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Yamareco

記録ID: 488892
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ツ登山日和(蓼科山〜双子山〜北横岳)

2014年08月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:40
距離
20.1km
登り
1,632m
下り
1,638m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
1:20
合計
9:05
6:55
7:20
85
8:45
8:45
25
9:10
9:35
65
10:40
10:45
45
11:30
11:40
40
12:20
12:35
90
14:05
ゴール地点
天候 くもり、朝は晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
諏訪南IC〜蓼科山登山口駐車場(数十台、無料)
コース状況/
危険箇所等
・全体的に岩が多く、日当たりが悪いせいか濡れている岩も多いので、
 下りは要注意です。
 特に双子池〜大岳はやや荒れている感じでした。
目が覚めるとすっかり空は明るくなってました、ヤバッ!
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目が覚めるとすっかり空は明るくなってました、ヤバッ!
岩がちな登りが続きます
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岩がちな登りが続きます
サラシナショウマでしょうか?
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サラシナショウマでしょうか?
木の花ですが何?
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木の花ですが何?
茅野の街並みの向こうに中ア、早くもどんより
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茅野の街並みの向こうに中ア、早くもどんより
南八ッと南ア
西岳〜硫黄岳まで一望
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西岳〜硫黄岳まで一望
朝日を浴びる赤岳、阿弥陀岳、権現岳(左から)
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朝日を浴びる赤岳、阿弥陀岳、権現岳(左から)
左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
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左から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳
森林限界を超え、岩の間を進みます
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森林限界を超え、岩の間を進みます
360度開ける蓼科山
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360度開ける蓼科山
八ヶ岳の北端に位置するので、全体を見渡せます
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八ヶ岳の北端に位置するので、全体を見渡せます
山頂小屋とのっぺりした次の山頂双子山(中央右)
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山頂小屋とのっぺりした次の山頂双子山(中央右)
これから向かう大岳(左)、北横岳(右)、どちらも地味な山頂です、奥は奥秩父
これから向かう大岳(左)、北横岳(右)、どちらも地味な山頂です、奥は奥秩父
右から妙高山、火打山、焼岳でしょうか
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右から妙高山、火打山、焼岳でしょうか
鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳(右)、先週は西側から眺めてました
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鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳(右)、先週は西側から眺めてました
槍、大キレット、穂高は早くも雲がかかってます
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槍、大キレット、穂高は早くも雲がかかってます
雲から顔を出した御嶽山
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雲から顔を出した御嶽山
展望方位盤まで進むと、眼下に車山と白樺湖が見えます
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展望方位盤まで進むと、眼下に車山と白樺湖が見えます
他の山では見られない独特な山頂ですね
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他の山では見られない独特な山頂ですね
シナノオトギリ
下山開始、それにしても山頂直下から見事な樹林帯
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下山開始、それにしても山頂直下から見事な樹林帯
この辺りも縞枯れ現象が見られます
この辺りも縞枯れ現象が見られます
樹林帯に突然現れる佐久市最高地点
樹林帯に突然現れる佐久市最高地点
大河原峠に着くと、早くも怪しげな雲が
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大河原峠に着くと、早くも怪しげな雲が
ハクサンフウロ
ハクサンフウロに似てますが?
ハクサンフウロに似てますが?
ガスが広がり始めた双子山山頂、ここでの昼食は諦めます
ガスが広がり始めた双子山山頂、ここでの昼食は諦めます
晴れていれば雰囲気のいい所なのですが、左にかろうじて蓼科山
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晴れていれば雰囲気のいい所なのですが、左にかろうじて蓼科山
双子池雌池
双子池雄池はすごい透明度、水場はここから汲みます
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双子池雄池はすごい透明度、水場はここから汲みます
サンショウウオでしょうか
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サンショウウオでしょうか
大岳へは岩がちな登り、濡れている時は要注意です
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大岳へは岩がちな登り、濡れている時は要注意です
このような苔むした岩も多いです
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このような苔むした岩も多いです
天狗の露地という地名が付けられてました
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天狗の露地という地名が付けられてました
大岳周辺はハクサンシャクナゲが見られました
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大岳周辺はハクサンシャクナゲが見られました
この日一番見られたのがゴゼンタチバナ
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この日一番見られたのがゴゼンタチバナ
ガスに覆われた大岳山頂
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ガスに覆われた大岳山頂
山頂から臼田の電波望遠鏡が見えます
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山頂から臼田の電波望遠鏡が見えます
ハナニガナ
大岳を振り返ります
大岳を振り返ります
正面に最後の山頂北横岳
正面に最後の山頂北横岳
眼下にはこれから行く亀甲池
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眼下にはこれから行く亀甲池
七ツ池をズームで
七ツ池をズームで
北横岳は風の通り道、涼しくて超快適
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北横岳は風の通り道、涼しくて超快適
オサバグザ
樹林が切れた所が双子山
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樹林が切れた所が双子山
亀甲池でコーヒーブレイク
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亀甲池でコーヒーブレイク
天祥寺原には苺がいっぱい
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天祥寺原には苺がいっぱい
天祥寺原付近から北横岳を見上げます
天祥寺原付近から北横岳を見上げます
苔が美しかったので
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苔が美しかったので
イチヤクソウ?
カラマツソウ
蓼科山は二度と姿を現しませんでした
蓼科山は二度と姿を現しませんでした
ウツボグサ?

感想

当初、日曜は寒気も去って安定した晴天になるとの予報でしたが、
土曜になると日曜も台風の遠い影響で、不安定な天気に修正されました。
アルプスは断念せざるを得ず、ピーカンだと選択しづらい北八ッをチョイスします。
早朝のうちに展望の良い蓼科山に登り、その後は天気を見ながら臨機応変に対応する計画です。

駐車場に着いた時、あまりの眠さに目を閉じるといつの間にか寝てました。
目が覚めると辺りはすっかり明るくなり、慌てて出発準備。
眠気のせいで足取りが重かったですが、蓼科山の眺望に目覚めます。
ここは手軽に360度の完璧な眺望が見られる貴重な存在です。
北から妙高、白馬〜穂高の北ア、乗鞍、御嶽、中ア、南ア、南八ッ、奥秩父、浅間と日本の主だった山が一望。
この時間帯、妙高や後立山連峰は晴れてましたが、その他の高山は高曇りでした。

眺望に気を良くして縦走開始しますが、次の山頂双子山に着いた時には早くもガスが。
双子山での昼食はあきらめ、双子池で昼食。
何とか天気は持ちそうなので大岳に向けて出発。
この登りは岩がちなうえ、ルートが不明瞭な所もあって気を使います。
やっとのことで登頂した大岩はすっかりガスの中。
その後の北横岳は観光地に来たような人の多さでしたが、眺望は得られず。
東京の猛暑から逃れるために来たような山行になってしまいました。

久々の北八ッでしたが、何となく北八ッは初心者向き、
南八ッは少し経験を積んでからというイメージがありましたが、
全体的に岩が多く、しかも樹林帯で湿りがちなので、下りは注意が必要です。
個人的には南八ッの方が、歩きやすいと感じました。

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コメント

早朝狙い!ですね。
hirokさん、こんばんは。
山行記録をポチっとしたら、私の2つ上にhirokさんのレコを発見!

日曜の微妙な天気のなか、晴れている早朝を狙って蓼科山とはさすがです。
6番目、7番目の写真、雲海の雰囲気とても良いです。
蓼科山って、ほんと、岩ごろごろなんですね。
歩きにくそう。
北ヤツの、苔むした岩の下りは、怖かったことを思いました。確かに、初心者向きと決めるのは危険かもしれませんね。

今週末も、天気はやばそうなので、困ったものです。
台風通過のシナリオの日程のばらつきが大きいですが。
2014/8/4 22:20
難しい予報でした
sat4さん、こんばんは

日曜はどのエリアも湿った空気の影響で予報が良くなかったので、
こういう時でないと行かない北八ッを久々に選択しました。
蓼科山時点では眺望見れて良かったです。
早朝狙いなのに、車の中で寝過ごすとは、参りました。
sat4さんは冬しか蓼科山行ったことがないですか?
私は無雪期しか行ってませんが、冬の方が歩きやすいと聞いたこともあります。

蓼科山の岩は乾いているので、そう問題ないのですが、
大岳の登り、北横岳からの下りのルートは、樹林帯で湿っているので、
集中力が必要だと感じました。
そういえば、三ツ岳や黒百合ヒュッテから渋の湯への下りも岩が多く、
初心者を連れて行くときは注意が必要ですね。

台風の予報のばらつき、すごいですね。
アメリカの予報は9日頃に抜けるのですが、日本の予報は週明けまで影響ありそう。
一刻も早く抜けてほしい所ですが。
2014/8/4 22:36
北八ッとは
hirokさん、こんばんは!

北アを断念でここでしたか
日曜までにアップされなかったので、お休みかと思っていました
相変わらず遊ぶのに熱心ですね

天候に翻弄される最近の天気ですが、朝方の好天を
上手に生かしておられますね
日頃鍛えた健脚でなければ、もっと早い段階で
ガスに飲み込まれていたでしょう
流石と言うほか無いですね

最近、北八ッには積雪期にしか訪れていないので
新鮮な光景に見えます
仰るように岩が邪魔なので、残雪期の方が歩きやすかったりしますね

このルート、一度歩きたかった所です
ヤマレコ以前は、八ッと言えば赤岳でしたので
亀甲池 も行ったことが無いんですよ
遠隔地の人に、先を越されてしまいましたね
暫く訪れていないので、息抜きに行こうかな〜
2014/8/4 23:00
久しぶりでした
tailwindさん、こんばんは

南ア→北アと来たので、今回は中アの予定で車中泊の準備までしましたが、
天気には逆らえません
蓼科山で眺望が望めて、雨が降らなかっただけでも良しとしなければ

日曜の帰りは中央道が激混みで、この日は恒例の小仏トンネルだけでなく、
笹子トンネルも詰まっていたので、一宮御坂から一般道で帰りました。
運転疲れと寝不足のため日曜のレコupは断念でした。
空いている下りの高速で帰れるtailwindさんが羨ましい

私も八ヶ岳といえば赤岳をはじめとする南八ッですね。
申し訳ないですが、山の格好よさがずいぶんと違います。
北八ッは以前はクロスカントリーをしに何度か行きましたが。
自宅から中央道はすぐに乗れるので、
南八ッは2時間、北八ッは2時間半と意外に近いんですよ
2014/8/5 21:22
海のような風景
hirokさん こんばんは

臨機応変な山行は、引き出しを沢山お持ちのhirokさんならではで、さすがです。

岩がゴロゴロとした蓼科山はとても不思議な感じですね
パッと見は海のように見えました
#12の写真は雲海がまさに打ち寄せる波のように見えます

北横岳は写真には写っていませんが、人が多かったようで。
ロープウェイ利用のお手軽ハイカーが多いのですね
山頂の樹は強風に吹かれて育った様子がありありですね。
写真だけ見ると涼しさを通り越して寒そうです

sat4さんへのレスに反応して恐縮ですが、
台風の進路はアメリカの予報もチェックされているのですか
スゴイ情報網です!
2014/8/5 0:56
不思議な光景です
doppo634さん、こんばんは

確かにこのような山頂の山はなかなかないですね。
山頂の広大さも飛び抜けてます。
そのせいで、眺望は超がつく一級品です。
海に見立てるとはさすが感性豊かなdoppo634さん

北横岳は登山道にまで人がはみ出して休んでいるぐらい混み合ってました。
ロープウェイから1時間圏内なので、ここまでは来る方が多いようです。
一方で、そこから先は歩いている人が稀なほど空いており、対照的です。
北横岳は風が吹き抜けていて、多くの方はアウターを着込んでいるようでしたが、
私は涼しさを満喫していました

台風の予報は気象庁だけでなく、アメリカ、EUの予報が見れます。
今回のように進路のスピード予報に差が出ているのは、夏台風ならではですね。
高山はガスってしまうとただの修行になるので、
色々な情報を見てしまいます。
以前はテレビとラジオだけが頼りだったので、便利になりましたね
2014/8/5 21:30
北八ツでしたか
hirokさん、こんにちは。

冬、トレースがある状態であれば歩きやすいと思います。
1月に双子池でテント泊したことがあるのですが、大河原峠から
双子山までノートレースのラッセルで2時間半かかりました。。。
きつかった、でも、冬はとってもきれいです

双子池雄池の水はそのまま飲めるのですよね。ビックリです。
八ヶ岳は全一般登山道を歩きたいと思っているのですが、今回
hirokさんが歩かれた、横岳→亀甲池の部分を歩いたことが
ありません。
一番最後に北八ヶ岳へ行ったのは2年前、レコを拝見して
そろそろ出かけて見ようかなあと思いました
2014/8/5 12:31
日曜日は帰りが大変です
youtaroさん、こんばんは

土曜と日曜が同じ天気予報なら、絶対に土曜に出撃するのですが、
ちょっと判断誤ったようです
中央道の渋滞のお蔭で、高速代は安くなりましたが

確かに八ヶ岳は手頃な規模ですが、全一般登山道とは先が長そうです。
どうも茅野側からアプローチすることが多く、
野辺山・小海側からの登山道はほとんど歩けていません。
八ヶ岳の一つの峰である峰の松目も、以前から心に引っかかっているのですが。

大河原峠は標高が高くて夏は人気の登山口ですが、
冬はそうでもないんのですね。
youtaroさんが双子山まで2.5時間とは、どんな積雪だったのでしょう

それにしても北八ッのこの辺りは花の種類も数も少ないですね。
原生林主体で、ゴゼンタチバナがこれでもかというぐらい咲き誇っていました。
2014/8/5 21:39
プロフィール画像
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体力レベル
2/5

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