記録ID: 4892558
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
荒川前岳、赤石岳 小渋川から周遊
2022年11月05日(土) 〜
2022年11月06日(日)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 33:30
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 3,242m
- 下り
- 3,232m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:29
5:43
48分
車デポ地
7:01
7:15
30分
七釜橋
7:45
7:45
21分
榛沢出合
8:14
8:14
26分
キタ山沢出合
10:36
10:46
38分
2003mP
11:36
11:43
64分
2200m付近
13:50
13:55
11分
一般道合流
14:06
14:06
36分
小広場
14:42
14:47
38分
2750m付近
15:25
15:38
31分
2960m付近
16:20
16:25
13分
中岳分岐
17:12
2日目
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:02
10:16
10:25
65分
2011mP
12:42
12:42
6分
キタ山沢
13:15
13:15
25分
榛沢
13:40
13:47
35分
七釜橋
15:10
車デポ地
天候 | 11/5晴れ後ガス、11/6快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・釜沢〜七釜橋: 湯折ゲートまでに大きな崩落地が2つとその他も小さい崩落がいくつもある。いづれも巻道が設定されており困難はない。 ・七釜橋〜広河原小屋: 渇水期かつ直近でのため渡渉は膝丈ほど。キタ山沢より少し上が一番深いがそれでも膝上程度。(場所を選べば) ・キタ沢向かいの尾根〜井戸沢ノ頭: 取り付きから高さ100mと2003mP手前、2553mP手前が急登で露岩があるがルーファンと鹿道を利用すれば回避可能。通行困難は少ないが急登かつ倒木を交わすので予想以上に体力を消耗した。2553mP〜2588mP(井戸沢ノ頭)までも通行に意外に時間がかかってしまう。 ・井戸沢ノ頭〜荒川前岳: 2558mP過ぎのコルから続く沢を無理やり降りれば一般道に合流できる。あとは一般道。体力の消耗が激しければ高山裏避難小屋に下りるのも一考の価値あり。 一般道は前岳西の道が崩落が進んで落ちかけていたので若干注意。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。 ・荒川前岳〜大聖寺平: 一般道なので大きな問題なし。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。 ・大聖寺平〜赤石岳 一般道なので大きな問題なし。11/5時点では東面で雪も少なくノーアイゼンでOK。 ・大聖寺平〜広河原小屋: 船窪まではハイマツが迫り出してきて道が消えかかっている部分あり。それ以降は2000m付近までは非常にルート明瞭。2000m以下は倒木により道がわからなくなっている部分が多数あった。小屋まで降りる部分は下りは良いが登りでは取り付き点が非常にわかりにくくなっている(ピンクテープはあるが)。 |
その他周辺情報 | 赤石荘の温泉が良いが、休業中の場合があるので事前に確認が必要。 その他、大鹿村周辺の日帰り温泉はコロナでやっていないところが多い。また食事処も少ないかつ昼のみが多いので注意。 ※結局天龍村まで温泉と飯を求めて移動しました。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
コンパス
ロールペーパー
ファーストエイドキット
筆記具
保険証
携帯電話
計画書
ザック
ザックカバー
タオル
防寒着
雨具
スパッツ
帽子
登山靴
水筒
時計
非常食
カメラ
日焼け止め
サングラス
ストック
軽アイゼン
目出し帽
手袋(+替え)
シュラフ
シュラフカバー
エアマット
ホッカイロ
ケータイ用バッテリー
歯ブラシ
沢シューズ
ネオプレン脛当て
温泉道具 下山後使用
着替え 下山後使用
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト
7mmx10mロープ
ガスヘッド
ガス
コッヘル
|
感想
ずっと気になっていた小渋川からの赤石に行ってきました。以前塩見に行った帰りに寄った赤石荘で外国人の方から教えてもらったルートです。
時期的に渇水期かつ上もそこまで積雪はないし、しばらく雨が降っていないという好条件。もうここで行くしかないというタイミングでした。
ルートは広河原小屋ベースにピストンも良いが、できれば荒川岳も含めて周遊したい。ただ、手前で尾根に上がると沢道具も持っていかなければならないかつ小渋川の渡渉状況もわからない、、、とあれこれ考えながら地図を見ていると、キタ沢向かいの尾根から上がれば色々と都合が良さそういうことでここに決めました。
案の定、ルート的には難しい場所はなく、斜度がきつい部分もありましたが大正解でした。誤算としてはバリエーションで標高1300m程稼ぐために体力を予想以上に消耗したこと。一般道に出てから前岳までの標高550mの登りでたまらなくきつい思いをしました。筋肉というより内臓にかなりのダメージを負い、荒川小屋についてもすぐには夕飯にありつけませんでした。
翌日は消耗した体力も回復し、快晴の中ルンルンで赤石をピストン。富士山や駿河湾、南北の南アルプスのスターたち中央アルプス、北アルプス全部独り占めでした。帰りは小渋川への下降中サングラスを落としてしまったのは痛手でしたが、紅葉真っ盛りの中、流れの穏やかな小渋川を一人堪能しながら下山できたのは良い思い出になりました。
またタイミングが合えば行ってみたいルートです。
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コメント
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楽しそうなルート参考になります。
いつか真似してみようかなと思います。
下山中どこかで出会えるかなと思いましたが、追いつきませんでした 笑
おつかれさまでした
またどこかで
先日はお疲れ様でした。あの時間で上でお会いしたので、何時にでたの?と思っておりましたが、やはり2時台発でしたか。帰りはぎりぎり入れ違いだったようですね。
井戸沢ノ頭までの尾根は藪漕ぎもほとんどなく良い尾根だと思います。是非お試しください。
ではまた!
来年にでも井戸沢ノ頭までの尾根を歩こうと思っていました。
この尾根は以前からヤマレコで赤線はあるものの、記録を地図検索をかけてもヒットしない(ヤマレコに問い合わせたところ、ある条件を満たしてない、、、システム的な、、、という回答でした)ので資料無しの尾根ハントになると思っていました。
ところが!新たに1本赤線が増えていたので大変有り難く拝見させていただきました!
この記録を参考にさせていただき歩いてみようと思います。
コメントありがとうございます。今回のルートはヤマレコで記録があったのですね。
ルートはバリエーションではあるもののそれほどの困難はなく(昔林業でも使っていたみたいですし)、広河原を起点とした周遊にちょうど良い尾根でした。沢道具を下にデポできるのでお勧めです。
丁度、紅葉が素晴らしく、水量、気候も安定しているので11月頃良いですよ。
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