蝶ヶ岳〜常念岳 三股から


- GPS
- 30:10
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,592m
- 下り
- 2,577m
コースタイム
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:50
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:43
天候 | 晴れ 一時曇/小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ICから登山口まではほぼ一本道でわかりやすい ・危険個所はなし(岩場少々高度感あり) |
その他周辺情報 | ホリデー湯に立ち寄り |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
テント内は寒く防寒具が必須<br />・ユニのダウンベスト
モンベルのメリルウールシャツが重宝する<br />・モンベルのストームジャケットは雨にも風にも防寒にも良し<br />・カメラはキヤノンM バンガードのケースが役立つ<br />(反省)ストックを忘れ下山時に足腰負担増
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感想
前々から山友からのお薦め「蝶ヶ岳〜常念岳」を縦走してきました。
8/1(金)21時 マイカーで自宅出発。SAはトイレ寄りだけでほとんどノーストップで安曇野インター(自車ナビでは豊科IC)まで、三股まで向かう(道はわかりやすい)。
三股駐車場までの林道は真っ暗でスピードを抑えながら慎重に運転。
8/2(土)25時頃 三股駐車場到着。すでに8〜9割程度駐車しているが、続々と入車してくる。人気の山だと痛感する。早々にウイスキーをゴクン。車中で仮眠をとる。
8/2(土)3:00頃、辺りの騒めきで目が覚める。様子をみると多く人たちがヘッデン付け登山準備している。さて自分も準備するか。買ってきたおにぎり弁当を食べて靴紐を縛って・・・。東の空が赤く染まってきた。今日の天気は予報通り良さそう。
5:00頃 登山開始 林道ゲートを抜けほどなく行くと登山口に着く。ここで登山計画書を提出。蝶ヶ岳と常念岳との分岐を通過、まずは蝶ヶ岳まで目指す。登りはじめは沢のせせらぎを左に聞きながら一歩一歩、きれいな草花を観賞しつつゆっくり進む。やや長い樹林帯を過ぎると右手に光り輝く「常念岳」が見えてきた。さあもう少しだ。自分がんばれ!!
さて森林限界〜岩場。もうひと踏ん張り・・・。
10:30頃 ここが山頂かなと感じた矢先、一際きれいな山々が飛び込んできた。穂高連峰と槍ヶ岳だ。鮮やかな色、きれいなコントラスト、力強い輪郭・・・。まるで油絵のようで一瞬息を飲む。しばらく腰を下ろし景色に見惚れる。持ってきた双眼鏡で稜線をなぞって覗く。太陽の日差し、雲がかかったり澄んだりと変化する景色を見れただけで「今回の登山は良かった」と感じる。
ここで昼食(おにぎり)をとり、さて常念岳まで稜線歩き。
蝶槍までは快適な稜線歩きだが、その先は下って登って下って登って・・・。
だいぶ疲労が溜まってきた。常念岳頂上までの最後の岩登りがきつい。適度に水分補給と息を整えながらゆっくりゆっくり詰めていく。
15:30 頃 常念岳頂上着 写真撮って一通り景色を、さて今日の宿へ急ぐとする。
常念小屋までは下りが続く。足元の踏ん張りが効かなくなってきた。常念小屋が眼下に見えてきた。既にテントが一杯でカラフルに咲いている。ガリバーにでもなって一跨ぎに降りたいな・・・なんてバカなことを思いながら慎重に下る。
16:50頃 常念小屋到着(やあ長かった)
早々に幕営手続き(トイレ込700円)とビールを購入し、エリア内の隙間で場所をとってまずはビールを一気に飲む。「やあ生き返った」
山小屋もテントも老若男女で大混雑。案内板には「本日1畳で2名」。テントは荷が嵩むが宿泊は快適だ。おでんとビールで空腹を満たす。
空を見上げると夕焼けは臨めそうに無いので早目に就寝(夜半は雨音が)。
8/3(日)3:00目覚める。天気は上々か。
東から徐々に明るくなってきた。雲が赤く染まり綺麗だ。ご来光!!
逆向きは槍ヶ岳のモルゲンロート。昨日の疲れが癒された。
5:20 下山スタート(最初は上りだが)
もう一度常念岳まで上る。全アルプスが拝めた。遠くには富士山、立山も剱岳・・・。シャッターの数だけ増える。
6:40 さて大満足な景色を見納め三股へ帰る。
水墨画のような山々、眼下に安曇野の街・・・。こちらもいい景色です。
最初は岩場下りが続く。昨日からの足腰の疲労から慎重に進む。樹林帯に入るとほとんどが下りのみで足への負担がきついが適度な休憩と水の補給でゆっくりクリアしていく。
11:00頃 三股駐車場到着
駐車場は満杯、林道にまで車が溢れていた。
帰りにはホリデー湯に立ち寄り、渋滞回避のためなるべく早い時間帯で帰る(それでも大月あたりで15キロ渋滞あり)。
18:00頃 無事帰宅
久々の登山で結構疲れたが、山頂へのアプローチ適度な高度感、稜線歩き、山頂からの景色などとても充実度満点の山行となりました。
景色度 ★★★★★(穂高連峰、槍ヶ岳をみながら稜線歩きは最高)
疲労度 ★★★★(前日の休息不足のためか結構疲れた)
危険度 ★★(危険な個所は特に無いです。岩場は少々高度感あり)
また行きたい度 ★★★(天気に恵まれれば最高です)
(反省)
・水2リットル(往復で4リットル)を飲み切るほどだった。
・ストックを持参しなかったため下山時負担が増してしまった。
・翌日(仕事)、翌々日は久々に筋肉痛で、お疲れ休み日を設ける。
高速代 往復約8,500円
ガソリン代 約8,000円
行動食 約1,500円
テント 700円
日帰り温泉 500円 計約20,000円
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