中ア縦走改め空木岳ピストン
- GPS
- 32:30
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,408m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 10:07
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:03
天候 | 1日目:くもり 2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
菅ノ台バスターミナル~登山口間はタクシーを利用しました。 片道2000円(復路は迎車料金が追加されます) ※登山口までの林道は一部閉鎖されており三本木地蔵で下車、そこから歩きとなります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■林道終点〜池山小屋 特に危険箇所はありません。遊歩道なので大きな段差無く、とても歩きやすいです。 ■池山小屋〜マセナギ 危険箇所ありません。 ■マセナギ〜ヨナ沢の頭 ルート途中に「大地獄」と「小地獄」という箇所があります。クサリ場が複数あり、何箇所か痩せた道がありますので注意。また、所々にステップが設置されていますが、雨に濡れると滑りやすくなりますので気をつけてください。 ■ヨナ沢の頭〜空木平避難小屋 ここから砂地の尾根道をあるいて高度を上げていきます。危険箇所はありません。 途中の分岐で駒石コースとの道と別れます。避難小屋までは沢まで一旦下ってからの登り返しとなります。 ■空木平避難小屋〜空木岳山頂 避難小屋からは山頂が見えます。以降の登りも危険箇所ありません。 ただし、雨の日は沢の増水の可能性がありますので駒石コースを歩くことをお勧めします。 ■空木岳山頂〜駒石〜分岐 危険箇所ありません。巨大な駒石は見事です。 ■空木岳山頂〜木曽殿山荘 岩場の登り下りとなります。晴れていれば絶景の中となりますので、景色に気を取られて足を踏み外さないように注意して歩きましょう。クサリ場複数あり、大岩を乗り越える箇所もありますので、特に雨の日はスリップ注意です。 |
その他周辺情報 | 宿泊場所:木曽殿山荘 予約制 1泊2食付 8500円 水場あり(山荘から徒歩9分) |
写真
感想
常念〜蝶の縦走予定だったが悪天候を懸念して計画を変更、空木岳〜木曽駒への縦走に切り替えての山行。
同行は自分以外に5名。
菅ノ台バスターミナルからタクシーで三本木地蔵口まで移動。現在は林道終点まではいけないとのことだったが、それでもこの2時間のアドバンテージは大きい。
初めは緩やかな傾斜の遊歩道を歩く。池山小屋から先はまともな水場がほとんど無いので、水の補充はここで行う。
マセナギから先は徐々に傾斜がきつくなってくるが、クサリ場など変化がある道なので適度に面白い。
登りは空木平避難小屋で昼食を食べようと、分岐を左にとる。沢に向かって下ると次第に様々な種類の花々が登山道脇に咲いており楽しませてくれる。
避難小屋からは山頂とその下のカール地形が見渡せ、花畑と沢の音、特に晴れていたらとても気持ちの良い場所だろうなと思う。
ここまでくればあと一踏ん張り、駒峰ヒュッテに着けば山頂はそこから5〜6分。
着いた山頂はガスに包まれ、特に東側の眺望を楽しむことができなかったが、それでも時折見える南駒ケ岳へ続く稜線や木曽駒方面のルート上にそびえる巨岩たちが姿を見せ、立ち止まっては写真を撮る。
木曽殿山荘への下りで雨に変わり、足元が滑りやすくなって気を遣ったが、全員無事に山小屋入り。
翌日、四時半に目覚めて外に出てみると濃いガスの中。前日よりもむしろ酷くなっているくらいで、朝食を食べながら木曽駒への縦走を諦め、もと来た道を戻ることにした。小屋番の方のアドバイスにより駒峰ヒュッテから先は駒石コースをたどることにした。
駒石の先、ハイマツ帯を過ぎる頃には風雨も弱まり、樹林帯に入ってからはほとんど雨を感じなくなってフードを脱ぐ。そこから先は前日と同じ道を下ったわけだが、雨のおかげで葉やコケの緑もみずみずしく、これはこれで気分が良い。
池山小屋付近の水場で仲間にタクシー会社へ連絡してもらい、三本木地蔵口に着いてまもなくタクシーに乗り込むことができた。
下山後の温泉は「こまくさの湯」で。その後明治亭で念願のソースカツ丼を食べて帰路に着く。
前回の大朝日岳の時に比べれば穏やかなレベルだったものの、それでも風雨の中の下山は仲間にとっても大変だったことと思うが、みなよく歩き、よく会話しながら最後まで気持ちを切らさず下山できたことに感謝したい。
本来の計画だった中ア縦走は、いつかのリベンジコースとして必ず実現したいと思う。
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