段ヶ峰


- GPS
- 05:09
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,090m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れときどき曇り、一時雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)JR播但線・生野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。登山道も道標もよく整備されています。フトウガ峰の分岐から林道に下る道には道標はありませんが、岩や木にペイントがあります。激下りとつづら折れの細道なので積雪によっては要注意かもしれません。 |
その他周辺情報 | 別荘地にカフェ&レストラン。駅併設のお土産屋あり。駅前にコンビニ。生野駅から徒歩圏内に志村喬記念館。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ニット帽
靴
軽アイゼン(使用せず)
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
広々とした草原の稜線と展望が評判の段ヶ峰へ。秋ごろから気にしていたのですが、行った人のレコをチェックしていると結構遅くまでヤマビルが出るようで…時期を見計らっていたらススキの季節もとうに過ぎ、冬になってしまいました。しかし前日が雪だったのでこれは今季初の雪山が楽しめるかもと思い、準備を整えて行ってきました。
播但線で姫路からしばらくは山陽の雰囲気で全く雪はなかったのですが、長谷駅を過ぎると途端に沿線に雪が。北の山々も雪化粧しています。中国山地の懐に入った感がありました。
生野駅からは神姫グリーンバスに乗車。5分ほどでゴルフ場口に着きます。1.1kmあるトンネルを歩くのは気が進まず、15分ほど待てばバスが来るのでバスを選んだのですがこれは失敗。時刻表より随分早く来たバスに乗り込んだところ整理券が出てこなかったので、生野駅発で無券なのかなと思っているとすぐに発車。バス停2つほどを巡ってまた生野駅に帰ってきました。ここの2回目の出発が予定の時刻でした。そしてバスは下車予定のゴルフ場口辺りを通り過ぎ、予想外の方に向かいます。焦っていると1つ目のバス停滝後口の前を通ったところで来た方へUターン、2つ目のゴルフ場口BSに到着です。どうやらトンネルができる前の経路で通っていたバス停を廻るためにピストンしているようです。そして整理券は出し忘れだったようで随分割高な運賃を払ってしまいました… まあ乗客は私一人しかいなかったので言えばよかったのかもしれませんが…
帰りはバスの時刻が合わなかったため歩きましたが、トンネルはガードレールつきのしっかりした歩道がついていたので歩きでも問題ありません。そんなわけでバスはおすすめしないのですが、ネットにあまり情報がなくちょっと苦労して見つけたのでバスの時刻表と運賃表のURLを貼っておきます。pp.26-27です。
https://www.city.asago.hyogo.jp/cmsfiles/contents/0000000/952/asagonavi10.pdf
そんなわけでちょっと出鼻を挫かれたのですが、山は素晴らしかったです。登山口近くに駐車スペースがあり、4台ほど駐車中でした。急登で始まり、フトウガ峰のプラトーに達するまでの間に3人とすれ違い1人に追い抜かれました。皆さんソロでした。自動車の台数と計算は合っていますね。この季節は通好みの山域になるようです。昨日降ったばかりの雪であまり踏まれてもおらず新雪同然のふわふわ状態だったので、軽アイゼンは携行していたものの結局使いませんでした。むしろ登山口までの登りと林道の舗装路の方が所により凍結して怖かったですね。
段ヶ峰頂上で追い抜いて行った方に追いつき、写真を撮ったりしているうちに後から一人追いついてこられました。折しも風が強まり、スマホをいじっていた手がみるみる冷えていきます。今までに感じたことのない冷たさで、人はこうして凍傷になるのだな、と実感しました。そんなわけで山座を同定したりしている余裕はなく、グローブをはめた手でパンを食べるのが精々でした。
帰りは道を変えて林道の方へ。林道自体はまあまあ景色はいいものの、歩いてきた稜線に較べると面白みはありませんが、一層歩く人が少ないようでそこまでの地道は新雪を楽しめました。もともと幅広の尾根道でどこでも歩ける感じのところに雪が加わってどこを歩いたらいいのか判らないところはちょっと心細く感じる部分もありましたが、今日はまだ誰も歩いていないところを歩いている、という実感は何やら気分を高揚させるものがあります。
駅にたどり着いたときはタイミングよく電車の12分前。駅併設の観光案内所の売店でお土産を買って帰途につきました。日の長い頃なら稜線上にもう少し足を延ばし笠杉山や千町峠まで行くこともできそうですし、ススキの季節もよさそうです。大変おススメです。京阪神からはちょっと時間がかかりますがそれだけの値打ちはあると思います。人が少なく、好きなペースで歩けるのも好印象。私もまた来たいと思います。
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