男体山
- GPS
- 10:04
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 2,051m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
その他周辺情報 | 【登山後の温泉】 お風呂|日光ぐり〜んホテル 懐かし家風和里 http://www.nikko-fuwari.com/jp/bath.shtml |
写真
感想
日光男体山です。
この夏の本格山行に備えてあえてロングコースをということで、山頂ピストンではなく日光駅方面まで徒歩で下山するルートを選びました。
中禅寺温泉に前泊し朝5時に出発です。
麓の神社で入山料を奉納させていただき、出発です。折しも登拝祭期間中ということでいつもの倍の入山料でしたが、きっと倍のご利益があると信じて登り始めます。
一本調子の登り道となり、早朝で体のエンジンがかからなかったせいか、登り始めは正直きつく感じました。3合目で車の通れる緩い林道歩きになったおかげで後は大分楽になりましたが。
高度を上げるにつれて岩場、そして頂上付近は火山の赤土になっていきます。登る人だけでなく、ご来光を拝んできたのか、下山してくる人もたくさんいらして登山道も賑わっています。
ほどなく山頂に到着。奥宮で健康と山行の安全を祈願し、登拝祭期間限定レアもののお守りなども入手しました。
山頂から北側に少し行ったところには何やら建物の跡らしきものが。その場にいらした男性の方に、測候所の跡であること、ご親戚の方がその測候所で働いていらして水を汲みに志津まで往復していたこと、そこから宇都宮の空襲が見えたことなどを教えていただきました。
志津までは主に樹林帯の下りです。志津側の方が標高差は少ないのですが、あまり変化もないのでこちら側ピストンだったらあまり面白くないかもしれません。
志津乗越から馬立までは林道歩きになります。大真名子山中腹の1700m位のところをダラダラ登る感じで、ときどきバイクや自転車が通ります。
分岐から荒沢出合までは急な坂を下りますが、道がわかりにくく、渡渉ポイントを発見するのにちょっと手間取りました。
その後はひたすらの笹道となります。事前にヤマレコで笹だらけの道という情報は得ていましたがこれほど延々と笹が続くとは思いませんでした。ただそこそこ踏み跡があるのと、木にも目印がつけてあるため、迷う心配はありません。緩い坂道ですので転がり走るように下っていきました。
やがて水音が聞こえてくるとそこは寂光滝。ロングウォークもほぼ終了です。バス通りまでは30分ほどかかりますが、途中で日帰り入浴ができる宿泊施設がありましたのでそこで汗を流して帰りました。その宿泊施設の従業員の方には「中禅寺湖から男体山経由でここまで降りてきました」と説明しましたが、あんまりよくわかってもらえなかったようです。そんな人はあんまりいないんでしょうね。
よいトレーニングになっただけではなく、男体山という霊山を感じ取ることができた山行でした。山行回数を重ねるにつれて山の神様に自然に手を合わせ感謝するという気持ちになるのは不思議なものですね。
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