甲斐駒ケ岳 黒戸尾根登り 八丁尾根下り
- GPS
- 07:59
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,906m
- 下り
- 2,902m
コースタイム
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:20
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒戸尾根は省略。以下八丁尾根について。 元点線〜線なし(2009年版地図)のルートを七丈小屋の管理人さんが1人で整備されたもの。線は繋がりましたが、僅かなハイカーが踏み固めている最中です。 昨年登りで使ったときは気付きませんでしたが、下りでは正規ルートから外れたトレースがついた箇所が複数あります。2回コースオフして、ルートを迷い易くする方に加担しました。ご免なさい。 山頂から六合目石室までの下り→岩の上を通ったりハイマツの間を縫って降りていきます。大岩はグリップがいいので、トレイルを外してもそう危なくないと思いますが、100kg以上ありそうでもグラつく岩が正規ルート上にもあって寧ろそっちが危険。飛び乗らないよう注意。 烏帽子岳山頂付近は痩せ尾根の岩場で、足場が悪いので慎重に。更に大岩山に取り付くまでの下りは急斜面ですが、根や岩の下が空洞になっている箇所が多数あります。週末でも片手に余るような人数しか通らないようなルートなので、万一にも踏み抜いて怪我すると、次の週末まで誰も来ない可能性あります。 但し、ソフトバンクでも電波通じる箇所は多いようです。 大岩山への登りは100m以上の崖。しっかり整備されているのでそう危なくないですが、疲れていると要注意。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
装備
個人装備 |
バックパック カリマーAR10
シェル TNFインパルスジャケット
アッパー スキンズロングスリーブ
ボトムス CW−Xスタビライクス+TNFショートパンツ
バイザー+メッシュスクリーン
グローブ
シューズ サロモンXT WINGS2
ポール BDディスタンスウルトラ
ポカリスエットイオンウォーター1.8L+水0.5L
ヘッドランプ
熊鈴
携行食
ファーストエイドキット
携行トイレ
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感想
11回目の甲斐駒ケ岳に行ってきました。昨年7月に八丁尾根登り黒戸尾根下りをしているので、今度は逆の黒戸尾根登り八丁尾根下り。
明るくなった5:15にスタートし、先行者を全員追い越しますが、確かに黒戸尾根に来始めた頃と比べると組数は増えた印象あり。やはりNHK百名山の影響でしょうか。
5合目付近で相次いで会った下山者と話したところ、昨日景色のない雨中に登頂し、今日は小屋からそのまま下山してこられたとのこと。残念でしたね。
序盤に飛ばすと8合目から先で脚が止まるので、今回は努めて抑制。七丈小屋から山頂まで50分掛からず、山頂で腕時計見たときは8時14分。
サブスリー達成!!!と喜びましたが、iPhoneを取り出してRunmeterを止めた瞬間までの所要時間は3時間36秒。。。がっかりして証拠写真なし。
北沢峠日帰り組が着かない時刻の山頂には4組程の先行者あり、前日七丈小屋テント泊から仙丈、鳳凰と縦走して青木鉱泉に下山予定の2人組、4人組(だったかな?)のベテランさん等。偶々でしょうが、夏の甲斐駒エリア(除鋸岳)では珍しいヘルメットの装着・所持が超高率。
本日は360度の素晴らしい眺望でしたが、あまりゆっくりして八丁尾根から見上げる甲斐駒が雲に巻かれても困るので、そそくさと下山を開始。
と間もなく雷鳥発見。4羽が楽しく食事中。逃げません。写真を撮り、動画を撮り、ゆっくり見守っても、全く逃げません。可愛らしい姿に満足して静かに下山再開。
六合石室から先で1回目のコースオフ。トレースは薄いながら続いていますが、三ツ頭に向けて登らないといけないのに下り。本谷に下るルートかもしれません。右下に外れていたのは分かっていたので、途中から直登すると、三ツ頭と烏帽子岳の中間点あたりに出ました。
烏帽子岳から下り始めて樹林帯入ると間もなく、ソロで登ってくる元気なお嬢さんに会いました。1回コースオフしたそうですが、10時過ぎにここまで登るのはなかなかいいペースです。下山開始から日向山頂直下まで約4時間、会ったハイカーは彼女1人。
更に下って大きな白い岩の横を通り、ここは左右どっちから巻いても合流するんだよね(前回確認してみた)、なんて言っているそばから2回目のコースオフ。概ね尾根沿いに下る筈のルートより左に巻いていました。大岩山取り付きの鞍部の寸前でトレースがいよいよ怪しくなったので、再び直登してルートに戻りました。
大岩山へは直角!な長い崖を登り。以前はクライミング装備と技術が必要だったそうですが、今は相応の体力があれば楽に登り降りでき、危険も感じません。
そこから鞍掛山分岐を過ぎるまでは気持ちのよいトレイルが続きますが、段々と下り傾斜がきつくなり、木の根が露出した滑り易いトレイルを降りきると、左が白砂の登りと、寧ろこっちが道なりの右の下りの分岐があります。右は錦滝方面へのショートカットだと思いますが、1/50000の地図には載っておらず、案内板もなし。
日向山からは急に人が増えます。登山口まで降りたら、駐車スペースから溢れた路駐車両多数の林道を下ります。去年登ったときは、林道は横断こそしたものの下った記憶は殆どなし。路駐車両に隠された登山道を見落とした模様(`ε´♯)。
13時半過ぎに下山。3時間半〜4時間と見込んだ下山に5時間掛かりました。大して下ってもいない六合石室のあたりで久し振りに右膝痛を発症し、以後緩い登り下り以外は走らなかったことが主な原因。
黒戸尾根は、いつ来ても皆さんマナー素晴らしいです。いつもありがとうございます。
ランナーのタイムトライアルは、駐車場でなく神社または橋を渡った登山口からの計測が標準のよう。神社まで走り、悠長に手水までして参拝している時間が除外されると、5分くらい短縮。ということで、「目標達成」にしておきます。達成するとモチベーション下がるという問題がありますが。
コメント
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おつかれさまでした。お互いコースはずした直後だったんですね。
薄い踏み跡に引き込まれて、気が付いた時には地形的に尾根から外れて「間違えた…」という感じでした。
私も整備中のところ変なトレース残してスミマセンと反省です
雷鳥さん4羽もいたんですね。お食事風景に癒されました。
>路駐車両に隠された登山道を見落とした模様
これは→(`ε´♯)ですね 。。。
キノコの写真でお腹いっぱい 。
外しても地形が分かりやすいので不安感じなかったでしょうが、ホント誰も来なくてうっかり事故にも遭えませんね。s3214さんのレポに触発されて1日に10人くらい通るようになって欲しいところ
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