天城山の主峰・万二郎岳、万三郎岳を天城高原ゴルフコースから周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 627m
- 下り
- 634m
コースタイム
天候 | ☀晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●天城高原駐車場(ハイカー専用) 伊豆スカイラインの天城高原ICからは、県道111号線で天城高原ゴルフコースへ向かいます。県道の突き当たり・終点にあるのがゴルフ場ですが、手前の左手にあるのがこの駐車場。無料で使用できます。駐車スペースは2区画に別れていますが、いずれも舗装されており、綺麗なトイレ棟を併設しています。 周辺にコンビニや商店は無く、山中に小屋もありませんので、事前の準備はお早めに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天城高原の天城縦走路入口から、万二郎岳(ばんじろうだけ)と万三郎岳(ばんざぶろうだけ)を経由して、時計回りに周回しました。 ●縦走路入口→四辻→万二郎岳→万三郎岳 登山口からは、ゴルフコースを巻くように分岐点の四辻まで歩きます。ゴルフコースは台地状で日当たりが良いのですが、ハイカーはジメジメとした低い場所を歩くことになります。 四辻からは、涸れ沢沿いに歩きながら尾根へと向かっていきます。尾根の取り付きからは、勾配が増します。右手には万二郎岳が見えており、石混じりの道を登っていくと直に山頂に到着します。山頂部は樹木に囲まれているものの南側に眺望があり、これから登る万三郎岳も間近に見えます。 一旦、露岩の多い道を降下するとその先は痩せ尾根(馬の背)になり、その後は登り基調に登降していきます。アセビのトンネルを過ぎると、岩場の急な下りになりますが、ここが一番の注意箇所でしょうか。石楠立を過ぎると、眼前の万三郎岳に向けて登り返していきます。 万三郎岳山頂は広場になっており、ベンチも設けられていますが、眺望はありません。 ●万三郎岳→涸沢分岐点→四辻→縦走路入口 山頂からは勾配がなだらかな稜線を歩きます。僅かに5分程で分岐(標識あり)が現れますので、周回コースは右折して斜面を下って行きます。9年前は階段が綺麗に整備されて歩きやすかったのですが、現在は土が流失してしまい歩きにくくなっています。脇を歩くなど、慎重に下りたいです。 斜面を下りきると、道はトラバースを始めます。涸沢分岐点から先は、下り基調に斜面に付けられた狭い道を四辻目指して進みますが、山の北西にあたりますので日当たりが悪く、湿気が多い場所です。スリップには注意しましょう。 正面に見えていた尾根を越えると、なだらかな丘陵地帯を抜けていきます。四辻まで戻れば縦走路入口までは700m程です。 ●全体的に 標高がそれほど高くありませんので、終始、樹林帯の中を歩きますが、稜線では所々に眺望があります。反時計回りでは、本格的な登りに至るまでのトラバースが長いですし、万三郎岳までの登りに眺望がある時計回りの方が楽しいと感じます。 鹿の食害が深刻なのか、山中では至る所に馬酔木を見かけます。山肌には針葉樹も多く、植生はやや単調に感じてしまいます。 道は洗掘が進んでおり、土は湿っていて滑りやすい感覚がありました。歩きにくいからか脇に新しい踏み跡が付けられている箇所が多いです。標識には「植生保護のため、コースを外れないで」との注意書きがありますが、安全に歩行できなければ道の意味がありません。なるべく踏み跡のある、より安全な箇所を歩きたいです。 登山道を示すプレート、指導標識は豊富です。山中に天然の水場、トイレ、小屋はありません。私のau携帯はトラバース道を除き概ね良好でした。 |
その他周辺情報 | ●東海館(伊東市) 伊東駅から徒歩10分ほどの場所にある観光施設。以前は旅館業が営まれていましたが、今は廃業して伊東市が管理しています。喫茶が営業しており、日帰り入浴も可能。入浴料は大人500円で、営業時間は11時〜10時。大小2つの浴場を時間により男女で入替ています。平日は定休です。 https://itospa.com/spot/detail_52002.html ●うなぎ纏(まとい) 東海館の真ん前にある鰻の人気店です。入浴後の日曜13時に訪れましたが、残念、ちょうど品切れになり、食べ損ねました。営業時間は、11時30分〜14時30分と17時〜20時。月曜定休です。 https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22003157/ ●ぐり茶の杉山 茶の生葉を「不発酵」にすると緑茶、「半発酵」だとウーロン茶、「発酵」すると紅茶になるそうですが、ぐり茶は不発酵茶のうち、蒸し製のお茶のことでこの地方独特の呼称だとか。我が家では伊東に寄る時にいつも買い求めております。 https://www.guricha.co.jp/contents/mainshop.html |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
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感想
個人的には、天城山は9年前の5月に登って以来で久し振りでした。前回はシャクナゲがとても綺麗に咲いていたものの、天気は曇りで眺望は今ひとつだったと記憶しています。
冬を迎える時季はどんなものだろうかと思いを馳せながら、明け方前に伊豆スカイラインを走行すると、右手には沼津方面の町灯りと船灯りが見えて、星空がまた美しく、その景色を見るだけでも十分に満足感があります。
ようやく到着した天城山には雲がかかっておらず、空気もヒンヤリして、山歩きには丁度良い季候で、眺望も楽しめて何よりでした。
伊豆半島の最高峰である万三郎山とそれに連なる万二郎山は、天城連山の主峰といったところですが、西伊豆の達磨山が長男(万太郎)ということはよく言われているようです。これに天城峠の南にある長九郎山を末弟として四兄弟という説もあるようですが、こちらの山は未踏ですので、いつか歩いてみたいものだと思っています。
下山後、伊東市内で入浴と食事をしました。数年前に訪れた頃と比べて、町中にシャッターが下がったままの店舗が目立ちました。新型コロナの影響なのでしょうか。観光地はさぞや大変だったことと思います。
いやしかし、帰路の真鶴道路の渋滞は相変わらずですね。エスケープができないので、高速に乗るまでに時間がかかりました。その後の小田原厚木道路でも、厚木の手前が渋滞していて…。
19時からサッカーW杯カタール大会の予選で日本がコスタリカと試合をするのに、伊東から5時間もかかってようやく19時前に自宅に帰ることが出来ました。間に合ったのは良いのですが、負けちゃいましたね。ドイツ戦での歴史的勝利は良かったのですが、予選通過は混沌としてきました。スペイン戦もテレビに釘付けになりそうです。
ではまた。(⌒∇⌒)ノ””
天気も良く気分がいい〜🎵今日はなんだかたのしい。わりと大きめの石がゴロゴロ、どろどろ道、段差は不規則な高さで歩きにくい。階段は壊れかかってる!!でも、へーき!
眺望も随所で楽しめました。
軽快に歩いてきましたが、万三郎岳から下りが様子が変わり、所々道が細〜く、踏み外したら危な〜い(T0T)こわごわ及び腰に。ここから思いの外時間がかかりました。
変化に富んだアスレチックのような行程がたのしく、尾根歩きは爽快で時間が早く過ぎた気がしたんだけど、全体では、フツーより遅かったらしい。あれ?
泥道にスリップ、木の根に膝を打ち、せりだした木の枝に頭を強打したけど、楽しかった〜
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