記録ID: 489908
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無雪期ピークハント／縦走
大山・蒜山
【伯耆大山】キリン峠〜剣ヶ峰〜烏谷
2014年08月04日(月) [日帰り]
鳥取県
さっぱん
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,480m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:10
6:02
38分
文殊谷入口
6:40
0:00
26分
文殊越え
7:06
7:16
70分
鳥越峠
8:26
0:00
37分
槍尾根の白鉄柱
9:03
0:00
9分
天狗ヶ峰
9:12
0:00
34分
剣ヶ峰
9:46
9:57
75分
ユートピア避難小屋
11:12
0:00
20分
地獄谷出合い
11:32
12:07
13分
夫婦滝
12:20
0:00
53分
烏滝
13:13
0:00
25分
奥の二俣
13:38
0:00
40分
烏ヶ山新小屋峠ルート合流
14:18
14:28
46分
烏ヶ山山頂
15:14
0:00
32分
鳥越峠
15:46
15:53
19分
健康の森登山口
16:12
駐車地
所要時間10時間10分
| 天候 | 曇り、稜線上は霧、強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○文殊谷 ルート取りは分かりやすいが、笹やぶこぎをする場面あり。谷の石は雨のあとは滑りやすく注意が必要。 ○鳥越峠〜キリン峠〜槍尾根の白鉄柱（第2の鉄柱） 鳥越峠からは小さなアップダウンを繰り返しながら高度をあげていく。途中に白い鉄柱があるが何も書かれていない。どこをキリン峠というか分からないが、草付きの末端を越えるとガレ場の別世界になる。ここから槍尾根の白鉄柱までは登山道ですらなく、大いに滑落の恐れがあるのでおすすめしない（落ちたら死ぬ可能性すらあるといっておきます）。 ○烏滝〜烏谷〜烏ヶ山新小屋峠ルート出合い 烏谷はいわゆるバリエーションルートだと思われる。沢登りの領域なので相応の装備があった方が無難。前半は滝が連続し、直登か巻くかの選択を迫られる。しばらく歩くと水がなくなり二俣になるが、赤テープに従い左に進む。少し進んだら赤テープは左斜面を登るように誘導しているので急斜面だが登る。方角でいえば南東へ進む。残置ロープもある。 |
写真
下半身が濡れ濡れ。スパッツをもってくるべきだったかもしれない。でも速乾薄手のパンツなので30分もすれば乾く。でもちくちく草に弱い。
8/4 6:37
下半身が濡れ濡れ。スパッツをもってくるべきだったかもしれない。でも速乾薄手のパンツなので30分もすれば乾く。でもちくちく草に弱い。
次は鳥越峠を目指す。ここでも濡れる。こんなに茂ってた？ 夏はあなどれないね。
鳥越峠。案内標識にはない方向（キリン峠）へはじめて足を踏み入れてみる。
天気予報では朝まで小雨が降って昼にもしかしたら晴れ間がさすかもしれないと思っていたが、霧が濃くて心配になる。
はじめの白鉄柱。もしかしてここが1405ピークか？ ここをキリン峠っていうのかなあ。
高度があがるとキリン峠のお花畑地帯に突入。シモツケやクガイソウにこんにちは。
本来ならキリン峠の草付きの末端や東大山が遠望できる場所だろうけど、次回におあずけだなあ。それにしても強風だ。
三脚を置いても風で倒れてしまうので、石を置いて固定しセルフ撮影。このあとザックカバーはがれ、ポケットに無理やりしまい込む。
ユートピア小屋がぼやけている。花を撮影しているうちに気がついたら速乾タオルがなくなっているのに気づく。突風にさらわれたらしい。
1
8/4 9:46
ユートピア小屋がぼやけている。花を撮影しているうちに気がついたら速乾タオルがなくなっているのに気づく。突風にさらわれたらしい。
振子沢に降り立つ。こんなにも茂っていたかな？ といぶかしく思う。夏はやっぱりすごいね。生命力が。
この辺の斜面はギボウシの群生が見られるのだけど、まだちょっと早かったみたいだ。
右斜面はこんな感じ。ロープが垂れている。ここのためだけにもってきたピッケルは無用の長物になった。
この滝は左の筋が登れるかもしれなかったが、中ほどでホールド不十分（力量不足？）にしてどぼん。右から巻く。
友人が以前取り付けていたテープ。きゅうきょ電話をして確認。「回収しておこうか？ 回収するで」。よし、回収だ。でも基本的に電波が繋がらないと思う。
3
8/4 12:46
友人が以前取り付けていたテープ。きゅうきょ電話をして確認。「回収しておこうか？ 回収するで」。よし、回収だ。でも基本的に電波が繋がらないと思う。
二度目のセルフ撮影。以前きたときもこの岩に登って撮影したと思いきや違う場所だったらしい。どこだったか。
烏ヶ山山頂を目指す。相変わずやぶこぎ。夏の大山系は基本やぶこぎと思った方がいいね。
何度も立ち止まりながら烏ヶ山山頂に到着。ここまで8時間16分。暑いのは苦手だが、涼しいのは得意なのでまだ体力は残っているようだ。
8/4 14:18
何度も立ち止まりながら烏ヶ山山頂に到着。ここまで8時間16分。暑いのは苦手だが、涼しいのは得意なのでまだ体力は残っているようだ。
烏ヶ山でおそらく一番気をつけなければいけない箇所。踏み抜いたら落下する。
乙女岩はわりと近くにあるのにぼやけてる。「おつかれさん」といっているように見えるが、まだちょっと先がある。
うーん、ずっと霧の中を歩いている気がする。ミスト（ミスティ？）ハイクといったらいいのか。
ようやく健康の森登山口にでた。長袖シャツ一枚になったり、サンダルに変えたりする。
撮影機器：
感想
数日前は曇りのち晴れ、降水確率30パーセントだったので特段目立った心構えもしていませんでした。それが前日になって曇り、もしかしたら雨が降るかもしれないとのこと。よくて昼間に少しだけ晴れ間が差すよう。でも実際は稜線上はずっと霧の中。雨らしい雨は降りませんでしたが、雨のあとだったこともあって濡れた草のやぶこぎをするだけでびしょびしょ。烏谷では登山靴で沢登りを楽しんだので、はじめから最後までずっと濡れてる感じでした。
おまけに風が強かった。身動きができないほどの突風が吹いたこともありました。谷から湧き上がった風に身をはがされる思いでしたが、中腰で、特に細尾根は膝をついたりして通過することになりました。
モチベーションとしては�，劼気靴屬蠅吠玄戝�を歩く��鳥越峠〜キリン峠の未踏ルートを歩く�１�谷を絡めた大周回をする。がありましたが、強風の中でしたが季節の花も楽しめて大変充実した山だったと思います。
濡れたり汚れたりしたので、後片付けに1時間以上費やしました。
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