白山日帰り〜小学4年(9歳)娘と
- GPS
- 14:32
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,629m
コースタイム
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 14:33
天候 | 晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
非常によく整備されています。 南竜分岐よりしばらく行ったところにやや狭いトラバース地点あり 落石、滑落注意です。 |
写真
感想
小学4年の娘と白山登山に行ってきました。2年前には室道まで往復できましたので
今回は頂上の御前峰まで行くことを目標にします。
当日は余裕を持って早朝4:30には別当出合に到着。足元が見えるぐらいになったら
出発です。天気予報は曇りと微妙な感じでしたが、着いてみれば快晴!!
結局この日は午前中すごく天気が良かったです。
スタートは吊り橋から、元気良く出発です。
順調に歩を進め、中飯場に到着、ほぼ標準コースタイムです。手短に補給をして
出発、次の甚之助避難小屋までが結構長い。さすがに4年生にもなると愚痴は
少なく、淡々と登ります。スピードは遅いですが、着実に1歩1段登ります。
2時間ほどで甚之助避難小屋に到着。トイレと補給をします。本日も沢山の登山者で
にぎわっていました。
ここから黒ぼこまでは結構な急坂。娘も2年前の記憶を振り返るように登ります。
結構覚えていて、次の展開が読めるため余裕があります。
「次は黒ぼこ岩だよね!」とか「黒ぼこ岩の先に弥陀ヶ原があるんだよね?」など。
途中延命水をぐいっと。まだまだ余裕です。
そして黒ぼこ岩に到着。娘はまだまだ余裕ですが、実は時間が結構掛かっており
2年前とほぼ同じペース。焦らすのは怪我のもとなので絶対にそれは言いませんが
休憩もほどほどに出発です。
弥陀ヶ原の草原を歩きます。ここは本当に気持ちいい。まだガスも出てないので
御前峰まではっきりと見えます。そして五葉坂に取り付きます。
ここでも余裕で、難なく登りきり室堂到着。早めの昼ごはんとします。
室道では沢山の人でにぎわっています。ご飯はレトルトご飯とレトルトカレーです。
しかしレトルトご飯は気圧で膨れてしまってうまく熱が通らず、硬かった。
レトルトご飯は重いし時間掛かるし登山には不向きですね。
そして最終目標地である御前峰を目指します。標高が高いとすぐに息が上がる
ということを初めて経験したようです。それでも1時間弱で山頂に到着。
やりました!ついに頂上です。
記念撮影をして、また白山は火山であることを説明し、噴火口を見ながら
「こんな大きな岩が飛んでくるんだ」などと興味深そうに見入っていました。
さて、登山というものは登るだけでなく下りも含みます。無事に下山し家に着いて
初めて「登った」と言えるのです。そんなことを説明しながら下ります。
天気が怪しくなってきて、時折雨がぱらついてきます。何とかもってほしいと
思いながら、下山しますが、娘のペースが全く上がりません。どうしたことでしょう、
登りより時間が掛かっています。
室堂に着いて休憩、ちょっと計算するとこのままのペースだと明るいうちに別当に
着けないことが判明、ちょっと焦る。焦るが急がすわけにもいかないので休憩も
ほどほどに室堂を出発。
相変わらずペースが全く上がりません。登るのとほぼ同じ時間がかかります。
時間の計算をすると中飯場で18:00になりそう。
そして甚之助避難小屋に到着。ここまでペースは落ちずに来れました、最後30分ほど
時間が足りませんが、ヘッドランプで照らして何とか降りれそう、という目処がたちました。
また娘が足が痛いと言い出したので、ロキソニンを飲ます。効くかどうかわからないが
おまじないだ。お天気のほうも何とか雨にあわずにもっている。
ゆっくりと確実に1歩ずつ降りていく。多少愚痴が出ますが、足は動いているので
ほぼ計算どおり中飯場に18:00過ぎに到着。
あたりはかなり暗くなってきており、いよいよヘッドランプで照らしながらの下山か、
とその時に砂防工事用の道路の存在を思い出しました!
道路であれば距離は大幅に長くなるが、安全性は遥かに高い、と思い、確かここ中飯場
から道路に出られたはず、と地図を見ると確かに出られます。
すっかり暗くなりましたがヘッドラップで霧の中を照らしながら長い長い林道を
とぼとぼと歩いて降りました。1時間ほどで別当の明かりが見え、おおー、あともう少し
と娘に言い聞かせ、ほどなく車に到着!
時間オーバーしてしまいましたが何とか無事下山。娘はもう疲労困憊で車に乗り込むと
即爆睡。私のほうもかなり疲労していましたが、何より目標達成できたことと無事に
下山できほっとしました。
14時間を越える山行でしたがよくがんばったと思います。きっと娘は2度とこのような
登山はしたくないと思っているでしょう。しかし、何とか踏ん張りました。踏ん張るしか
ない状況でした。
翌日、筋肉痛を訴えていましたがケロッとしていました。さすが子供!恐るべし。
来年は1泊で行こうと思います。
yooshiさん、こんにちは。
文章読みながら、思わず「頑張れ〜」と応援していました。
娘さん頑張りましたね。
すごい!すごい!
いっぱい歩いたね〜。すごいですよ〜!
うちの娘はもう中学生と高校生になってしまいましたが、
少し前の我が子を見ているような気になりました。
ありがとうございます。
はじめまして、windnaoさん。コメントありがとうございます。
windnaoさんのレコも拝見させて頂きました、同じ日に同じような時間で出発されてますね。
いつも参考にさせてもらってます。何年か先の未来予想図のように。
windnaoさんも娘さんと登山されてて、大変うらやましく思っています。
うちもいつまで着いて来てくれるのかな〜なんて思ってます。
はい、彼女にとっては大変厳しい1日になったと思いますが、最後まで自分の足で
歩きました。荷物も背負いました。
忘れられない経験になったかもしれません・・・。
これからもよろしくお願いいたします。
娘さん、がんばられましたね
すごいな〜
我が家も日帰りで登りましたが、室堂であえなく時間切れでした
白山は、やっぱり泊まりでのんびり登りたいですね。
tomokikiさん、初めまして、コメントありがとございます。
子供にとっては白山の日帰りはかなり厳しいようです。
特に下りが問題。大人ならだいたい登りの70%ぐらいの時間で下れますが
子供の場合、全然速くならない(むしろ遅くなる)
何でかな〜?体力?精神力?なぞです。
ウチの場合は時間切れで真っ暗になり、途中から林道を下ったので
正確には日帰りとは言えないような気がします (^^;
しかも私は気ばかり焦って、帰りは全然楽しめなかったです。
やっぱり泊りでのんびり登りたいですね。
これからもよろしくお願いします。
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