです。
2014年07月26日 14:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/26 14:10
水場は10分下ったところでかなり急なので登りに20分かかります。余力ないなら小屋で水を買ったほうがいいでしょう。ただし小屋の水は雨水を滅菌したもので、あまり美味しくないそうです。
テン場から富士山が見える。北岳山荘のほうが綺麗に見えるそうだけどこっちも十分素敵。
2014年07月26日 14:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/26 14:52
テン場から富士山が見える。北岳山荘のほうが綺麗に見えるそうだけどこっちも十分素敵。
今回テントを新調しオクトス・アルパインテント(2人用)にしました。モンベルに比べると背が高く強風に弱いかもしれない。でも今回は特に問題は感じなかった。
2014年07月26日 15:23撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/26 15:23
今回テントを新調しオクトス・アルパインテント(2人用)にしました。モンベルに比べると背が高く強風に弱いかもしれない。でも今回は特に問題は感じなかった。
大きな荷物はテントに置いて山頂に向かう。
2014年07月26日 15:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
7/26 15:54
大きな荷物はテントに置いて山頂に向かう。
小ピークが2つほどあったので登りつつ山頂まで。
2014年07月26日 16:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/26 16:13
小ピークが2つほどあったので登りつつ山頂まで。
山頂からは富士山がよく見える。
2014年07月26日 16:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/26 16:34
山頂からは富士山がよく見える。
北岳山荘が見える。向こうもいいロケーションだなー。
2014年07月26日 17:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/26 17:14
北岳山荘が見える。向こうもいいロケーションだなー。
テン場に戻る途中ブロッケンが現れました。北岳の稜線はブロッケンが発生しやすいそうです。
2014年07月26日 17:18撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5
7/26 17:18
テン場に戻る途中ブロッケンが現れました。北岳の稜線はブロッケンが発生しやすいそうです。
テン場に戻ると稜線でみんながブロッケンをみているので下から変わった写真が撮れましたw
2014年07月26日 17:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/26 17:29
テン場に戻ると稜線でみんながブロッケンをみているので下から変わった写真が撮れましたw
稜線からの夕焼け。これが見たくて山の上で泊まりたくなるんだよねー。
2014年07月26日 18:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6
7/26 18:45
稜線からの夕焼け。これが見たくて山の上で泊まりたくなるんだよねー。
カラフルなテン場と富士山。
2014年07月26日 18:48撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/26 18:48
カラフルなテン場と富士山。
北岳とサソリ座。三脚まで持っていったけど北岳は意外に麓の街の光を拾うので星の撮影には少し厳しい環境だった。むしろ広河原とかのほうがよく見えるかもしれない。
2014年07月26日 20:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
7/26 20:29
北岳とサソリ座。三脚まで持っていったけど北岳は意外に麓の街の光を拾うので星の撮影には少し厳しい環境だった。むしろ広河原とかのほうがよく見えるかもしれない。
朝起きるとかなりガスってたけど準備しているうちに時折日がさすようになってきた。
2014年07月27日 05:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/27 5:00
朝起きるとかなりガスってたけど準備しているうちに時折日がさすようになってきた。
登り始めるけどかなりの強風とガス。足元を確認しゆっくり登る。
2014年07月27日 06:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/27 6:04
登り始めるけどかなりの強風とガス。足元を確認しゆっくり登る。
40分も登ったところで山頂へ。山頂では雲が切れてよい景色!
2014年07月27日 06:27撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
7/27 6:27
40分も登ったところで山頂へ。山頂では雲が切れてよい景色!
山頂に登るたびに言いたくなるけど、地球丸いなー
2014年07月27日 06:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
7/27 6:37
山頂に登るたびに言いたくなるけど、地球丸いなー
八本歯のコルへ下っていきます。そんなに高度感はない。
2014年07月27日 07:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/27 7:17
八本歯のコルへ下っていきます。そんなに高度感はない。
大樺沢二俣上部は雪渓が大きく残っている。アイゼンもストックも持ってないので雪渓を避けて下っていきます。
2014年07月27日 09:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7/27 9:32
大樺沢二俣上部は雪渓が大きく残っている。アイゼンもストックも持ってないので雪渓を避けて下っていきます。
下部は登山道なのか沢なのかわからないような場所がけっこうあた。
2014年07月27日 11:05撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
7/27 11:05
下部は登山道なのか沢なのかわからないような場所がけっこうあた。
最初の分岐に戻ってまいりました。
2014年07月27日 11:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/27 11:34
最初の分岐に戻ってまいりました。
広河原到着!山頂からは5時間半、ちょっと遅目だけど途中遊んだりしてましたからね。おつかれー
2014年07月27日 12:01撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
7/27 12:01
広河原到着!山頂からは5時間半、ちょっと遅目だけど途中遊んだりしてましたからね。おつかれー

装備

備考 軽い高山病に頭痛薬、ほてった体に冷えピタがあると楽だった

感想

北岳山荘まで行くプランもあったけど、せっかくアルパインテントを購入したんだし「3000mでテン泊!」ということがしたくてあえて肩ノ小屋でテン泊(北岳山荘は2900m)。肩ノ小屋とテン場もとてもいい場所でその選択は間違いではなかった。ただ草すべりの登りはかなりきつかった。あれをテント背負ってすいすい登れる人間はいったいどんなトレーニングをしているのか…

鎖場、岩場のない一般的なルートではあったけど山を心ゆくまで楽しめた。やっぱりアルプスはいいなー。2週間後の北アルプスがますます楽しみになった。

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