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Yamareco

記録ID: 5012959
全員に公開
雪山ハイキング
近畿

段ヶ峰

2022年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:09
距離
18.1km
登り
1,041m
下り
1,090m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
0:29
合計
5:25
9:19
16
9:35
9:35
4
9:39
9:40
23
10:03
10:04
9
10:13
10:19
14
10:33
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23
10:56
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34
11:30
11:31
4
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4
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24
12:03
12:03
5
12:08
12:21
2
12:23
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21
12:44
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36
13:44
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25
14:20
14:25
19
14:44
生野駅
倉谷三角点と段ヶ峰山頂で軽食休憩。飲料消費0.4L+お汁粉1杯。
天候 晴れときどき曇り、一時雪
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)JR播但線・生野駅、神姫グリーンバス・生野駅西口〜ゴルフ場口
(帰り)JR播但線・生野駅
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。登山道も道標もよく整備されています。フトウガ峰の分岐から林道に下る道には道標はありませんが、岩や木にペイントがあります。激下りとつづら折れの細道なので積雪によっては要注意かもしれません。
その他周辺情報 別荘地にカフェ&レストラン。駅併設のお土産屋あり。駅前にコンビニ。生野駅から徒歩圏内に志村喬記念館。
生野駅西口。生野駅はICカードが使えます。向かいにコンビニもあり。
2022年12月18日 08:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 8:56
生野駅西口。生野駅はICカードが使えます。向かいにコンビニもあり。
右のピークは平石山。今日向かう段ヶ峰から千町峠を通って平石山まで倉谷川を囲むような馬蹄形の稜線になっています。
2022年12月18日 09:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/18 9:53
右のピークは平石山。今日向かう段ヶ峰から千町峠を通って平石山まで倉谷川を囲むような馬蹄形の稜線になっています。
達磨の肩で急登が一段落します。真新しいステンレスの道標が立っていました。
2022年12月18日 10:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 10:04
達磨の肩で急登が一段落します。真新しいステンレスの道標が立っていました。
ススキの頃に来るのもよさそう。
2022年12月18日 10:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 10:05
ススキの頃に来るのもよさそう。
達磨ヶ峰から北方向。円山川沿いの平地が見えます。
2022年12月18日 10:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 10:13
達磨ヶ峰から北方向。円山川沿いの平地が見えます。
平地にポツンとある小山は和田山の152mピーク?
2022年12月18日 10:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 10:14
平地にポツンとある小山は和田山の152mピーク?
三等三角点・点名「勝負沢」
2022年12月18日 10:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 10:19
三等三角点・点名「勝負沢」
1000mちょいの低山とは思えない風格に感動。稜線の右から1/4くらいにある鞍部が千町峠?
2022年12月18日 10:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 10:23
1000mちょいの低山とは思えない風格に感動。稜線の右から1/4くらいにある鞍部が千町峠?
右端にようやく段ヶ峰頂上が見えてきました。
2022年12月18日 10:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 10:25
右端にようやく段ヶ峰頂上が見えてきました。
雪の帽子。
2022年12月18日 10:37撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 10:37
雪の帽子。
ここから登り再開です。しばらく平坦が続いたので、楽をした体には堪えます。
2022年12月18日 10:56撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 10:56
ここから登り再開です。しばらく平坦が続いたので、楽をした体には堪えます。
南に海が見えました。今日は空気が澄んで遠くまで見えます。播但線で1時間も来たのにすぐそこに。
2022年12月18日 11:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:17
南に海が見えました。今日は空気が澄んで遠くまで見えます。播但線で1時間も来たのにすぐそこに。
雪がちらついてきました。
2022年12月18日 11:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:17
雪がちらついてきました。
四等三角点・点名「倉谷」
2022年12月18日 11:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 11:21
四等三角点・点名「倉谷」
分県登山ガイドにも載っている巨岩。思ったより小さかったです。周りにも他に小ぶりなのがいくつかあり、テーブルにちょうど良さそうな四角い形をしていました。
2022年12月18日 11:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:22
分県登山ガイドにも載っている巨岩。思ったより小さかったです。周りにも他に小ぶりなのがいくつかあり、テーブルにちょうど良さそうな四角い形をしていました。
その中の一つをテーブルに休憩。懐中汁粉です。甘くて温かいものが体に沁みます。
2022年12月18日 11:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:26
その中の一つをテーブルに休憩。懐中汁粉です。甘くて温かいものが体に沁みます。
登山道の雪は一番深いところで5cmくらいだったでしょうか。たまに窪みに溜まっている箇所があってそういった箇所は10cm以上あったかも。
2022年12月18日 11:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:33
登山道の雪は一番深いところで5cmくらいだったでしょうか。たまに窪みに溜まっている箇所があってそういった箇所は10cm以上あったかも。
フトウガ峰。
2022年12月18日 11:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:35
フトウガ峰。
平坦で立木もないので360°抜群の展望です。
2022年12月18日 11:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 11:35
平坦で立木もないので360°抜群の展望です。
ちょっと雲はありますが、青空も広がり天気も上々。瀬戸内海が光ってます。
2022年12月18日 11:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:35
ちょっと雲はありますが、青空も広がり天気も上々。瀬戸内海が光ってます。
帰りはこの分岐で南に折れて林道に下山する予定です。ここを真っ直ぐ。今日はまだ誰も歩いていないようです。
2022年12月18日 11:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 11:38
帰りはこの分岐で南に折れて林道に下山する予定です。ここを真っ直ぐ。今日はまだ誰も歩いていないようです。
段ヶ峰まであと少し。
2022年12月18日 11:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 11:39
段ヶ峰まであと少し。
2022年12月18日 11:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 11:49
完全に雪山です。
2022年12月18日 11:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 11:50
完全に雪山です。
正面鉄塔手前の枯草色の平坦地は今日横を通ってきたゴルフ場のようです。かなり高地にありますね。
2022年12月18日 11:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
12/18 11:59
正面鉄塔手前の枯草色の平坦地は今日横を通ってきたゴルフ場のようです。かなり高地にありますね。
本日のベストショット。太陽が雲の端にかかって光線の具合がちょうどよかったようです。(偶然)
2022年12月18日 12:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 12:03
本日のベストショット。太陽が雲の端にかかって光線の具合がちょうどよかったようです。(偶然)
登頂〜 これは西方向。
2022年12月18日 12:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 12:05
登頂〜 これは西方向。
これも西方向だったかな。
2022年12月18日 12:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 12:06
これも西方向だったかな。
北方向。須留ヶ峰は中央やや左のピークでしょうか。それとも真ん中奥、雲に隠れて白いシルエットに見えているのがそう?
2022年12月18日 12:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 12:07
北方向。須留ヶ峰は中央やや左のピークでしょうか。それとも真ん中奥、雲に隠れて白いシルエットに見えているのがそう?
南方向。瀬戸内海と家島が見えます。
2022年12月18日 12:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 12:14
南方向。瀬戸内海と家島が見えます。
分岐まで戻ってくると先ほどの南へ下るルートに先行者の足跡がついていたのですが、段ヶ峰への往復では誰ともすれ違いませんでした。(頂上で2人と会ったけど分岐までで追い越した) どういう人がここまで来て登頂せずに下山するんだろう、と思っていると…
2022年12月18日 12:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 12:49
分岐まで戻ってくると先ほどの南へ下るルートに先行者の足跡がついていたのですが、段ヶ峰への往復では誰ともすれ違いませんでした。(頂上で2人と会ったけど分岐までで追い越した) どういう人がここまで来て登頂せずに下山するんだろう、と思っていると…
その足跡もいつしか消えました。戻る足跡には気づかなかったけどなあ…ミステリーです。まあ新雪を気持ちよく踏んで歩けました。
2022年12月18日 12:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
12/18 12:52
その足跡もいつしか消えました。戻る足跡には気づかなかったけどなあ…ミステリーです。まあ新雪を気持ちよく踏んで歩けました。
南側斜面はところどころ雪が溶けてました。
2022年12月18日 12:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 12:57
南側斜面はところどころ雪が溶けてました。
大岩まで来たら激下りは終わってつづら折れになります。
2022年12月18日 13:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 13:06
大岩まで来たら激下りは終わってつづら折れになります。
沢沿いの道に出たら林道まであと少し。
2022年12月18日 13:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 13:18
沢沿いの道に出たら林道まであと少し。
別荘地を歩いていると、湧き水なのか暗渠の吐水口なのかから氷柱。
2022年12月18日 13:54撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 13:54
別荘地を歩いていると、湧き水なのか暗渠の吐水口なのかから氷柱。
枯れ枝を伝った水が凍っています。氷の芸術。
2022年12月18日 13:54撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 13:54
枯れ枝を伝った水が凍っています。氷の芸術。
午前中登ってきた稜線。
2022年12月18日 14:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
12/18 14:03
午前中登ってきた稜線。
生野駅で買ったあんこうの紅茶クッキー。アンコウ?こんな山の中で?と思いましたが、この辺りではオオサンショウウオのことをそう呼ぶそうです。紅茶の葉がサンショウウオの斑点になってるんですね。
2022年12月18日 18:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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12/18 18:58
生野駅で買ったあんこうの紅茶クッキー。アンコウ?こんな山の中で?と思いましたが、この辺りではオオサンショウウオのことをそう呼ぶそうです。紅茶の葉がサンショウウオの斑点になってるんですね。

装備

個人装備
長袖シャツ フリース ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ニット帽 軽アイゼン(使用せず) ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 広々とした草原の稜線と展望が評判の段ヶ峰へ。秋ごろから気にしていたのですが、行った人のレコをチェックしていると結構遅くまでヤマビルが出るようで…時期を見計らっていたらススキの季節もとうに過ぎ、冬になってしまいました。しかし前日が雪だったのでこれは今季初の雪山が楽しめるかもと思い、準備を整えて行ってきました。

 播但線で姫路からしばらくは山陽の雰囲気で全く雪はなかったのですが、長谷駅を過ぎると途端に沿線に雪が。北の山々も雪化粧しています。中国山地の懐に入った感がありました。

 生野駅からは神姫グリーンバスに乗車。5分ほどでゴルフ場口に着きます。1.1kmあるトンネルを歩くのは気が進まず、15分ほど待てばバスが来るのでバスを選んだのですがこれは失敗。時刻表より随分早く来たバスに乗り込んだところ整理券が出てこなかったので、生野駅発で無券なのかなと思っているとすぐに発車。バス停2つほどを巡ってまた生野駅に帰ってきました。ここの2回目の出発が予定の時刻でした。そしてバスは下車予定のゴルフ場口辺りを通り過ぎ、予想外の方に向かいます。焦っていると1つ目のバス停滝後口の前を通ったところで来た方へUターン、2つ目のゴルフ場口BSに到着です。どうやらトンネルができる前の経路で通っていたバス停を廻るためにピストンしているようです。そして整理券は出し忘れだったようで随分割高な運賃を払ってしまいました… まあ乗客は私一人しかいなかったので言えばよかったのかもしれませんが…
 帰りはバスの時刻が合わなかったため歩きましたが、トンネルはガードレールつきのしっかりした歩道がついていたので歩きでも問題ありません。そんなわけでバスはおすすめしないのですが、ネットにあまり情報がなくちょっと苦労して見つけたのでバスの時刻表と運賃表のURLを貼っておきます。pp.26-27です。
https://www.city.asago.hyogo.jp/cmsfiles/contents/0000000/952/asagonavi10.pdf

 そんなわけでちょっと出鼻を挫かれたのですが、山は素晴らしかったです。登山口近くに駐車スペースがあり、4台ほど駐車中でした。急登で始まり、フトウガ峰のプラトーに達するまでの間に3人とすれ違い1人に追い抜かれました。皆さんソロでした。自動車の台数と計算は合っていますね。この季節は通好みの山域になるようです。昨日降ったばかりの雪であまり踏まれてもおらず新雪同然のふわふわ状態だったので、軽アイゼンは携行していたものの結局使いませんでした。むしろ登山口までの登りと林道の舗装路の方が所により凍結して怖かったですね。

 段ヶ峰頂上で追い抜いて行った方に追いつき、写真を撮ったりしているうちに後から一人追いついてこられました。折しも風が強まり、スマホをいじっていた手がみるみる冷えていきます。今までに感じたことのない冷たさで、人はこうして凍傷になるのだな、と実感しました。そんなわけで山座を同定したりしている余裕はなく、グローブをはめた手でパンを食べるのが精々でした。

 帰りは道を変えて林道の方へ。林道自体はまあまあ景色はいいものの、歩いてきた稜線に較べると面白みはありませんが、一層歩く人が少ないようでそこまでの地道は新雪を楽しめました。もともと幅広の尾根道でどこでも歩ける感じのところに雪が加わってどこを歩いたらいいのか判らないところはちょっと心細く感じる部分もありましたが、今日はまだ誰も歩いていないところを歩いている、という実感は何やら気分を高揚させるものがあります。

 駅にたどり着いたときはタイミングよく電車の12分前。駅併設の観光案内所の売店でお土産を買って帰途につきました。日の長い頃なら稜線上にもう少し足を延ばし笠杉山や千町峠まで行くこともできそうですし、ススキの季節もよさそうです。大変おススメです。京阪神からはちょっと時間がかかりますがそれだけの値打ちはあると思います。人が少なく、好きなペースで歩けるのも好印象。私もまた来たいと思います。

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