白山・お花松原(心温まった山上の音楽会 in 南竜山荘)


- GPS
- 24:55
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,105m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:04
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:01
室堂→南竜(下り):トンビ岩コース
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース状況 【砂防新道】 ・危険箇所はないが、この時期の週末は渋滞必至。時間をずらす、別のルートを歩く等、工夫をした方がよい。 【エコーライン】 ・石畳、木道等、整備されており危険箇所なし。 【お池めぐり〜お花松原】 ・他のルートに比べると整備されておらず、極端に人も少ないが危険箇所はなし。 【トンビ岩コース】 ・特に危険箇所なし。エコーラインと比べると整備されていない箇所が多い。 ◆南竜のテン場について ・南竜のテン場は1張300円と良心的な価格設定。 ・水場、トイレ完備で使いやすい。 ◆ドコモ電波状況 ・南竜 ・・・ ▲ ・室堂 ・・・ ○ ・御前峰 ・・・ ○ |
その他周辺情報 | 温泉は白峰の天望の湯を利用。 男女入替制で大人一人650円。 |
ファイル |
星空のステージin南竜山荘(ポスター)
(更新時刻:2014/08/25 20:21) |
写真
感想
ずいぶん前からyamachanと毛勝三山の縦走を計画していたが、残念ながら今週末も天気が思わしくない。
直前まで天気予報とにらめっこした結果、テン泊で白山へ行くことになった。
当初の最大の目的はお花松原でクロユリの群生を見ること。
これなら多少天気が悪くても目標は達成できる。
初日の土曜日、別当出合に到着すると予報に反して天候は晴れ。
最悪雨中のテント設営も覚悟していたが、この天気ならテン場でのんびりできそうだ。
テン場に到着すると既に数張のテントが設営済みだったが、元々広い南竜のテン場に悪天予報も手伝ってかバンガロー横の広いスペースを確保することができた。
テントの設営を済ませると、持参したあんみつを食べる。
山では甘いものが身にしみる。
そして外にマットを敷いて青空を眺めながらまったり昼寝。
う〜ん、やっぱりテン泊の醍醐味はこんな贅沢な時間の過ごし方に尽きる。
・・・と、その時、隣のバンガローから三線の音色と共に沖縄民謡の歌声が聞こえてきた。
話し声を聞く限り沖縄人(しまんちゅー?)ではなさそう。
(というか思いっきり金沢弁)
まさか白山で沖縄民謡が聴けるとは思っていなかったが、昼寝には丁度よいBGMとなった。
テン場ではギリギリドコモの電波が入ったので少しネットサーフィン。
そんな中、たまたまある情報を目にすることになる。
「星空のステージ in 南竜山荘 2014」(主催:こだま山岳会)
・・・と題した音楽会がすぐ横の南竜山荘で催されるようだ。
yamachanと相談し、せっかくなので見に行こう!ということになった。
早めに夕食をとり、すばらしい夕陽を眺めたら、いよいよミュージックタイムだ。
すでに南竜山荘の会場では100人以上のゲストが開演を待ちわびていた。
そして我々の到着を待っていたかのような絶妙なタイミングで開演。
ミュージシャンは松任で「pon-polo-pooh」という楽器店を営んでいる主人(ギター)とその娘さん(ヴォーカル、パーカッション)。
その演奏、歌声も素晴らしかったが、街中のコンサートと異なり、全員参加型でアットホームな雰囲気がとてもとても新鮮でよかった。
ちなみに演奏、合唱した曲はこんな感じ。
・オーシャンゼリゼ(白山南竜編)
・カントリーロード(ジブリバージョン)
・南竜賛歌
・翼を下さい
・亜麻色の髪の乙女
・・・etc
すっかり雰囲気に酔いしれたところでお開き。
まるで花火大会で最後のスターマインを見た後のような清清しい余韻に浸る。
その時、山小屋の方?から全員にアナウンスが。
「みなさん、外へ出て空を眺めてみて下さい!満点の星空ですよ!」
・・・はい、ダメ押しの一撃に完全にやられました。
普段街中では見れない星や天の川に感動しきり。
その流れでテン場に戻って軽く二次会。
熱いコーヒーを飲みながら星空を撮影。
全く期待していなかった初日だっただけに、全てのイベントが良い意味でのサプライズとなった。
2日目は2時半に起床して暗いうちにお花松原を目指す。
そして前日の反動?なのか、ガスと雨でコンディションは最低。
御前峰では多くの登山者がご来光の時を待っていたが、期待できないとわかっていたので足早にお池めぐりへと向かう。
そこから先は無人。
プライベート白山を楽しみながら中宮道〜お花松原へと向かう。
まずはヒルバオ雪渓・・・黒部五郎カールの雰囲気にも似たこの雰囲気が白山の中では一番のお気に入りだ。
そしてお花松原では、天気こそ雨だったものの、期待通りのクロユリの大群落を目にすることができた。
これほどの群落は室堂でも南竜でも見ることができないだろう。
天気が良くても、悪くても満足させてくれる、やっぱり白山は最高の山だと思う。
この夏は、息子とのテン泊は受験勉強のためとドタキャンをくらい、別途予定してた白山室堂泊も2週続きの雨雨で遂にお流れ、そしてメインイベントの毛勝縦走も天候不順で中止。
トホホを超えてイライラストレス!
やっとのことで今回の白山南竜テン泊にこぎつけた。
毛勝山に向け緊張感漂ってたところ、正反対の白山まったりテン泊。
こうなったら徹底的にくつろいでやる〜!
・・・ということで、前日に地元のスーパーで大量の食料とビール、ウイスキーのミニボトルを買い込み、いざ出発。
何はともあれ久々のテント。なんだかんだ言ってやっぱりテンション上がってしまう♪
初日は予想外の好天。
テン場でビール、プシュッていっちゃって、空を見上げて昼寝。
夕日、山荘での予期せぬコンサート、天の川きらめく満点の星空。
Sanchanにおやすみと声かけたあと1人シュラフにくるまり、ウイスキーをチビリ。
幸せ。
翌日はほとんどホワイトアウトの中、ナイトハイクで山頂に向かう。
よく整備されたエコーラインをたどる。まったく道迷いなどの心配なし。
途中、室堂までは二人組の方を追い越したのみ、誰もいない。
晴れてなくてもこれはこれでいい雰囲気。
そして山頂からむこうこそ、人っ子一人なし。
雨のお花松原を贅沢に二人じめ。
期待以上の思い出深い山行になりました。
Sanchanに教えてもらったお花松原。
こんなに静かで風情のある白山もあるんやね。
この場所、紅葉もハンパなさそう。
絶対にこの秋、同じルートで行くのだ!と、決意。
奥さま、家族サービスもするから、許してね(^_^;)
ちょうど1年後なんや〜!
今回のゆーちゃん南竜デビューも
素敵なコンサートと満天の星空が眺められるといいやろな〜(^.^)
※約1年後のコメントなんで 返信の必要なしですよ!
自分の独り言ですから(^.^)
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