【サラリーマンと行く二百名山】天塩岳〜前天塩岳 dominon版

2014年09月07日(日) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,078m
• 下り: 1,086m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:00

7:00 天塩岳ヒュッテ
7:25 7:25 前天塩岳コースから新道コースへの連絡路分岐
8:10 8:10 新道コースから前天塩岳コースへの連絡路分岐
9:20 9:20 円山
9:40 9:40 避難小屋
10:20 11:20 天塩岳
12:00 12:00 前天塩岳頂上迂回路との分岐（東側）
12:25 12:35 前天塩岳
12:55 12:55 前天塩岳頂上迂回路との分岐（西側）
14:20 14:20 旧道（沢）コースとの分岐
14:35 14:35 前天塩岳コースから新道コースへの連絡路分岐
15:00 ゴール地点

天候

晴れ→曇り→下山後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最寄ICは愛別IC（比布北ICから無料区間）です。
道道101号線を北上し、天塩岳登山口の標識を右折し、天塩岳道立自然公園へ向かいます。林道はダート道で道幅は狭いですが、それほど荒れてはいません。

コース状況／危険箇所等

笹はキレイに刈られており、コースは整備されています。ピンクテープやマーカーがあり分かりやすいですが、分岐が多いので地図を持っていた方が安心です。
危険箇所は特にありませんが、熊がいてもおかしくなさそうな雰囲気です。

その他周辺情報

温泉は協和温泉に寄りました。入館料500円、貴重品ロッカー100円（返却タイプ）
一部掛け流し（加温）、サウナあり、露天風呂なし。
リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー（パワー弱）あり。

写真

9/7 5:25

旅の始まりは、ご来光から。途中コンビニに立ち寄り、登山口へ。

9/7 6:55

（07:00）入山
入山届はヒュッテの入口にあります。「ヒュッテ」ってどういう意味なのかな？と思って調べたら、ドイツ語で「山小屋」のことでした。

9/7 6:55

こっちはドイツ語じゃないんだね。超和式スタイル、ペーパーあり。

9/7 6:56

今日は地図も準備しなかったし、コースの予習もしていないのでここで確認。計画〜準備〜登山〜帰宅〜反省までが私の登山スタイルなのに、これじゃ半分しか楽しめないね。

9/7 6:57

今日はすごいんだよ。来年パパになるサラリーマンとのコラボ企画なの。

9/7 6:58

山にはドラマがいっぱいあるから、ドラマチックに演出するね。まずは緩やかな森歩きから。

9/7 7:01

サラリーマンの感性と行間がいいよね。
コラボ企画の最初の相手に私を選んでくれたのは光栄だなぁ〜と思った。

9/7 7:01

沢を渡る橋はバリエーション豊富。最初は頑丈なやつ。

9/7 7:01

両手でバランスを取るほど危険じゃないよ。

9/7 7:05

ピンクテープやマーカーもしっかりあって、手入れが行き届いてるね。

9/7 7:07

こちらは長い板。揺れが心地よいので、一人ずつ。

9/7 7:07

「沢」と「川」って何が違うのかな〜？ってずっと気になってたから調べてみたの。「沢は、細い川、もしくは短い川の通称」なんだって。（by Wiki）

9/7 7:08

花は少しだけ。でも力強い。
白い「エゾアジサイ」。木から生えてるのは「ノリウツギ」という花みたい。

9/7 7:09

これは「トリカブト」だと思う。「エゾトリカブト」と「ダイセツトリカブト」の違いがわからないけど、とても美しかった。

9/7 7:12

気がつけばもう9月。私の夏山シーズンは今月いっぱいかな。来月からは陶芸スイッチを入れないと。

9/7 7:14

不安定な天気だけど、足元はそれほど悪くない。サラリーマンはコントラスト強めが似合いそうだな〜と思って現像してみたよ。

9/7 7:17

青いエゾアジサイ。アジサイは「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」のように土壌の酸性度によって、花の色が変わるというけど、エゾアジサイも同じなのかな？

9/7 7:17

これも似ているけど、花が薄いピンク。

9/7 7:19

サラリーマンのデジカメはNikonだったけど、私のようにいつも首から提げてる訳じゃなかった。

9/7 7:22

何度か橋を渡り、方向が完全に分からなくなった。

9/7 7:25

（07:25）天塩岳新道分岐
今日は天塩岳→前天塩岳のルートで進むことに。

9/7 7:36

登山道の整備をしてくれている建設会社の方々。歩き出すと早いけど、休憩が多いので先を行ったり譲ったり。最後尾のおじさまの鈴が多くてちょっとビックリした。

9/7 7:43

サラリーマンは私よりも早い。ペースを合わせようとすると、体力を消耗するような気がした。マイペースで行こう。

9/7 8:06

横に伸びる「ヤマハハコ」

9/7 8:08

標識がいちいちカッコイイなと思った。

9/7 8:13

これは「ツバメオモト」の実かな？

9/7 8:14

落ち葉がクッションになる優しい登山道。

9/7 8:15

おっ、山が見えてきた。あそこに行くのかな？

9/7 8:22

今は青空だけど、天気は怪しい。秋の天気が変わりやすいからね。

9/7 8:30

今日の足回りはアプローチシューズ。この靴はかなり慣れてきた。岩場に強く、ザレ場に弱い。たぶん落ち葉にも弱い。

9/7 8:42

かなり広めに笹刈りしてあって、優しさを感じるね。

9/7 8:47

雲行きが心配になってきたね。

9/7 8:47

今年は赤が鮮やかだね。例年より1週間〜10日ぐらい早いみたい。このまだらな感じもいいね。

9/7 8:49

あれは前天塩岳かな？

9/7 8:49

天塩岳は北見山地の最高峰の山。ちょっと遠いから一人なら来る機会はなかったかも。

9/7 8:52

すっかり秋模様。今年はあと何座登れるかな。

9/7 8:58

ケルンを激写するサラリーマンを激写する。

9/7 8:59

歩いてきた道。さっきの建設会社の人が休憩してるところ。完全に雲行きが怪しいね。

9/7 9:01

ハイマツエリアに突入。

9/7 9:04

ガレガレエリアに突入。

9/7 9:05

赤いのは「ウラシマツツジ」かな？

9/7 9:08

この赤い実は何かな？

9/7 9:09

これは「キバナシャクナゲ」かな？
もう終わりそう。

9/7 9:15

ナッキーもいるみたいだけど、声は全く聞こえなかった。

9/7 9:16

今日も人様に迷惑を掛けずに下山できますように。

9/7 9:17

標識があって、分岐になってる。

9/7 9:18

（09:20）円山
ここがピークかと思ったら、円山って書いてあった。ここじゃなかったのポーズ。

9/7 9:20

ピークはあっちだね。

9/7 9:20

稜線が美しい。

9/7 9:21

サラリーマンの写真は印象的だよね。TOP画もかっこいいし。何のソフト使ってるか気になったから聞いてみたけど、サラリーマンらしい答えが帰ってきた。レコ書くのもほとんど時間がかからないみたい。仕事ができるサラリーマンだね。

9/7 9:22

私はいつも150枚ぐらい撮って、Lightroomで現像してるけど、1枚ずつチェックするから結構時間かかるもんね。レコ書くのも1日がかりだよ。

9/7 9:25

でも、自分のために記録はきちんと残さないとね。すぐに忘れちゃうからさ。

9/7 9:26

そしたら色んな人からメッセージが来るようになったよ。自分のために始めたことが人の役にも立てるのはいいね。

9/7 9:27

この山はどこかの山と似てるなと思って、サラリーマンに聞いてみたら「ニセカウ」って言ってて、あ〜そうだな〜と思った。

9/7 9:30

歩きにくいのはここだけだった。

9/7 9:34

天塩岳まで1.7km、ヒュッテから4.5kmかな。

9/7 9:37

立派な避難小屋があったよ。あとで分かったけど、ここから西天塩岳のピークまで登れるようになってるみたい。

9/7 9:38

こっちはトイレかな。中は見てないよ。

9/7 9:41

天塩岳のピークまではまだちょっとあるね。

9/7 9:47

あと1.2kmだって。

9/7 9:49

「ミヤマキンバイ」かな？「メアカンキンバイ」と区別がつかないけどね。

9/7 9:53

遭難慰霊碑が。周りの笹はさらに広く刈られているのね。

9/7 10:15

緩やかに標高を上げ・・・

9/7 10:17

サラリーマンの足取りは軽く・・・

9/7 10:19

前天塩岳の上空には怪しい雲が・・・

9/7 10:21

歩いてきた道。ここが紅葉するとどんな風になるのかな？
誰かのレコ待ってるね。

9/7 10:23

（10:20）天塩岳
おっ、着いた！3時間20分ぐらいかかりました。

9/7 10:33

三角点タッチ〜。

9/7 10:36

サラリーマンはJBを使う。どっちが早く沸くか競争しようかと思ったけど、私も同じだから置いてきた。お湯が沸くのが早過ぎてパニックになるところはよく似ていた。(笑)

9/7 10:40

節約生活実施中なので、おにぎりを作ってきたよ。カップラーメンはミニがちょうどいい。

9/7 11:02

今日はちょっと大きめのマグを持ってきたけど、そろそろ新作作らないとね。やっぱりニャンコがいいかな。

9/7 11:02

サラリーマンのために滝川銘菓のモンモオを用意したの。水分がないと辛いタイプのおやつ。

9/7 11:03

山頂カフェでおもてなし。「よかったらマグあげるよ」って言ったら「いいえ」って言われたよ。里親探しは難しいね。(笑)

9/7 11:19

なんだかんだで1時間ぐらい休憩しちゃったよ。パワーアップしたサラリーマン。

9/7 11:21

（11:20）前天塩岳へ
ヒュッテに戻るには、前天塩岳のピークを経由しないで、巻いていくこともできるの。体調やレベルに合わせてルートを選べるのがいいね。

9/7 11:22

「シラタマノキ」にはサロンパスに使われる「サリチリ酸メチル」っていう成分が含まれてるんだよ。先週の芦別岳でNABEXに教わったの。

9/7 11:27

滝上町って。(笑)
ここから町まで帰る人がいるのかな？
何キロあるのさ。

9/7 11:33

せっかく登ったのに結構下るのね。登り返しは嫌いなのよ。心折れるし。

9/7 11:42

でも、この道は優しくていいね。

9/7 11:52

と思ってたら、ハイマツエリアの登りが始まり・・・

9/7 11:56

この景色もいいね。紅葉写真待ってるよ。

（12:00）前天塩岳分岐
ここから登山口まで戻ることもできるけど、ピークまでは30分ほどかな。せっかく遠くまで来たから行っておこう。

9/7 12:07

「ウラジロナナカマド」かな。

9/7 12:14

サラリーマンがTOP画に選んだ写真はこれだった。北海道のお山の紅葉は一気に進むよ。

9/7 12:16

山頂の横は結構な崖になってるね。

9/7 12:20

ピークが見えてからが案外遠いもので。

9/7 12:22

勢いのあるマーカー。赤いペンキなら恐ろしいね。

9/7 12:26

（12:25）前天塩岳
天塩岳から1時間ちょっとかな。

9/7 12:25

来た道を振り返るサラリーマン。

9/7 12:26

ぐるっと写真を撮ってみたけど、どっち方面かはよく分からないね。そろそろ地図持った方がいいね。

9/7 12:30

細長い山頂標識が新鮮だった。

9/7 12:32

雲行きが怪しいからそろそろ下山しようかね。
サラリーマンはさらにパワーアップした様子。

9/7 12:37

（12:35）下山開始
山頂休憩は10分ぐらいかな。ここからの下山は結構大変だった。

9/7 12:42

「明日から仕事頑張ろうのポーズやって」とか無茶振りしたけど、やってくれる心優しいサラリーマン。

かなり斜度があって、歩きづらいの。気を抜いてしまって、コケた時はカメラが無事か真っ先に確認したよ。(笑)
ここを登るのは嫌だけど、下りはもっと嫌かなと思った。前天塩岳→天塩岳の方が安心かも。

9/7 12:48

避難小屋と同じぐらいの高さまで下りてきた。下りは思ったよりも時間がかかってる。

9/7 12:51

迂回ルートの分岐まで下りてきた。

9/7 12:52

まだまだ下りが続くのよ。ずっと登るのも辛いけど、ずっと下るのも辛いよね。結局、どっちも辛いんだな〜。

9/7 13:50

「ヨツバヒヨドリ」かな？

9/7 13:51

細いけど、長い滝があったよ。

9/7 14:02

わかりません。

9/7 14:07

ピントが合わなかった「ミヤマアキノキリンソウ」

9/7 14:09

行ったらダメっぽくなってるけど、ここは旧道かもしれない。

9/7 14:15

山と緑に癒されたサラリーマンは、また明日から仕事をがんばるんだろう。

9/7 14:18

登山口まで2.3km。まだ結構あるね。帰りはちょっと寂しいよね。

9/7 14:23

渡渉は1回。飛び石で渡れるね。

9/7 14:25

雨がポツポツ。帽子＆長袖でほとんど感じなかった。

9/7 14:35

新道との分岐。ここからは朝通った道と同じ。

9/7 14:46

倒木を持ち上げ・・・

9/7 14:50

道を切り開き・・・

9/7 14:52

橋を駆け抜け・・・

9/7 15:03

（15:00）下山完了
雨が本降りになってきた。前天塩の急勾配を下りたときにスライドした人がいたの。あの人は大丈夫かな。

9/7 15:05

ヒュッテの中を覗いてみたよ。うちよりずっとキレイだった。

9/7 16:00

たっぷり汗をかいたので下山後は協和温泉に。掛け流しではないね。入浴料500円、シャワーの圧力は強かったけど、ドライヤーが弱かった。

9/7 17:42

帰り道は大雨だったけど、大きな虹と夕日がとてもキレイだった。「合同レコでいいよね？」と思ったけど、私のレコが読みたいというので、サラリーマンのためにがんばって書いたの。

撮影機器：

Df ニコン

Xperia UL SOL22 au SONY

感想

dominon

家庭を大切にするサラリーマンは、来年父になる。
コラボ企画のトップバッターに私を選んでくれて、光栄だと思った。

【良かった点】
一人ではなかなか行く機会がない山で、サラリーマンとコラボできたこと。これまでに登った山がよく似ているので、色んな山の話ができて楽しかったです。
サラリーマンの方が少し早いので、最初は合わせようと意識しましたが、バテそうな気がしたので、結局マイペースに切り替えました。自分のペースを崩さず歩いた方が安心な気がしました。

【悪かった点】
とはいっても、スピードをコントロールして歩けるようになりたいと思いました。途中、前後を入れ替わってみましたが、早い人の前を歩くのは急かされている感じがしてあまり好きではなかったです。
事前の準備をほとんどしなかったこと。コースがいくつかあり、どの山を目指しているのかもわかってなかったです。事前のシミュレーションは大事だと思いました。分岐も多かったので、簡単なものでも地図はあった方がいいです。

【食料・行動食】
水分：ハイドレーション1ℓ、500ml×1、クエン酸330ml、予備の水330ml
ハイドレーションとクエン酸がちょうどなくなりました。
食糧：天塩岳山頂でおにぎりとミニカップラーメン（半熟卵入り）を食べ、食後にコーヒーとおやつを食べました。行動食は羊羹1つとゼリー飲料のみです。
非常食：アルファ米、カロリーメイト、ミニ乾麺

【全体を通して】
今年の紅葉は例年よりも10日ほど早く、近年稀に見る色付きだというので、そろそろ大雪山を徘徊しようと思っていたところ、セッションの話が舞い込んできました。
私は気ままな一人歩きが多いし、協調性と社交性に欠けているので、どうなることかと思っていましたが、天気にも恵まれてとても楽しい一日になりました。
レコは合同でいいかなと思っていましたが、サラリーマンが私の無駄に長いレコを所望しているようなので、別々に書くことにしました。

サラリーマンのコラボリレーがどんな風に続くか楽しみです。

コメント

noshi

コラボ登山！
実は私もRyoさんからお誘いを頂いておりました！
しかし先約があったので無念のお断りでした…。
綺麗な写真がいーっぱい。
楽しい山行になったことと思います。
次こその機会があれば私も…！

dominon

Re: コラボ登山！
コメントありがとうございます。
天気に恵まれてとても良い１日になりました。
サラリーマンは来年からは自粛傾向になるというので、コラボ企画に参加することにしました。好みの山も似てるし、ペースも近いので、とても楽しく歩けました。