ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 507766
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳日帰り キツいけど充実感満載

2014年09月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:59
距離
14.0km
登り
1,515m
下り
1,495m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:36
休憩
2:23
合計
8:59
5:47
5
5:52
5:54
125
7:59
8:13
57
9:10
9:21
4
9:25
9:25
40
10:05
10:09
7
10:16
11:05
2
11:07
11:16
59
12:15
12:38
26
13:04
13:33
67
14:40
14:42
3
14:45
14:45
1
14:46
ゴール地点
南沢のログが飛びまくってます。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸やまのこ村に駐車(1000円/日)
美濃戸口から美濃戸のダート路は噂どおりの超凹凸路
普通車で10キロ以下の低速走行でも、2回軽く底擦りました…
コース状況/
危険箇所等
南沢は道がわかりづらいところあり、テープとペンキマークに注意。
地蔵、文三郎の鎖場は滑らないよう慎重に。
やまのこ村からスタート。
2014年09月12日 06:03撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 6:03
やまのこ村からスタート。
行きは南沢から進みます。暗い森の中を進むので、光量不足で満足な写真がありません。
2014年09月12日 07:13撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 7:13
行きは南沢から進みます。暗い森の中を進むので、光量不足で満足な写真がありません。
枯沢に出ると行者小屋は近い。朝日が当たった地面から湯気のような蒸気が出ています。
2014年09月12日 07:44撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 7:44
枯沢に出ると行者小屋は近い。朝日が当たった地面から湯気のような蒸気が出ています。
行者小屋到着。すでに一杯一杯。
2014年09月12日 08:15撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 8:15
行者小屋到着。すでに一杯一杯。
迷った末に地蔵尾根から登ります。
2014年09月12日 08:29撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 8:29
迷った末に地蔵尾根から登ります。
ヤリホー!
2014年09月12日 08:40撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
5
9/12 8:40
ヤリホー!
急登から始まり急階段。息も絶え絶え。
2014年09月12日 08:54撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
5
9/12 8:54
急登から始まり急階段。息も絶え絶え。
階段のあとのトラバース。滑ったら止まらなそう。
2014年09月12日 09:17撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 9:17
階段のあとのトラバース。滑ったら止まらなそう。
こんな場所を登ってきました。
2014年09月12日 09:36撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 9:36
こんな場所を登ってきました。
ようやく稜線に。手前に天望荘、山頂に頂上山荘。
2014年09月12日 09:36撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
10
9/12 9:36
ようやく稜線に。手前に天望荘、山頂に頂上山荘。
天望荘から赤岳。すぐ近くに見えますが、この登りが結構きつい。
2014年09月12日 09:42撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7
9/12 9:42
天望荘から赤岳。すぐ近くに見えますが、この登りが結構きつい。
鎖のあるガレ場をひいひい言いながら登ります。
2014年09月12日 09:56撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 9:56
鎖のあるガレ場をひいひい言いながら登ります。
ヘロヘロになりながらも到着!
2014年09月12日 10:28撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7
9/12 10:28
ヘロヘロになりながらも到着!
横岳、硫黄岳、天狗岳。
2014年09月12日 10:34撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
10
9/12 10:34
横岳、硫黄岳、天狗岳。
ソイジョイがパンパンです。
2014年09月12日 10:42撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 10:42
ソイジョイがパンパンです。
行者小屋と赤岳鉱泉がかなり下に見えます。最高峰らしい高度感ある景色です。
2014年09月12日 10:49撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 10:49
行者小屋と赤岳鉱泉がかなり下に見えます。最高峰らしい高度感ある景色です。
山頂からもヤリホー!その他の日本アルプス、富士山は雲隠れ中でした。
2014年09月12日 10:50撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 10:50
山頂からもヤリホー!その他の日本アルプス、富士山は雲隠れ中でした。
権現岳の向こうに南アルプスがちょこっとだけ。
2014年09月12日 10:52撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 10:52
権現岳の向こうに南アルプスがちょこっとだけ。
名残惜しいですが、文三郎で下ります。
2014年09月12日 11:18撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 11:18
名残惜しいですが、文三郎で下ります。
頂上直下ははしご。
2014年09月12日 11:20撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 11:20
頂上直下ははしご。
こんな感じのところを下ってきました。見た目はごついですが、地蔵尾根よりは高度感ないかも。
2014年09月12日 11:34撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 11:34
こんな感じのところを下ってきました。見た目はごついですが、地蔵尾根よりは高度感ないかも。
中岳の向こうに魅力的な阿弥陀岳。
2014年09月12日 11:36撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
11
9/12 11:36
中岳の向こうに魅力的な阿弥陀岳。
いつかは通ってみたいキレット。
2014年09月12日 11:37撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 11:37
いつかは通ってみたいキレット。
蓼科山も顔を出しました。
2014年09月12日 11:41撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 11:41
蓼科山も顔を出しました。
文三郎といえばマムート階段。
2014年09月12日 11:48撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
5
9/12 11:48
文三郎といえばマムート階段。
階段以外のところはザレてます。よく滑るので恐いです。
2014年09月12日 11:57撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 11:57
階段以外のところはザレてます。よく滑るので恐いです。
行きに登った地蔵尾根。とても登山道があるようには見えない。
2014年09月12日 12:08撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 12:08
行きに登った地蔵尾根。とても登山道があるようには見えない。
横岳、大同心、小同心。
2014年09月12日 12:08撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 12:08
横岳、大同心、小同心。
行者小屋に戻ってきました。天望荘を見上げます。
2014年09月12日 12:54撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 12:54
行者小屋に戻ってきました。天望荘を見上げます。
帰りは北沢から。中山乗越。
2014年09月12日 13:00撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 13:00
帰りは北沢から。中山乗越。
ここにもマムート階段が。
2014年09月12日 13:05撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
2
9/12 13:05
ここにもマムート階段が。
赤岳鉱泉に到着です。
2014年09月12日 13:21撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 13:21
赤岳鉱泉に到着です。
うう、魅力的…
2014年09月12日 13:26撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 13:26
うう、魅力的…
赤岳鉱泉からの赤岳。
2014年09月12日 13:48撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 13:48
赤岳鉱泉からの赤岳。
ここから見ると本当にお坊さんが手を合わせているみたい。
2014年09月12日 13:49撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4
9/12 13:49
ここから見ると本当にお坊さんが手を合わせているみたい。
北沢は南沢より歩きやすいですね。
2014年09月12日 13:53撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 13:53
北沢は南沢より歩きやすいですね。
よく整備されています。
2014年09月12日 13:59撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 13:59
よく整備されています。
赤岳らしい赤い沢が所々にあります。
2014年09月12日 14:00撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 14:00
赤岳らしい赤い沢が所々にあります。
途中からは林道歩き。
2014年09月12日 14:31撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
9/12 14:31
途中からは林道歩き。
八ヶ岳といえば苔ですね。
2014年09月12日 14:46撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
9/12 14:46
八ヶ岳といえば苔ですね。
無事美濃戸に帰還。
2014年09月12日 14:57撮影 by  CG100 , SANYO Electric Co.,Ltd.
3
9/12 14:57
無事美濃戸に帰還。

感想

山歩きの経験値を高めるため、最近はファミリーハイクに加えて単独山行にもどんどん取り組んでみることにしています。今回は、夏休みの余りを利用し赤岳に向かいました。赤岳単独日帰りは、初心者に毛が生えた程度の自分にとって恐らく、体力的にも技術的にも上限に近いところののものになろうかと思います。念には念を入れて、好天が予想される日に決行しました。

日帰りの時間節約のため美濃戸まで車を乗り入れましたが、評判どおりの恐ろしい悪路でした。危なそうなところは10キロ以下の超ノロノロペースで走ったのに、2回ほど底を擦る始末。一部にあるボコボコに割れた舗装路面が特に嫌らしい。ある意味、今回の山行の核心部はここだったかもしれません(笑)

行きに通った南沢は、所々ルートがわかりづらい場所があります。慎重に探すと、テープやペンキマークが見つかるのですが、早朝などの暗い時間帯は要注意かも。道も荒れ気味でやや歩きづらく感じました。寝不足もあり、ペースも全く上がらず、行者小屋到着時はかなりアップアップでした。

行者小屋からは、文三郎尾根を通るか、地蔵尾根を通るか、悩みました。昨日の雨で岩が滑るかもしれないと考えると、比較的安全そうな文三郎。しかし文三郎には、私の大嫌いな階段がてんこ盛り。悩みに悩んだ末、結局は地蔵を選択しました。樹林帯ののっけからがんがん急登です。続いてアルミ階段、鎖場と、これでもかの急登続き。息あがりっぱなしです。今回は登りだったのでそうでもなかったですが、下りだとかなりの高度感を感じそうなコースですね。地蔵の頭からは気持ちのよい稜線歩きと思いきや、赤岳手前のガレ場の急登が弱った足にかなりこたえます。最後は鎖をフル活用し、上がらない足を腕力ブースターでカバーして何とか登りきりました。

赤岳山頂では、360度の気持ちのよい展望が楽しめました。残念ながら日本アルプスと富士山の遠望は雲に邪魔されましたが、八ヶ岳は全域がクリアに望めます。峻厳な最高峰らしい、高度感と開放感にあふれた景色に、思わず声が出てしまいます。北アの風景とはまた違った、切り立った男性的な景色の中にもどこか柔らかな感じが混じっている、とでもいうのでしょうか。ヘロヘロになっても登ってきた甲斐がありました。平日でも人がそこそこいるのは、さすが人気の山ですね。

帰りは文三郎から北沢に下ります。文三郎の鎖場は慎重に下りましたが、地蔵尾根ほどには高度感は感じませんでした。それよりも、鎖場の先に続くザレ道の方が嫌らしい。気を抜くとすぐ滑るので、精神的にも疲れます。行者小屋以降の北沢は、南沢と比べて歩きやすい道で、快適に下れました。時間の限定される日帰りでは南沢に分があるでしょうが、時間に余裕のある山行なら私は北沢を使いたいですね。途中からの林道歩きは好みが分かれるところかと思いますが。

今回は無事に日帰り山行を終えることができましたが、道中は結構目一杯でしたし、鎖場もかなり鎖に頼ってしまいましたので、まだまだこのクラスの山を安定して登るには力量不足を感じます。しかし、山行後には大きな充実感が残りました。自分の力量を広げるためのチャレンジ山行も、時々は必要なのかもしれません。(もちろん、無理のない範囲で)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1220人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら