豊国小志より神角山（観国峰・如意峰・聖宝岳）を探る

2023年01月02日(月) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 17.2km
• 登り: 801m
• 下り: 806m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:21

9:58 神角寺渓谷入口
10:39 10:39 城山登山口
11:03 11:09 城山
11:12 11:17 三の丸展望台
11:19 11:19 城山
11:41 11:42 城山登山口
11:51 11:52 神角神社
12:20 12:22 神角寺
12:25 12:35 国見台
12:36 12:41 神角寺
12:57 12:58 神角寺奥の院
13:02 13:17 やすらぎ公園展望台
13:45 13:52 古城
14:12 14:19 白山
15:16 15:16 城山名水
15:19 神角寺渓谷入口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神角寺渓谷入り口に駐車。
3台くらいは行けます。

コース状況／危険箇所等

古城への道を除いて特に問題なし。

写真

1/2 8:11

恒例の扇森神社への初詣。

1/2 8:15

早い時間からか、人はまばらです。

1/2 8:19

今年もよろしくお願いします。

1/2 8:20

お狐さまであふれています。

1/2 8:33

こちらは学問の駒狐。
咥えているもので、何の使いかわかります。

1/2 8:35

本当に人が少ない。

1/2 8:43

今年はありつけました。
かぼちゃまんじゅうは、我慢できずその場で食べてしまった。

1/2 9:58

場所が変わって、本日の登山口。

1/2 10:06

九州自然歩道を辿ります。

1/2 10:08

登録されている道は植林されて消滅。
代わりの道を歩く。

1/2 10:13

道ははっきりしています。

1/2 10:25

遠見塚が所属する山塊。
何か名前あるのでしょうか。

1/2 10:26

すっきりした冬空。

1/2 10:30

神角寺橋。
奥の古びた方が本家です。

1/2 10:37

城山登山口到着。
車停められるのは2台くらいでしょうか。

1/2 10:41

100mおきに看板。

1/2 10:43

道案内も凝っています。

1/2 10:47

途中の展望スポットより、神角寺山。

1/2 10:50

雰囲気はとてもいい。

1/2 10:52

久しぶりに歩いていて楽しくなってくる道です。

1/2 10:54

時々巨木。

1/2 11:00

本丸跡に到着しました。

1/2 11:02

先に三角点に行ってみましょう。

1/2 11:04

一座目「鳥屋城山」
展望はありません。

1/2 11:16

戻って、三の丸展望台へ。

1/2 11:15

九重方向が少し。本山はうっすら白い。

1/2 11:23

南の尾根斥候。
先達の記録を見てみると・・・
「藪漕ぎの末、集落に至る」
年始早々藪漕ぎはいやなのだ。

1/2 11:28

ピストンに切り替えて、下っていきます。

1/2 11:40

ここはとてもいい山でした。
また来ることもあるかもしれません。

1/2 11:52

神角神社。

1/2 11:56

九州自然歩道の残骸ですね。

1/2 11:59

遠くに、やすらぎ公園展望台が見える。

1/2 12:02

このあたりも、険しい岩肌が見られる。

1/2 12:05

ここの祠から、登山道が延びている。
気がつかないかもしれない。

1/2 12:09

といっても、偽木段はあるものの、基本はヤブ。

1/2 12:14

よく見ると、岩肌に仏様がいらっしゃいます。

1/2 12:16

きれいに見えてきた九重連山。

1/2 12:21

神角寺四辻コース入り口。

1/2 12:21

神角寺に参拝してきました。

1/2 12:24

花梨のいい香り。
香りはいいのに味は激まずなんですよね・・・。

1/2 12:26

お久しぶりです。エリンギ。

1/2 12:35

二座目「国見台」
豊国小志には「観国峰」として収録されているが、ピークを形成していたとのことからも、この一個上の767ピークが有力か?

1/2 12:41

そのP.767m。
祠が建っていました。

1/2 12:43

ところどころ、立て看板はあるものの、あまり当てにはならないかも。

1/2 12:45

至るところに・・・。

1/2 12:47

もう一個上のピーク。
金比羅様が祀られています。

1/2 12:51

ルートはわかりやすいが、落ち葉が厚い。
もうだいぶ人は入っていなそうである。

1/2 12:55

岩場にたたずむ。

1/2 12:58

ここが、神角寺奥の院。
わかりにくい場所に張り付くように建っていた。

1/2 13:03

ようやく舗装道。

1/2 13:06

やすらぎ公園展望台到着。

1/2 13:08

九重方向。
息をのむ絶景です。

1/2 13:08

由布、鶴見夫妻。

1/2 13:13

こっちは、由布岳に負けた祖母山。
このアングルは斬新かも。

1/2 13:14

先ほどまでいた城山。ずいぶんと歩いたものだ。

1/2 13:25

古城ピークへ。

1/2 13:51

三座目「古城」
神角寺山の3峰の中では秀峰に次ぐ高さ。名前からしても、昔何らかの神角寺城の施設があったと思われる。
ここが如意峰でしょうか。

1/2 13:53

とげとげ。
生傷だらけになりました。

1/2 13:58

ここが入り口だけど、あまりおすすめはできないかも。

1/2 14:07

ハイキングコースを歩いて行きます。

1/2 14:09

前回、白山と勘違いした場所。

1/2 14:13

四座目「白山」
この先に、神角寺山の主峰「聖宝岳（秀峰）」があります。

1/2 14:29

帰りはこの林道を使わせていただきます。

1/2 14:34

植林が行われたばかりですね。
そのうち伐採でも使うのでしょう。

1/2 14:49

柱状節理。

1/2 15:00

・・・。
バルブ壊れてますよ。

1/2 15:01

神角寺橋まで戻ってきました。

1/2 15:05

渓谷を歩いて戻る。

1/2 15:17

城山名水。
飲用は自己責任。
わたしは飲めません。

撮影機器：

α9 ILCE-9 ボディ SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも 針金 テーピングテープ 細引（設営用） ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ マグライト 予備電池 ポータブル充電機 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ストック ビーコン サバイバルシート ツェルト ペグ8本

感想

らる

　年始早々、歴史の山探訪。今年もいきなりの謎企画ですが、生暖かく読んでいただけたらと。

　大野郡西大野村字鳥屋神角山上に在り。神角山は、危峰翠を疊み、衆山秀を聚め、其最も高きものを聖寶嶽と云い、次を如意峰と云ふ。即聖寶法師、法を此處に修する後如意を●めたるより此名ありと。又觀國峰あり。登臨最も壮觀を極むるものあり。
（豊国小志）

　要約すると、「神角山の最も高いものを聖宝岳、次に高いのを如意峰という。一番景色がいいのは観国峰。」ということ。聖宝岳は秀峰であると大分主要山岳丘陵一覧に書かれていることを信じると、次に標高が高いのは古城ということになる。
　ただ、当時は数メートルレベルで山の高さなんて測れなかった事と、鳥屋城山から見た神角山を見ると、秀峰が断トツで高く見えるのはたしかで、加えて古城よりもその一個手前のやすらぎ公園展望台があるピークが目立つ。うーん。

　やっぱり詳細は住職さんに聞くしか無いのかな。今日は会えませんでした。ともあれ、鳥屋城山で朝地北部の山は制覇。神角寺山地は遠見塚を残すのみとなりました。


大分県主要山岳丘陵一覧 (501/1077)
No.949 国見台（神角寺山地）
No.950 古城（神角寺山地）
No.951 白山（神角寺山地）
No.958 城山（朝地北部）

体力　　　★★★☆☆
傾斜　　　★★☆☆☆
不明瞭度　★★☆☆☆
危険度　　★☆☆☆☆
薮指数　　★★☆☆☆
岩指数　　☆☆☆☆☆
天気　　　A