丹沢 大倉から蛭ヶ岳経由 青根まで往復 日帰り
narisan25
- GPS
- --:--
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,353m
- 下り
- 3,353m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 13:20
片道は25Kmの累積標高+2000mだと思います。
| 天候 | 午前 曇り 夕方から雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰りは大倉からタクシーで渋沢21：18終電 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
丹沢山と蛭ヶ岳の間の鬼が岩くらい。（雨夜だったので。昼間なら問題ない） |
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感想
丹沢を大倉から青根まで南北に往復するルート。
他の方のヤマレコを見たところ片道25km累積2000弱なので、片道6時間程度を見込みます。
往復すると、計50kmの累積登り4000mなので、結構強度の高いコースです。
UTMB前に最後の練習。帰省ラッシュを避けて電車でアクセスできて、長距離夜間を練習できる場所として、丹沢にまた来てしまいました。
当初は大倉から焼山経由で西野に抜けようかと思いましたが、蛭が岳山小屋情報で焼山付近はヒルがやばいとの情報で、結局青根にしました。
蛭が岳からは檜洞方面しかいった事なく、姫次方面は初めてなので前日からかなり楽しみに。
大倉入り口を9：30に出発。
暑さに結構やられてしまい、塔の岳90分切りは戸沢分岐に70分もかかった時点で断念。花立山荘のカキ氷ののれんに誘われて、そこで20分以上休憩。結局2時間かかって塔の岳に登頂。主人に挨拶をしてサイダーを買って出発。
丹沢山はそのまま抜けて蛭が岳へ。ここから雨が降り始める。
蛭が岳に13：00頃着。
ジンジャエールを飲み干し、ポカリをハイドレーションに補充。
ヒルの状況を聞いたところ、青根方面は良いが、焼山方面は黍殻山付近からヒルがやばいので、立ち止まらない、ベンチなどに座らない方が良いとの事。
その話を聞いて青根に方向転換。
タイツにしとけばよかったなと思いながらも、短パンなので、ヒル対策に靴に塩を塗りこんでから出発。
姫次までは整備された木の階段が繋がっています。ときどきヒルがひょっこり歩いています。姫次を2Km程度はなれたところに青根に向かう道が左手に見えます。
ここから運搬用のモノレールに沿って尾根を下ります。結構急なので、あまりスピードを出して突っ込むのは難しいです。
八丁坂の頭まで下ると、舗装された林道に当たります。
青根休暇村まで3Km程度なので、そこまで行って、いやしの湯で一風呂浴びようかとも思いましたが、雨足が強まっているのと、予定より遅れ気味なのことを勘案して10分ほど休んでから再出発。たぶんいやしの湯に行ったら、やる気が無くなってそのままバスで帰ったでしょう。
八丁坂の頭から引き返す際に、蛭が岳の主人に、のぼりは北側の沢沿い林道の方がいいよ、といわれていたので、来た道ではなく、舗装道路を1Km以上登ってその林道へ向かう。
しかし、舗装道路が終わったところの林道の入り口になんと「通行止め」の文字が。
丁度消防団員がいたので確認すると沢沿いで荒れているので、来た道を引き返したほうがよいとのことで、泣く泣く下って八丁坂の頭まで戻りました。ここの40分位のロスが結構後半響きました。
ちなみに、これから蛭が岳を登って大倉まで帰るといったら、消防団員に心配されました。すでに大倉から来たことと、ランプ等の装備は万端ですと言って納得してもらいましたが、15時過ぎに山に入るというのは、原則なしだよなぁとも。山登りでの自己責任の範疇って難しいですね。
青根の尾根を登って姫次へ向かうとこガス欠気味に。雨も厳しくなってきたので、非常食のグミとチョコバーを食べながら一度ペースを落とす。10分程度すると糖分が体に回ってきて活力が出ます。補給は重要ですね。
姫次に来た頃にはほぼ日没で樹林帯は真っ暗。ライトをつけて行動。
蛭が岳では風雨が一番激しいタイミング。道はほぼずっと水溜りなのでビシャビシャと早歩き。鬼が岳の岩が滑るけど、慎重に登ればそんなに怖いことはありません。
丹沢のみやま山荘に20時着。服がびしょびしょで気持ち悪かったので着替えて、暖かいお茶をもらってリフレッシュ。20分程度女主人と懇談。
やはり再出発の際に心配されましたが、モンブランに出ると話したら、じゃぁ夜でも大丈夫だねっと安心してもらえました。
最近ナイトハイクの事故が多いのかな、とも思ってしまいます。
ここからは慣れた道ですが、やはり水溜りが多く走れる感じではなく終始早歩き。
塔の岳では尊仏山荘のノートに無事往復した旨を記帳。
この時点で21時を過ぎ。いつもなら1時間以内で下れるバカ尾根も、雨夜なので1時間半はかかりそう。今日中に帰れるか不安に。まぁ最悪バス停で寝るか、秦野のビジネスホテルかなとも考えながら下山。
21：30頃に花立で電波が入って、時刻表を見たところ、渋沢駅の23：18の終電がぎりぎり。ただ、大倉から走っても間に合わなそうだったので、贅沢ですがタクシーを大倉バス停まで呼びました。
結局22：30過ぎに下山。10分後にはタクシーが来て無事に終電で帰りました。
ちなみに、渋沢駅で足を洗っていたら足首に少し血が。靴下を脱ぐとヒルが一匹出てきました。塩に当たったのか弱っていたのか、指でピッとはじいたら簡単に飛んで排水溝に落ちました。たぶん水溜りをバシャバシャ歩いている内についたのかな。
計50Kmで、登り下りがはっきりしている結構きつめのコースでしたが、走れる部分もあるので意外と楽しかったです。山小屋が多いのも、山中湖方面と比べて安心。
蛭が岳より以北はやはりヒルが多そう。丹沢の北側斜面は要注意です。
ヒルがいない時期に高尾までの縦走を今度やりたいです。
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