記録ID: 5059108
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無雪期ピークハント／縦走
奥多摩・高尾
前半ジキル、後半ハイド！鹿倉山から大寺山へ！！
2023年01月04日(水) [日帰り]
東京都
山梨県
alchemy
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 04:06
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,435m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:06
距離 17.9km
登り 1,321m
下り 1,436m
| 天候 | 朝のうちは快晴でしたが、昼前から雲が出始め、午後には曇になった時間帯もありました。気温は早朝は低く、夜明け前にはマイナス4〜5℃くらいにはなったと思われますが、日が上がって谷間に日が差し始めると急速に上昇しました（それでも8〜9℃程度かと思いますが）。風は稜線上では弱風または微風がほぼ常時吹いていました。なお、当日の日の出（東京）は0651でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
西東京バス 奥多摩駅 0740発 小菅役場前 0833着 （ICカード 996円） 復路：西東京バス 熱海 1244発 奥多摩駅 1306着 （ICカード 472円） JR青梅線 奥多摩駅 1313発 青梅行 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆小菅村役場バス停〜大丹波峠分岐 バス停周辺は小菅村の中心街で村役場だけでなく商店などもあるので、時間帯次第では補給も可能です。バス停から西方向（バス進行方向）へ300mほど進むと、小菅駐在所のある交差点で県道18号線に右折します（丹波山方面の表示あり）。車道歩きなので特に危険なところはありませんが、丹波山村との連絡道路なので通行量は比較的多く、車には注意が必要です。2�劼曚鋲擦覆蠅望紊�っていくと、林道大丹波峠線への分岐（道標あり）が出てくるので、右折して林道に入ります。 ◆大丹波峠分岐（林道大丹波峠線）〜大丹波峠作業者用駐車場〜大丹波峠 この区間は基本的に林道歩きになります。特に危険なところはありません。一般車も入れますが、駐車する場所は作業者用駐車場しかなく、途中からダートになります。大丹波峠から先も林道は続きますが、チェーンで封鎖されており、一般車はここまでとなります。 ◆大丹波峠〜鹿倉山〜オオヤマト山〜林道終点 人工林の中を林道に沿って高度を上げていきます。途中、登山道に入るところもありますが、上部で林道と合流します。登山道に特に危険なところはなく、トレイルの幅も比較的広いところが多い上、路面もフラットなので歩きやすいです。ただし、途中1箇所だけ道標のない分かり難い分岐があり（1150m付近／赤テープのみ）、二股になっていますが上部へ上がる方が正解です。 林道と合流後は、ひたすら林道沿いに進みますが、鹿倉山の直下で林道を離れ、山頂に向かいます（道標あり）。山頂は特に展望はありません。その後、再び林道に合流し、ピークに上る時以外は林道沿いに進みます。基本的に展望はありませんが、オオヤマト山の山頂周辺は北側が伐採されているため、石尾根方面の展望が良好です。この区間は広々とした尾根上の林道を歩くので非常に気持ちが良いです。オオヤマト山からさらに進むと、唐突に林道終点が現われます。林道終点は、傾斜地ですがある程度の広さがあるので休憩が可能です。 ◆林道終点〜タナグチ山〜大寺山 ここからトレイルの雰囲気がガラッと変わり、時々ヤセた稜線が出てきたりします。また、自然林の中を通ることが増え、落ち葉が堆積してトレースがほとんど消えていたり、滑りやすくなっているところも出てきます。特にタナグチ山を過ぎると、トレイルも稜線上のピークを巻くようなルート取りや比較的急なアップダウンも出てきます。巻き道は奥多摩らしく幅が細くなっているところもあり注意が必要です（特にタナグチ山の少し先にあるピークの北面を巻く部分では若干路面が凍結気味でした）。 さらに進んで鴨沢への下降路への分岐（道標あり）まで出ると、大寺山まではあと一息となります。 ◆大寺山山頂周辺 大寺山には特徴的な白亜の仏舎利塔があり、比較的広い平坦地になっています（ただし日陰はバリバリに凍結していました）。トイレが設置されていますが、破損しており永年に渡って使用されていないようです。山名標はタナグチ山からのトレイルが仏舎利塔前に飛び出してくる脇にあるお墓の裏の一段高いところにありました。 仏舎利塔前からは、金風呂バス停および余沢バス停方面へ下る林道があります。若干奥多摩方面に出るには遠回りになりますが、山慣れしていない方などはこちらの林道を利用することを推奨します（後述）。 ◆大寺山〜ババアサマ（馬場浅間）〜陣屋バス停 大寺山からババアサマまでの区間がこのコースの核心部になります。 大寺山山頂の東端（来たトレイルとは仏舎利塔を挟んで反対側）に陣屋バス停（深山橋方面）への下り口があります。いきなり急下降で50mほど高度を落とします。比較的足場はしっかりしていますが、ヤセ尾根になって左右が切れ落ちているところがあるので注意が必要です。いったん平坦になるものの、今度はステップが細く、谷側が切れ落ちた崖脇のトラバース（10mくらい）や、左右が切れ落ちているキレットの通過などがあり高度感が強い部分があるので、苦手な方は通行回避を推奨します。 ババアサマの先も、落ち葉で滑りやすい急斜面（場所によってはトレース消失）などが所々で現われます。トレイルが北東へ向きを変えたあとは、急斜面が続き、急速に高度を落としていきます。足許に、陣屋バス停周辺が見えるようになると、落ち葉の堆積が増し、さらに滑りやすくなります。その後、陣屋バス停脇にあるそば店「陣屋」の駐車場裏手からバス停前に出てきます。 ◆陣屋バス停〜深山橋バス停〜峰谷橋バス停〜熱海バス停 今回、バスの時間が合わなかった（ちょうど10分程前に行ってしまったばかりで平日ダイヤだと12〜13時台は後続バスがない）ので、峰谷橋バス停で峰谷側から来るバスに乗車できることを期待して歩きました。陣屋バス停から深山橋を渡り、国道411号線（青梅街道）に合流後は、車道沿いに歩いて行きます。歩道がないところが多く、一方で交通量が多いので車やバイクに注意です。 峰谷橋バス停まで来たところ、峰谷側からのバスが来るまでまだもう少し時間があったので、赤線つなぎを兼ねてバスに追いつかれるまでの間歩き、熱海バス停で乗車しました（倉戸口バス停まで行きたかったのですが、間に合わず）。 |
| その他周辺情報 | ◆道の駅こすげ http://kosuge-eki.jp/ ◆小菅の湯 http://kosugenoyu.jp/ |
写真
今日から仕事始めの方も多いと思い、多少は密を避けられるかと電車で奥多摩までやってきました
それにしても寒い
日の出の時間はとっくに過ぎていますが、谷あいにある奥多摩駅に陽が差すには、あと30分はかかりそう
日の出の時間はとっくに過ぎていますが、谷あいにある奥多摩駅に陽が差すには、あと30分はかかりそう
小菅方面への始発バスに乗ります乗車したのは10人ほどでしたが、最後の人は留浦で下車してしまい、そこから先は運転手さんと二人旅でした
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1/4 7:33
小菅方面への始発バスに乗ります
乗車したのは10人ほどでしたが、最後の人は留浦で下車してしまい、そこから先は運転手さんと二人旅でした
乗車したのは10人ほどでしたが、最後の人は留浦で下車してしまい、そこから先は運転手さんと二人旅でした
大丹波峠分岐へ向かう途中で
相変わらずムチャクチャ寒い
雪の結晶かと思いましたが、多分霜
ザラメくらいの大きさでした
相変わらずムチャクチャ寒い
雪の結晶かと思いましたが、多分霜
ザラメくらいの大きさでした
大丹波峠作業者用駐車場
ざっと20台近くは駐められそう
陽が差してきて、ようやく少し暖かくなりました
ざっと20台近くは駐められそう
陽が差してきて、ようやく少し暖かくなりました
奥多摩湖方面を望む
画面中央右のピークが御前山
右側の木の脇に大寺山の白い仏舎利塔が見えています
画面中央右のピークが御前山
右側の木の脇に大寺山の白い仏舎利塔が見えています
石尾根のピークを拡大
画面左端のピークは高丸山、画面中央やや左のピークが日蔭名栗山、画面右端のピークが鷹ノ巣山
画面左端のピークは高丸山、画面中央やや左のピークが日蔭名栗山、画面右端のピークが鷹ノ巣山
少し歩くと林道終点に到着
ちょっとした広場になっているので休憩に最適
ちょっとした広場になっているので休憩に最適
陣屋バス停周辺が見えてきました
ただここまで下りて来ても、落ち葉でムチャクチャ滑りやすいので油断は禁物
ただここまで下りて来ても、落ち葉でムチャクチャ滑りやすいので油断は禁物
最後はおそば屋さんの奥から出てきます
休日はツーリングでやってくるライダーさんたちで賑わいますが、今日はヒッソリしています
休日はツーリングでやってくるライダーさんたちで賑わいますが、今日はヒッソリしています
バス停はすぐ前ですが、バスは行ってしまったばかり
しかも後続のバスは2時間後
はあ・・・歩くか・・・
しかも後続のバスは2時間後
はあ・・・歩くか・・・
まずは深山橋を渡ります
峰谷橋まで2.5�劼曚品發韻丱丱垢望茲譴襪�な
峰谷橋まで2.5�劼曚品發韻丱丱垢望茲譴襪�な
麦山浮橋まできました峰谷橋バス停まであと少し
・・・と思ってバス停に着いてみたら、逆に時間がまだ余る
突っ立っていて寒いのも勘弁ということで、もう少し赤線つなぎを兼ねて足を伸ばすことに
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1/4 12:13
麦山浮橋まできました
峰谷橋バス停まであと少し
・・・と思ってバス停に着いてみたら、逆に時間がまだ余る
突っ立っていて寒いのも勘弁ということで、もう少し赤線つなぎを兼ねて足を伸ばすことに
峰谷橋バス停まであと少し
・・・と思ってバス停に着いてみたら、逆に時間がまだ余る
突っ立っていて寒いのも勘弁ということで、もう少し赤線つなぎを兼ねて足を伸ばすことに
装備
| 個人装備 |
Tシャツ（半袖）(1)
Tシャツ（長袖）(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
靴下
グローブ
防寒着
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
カメラ
長袖シャツ
ハードシェル
|
|---|
感想
仕事始めは5日からなので、この日は鹿倉山から大寺山に往くことにしました。
年初とは云え平日なので空いているかと思っていたのですが、予想以上に空いていたので密の心配はあまりしなくてすみました。ただ、寒さの方も予想以上で、かなり重装備で着込んできたにもかかわらず、バスの中でも震えが来るくらい寒かったです。
このコース、前半は気持ちの良いハイキングだったのですが、後半は結構ハードな山歩きになり、特に大寺山からの下降部分にあった核心部は短いながらもなかなかお目にかかれないイヤらしさで、正月気分も吹っ飛びました（苦笑）
今年も体力を維持しつつ、時間を捻出して安全に気をつけながら頑張りたいと思います。
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