宝塚から滝を巡って茨木市忍頂寺まで@赤線繋ぎの旅


- GPS
- 08:33
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:31
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※西大路→宝塚間 JRなら1170円! ※阪急電車は12/17ダイア改正 忍頂寺→阪急茨木市駅(阪急バス181系統) 15:05 16:30 17:05 ※JR茨木駅・阪急茨木市駅まで560円 ※JR茨木駅まで所要時間43分だが20分以上の延着(16:30〜17:35) 阪急茨木市駅まではプラス10分 茨木17:43→18:13西大路(470円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 東海自然歩道の泉原〜上音羽間はあまり歩かれていない?道標少なくやぶっぽい所もあり迷い注意! 東海自然歩道の上音羽〜忍頂寺間は「路肩崩壊通行止め」とあるが通行可能 コースタイム設定で、北摂霊園〜忍頂寺間が8.4kmで80分。 結構このタイムで歩くのはキツイと思います。 |
写真
感想
今回は赤線(足跡)繋ぎ目的で宝塚駅から高槻市摂津峡まで歩こうと出発。箕面まではほぼ舗装路で退屈なので、滝に寄り道しながら。箕面からは東海自然歩道を歩く予定。
阪急宝塚駅から北に歩いて、まずは清荒神清澄寺へ。この寺の奥には不動明王が祀られた「龍王の滝」がある。落ち葉が滝壺に静かに浮かび、晩秋らしい情緒ある雰囲気を演出している。
清荒神清澄寺からは東へ巡礼街道を逆ルートで歩く。
巡礼街道は西国三十三所観音霊場巡りの道で、宝塚市域では中山寺が24番札所となっている。23番の箕面市勝尾寺から、25番の加東郡社町清水寺まで街道が続いているらしい。(宝塚市が巡礼街道として整備しているのは阪急山本駅から宝塚駅の北側まで)
途中、札所ではないが、売布(めふ)神社、有高稲荷大明神などの寺社なども点在している。
今回は一つひとつ寄り道すると時間がなくなるのでチラ見で通過。
阪急山本駅から北に方角を変え、ようやく山に入る。山道になり大聖不動尊のゲートをくぐり、分岐で右にとり渓流の音を聞きながら遡ると巨岩が現れて、程なく「最明寺滝(さいみょうじだき)」に突き当たる。先程の龍王の滝とは雰囲気が違い、巨岩に囲まれた中に落ちる神秘的な滝だ。でも滝の上流は想像しづらいが住宅地やゴルフ場になっている。
最明寺滝から少し戻り、滝を大きく巻くルートで滝上へ。川西市飛地の住宅地から峠を越え、遠くに霞む大阪の街を見ながら急坂の舗装道を下って行く。川西市から猪名川を渡ると大阪府池田市に。五月山公園からは丘陵地のアップダウンある交通量の多い府道箕面池田線の歩道をひたすら歩く。
ここは見所もなく退屈な道なので少々疲れる。
次に東畑交差点で左折して住宅地の急坂を登って「石澄(いしずみ)の滝」へ寄り道。
石澄の滝は池田市と箕面市の境にある落差27mの立派な滝で、近くの箕面大滝が観光地であるのとは対照的に、こちらは秘境の自然味あふれる滝。でも実は上流にゴルフ場があるのですが...
滝までのルートや滝周辺の自然環境はよく、入口の倒木にはヒラタケが生え、石澄の滝に至るまでにも小滝がいくつかあったり、美しい紅葉が残るなど、楽しませてくれる。
滝に到着して出発以来初めて休憩らしい休憩。早い1回目の昼食を摂りながら滝を眺めていると下段にちょうど虹がかかっていた。
元来た道を府道まで戻って箕面方面へ。
箕面駅からは観光客の多い瀧道を行く。
「箕面大滝」へは久しぶり。滝周辺ではまだまだ素晴らしい紅葉が楽しめる。
箕面ドライブウェイに上りしばらく車道を歩くと、左手ガードレール越しに2条の小滝が見られる。木々に遮られてはっきり全景が見えないが、この滝には名前があり「雄滝」と呼ばれている。一説には有名な箕面大滝が雌滝でこの滝とともに夫婦の滝だと言われている。落差が10倍ほど違うにもかかわらず大滝が雌滝とは...。
その先が東京八王子から続く東海自然歩道の終点。
ここで2度目の腹ごしらえをして、いよいよ東海自然歩道の山道を登る。
すでに長距離を歩いてきたあとの山道登りとなるが、足の付け根外側がやや痛むもののそれ以外は快調。
西国三十三所23番札所勝尾寺の裏山を尾根伝いに東海自然歩道は続く。
この勝尾寺の南東方向には「十兵衛の滝」という落差30mほどの滝が人知れず落ちているが、寄り道するにしては大きくルートを外れなくてはならず、時間を要するので今回はパスする。
しばらく東海自然歩道を歩くと足全体にやや疲れが感じられるようになってきた。
この先はペースが落ちてくるのではないだろうか。3度目の腹ごしらえをしながら地図と睨めっこ。この先の経由地の通過時間を計算する。
どうやら茨木市竜王山あたりで日が暮れそう。ヘッデンで全ルート踏破はできなくもないが、この先には茨木市の竜仙滝と高槻市摂津峡白滝があり、暗闇では滝を見ることはできない。これらの滝には何度か訪れてはいるが、やはりそこを通るからには滝にご挨拶したいし写真も撮りたい。
よって残りの未踏区間はまた後日訪れることにしようと決める。
各所のバス時刻をチェック。茨木市の忍頂寺できょうは終了としよう。
そしてちょっと退屈な道を歩き、16時30分のバス時刻には20分ほどの余裕を持って忍頂寺に到着。
コメント
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HBさんらしく、滝巡りの長距離な赤線繋ぎ、いや〜お疲れさまです。
当方も、六個山から中山まで繋げようと予定してましたが、先に歩かれちゃいました💦
気合いを頂きました。感謝で〜す。
涼しい内に頑張りますかね。
akinomさんの11月のレコ見て、私も宝塚から摂津峡まで赤線繋ぎをしようと思いつきました。
レコ参考にさせてもらいましたよ。運動公園通行禁止なので尾根道を行こうかなとか。
ありがとうございます。
逆ルートですが私も泉原から音羽に抜ける道で一度ロストしました。
ちょっとわかりにくいですね。道も荒れた感じですし。
六個山から中山まで、是非とも滝に寄り道してみてください。
私、今まで箕面の滝を見ても「へぇ〜…」としか思わなかったのですが、写真めちゃカッコよく撮れていて、こんなに違うものかとビックリでした。
勉強になりました。
箕面の滝は観光地ではあるのですがやはり日本の滝100選だけあって素晴らしい滝だと思います。
人を入れずに撮るのは難しかったです。
滝だけだと遠近感やポイントになるものがないので、ちょうど手前にやや終わりかけではあるのですが紅葉があったり花が咲いていたりしたので、それを入れてみました。
滝を撮るのって結構難しんですよ。特に日が射しているとコントラスト強くなりすぎて水が真っ白。
あとはシャッタースピードでなるべくスローで、手ブレしない程度にが難しいです。
なんちゃって滝撮影講座でした。
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