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Yamareco

記録ID: 499004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士登山(富士吉田ルート、5合目前泊)

2014年08月23日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
sunamura その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:44
距離
14.3km
登り
1,602m
下り
1,608m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:09
休憩
2:36
合計
12:45
距離 14.3km 登り 1,615m 下り 1,611m
2:37
17
スタート地点
2:54
2:55
21
4:31
5:05
80
6:25
6:38
85
8:03
8:25
26
10:10
10:45
32
11:17
11:23
33
剣ヶ峰
11:56
21
久須志神社
14:01
14:07
33
15:03
15:04
18
15:22
ゴール地点
天候 晴れ(本八合目で少雨、山頂でみぞれ)
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
自家用車で富士北麓駐車場まで
富士北麓駐車場から五合目までバス利用
※富士スバルラインはマイカー規制期間
その他周辺情報 登山後、「富士山 溶岩の湯 泉水」へ立ち寄り
予約できる山小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
初めての富士登山。18時過ぎの五合目の様子です。
なるべく混雑を回避したかったので、山頂での御来光をプランから外し、五合目で前泊してから夜明け前に登り始めて山頂を目指すことにしました。
初めての富士登山。18時過ぎの五合目の様子です。
なるべく混雑を回避したかったので、山頂での御来光をプランから外し、五合目で前泊してから夜明け前に登り始めて山頂を目指すことにしました。
登頂直前の飲酒は当然危険ですが、この日は登山行程なしのプランなので「みはらし」さん2階のレストランで一杯だけ頂きました!登頂前祝い!
ほろ酔いで20時頃には布団に入ります。
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登頂直前の飲酒は当然危険ですが、この日は登山行程なしのプランなので「みはらし」さん2階のレストランで一杯だけ頂きました!登頂前祝い!
ほろ酔いで20時頃には布団に入ります。
2時起床、準備を整えていよいよ出発です。
写真は泉ヶ滝の分岐点。
強い風の中、足元に注意しながら六合目(安全指導センター)方面へ進みます。
2時起床、準備を整えていよいよ出発です。
写真は泉ヶ滝の分岐点。
強い風の中、足元に注意しながら六合目(安全指導センター)方面へ進みます。
六合目を過ぎて暗闇の中ジグザグに登っているうちに空が明るみ始めます。
六合目を過ぎて暗闇の中ジグザグに登っているうちに空が明るみ始めます。
七合目に到達!
日の出館の前で足を止めて、日が昇るのを眺めることにしました。
七合目に到達!
日の出館の前で足を止めて、日が昇るのを眺めることにしました。
細い月を浮かべたまま、東の空が明るさを増していきます。
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細い月を浮かべたまま、東の空が明るさを増していきます。
雲の輪郭や山中湖の姿もはっきりしてきました。
雲の輪郭や山中湖の姿もはっきりしてきました。
雲が赤く染まり一層幻想的な眺めに。
いよいよです・・・!
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雲が赤く染まり一層幻想的な眺めに。
いよいよです・・・!
ついに太陽が姿を見せました!
時刻は5時をまわったところ。
何とも言葉にするのが難しい。見事な景観でした。
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ついに太陽が姿を見せました!
時刻は5時をまわったところ。
何とも言葉にするのが難しい。見事な景観でした。
夜が明けましたが、山頂はまだまだ先です。
写真は七合目最後の山小屋東洋館のあたりで来た道を見下ろしたところ。
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夜が明けましたが、山頂はまだまだ先です。
写真は七合目最後の山小屋東洋館のあたりで来た道を見下ろしたところ。
少し目を離したすきに雲はどんどん姿を変えていきます。
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少し目を離したすきに雲はどんどん姿を変えていきます。
ようやく八合目まで来ました!
山頂まであと2km、されどあと3時間という案内がここからのキツさを物語っています。
ようやく八合目まで来ました!
山頂まであと2km、されどあと3時間という案内がここからのキツさを物語っています。
白雲荘まで登ってきました。本八合目はまだ先・・・!
このあたりで小雨がぱらつき始めたので、レインウェア、ザックカバー等装備を整えます。気温もだいぶ低くなってきました。
白雲荘まで登ってきました。本八合目はまだ先・・・!
このあたりで小雨がぱらつき始めたので、レインウェア、ザックカバー等装備を整えます。気温もだいぶ低くなってきました。
白雲荘から見下ろしてみると、登ってきた道は白雲に包まれてしまい見えません。うーん名前のとおり!
白雲荘から見下ろしてみると、登ってきた道は白雲に包まれてしまい見えません。うーん名前のとおり!
ようやく本八合目までやってきました!
スタート地点の五合目から標高差ほぼ1,000m、空気の薄さをはっきり感じるようになってきました・・・。
ようやく本八合目までやってきました!
スタート地点の五合目から標高差ほぼ1,000m、空気の薄さをはっきり感じるようになってきました・・・。
御来光館まで来ました!
ここは八合五勺・・・、数字の数え方がいまいち分かりません。
一緒に登ってきたUさんは高山病症状(頭痛)がはっきりし始め、辛そうです。
御来光館まで来ました!
ここは八合五勺・・・、数字の数え方がいまいち分かりません。
一緒に登ってきたUさんは高山病症状(頭痛)がはっきりし始め、辛そうです。
御来光館から山頂までまだ標高差300m近くあります。
振り返れば高いとこまで来たもんだ・・・。
御来光館から山頂までまだ標高差300m近くあります。
振り返れば高いとこまで来たもんだ・・・。
九合目の鳥居です。晴れていれば山頂の鳥居も視界に入る頃だったのでしょうか・・・。
行先は白い雲の中。腰を下ろす休憩は九合目が最後。あと少し・・・!
九合目の鳥居です。晴れていれば山頂の鳥居も視界に入る頃だったのでしょうか・・・。
行先は白い雲の中。腰を下ろす休憩は九合目が最後。あと少し・・・!
九合目手前から200m単位で表示される案内板。
短いようで長い、けれど着実に山頂が近づいていることを実感できる、そんな200m刻み。
九合目手前から200m単位で表示される案内板。
短いようで長い、けれど着実に山頂が近づいていることを実感できる、そんな200m刻み。
視界は相変わらず悪く。一歩一歩着実に踏みしめて登ります。
視界は相変わらず悪く。一歩一歩着実に踏みしめて登ります。
そして・・・!
山頂がついに見えました・・・!!!
そして・・・!
山頂がついに見えました・・・!!!
山頂手前の鳥居で記念撮影。
やりました!
山頂手前の鳥居で記念撮影。
やりました!
富士山頂上浅間大社奥宮にてお参り。
下山の無事とその他諸々個人的な希望を祈願します。
富士山頂上浅間大社奥宮にてお参り。
下山の無事とその他諸々個人的な希望を祈願します。
休憩をはさみ、下山するUさんと別れ孤独なお鉢巡りへ向かいます。
天気はみぞれ、視界は悪く、風は強く、しんどい道のり。
休憩をはさみ、下山するUさんと別れ孤独なお鉢巡りへ向かいます。
天気はみぞれ、視界は悪く、風は強く、しんどい道のり。
それでも何とか!
それでも何とか!
てっぺん!
とったどー!!

最高峰の碑は思ったよりあっさりしてました。(笑)
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とったどー!!

最高峰の碑は思ったよりあっさりしてました。(笑)
山頂をそのままぐるっと一周。
荒涼とした景色が続きます。
この辺りから強い頭痛を感じ始めました。つらいつらい!
山頂をそのままぐるっと一周。
荒涼とした景色が続きます。
この辺りから強い頭痛を感じ始めました。つらいつらい!
そして下山路へ。
吉田口、富士スバルライン五合目を目指します。
そして下山路へ。
吉田口、富士スバルライン五合目を目指します。
最初は軽快に小走りで進んでいたものの、標高が下がるにつれ気温が上がり、単調なジグザグを繰り返す砂道に全身から疲れがにじみ出てきます・・・。
最初は軽快に小走りで進んでいたものの、標高が下がるにつれ気温が上がり、単調なジグザグを繰り返す砂道に全身から疲れがにじみ出てきます・・・。
八合目〜七合目あたりで、Uさんに追いつき、その後は二人でゆっくり下って行きました。
八合目〜七合目あたりで、Uさんに追いつき、その後は二人でゆっくり下って行きました。
さらば富士山!
その後はひたすら黙々と進み、写真を撮るのも忘れ、無事帰るという作業をこなしたのでした。
さらば富士山!
その後はひたすら黙々と進み、写真を撮るのも忘れ、無事帰るという作業をこなしたのでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ GPS 常備薬 保険証 携帯 ストック カメラ

感想

初めての富士登山でした!
そして誰かと一緒に登山するというのも子供の頃を除けば初めてでした!(笑)

独りで挑戦していたら途中できっとくじけていただろうと思います。
深夜の七合目までの行程が特に・・・。真っ暗だったし。

それと今回の登山で初めて持って行ってその効果に驚いたのが、ヒザのサポーターでした。
塔ノ岳や鍋割山など丹沢の山を登るとこれまで下山時に必ず右ひざが痛むか違和感が生じて辛い思いをしていたのですが、今回は全く持って大丈夫でした。ありがとう、ザム〇ト!

これまでの経験にない長い長い行程でした。
それでも足がつるとか、翌日以降筋肉痛がひどくなるとか、そういったことはありませんでした。
五合目と山頂の標高差はかなりありますが、ある意味で無駄のない登山道、六合目以降は登れば登りっぱなし、下れば下りっぱなしなので、ゆっくり進むことで疲れがあまり蓄積されなかったのかもしれません。

山小屋で窮屈な思いをするのも、山頂直前で大行列にまきこまれるのも嫌だったので、今回は前泊弾丸プランにしました。
これは正解だったと思います。
道中はツアーの団体客さんの列に一度巻き込まれたくらいで、それ以外はペースを乱されることなく登山を楽しむことができました。
ただ、五合目で前泊しても、私とUさん二人とも高山病の頭痛症状が出てしまい、その点では辛い思いをすることになってしまいました。
五合目の「みはらし」さんでの宿泊は混雑してはいなかったけれど(15人くらい?)、鳴り響き続けた誰かのイビキにより寝たり起きたり寝付けなかったりの繰り返しとなったので、高地慣れすれども睡眠不足が高山病に影響したのかもしれません。
ちなみに前夜のビールは一杯だけなので、それは、きっと、影響ない・・・はず。(笑)

今回の富士登山を振り返れば、やっぱり一番残っているのは山頂まで登ったぞという達成感とその喜びを共有できたことだと感じています。
七合目での日の出もとても綺麗で、幻想的で、素晴らしかったです。

帰りに「泉水」という日帰り入浴施設で汗を流し、自宅近くで美味い肉を御馳走になりながら、また乾杯できたのも良い思い出になりました。
Uさん、Uさんの奥さん、本当にありがとうございました!


〜登山時の服装メモ〜
五合目出発時
・ハット(←風にあおられることが多かったです。チョイスミス。)
・ネックウォーマー(スキー用)
・速乾性長袖Tシャツ
・速乾性半袖Tシャツ
・ソフトシェル
・保温系タイツ
・ヒザサポーター(左右)
・トレッキングパンツ(オールシーズン用)
・厚手の靴下

七合目追加
・冬用チェックシャツ
・レイングローブ

八合目〜本八合目追加(小雨)
・ネックウォーマー2を頭に巻く(ハットから変更)
・フリース
・ハードシェル(レインウェア)
・レインパンツ


〜登山時の携帯飲食物メモ〜
・スポーツドリンク900ml
・自家製冷茶700ml
・水1550ml(→ほぼ全部余り)
・おにぎり6個
・エネルギー補給ゼリー2個
・ドライマンゴー1袋
※山頂にてうどんを食べました。

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