ポカポカ陽気の人形山 三百名山 85/101座目

2022年11月28日(月) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,164m
• 下り: 1,149m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:36

6:38 人形山登山口
6:42 6:43 中根平
7:25 7:25 人形山登山道第一休憩所
7:49 7:49 人形山登山道第二休憩所
8:11 8:11 宮屋敷跡
8:46 8:47 梯子坂乗越
9:04 9:20 人形山
9:35 9:36 梯子坂乗越
10:02 10:11 三ヶ辻山
10:36 10:36 梯子坂乗越
11:08 11:08 宮屋敷跡
11:27 11:27 人形山登山道第二休憩所
11:46 11:46 人形山登山道第一休憩所
12:11 12:11 中根平
12:14 ゴール地点

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

人形山登山口 について
登山口駐車場15台程度駐車可（停め方による）
トイレ無し
靴の洗い場あり

コース状況／危険箇所等

人形山登山口〜宮屋敷跡
祠の横の登山口から登山開始
歩き出しは直線状に杉林の中の緩斜面を登る
樹林の中に広場が開けたら山頂まで3.9キロの標柱のある人形山登山道第一休憩所
人形山登山道第一休憩所には四等三角点「奥山上」が設置されている
人形山登山道第一休憩所を越えるとブナ林となり勾配が少しキツクなる（急登ではない）
泥濘がところどころあり、イノシシの足跡が続く
ところどころにある大きな泥濘はイノシシのヌタ場になっている
標高を上げるに従い徐々に樹林が薄くなり右手に人形山がはっきりと姿を現し始め勾配が一息つく程よい場所に人形山登山道第二休憩所
人形山登山道第二休憩所標柱には山頂まで3.0キロの記載がある
人形山登山道第二休憩所を過ぎると更に樹林は薄くなり宮屋敷跡手前からは根曲がり竹の笹藪地帯になる
笹藪は幅広く刈り取られており見通しは良い
坂の上に鳥居が見えてきたら宮屋敷跡にもぅすぐ到着

宮屋敷跡〜梯子坂乗越
宮屋敷跡からは尾根幅の広い、吊り尾根歩き
三ヶ辻山から人形山へ続く富山県と岐阜県の県境尾根を真正面にみながら進む
人形山よりも三ヶ辻山の方が標高も高く、山容も端正な姿をしておりとても美しい
宮屋敷跡からはすこぶる見晴らしはよく、左手には白銀の北アルプスが全貌を現す
梯子坂乗越へ近づく最後はあれれ？という感じで標高を下げたあと急登で一気に梯子坂乗越に踊り出る

梯子坂乗越〜人形山
梯子坂乗越に躍り出ると目の前にぱぁ〜と南側の視界が広がり真正面に白山が姿を現す。この季節、その名の通り「白山」である
梯子坂乗越を右へ折れ、人形山を目指して県境尾根沿いに進み一旦高度をぐっと下げる
右手には富山湾そして能登半島のパノラマが展開する
小ピークをもある尾根を歩き一段登ると人形山山頂に到着達する
山頂標識は二つあり、手前は「富山の百山」の標識、奥には「新百名山」の標識が立つ
「新日本百名山」の標識がたつピークの方が白山の展望が秀逸

梯子坂乗越〜三ヶ辻山
上記までの区間と違い、公的な登山道整備が入っていないのだろう。
登山道の整備の状態が低い
しかし全く手入れが行き届いていない訳ではなく必要以上に不安視するコトはない。
梯子坂乗越から峠を少し下り倒木地帯を通過する
倒木地帯の通過は面倒だがこの地帯の数本なので心配しなくてよい
倒木地帯を過ぎると泥濘の多い根曲がり竹藪の中を進む
根曲がり竹は最低限の刈払いされており、藪漕ぎの心配はない
小ピークを越えると目の前に三ヶ辻山が聳え立つ
最後の登りはロープ場だが残念ながらロープがドロドロに汚れている…
スリップに注意しながら丁寧に足を置けばロープを掴まず通過もできるが、くれぐれも安全第一で…
急登を登り終えドロドロの道を少し歩いて三ヶ辻山山頂に到着
三ヶ辻山山頂からは北アルプスから乗鞍・御岳山も望め、人形山山頂よりも見晴らしがよかった〜

写真

11/28 6:35

6時半だと云うのにまだ薄暗い

人形山登山口駐車場からスタート

11/28 6:35

祠横の登山口
入り口脇に水が引いてあり、靴の洗い場となっている

11/28 6:47

土管沿いに登る
水が引いてあるのだろうか？どこから？

11/28 6:57

杉林の中を進む

11/28 7:22

ヌタ場
泥濘の多い登山道
水のたまった大きな泥濘は、イノシシのヌタ場となっていた

11/28 7:22

緩勾配の登山道

11/28 7:24

人形山登山道第一休憩所

11/28 7:25

人形山登山道第一休憩所には四等三角点も設置されている

11/28 7:24

三角点タッチ
四等三角点「奥山上」

11/28 7:25

人形山登山道第一休憩所全景
山頂側より

11/28 7:34

樹林が薄くなりその代わりに根曲がり竹が群生し始める

11/28 7:48

人形山登山道第二休憩所

11/28 7:48

11/28 7:49

人形山登山道第二休憩所
山頂まであと3キロ

11/28 7:50

人形山が姿を現し始めた

11/28 8:05

ヌタ場

11/28 8:10

宮屋敷跡とうちゃこ

11/28 8:11

宮屋敷跡からの北アルプスの眺め

11/28 8:19

宮屋敷跡を越すと端正な姿をした三ヶ辻山が姿を現す
人形山よりも標高が高い

11/28 8:25

人形山山頂方面
三ヶ辻山山頂と違いこちらはなだらかな山頂
左から二つ目が人形山山頂だと思うのだが…自信がない

11/28 8:29

ロープ場
ヌカるんでおり歩きにくい

11/28 8:34

三ヶ辻山がカッコいい

11/28 8:36

梯子坂乗越まで最後のひと登り

11/28 8:47

梯子坂乗越到着
急坂を登りぱぁ〜と踊り出る

11/28 8:47

梯子坂乗越
人形山へ向けて最後の歩き

11/28 8:48

左手に白山を眺めながら人形山へ進む

11/28 8:49

人形山への稜線

11/28 8:57

11/28 9:05

人形山山頂とうちゃこ

11/28 9:05

人形山「富山の百山」の標識

11/28 9:06

人形山ゲット
日本三百名山 85/101座目

11/28 9:07

人形山の新日本百名山側の山頂
新日本百名山94/100座目
こちらの方が眺望が良い

11/28 9:17

北アルプスを一望

11/28 9:21

三ヶ辻山へレッツゴー

11/28 9:35

梯子坂乗越通過！

11/28 9:37

倒木地帯
梯子坂乗越を通過してすぐ
倒木の通過はここだけ
この先は倒木に関して心配はしなくてよい

11/28 9:45

充分に刈り払いされている
人形山方面と比べると手入れは行き届いていないが、必要充分な状態には手入れされている

11/28 9:55

ロープ場　一つ目
この登山で一番急な坂
ロープ場連続する
悲しいことにここのロープがドロドロだった

11/28 9:56

ロープ場　二つ目

11/28 9:59

ビクトリーロード
最後もぅひと登りすれば三ヶ辻山山頂

11/28 10:01

三ヶ辻山山頂とうちゃこ

11/28 10:02

三角点タッチち
二等三角点「三ヶ辻」

11/28 10:02

御嶽山

11/28 10:10

さぁ下山しよう

11/28 10:35

梯子坂乗越
ここからコルへ向けて一気に標高を下げる

11/28 10:44

三ヶ辻山を振り返る

11/28 11:08

宮屋敷跡通過！

11/28 11:26

第二休憩所通過！

11/28 11:28

足ながオジサン
まだ昼前というのに陽が傾いている

11/28 11:46

第一休憩所通過！

11/28 12:02

ポカポカ陽気で暖かい

11/28 12:12

最後は車道歩き
登山道の脇から廃道のような連絡通路を利用し舗装路へ

11/28 12:13

登山口についた
登山中に人とすれ違うコトはなかった

11/28 12:14

下山完了！
他に駐車車両もなく、この日は貸切
このあとゆっくりと洗い場で泥を落として装備解除

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-41A docomo シャープ

感想

けいじ

登山日翌日から暫くの間は大荒れ予報
後半は冬将軍もやってきて本格的な雪山となる可能性が高い
そうなると人形山の登山口にクルマで行くコトは困難になる
他の未踏二・三百名山も検討したが、人形山以外の選択肢がなかった…

未明に登山口に到着　仮眠後に登山開始
樹林帯の緩やかな登山道をひたすら登る
梯子坂乗越手前と三ヶ辻山山頂直前以外は急登もない
ヌカルミ地帯が多く、イノシシやシカの足跡が交錯する。大きなヌカルミはヌタ場になっていた
宮屋敷跡から先は眺望のよい吊り尾根歩き　北アルプスが一望できた
梯子坂乗越からは南側の展望が一気に広がり目の前に白山が聳える
人形山には二か所の山頂標識地帯があり山頂標識は二つあり、手前は「富山の百山」の標識、奥には「新百名山」の標識が立つ
「新日本百名山」の標識がたつピークの方が白山の展望が秀逸だった

三ヶ辻山へも立ち寄ってみた
梯子坂乗越から登山道の手入れは悪くなるが、人ひとりが歩ける程度には刈払いもされており倒木があるものの特別悪いというほどでもなかった
三ヶ辻󠄀山山頂
三ヶ辻山山頂からの方が北アルプスの他に御嶽山や乗鞍岳なども見え、人形山よりも眺望は良い
山の姿も含め「人形山伝説」さえ無ければ三ヶ辻󠄀山の方が三百名山らしい

下山時には快晴となり、背中から日差しがあたり、12月直前とは思えないほどのポカポカ陽気
道中に積雪も一切なかった

11月末は本来なら積雪期
登山口まで誰にも会うことのない静かな人形山登山となりました