鎌倉山〜八丁平〜峰床山〜チセロ山〜三本杉
- GPS
- 08:44
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 10系統 - 出町柳駅前〜坊村 1100円 京都バス - 32系統 - 花背農協前〜烏丸北大路 800円 京都市営地下鉄 - 北大路〜四条 260円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■坊村バス停〜鎌倉山 坊村バス停近くの橋を渡り、少し北にある登山口から入山。 やや急な斜面を少しだけ登り、尾根に乗ります。 この先、地形図では急傾斜ですが、適度なジグザグ道となっています。 林道を越える辺りから傾斜は緩み、ぶな平を経て、植林帯では踏み跡を追うのが難しく感じるけど、特に問題はなし。 その後、基本的に道ははっきりしており、道なりに進むと、鎌倉山山頂です。 ■鎌倉山〜八丁平〜峰床山 支尾根に注意しつつ進む事になり、倒木で微妙に進行方向への注意を逸らされる箇所があるように感じます。 現在位置と進行方向の把握をきっちりとできるようにしておく必要があるでしょう。 今回は途中で一般ルートから逸れ、P835に寄り道しています。 オグロ坂峠から六尺道を下り、八丁平へ。 八丁平は周回路を歩く形になっており、湿原内への進入は禁止されています。 周回を終えて、オグロ坂峠に戻り、尾根を辿って行くと、峰床山山頂へ至ります。 ■峰床山〜俵坂峠〜チセロ山 右側に谷を見つつ進んで行くと分岐があり、俵坂峠方面へ。 下って行くと林道が交差しており、すぐ近くの『俵坂歩道』と記された標識の地点から山道へ進みます。 P864を経て、俵坂峠に至ります。 部分的に一般のルートから逸れ、ショートカット用の尾根を進み、林道に出合う。 林道を進んだ後、『こもれびの森歩道』の標識があり、ここから尾根道へ。 アップダウンのある道で、迷い込みそうな支尾根はあまりなさそうだけど、進行方向に注意しつつ進んで行くと、チセロ山山頂に到着です。 ■チセロ山〜三本杉〜大悲山口バス停 チセロ山山頂からは林道のような幅広の道で、東屋を経て、その先で林道に出合い、右折。 すぐ先に標識があり、折り返すように左折。 道なりに進んで行くと、『三本杉歩道』との標識があり、そこで左折して下りにかかります。 急斜面をジグザグに進むようなルートが設けられており、道幅が狭めのトラバース道を主に進むようなイメージなので、足元に注意して下ります。 階段として整備された際に使用された木杭が浮いた状態で残っていて、やや視認しにくく感じられ、つまずいたりしないようにしたい。 傾斜が緩んだ辺りには杉の大木があります。 その後も注意が必要な辺りなどを経て下り終えると、沢に出合います。 程なくして、三本杉が目の前に現れます。 その先は主に未舗装の林道歩きとなり、峰定寺の参道入口に至ります。 舗装路をしばらく歩いて行くと、大悲山口バス停に到着です。 今回はバスの到着まで時間があり、その先の花背農協前バス停まで歩いています。 |
写真
感想
紅葉を楽しむべく、今回は京都府第2位の高峰の峰床山へ。
昨年はこの時期に訪れられず、2年ぶりになります。
その2年前の山行では、八丁平の紅葉が美しかったのが印象に残っているのだけど、今年はどうなりますか。
京都バスの朽木方面への便は臨時便も出る盛況で、通常より遅れて坊村バス停に到着。
当然ながら、トイレも渋滞となり、少し遅いスタートとなってしまう。
いつものように水神社で手を合わせ、ふと道路の向かい側を見ると、きれいな紅葉があるので、見に行ってみる。
茅葺きの家を見られるようにした施設らしく、今までに何度も横を通っているのに気付いておらず、いかに余裕のない行動パターンとなっていたかという感じかな。
遅れてのスタートとなっており、そそくさと立ち去り、近くの登山口から入山です。
少しだけ急な斜面を登って尾根に乗ると、早くも様々な色合いに染まった木々が出迎えてくれるのだけど、針葉樹や常緑広葉樹が多く、ちょっと撮影しにくい。
天候に恵まれ、日光を浴びた紅葉や黄葉は何とも美しく、気分が良い。
その後も概ね同様の光景が続き、ぶな平に到着。
パンを食べつつの休憩とし、この後に備えます。
植林帯を抜け、その後のシャクナゲの群生地では花芽が多めのように思われ、来年は当たり年となりそうと予測。
さらに標高が上り、イワウチワやイワカガミの群生地の辺りまで来ると、ほぼ落葉済みの木が大半となり、冬の訪れを待つばかりという佇まい。
もう冬枯れに近い様相の中を進み、鎌倉山山頂に到着です。
オグロ坂峠方面へ向けての尾根歩きへ。
こちらも落葉している木が多いけど、まだきれいな葉を残している木もそれなりにあり、目を楽しませてくれます。
もう何度も通っている道なので、進行方向もほぼ把握しており、特に不安もなく、樹林帯の魅力を感じつつの尾根歩きを楽しみます。
時間の余裕があるので、今回はP835へ探索に行ってみます。
途中までは過去に通っている尾根で、今回は尾根分岐で右へ。
期待しつつ進んでみたのだけど、こちらは植林となっている所が多めで、あまり見所はなく、イワウチワやイワカガミが所々で見られる程度。
江賀谷から登って来る際に利用可能かなという程度でしょうか。
失意のまま引き返し、一般のルートに再合流。
特に記すべき事もなく、オグロ坂峠に到着。
八丁平を周回すべく、六尺道を南下して行きます。
紅葉や黄葉が見られ、良い感じです。
中村乗越方面との分岐のベンチがタイミング良く空き、ここで昼食にします。
そろそろ温かい食べ物が欲しい季節だけど、この日は直射日光を浴びると暑いぐらいで、次回以降からの登場となりそう。
その後は2年前よりも紅葉は残っておらず、ちょっと期待外れだったかな。
期待し過ぎないでおこうと思っていたので、想定範囲内ではあります。
オグロ坂峠に戻り、再び尾根歩きとなる。
少し展望が開ける所があり、少し標高の低い辺りが見頃となっているよう。
5人組ぐらいの団体さんとすれ違い、程なくして峰床山山頂に到着です。
遠くは少し霞んでいて、愛宕三山が何とか判別できるかなという感じ。
時間に余裕があるので、何をするでもなく、山頂の雰囲気に浸って、少し長めの滞在。
次はチセロ山へ向かうべく、下山の途に就きます。
俵坂峠の辺りでは黄葉が美しく、長らく通っていないナメラ谷はどんな風になっているのだろうかと思ってみたり。
その後も所々に鮮やかな色合いの木々が見られ、目を楽しませてくれます。
もう誰も見かけないかなと思っていたら、チセロ山の山頂の手前で3人組のトレイルランの方々とすれ違い。
山頂は特に変化はないようで、次に訪れるのは積雪期か、花の季節か?
東屋で少し休憩し、P826に寄り道。
後は下山するのみとなり、微妙に障害物のある道を注意しながら下って行きます。
無事に下り終えると小さな沢に出合い、すぐに花脊の三本杉とご対面です。
もう何度も見ており、見慣れてはいるのだけど、それでも雄大だといつも感じるし、すらりと伸びる姿が本当に美しいのです。
無事に歩き終えた安堵感を抱きつつ、その姿に見入ります。
また来ようの思いと共にその場を辞し、その後は林道歩き。
3人組のトレイルランの方々とすれ違うのだけど、さっきのグループではないはず?
秋の佇まいの峰定寺の山門を見て、その参道入口に到着。
美山荘もすぐそこで、興味はあるものの、近くて遠いという感じ。
ここからは舗装路歩きとなり、30分足らずで大悲山口バス停に到着。
普通なら、ここでゴールなのだけど、バスの到着まで50分ぐらいあり、2年前と同様に先のバス停まで歩く事にします。
結局、今回も花背農協前バス停まで歩き、ここでゴールとしました。
紅葉を楽しむべく、2年ぶりに秋の峰床山に行って来ました。
その時ほどではなかったものの、各所できれいに色付いた木々が見られ、楽しませてもらいました。
何度も歩いているルートなので時間管理をしやすく、普段よりもゆったりと進む事ができ、精神的にも落ち着いて歩く事ができたように思います。
好天にも恵まれたし、良い山行になりました。
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