学びの山でした。西穂山荘＋丸山手前まで【子連れ4歳&13歳】
長野県
岐阜県
子連れ登山
conroy
kichimura
体力度について
- GPS
- 01:45
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 228m
- 下り
- 30m
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| 天候 | ガス→雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
駐車場にて隣に停めていたお母さんに往復のロープウェイチケットをいたきました。ありがとうございました！ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
なだらかなアップダウンの後、しばらくイワイワが続きます。急登が始まれば小屋は近いです。 【子連れ目線で】 小屋まで:距離は短いです。歩き慣れている子供なら、アスレチック感覚で岩も歩けそう。 丸山まで:背の低い子供だと自分で歩くのは厳しいです。チビ（身長110cmくらい）くらいなら、よく足場を探せば歩けます。子供連れが沢山いました。小学生がほとんど。 |
写真
チビのザックカバーはイオンのレジ袋（数秒後に飛ばされ回収）
イヌセンボンタケ
山男がスリングでチビをおんぶ、
長男も二人分の荷物を背負います。
おんぶにはスリング2本とロープ1本、カラビナ3つ使用しました。
私も以前スリングで背負って歩きましたが、
お互い体の大きさが違うので、
もう1本長さの違うスリングがあると良かったです。
12
カラビナ3つ使用しました。
私も以前スリングで背負って歩きましたが、
お互い体の大きさが違うので、
もう1本長さの違うスリングがあると良かったです。
遊園地のアトラクションのように
「おおおおお！！」と声が上がります。
装備
| 共同装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|---|
| 備考 | 【装備で役立ったもの】ホッカイロ、冷えピタ、スリング、カラビナ、ロープ 【装備で次に用意するもの】子供用の薬、水筒、お茶パック |
感想
チビの北アデビューで西穂をチョイス。今回は学びの旅でした。
最近どうもトラブルレコになってしまっているような・・・(;O;)
もし皆様のトラブル回避のお役立ちになるのなら、と願いつつ、悩みましたがアップします。長いです。
まずは概要。
1日目 子供たちは元気いっぱいの状態であっさり山荘着。ガスっていて展望は望めず、丸山も途中雨のため撤退。その後小屋でのんびり。夕食時に寝入ってしまったチビ。のちに身体を触るとものすごい熱さ。小屋の方に相談すると、診療所に連絡を取ってくださり、すぐに診察を受けることができました。原因は不明。のど、鼻、咳、耳、胸等問題なし。もしかするとおなかかな？ということでしたが、下痢等もなし。現段階ではこれだ、という理由が見当たらず、坐薬で解熱を試みながら、夜を過ごす。
2日目 チビの熱は下がらず39度前後。再度坐薬をいただきました。下山直前、チビが大泣きして周囲の皆様に大変ご迷惑をおかけしました。その後、栃尾の診療所にて受診。やはり原因は全くわからず、もう少し強めの坐薬をいただく。地元まで帰るのは厳しいため、予定通り近場で宿泊。
1泊後チビの熱も下がり、元気に帰路につきました。
【学び・感じたこと】
◆西穂山荘支配人による雷講座◆
西穂独標の雷事故から何十年と経過していますが、山荘として雷の怖さについての啓蒙活動を実施しているそうです。気象予報である支配人が、山での雷についてメカニズム、対処方法等を大変わかりやすく説明して下さいました。日頃気になっていた疑問もスッキリ。素晴らしい講座でした。
◆元気なお父さんとの出会い◆
お話をしたお父さんがとてもお若く見えるのに、お話がどうも年齢以上の体験談。おいくつか伺ってみると、70歳とのこと。娘さんも私以上の年齢だそうでびっくり。いまだに穂高を縦走されていると聞いてさらにびっくり。海に山にと過ごされているそうで、本当に素敵でした。お父さんは海で育ったそうで、アワビがお弁当のおかずだったとか・・・お父さん、元気を分けていただいてありがとうございました(*^^*)
◆小屋と診療所のスタッフの方々の気配り、対応の素晴らしさ◆
今回、チビが夜に高熱を出しました。山を歩き始めてから病気ひとつしない元気者だったので、本人も心身ともにダメージを受けていました。小屋の方に相談すると、すぐに診療所に連絡をしてくださいました。
診療所は小屋のすぐ上。1、2分で着く場所なのですが、診療所の方が雨降る中、懐中電灯で足元を照らして出迎えてくださいました。診察も下界と何も変わらずとても丁寧。解熱用に坐薬を処方してもらいました。
その後、小屋に戻ってからも、小屋の方がお湯を分けてくださったり、廊下でチビを抱えていたら「寝られないですか？」声をかけてくださったりと、不安な私たちをサポートしてくださいました。本当にありがたく、また必ずお礼に来ようと思いました。
さらに下山途中、上がってくる診療所のスタッフの方が「上から連絡を受けました。具合はいかがですか？」と声をかけてくれました。しっかりした体制に感激。お世話になった皆様には心からお礼を申し上げます。
◆持ち物について◆
今回失敗したのが「チビ用の薬」がすっかり抜けていた点です。大人の頭痛や風邪、チビの怪我の想定はしていましたが、熱に対応できたものは冷えピタくらいでした。次回は子供用の解熱剤と風邪薬、整腸剤を持ち物に加えます。小学校高学年くらいなら大人用が使えるはずですが、4歳だと漢方薬くらいしか共通で使えないかも・・・
もう1点、いざというときのスリングとカラビナ。持って行って正解でしたが、いざ山男がチビを背負うとなるとスリングの長さが微妙に合わず、手惑いました。もう1本、違う長さのスリングを用意しようと思います。ザックを利用した背負い方も試みましたが、大きな山男だとザックのベルトの長さが足りませんでした。
◆飲み物について◆
前回の山行で熱中症になったため、水やスポーツドリンクを背負っていきました。大人と長男には休憩用にコーヒーも持参。ところが熱を出したチビが欲したのは「おうちのお水（プラティパス入りは嫌だったよう）」と「温かいお茶」でした。ペットボトルのお茶の残りがあったので、小屋でお湯をいただき、そこにお茶を足して暖かくして飲んでもらいました。
【まとめ】
山のリスクについて身をもって体感するとともに、雷の話を聞けたことは大きな収穫でした。仲間にも今回の山行で起こったこと、感じたことを伝えていきたいと思います。
診療所にお世話になるような山歩きをするまいと長年思ってきましたが、いざお世話になると本当に心強い存在でした。
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shigetoshi さん
西穂の小屋は私もお気に入り。ここ近年、夏、冬３回も利用しました。
いずれも天候に恵まれましたが・・・
チビちゃん大変でしたね。
無事、帰れて良かったです。
youjiさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
西穂山荘は快適で驚きました(^^♪
3回もお天気が良かったなんて羨ましい限りです。
またチビと、今度はお礼に行かなきゃと考えております。
無事下界へ戻れて、小屋と診療所の皆様、
背負って歩いた山男に感謝しきりです。
良かったですね (^^*)
また元気いっぱいの姿を見せて下さい
tokumuraさん
こんにちは。
コメントありがとうございます
西穂山荘→ロープウェイまでの距離が短かったのと
雨が降らなかったため、順調に下山できました。
山好きチビにとっては、この熱はあまりにも辛く、ショックだったようです。
また大きいお山に行ってくれるかな？？
次は甘い美味しいお山を考えます（苦笑）
子どもは、ちょっとした環境の違いで熱がでるのですね。
無事に下山良かったです。
hamburg
渋描き隊長
まさかまさかのチビ発熱でした。
しかも40度近くから全く下がらず・・・
元々の予定通り、山男＆チビ、私と長男の2グループで
別山の行動をしていたら、もっと大変なことになっていたことでしょう。
本当に無事帰ってこられて良かったです
大変な山行となりましたね。
わたしも最近になって、子ども用の薬を持参しなければと
思っていたところです。
また、スリングを使って背負子にする方法なども
参考にさせて頂きます。
ともかく無事に下山されて良かったです。
yokoyanさん
コメントありがとうございます。
自分の読みの甘さを痛烈に感じました。
薬もしかり、体温計も重くないので持っていれば良かったです。
装備もしっかり見直し＋買い足しが必要かもしれません。
スリングの背負子は何かで見たのを覚えていて、
実際自分でも去年背負って降りたことがります。
ずるずる落ちるチビを固定するためにうまい方法があると
いいなあーと思いました。ネット状のおんぶ紐とかあると良いかも？
今回はハーネスを持っていっていたので、
そこについていたロープでどうにかなりました。
我が家の失敗がお役に立つと嬉しいです
おチビちゃん、大事にならず本当に良かったです。
今回のレコを見させて頂き、私もドキリとさせられました。
まだ泊まりでのお山は経験していませんでしたので
子供用の熱・病気対策の薬や準備について失念しておりました。
有り難く勉強させて頂きました。
John-hideさん
コメントありがとうございます。
診療所がなく、薬もなく、ロープウェイもなく、
コースタイムが半日、の山だったらチビも私たちも
途方に暮れていたことと思います。
西穂山荘で良かった、と心から思いました。
今後も失敗談をちゃんと残していきます。
皆さんに無事の山行をしていただければ幸いです。
一家四人、全員ご無事で何より
そう言えば、拙者も幼少期に、旅先の鳥取・三朝温泉にて発熱、病院に行って熱射病と診断され、連泊せざるを得なかったことを思い出しました。
半袖隊長
お蔭さまで無事下山、すっかりチビも元気いっぱいです
一体なんだったのか本当に謎です。
半袖隊長のご両親も旅先で心配されたことでしょう。
そうそう、今回は宿泊代、病院代の「予備のお金」も大切だとわかりました。
こんばんは
conroyさん kichimuraさん
チビくんは、楽しすぎての突発熱かな？
無事に下山出来てなによりです。
トラブル続きを克服して 目指すお山へ行きましょう
タマゴダケのリゾットは 来年に持ち越しです
ずっきーさん
こんにちは(^O^)
あれれ、リゾットの前に季節終了ですか。残念・・・
秋に是非リベンジをお願いします★
チビはずっとこの山行を楽しみにしていました。
出た熱があまりにも高かったので、正直怖くなりました
長男も山男もほんとに頼りになりました。ありがたや。
自分が背負っていたら間違いなくコケて、腰痛再発だったことでしょう(;^ω^)
訪問拍手ありがとうございますm(__)m
息子さん無事に回復されてヨカッタですね
他人事とは思えなく今一度、クスリの類いを見直そうと思います。
自分達はいつも二人なのでこんなときはどうするんだろうと、考えてしまいました(^^;
貴重な体験の報告ありがとうございました。
meniaobaさん
こんばんは(^O^)
もうすっかりいつもの暴走チビ怪獣になりました。
ありがとうございます。
山男もチビと二人きりだったらザックを放棄するしか
なかったかもなあ、と言っていました。
今回はチビの健康状態を過信していましたし、
薬は持っていても大人と同じ薬はまだ早い歳だと
なぜ気が付かなかったのだろう？と心底思いました。
早速明日にでもお薬を揃えに買い物に行ってきます(^_^)/
発熱？
アイコン変化？と思って開けてみると・・・
大変でしたね。
男手が二人分あったのも勝因でしょう。
さて、私自身これくらいのころ原因不明の熱を出していました。
ブルーシート的なプラッスチッキーな青を見るとそれだけで熱を出していた記憶があります。
青い何かが原因なのか、熱を出した時、青を見たのか、さっぱりわかりません。
つまり、今後しばらくは警戒してあげてください。
2608150822訂正
fuararunpuさん
こんばんは！
fuararunpuさんもそうでしたか��(ﾟДﾟ)
妹は赤ちゃんの時、トンネル内のオレンジ色の照明で熱が出たそうです。
しばらくお泊りや高山は悩みそうですし、気をつけますね^ ^
もっと怖かったのが、
長男が山に行くとなんだか見えるんだよねえ、
と呟いてたことでした(°_°)
確かに過去不思議現象に遭遇していたので
そういう勘はありそうな。
怖過ぎたのでスルーしておきました(；´Д`A
なかなか大変な山行でしたね(>_<)
とりあえずは、ちびさん無事で何よりですね！
原因不明だなんて・・・。
てんぱっちゃいますね(>_<)
telexさん
ありがとうございます。
二日間で沢山座薬のお世話になりました(/ _ ; )
次の山には子供の薬を万全にと心しております。
小屋と診療所の方々には心から感謝です。
来年は燕岳行きたいので、じっくり、じっくりトレーニングします。
大変な山行となりましたね。
子供特有のリスクを考えさせられました。
二人で行った時、最悪、背負って下山しなければならないと
想定してて覚悟はしているのですが
いざそうなった時に対処出来るのかとやはり不安ですね〜。
子供用の薬は私も最近、持っていくようにしてますが
スリングは、シミュレーションした方が良いかなぁと思ってしまいました。
スリングの長さも大事なんですね。家で練習してみたいと思います。
何よりチビちゃん、大事に至らず良かったです。
hoshinoさん
こんにちは。
2人だったら、たとえ山男とチビの組み合わせだったとしても
厳しかっただろうと思います。
ぐずるときはお母さんの出番ですしね・・・
もしかするとhoshinoさんならザックと背中の間に
子供を入れて運ぶ、という方法もとれるかもしれませんよ(^_-)
スリングだと子供がぐらぐらするので、それを支えるのに一番苦労をしました。
次回は布の抱っこひも（すごーくシンプルな、一枚布のやつです）
を子供の背中を支え用に持参もありだろうなと考えています。
シミュレーションは是非！です(*^_^*)
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