記録ID: 490260
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
奈良田から笹山、広河内岳 【標高差2,000m、不明瞭なルートだが・・・】
2014年08月03日(日) 〜
2014年08月04日(月)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:57
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,593m
- 下り
- 2,574m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:09
距離 15.8km
登り 468m
下り 2,402m
7:01
237分
宿泊地
15:10
2日目
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:33
距離 11.0km
登り 2,129m
下り 194m
天候 | 1日目 曇り 2日目 霧、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹山登山口からははっきりした急傾斜の登山道が続き、稜線までは道に迷うことはない。笹山山頂から白河内岳は明確な印があまりないため、シャクナゲのヤブ漕ぎと岩場ではケルンを目印に進む。基本的には稜線に近いところをトレースする。大籠岳周辺は道が2コースあるが再度合流する。広河内岳へののぼりが間違いやすいがピークは左のほうにあるため、左方向にトラバース気味に登るとよい。広河内岳から先はペンキではっきりしているので問題なし。 |
写真
撮影機器:
感想
南アルプスは光岳から甲斐駒・鋸までほぼ登っているが、転付峠から広河内岳の山域はまだ登っていなかった。奈良田から笹山までの登山道が登られるようになったのを知って今回、笹山から広河内岳を縦走し大門沢へ下る計画をした。ヤマレコでは日帰りをする人もいたが、水場がないコースを重い荷物で縦走するのは困難と判断し、途中稜線でビバークしての縦走とした。標高差2,000mの急傾斜の登りはかなりバテたが、稜線に出ると景色も開けるため気分的に楽になった。しかし、コースを示す印がほとんどないためGPSと山の地形を見ながら進む。今日は2人のパーテー2組とソロの計5人しか会わなかったが、しみじみ人が入らない山域だなと思った。大籠岳付近でビバークを決定、風をよけてテントを張る。富士山が真正面に見え、夕刻のつかの間の晴れ間を楽しんだ。翌日はガスで視界がないが昨日と同じ方法で前進、広河内岳山頂はガスと強風で長くはいられない。大門沢分岐に来て農鳥岳を縦走してきたパーテーに会うとホッとしたが、同時に、静かな山登りができなくなると思うと少し残念だった。大門沢小屋までは一気に駆下りたが、そこから車道までの長い登山道はかなり体に来て辛い下山となった。今回、約20キロの荷物を背負って縦走したが、はじめから「2,000mの標高差」を覚悟していたので、あまり苦にならなかった。また、3Lの水を持参したが、少しビールを持ってくれば良かったとか、雪の時期にアイゼンピッケル持参で来れるな、とも思った。とにかく、眺望はすばらしく、静かな山歩きを楽しむ絶好のコースであることが確認できたことは最大の収穫になった。
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