変則2日で吾妻山

2014年09月12日(金) 〜 2014年09月13日(土)

• GPS: 08:53
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,203m
• 下り: 1,422m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:19
• 合計: 2:45

10:46 北望台登山口
11:34 11:35 大凹の水場
11:55 11:59 梵天岩
12:02 12:06 天狗岩（吾妻連峰）
12:14 12:15 西吾妻小屋
12:22 12:25 西吾妻山
12:27 12:31 西吾妻山
12:43 12:45 梵天岩
13:02 13:02 大凹の水場
13:21 13:21 かもしか展望台
13:31 北望台登山口

2日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:04

8:45 北望台登山口
9:11 9:14 人形石
10:24 10:25 東大巓
11:15 11:15 昭元山
11:55 12:03 烏帽子山
12:28 12:32 ニセ烏帽子山
12:44 12:44 兵子分岐
13:17 13:17 家形山
13:59 14:01 一切経山
14:19 14:20 酸ヶ平避難小屋
14:45 14:45 浄土平駐車場
14:49 ゴール地点

天候

1日目：晴れたり曇ったり、午後から小雨。2日目：晴れたり曇ったり、午後から雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

1日目：
新幹線で米沢駅へ。
白布温泉行のバスで終点まで（http://www.yamakobus.co.jp/rosenbus/jikoku/frame/shirabu.html）。
ロープウェーとリフトを乗り継ぎ、標高1,820mまで（http://www.tengendai.jp/ropeway/summer.asp）。
2日目：
ロープウェーとリフトを乗り継ぎ、標高1,820mまで（http://www.tengendai.jp/ropeway/summer.asp）。
浄土平からは福島駅行高速バスで福島駅へ（http://www.h7.dion.ne.jp/~joudo-vc/kankobus.htm）

コース状況／危険箇所等

1日目のコースは良く整備されていて、歩きやすい。2日目のコースは東大巓までは歩きやすいが、東大巓から先、特に昭元山への上り下りは藪こぎに近い。烏帽子山への登りからはやや改善される。家形山からの下り以降は快適。

その他周辺情報

山形側は、白布温泉で気持ちよく汗を流せる。福島側は、福島駅までの間に高湯温泉や土湯温泉がある。次回日程に余裕があれば泊まりたいですね。

写真

9/12 9:46

1日目朝の天元台ロープウェー湯元駅。

9/12 10:03

ロープウェーの後はリフトに乗継。

9/12 10:08

先の方に青空が見える。

9/12 10:15

どんどん青空が広くなっていく。

9/12 10:25

期待できそうな天候ですね。

9/12 10:33

雲の流れが速い。風が強そう。

9/12 10:40

リフトを降りて、登山路へ。

9/12 10:40

振り返って米沢市内。ちょっと雲が多めですね。

9/12 10:43

こんな感じの道が続く。

9/12 10:52

大きなイチゴが何個か実ってました。

9/12 10:55

ミヤマアキノキリンソウもまだまだ頑張って咲いている。

9/12 10:56

赤い果実をつけるのがたくさんあるので、区別がつけにくい

9/12 10:59

晴れてきました！！

9/12 10:59

ヤマハハコは至る所に咲いている。

9/12 11:02

ゼニゴケは枯れるとこんな色になるのか？

9/12 11:03

ゴゼンタチバナの紅葉と実。

9/12 11:10

人形石に到着。森林限界を超え、あたりはハイマツや低木のみとなります。

9/12 11:11

ハイマツの若い実。

9/12 11:12

ヤマハハコの白が目立っている。

9/12 11:12

今日は西吾妻山へ向かう。

9/12 11:13

木道がしっかり整備されている。

9/12 11:13

なだらかな山容が思ったよりも遠くに見える。

9/12 11:14

ここまで誰とも会うことなく、独り占めの散歩が続く。

9/12 11:15

東側の様子。優美な山が連なっている。

9/12 11:15

ガスというか雲が次々と通過していく。

9/12 11:16

シラネニンジン。

9/12 11:17

正面の山の向こうにちょこっとだけ見えるのが西吾妻かな？

9/12 11:17

木道ならぬ石道。四角く切り出した石が両脇に敷かれている。

9/12 11:19

エゾミヤマリンドウが至る所に咲いている。

9/12 11:25

池塘も多い。池塘のある風景が好きなので癒される。

9/12 11:28

水場に到着。

9/12 11:28

竹樋から少しづつ垂れている。もちろんここで飲み水を補給。

9/12 11:41

段々ガスが濃くなってくる。

9/12 11:42

これから向かう先もガスってきた。

9/12 11:43

ウメバチソウがかなり生き残っている。

9/12 11:45

ガスの中に見える池塘。

9/12 11:47

イワオトギリ。

9/12 11:51

岩だらけになってきた。通る風が冷たい。

9/12 11:52

梵天岩に到着。

9/12 11:56

天狗岩に到着。遠くに建物が見える。

9/12 11:59

吾妻神社でした。安全と健康を祈願。

9/12 12:00

西吾妻山を望む。なだらかで優しい感じですね。

9/12 12:02

この辺りの木道沿いにもリンドウがたくさん咲いている。

9/12 12:05

こんな感じで群生しているところも多い。

9/12 12:10

西吾妻小屋。

9/12 12:13

半ば埋まりかけではないかと思える登山道を西吾妻山に向かって登る。

9/12 12:18

見通しのない山頂。下山路も見通し悪し。

9/12 12:33

やっと見通せる場所に出ることが出来た。

9/12 12:40

向こうに見えるのは安達太良山の沼ノ平かな？

9/12 12:42

二つの木道が向こうに見える。今朝来た方が右の道。これから帰るのは左の道。

9/12 12:42

色づき始めたナナカマド。秋の準備が始まっています。

9/12 12:46

池塘に空の青が映っている。

9/12 12:46

こちらの池塘には草の緑が映っている。

9/12 12:48

吾妻連峰の東側の光景。真ん中の山は一切経山かな？

9/12 12:49

帰りの道が見えると楽しいですね。

9/12 13:09

カモシカ展望台に向けて登る。

9/12 13:14

展望台に到着。

9/12 13:15

向こうに見えるのは大日岳か？

9/12 13:15

いかにも雨が降りそうな雲がどんどん近づいてくる。帰りのリフトでは小雨と風で寒かったです。

9/13 8:37

二日目。今日も天気がよさそう。

9/13 8:41

人形岩に向けて登る。

9/13 9:05

人形岩に到着。今日は浄土平に向かう。

9/13 9:06

青空が広がって、いい感じです。

9/13 9:10

眼下に見える池塘群。

9/13 9:14

今日もガスがひっきりなしに通り過ぎていく。

9/13 9:17

ちょっと元気のないアザミ。

9/13 9:18

これから向かう道と池塘が良く見える。

9/13 9:23

あいかわらず多くのリンドウが咲いている。

9/13 9:27

とにかく広い草原が広がる。

9/13 9:29

気持ちの良い草原を歩く。

9/13 9:29

ワタスゲ。

9/13 9:34

池塘に雲が映っている。

9/13 9:36

ウメバチソウがかなり生き残って咲いている。

9/13 9:40

藤十郎に到着。

9/13 9:42

あいかわらず池塘が多い。

9/13 9:43

木道歩きが楽しい。歩くといろんな音が木道から聞こえる。

9/13 9:45

アカモノの実が成っている。

9/13 9:47

色づき始めたオオカメノキと果実。

9/13 9:48

いろいろな表情がある。

9/13 9:54

向こうに見えるのは東大巓かな。

9/13 9:54

またガスってきた。

9/13 9:55

木道の上にたまにおかれているのは、リス？の食べ残しのハイマツの松ぼっくり。

9/13 9:58

シラタマノキの可憐な花がいいですね。この先たくさん見ることができました。

9/13 10:01

あいかわらず池塘が多い。こういうところでテン泊したいものですね。

9/13 10:01

ウメバチソウが咲いている。

9/13 10:03

広い平原。

9/13 10:04

尾瀬ヶ原みたいな感じ。秋の色に色づき始めた草原の中に一本道が通っています。良い感じです。

9/13 10:04

とにかく広い。

9/13 10:05

すごく広い。

9/13 10:19

草紅葉の始まりですね。

9/13 10:19

ショウジョウバカマもいい色です。

9/13 10:20

東大巓山頂。見通しなし。

9/13 10:21

手のひらくらいの大きなキノコ。

9/13 10:22

シラタマノキはいいですね。

9/13 10:22

この辺りから木道が笹の中に隠されるように。足探りで進む。

9/13 10:23

だんだん雲が厚くなってきたような…。

9/13 10:34

登山道は笹の葉っぱの下で、足を下ろしてみないとどうなっているのかわからない。

9/13 10:39

この指導票を頼りに藪こぎしながら進む。

9/13 10:41

刈った笹で埋められている。

9/13 11:10

やっとこさ昭元山に到着。

9/13 11:28

次のピークが見える。

9/13 11:32

やっとこさ昭元山を降り、次のピークへの登りにかかるが、これを登るんですか？？？

9/13 11:41

岩と木のトンネルを抜けると、そこは岩と天空の世界でした。楽しく登れました。

9/13 11:48

烏帽子山に到着。一休みしてカロリーを補給。

9/13 12:14

立派なキノコ。秋の入り口の季節だけあっていろんなキノコが生えていましたが、今日はこれが一押しでした。

9/13 12:28

ニセ烏帽子に到着。

9/13 12:39

ドロドロの道を避けつつ、兵子に到着。ピークに向かう気力なし。

9/13 12:44

この辺からは登山道がマシになってきました。

9/13 13:01

苦労して家形山に到着。

9/13 13:09

日当たりが良いのか、リンドウが開花していた。

9/13 13:12

鮮やかなキノコ。食べたらやばそうです。

9/13 13:13

五色沼が見えるところまで到達。

9/13 13:15

この辺りはヤマハハコとリンドウの楽園。

9/13 13:16

ガスが五色沼の手前でブロックされている。

9/13 13:20

ヤマハハコが元気に咲いている。

9/13 13:22

この辺りもシラタマノキの宝庫。

9/13 13:24

石碑。

9/13 13:25

一切経山と五色沼。いい風景ですね。

9/13 13:44

あと100m登るだけとは思えない迫力です。

9/13 13:48

下から見ると巨大な岩ですが、横から見ると印象が変わります。

9/13 13:55

一切経山の下り道から見える前大巓と東吾妻山。

9/13 13:55

めちゃめちゃかっこよい吾妻小富士。

9/13 13:56

空気大感謝塔。

9/13 13:56

一切経山山頂。風があるので、コンタクトと目の間に砂が入って痛い。

9/13 14:08

鎌池。

9/13 14:16

浄土平ビジターセンターとの分岐。

9/13 14:27

標高を下げると吾妻小富士の印象が変わる。

9/13 14:41

ビジターセンターから見た、一切経山の噴煙。

撮影機器：

Optio WG-1 GPS ペンタックス

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(5) ガイド地図 笛(1) 筆記具 保険証(1) 飲料(3) ティッシュ(3) バンドエイド(5) タオル(2) 携帯電話(1) 雨具(1) 防寒着(1) 時計(1) 非常食(4) GPS(1) グローブ(1) パスポート(1) 予備の着替え(1)

備考

藪こぎ用の装備は必要か、悩みます

感想

mokazaki

今週は金土と休みだったので、吾妻山に遊びに出かけました。

初日はAM4時起きで新幹線で米沢経由、天元台へ。足慣らしのため、
西吾妻山へ。リフト終点の標高が1,820mなので、楽勝かと思いきや、
歩きやすい木道と歩きにくい岩だらけの道、思ったよりアップダウンがあって
予想外に楽しい足慣らしになりました。途中で西吾妻山山頂への道を間違えた
ため、西大巓に行けなかったのは心残りでしたが、早めに下山。

帰りのリフトでは小雨に振られ、寒い思いをしながらロープウェイ駅に到着。
白布温泉に予約した宿とロープウェイ駅との徒歩の時間を確かめつつ、今日の宿へ。
一日目は西吾妻山への登りにかかるまでは誰にも会わず、静かな山行を楽しめ
ました。

翌朝は始発の8:20のロープウェイに乗るため、早めに出発。のはずが、思い
がけなく宿の方にロープウェイの駅まで送っていただくことに。
この日もリフトに一番乗りしたため、誰にも会わずに静かな山行を楽しみ、
結局ニセ烏帽子と兵子の間で反対側から来た方と会うまでは誰にも会わない
独り占めの山行を楽しめました。はじめた会った方は、登山道の刈り払いに向かう
途中とのことでしたので、感謝感謝です。

実際、東大巓から先の登山道は「笹で登山道が見えない」「泥んこ道」「登山道に
刈った笹や木の枝があって下に何があるかわからない」の三重苦で、烏帽子山からの
下りで登山道が歩きやすくなるまでは気が抜けませんでした。
いつもの「何でもない道でこそコケる」法則は今日も有効で、何の変哲もない
ところで一回コケることに。

五色沼が見えてからは順調で、一切経山へ登った後に浄土平ビジターセンターへ
無事到着。一切経山からの下りからは雨が降ってきて、ビジターセンターに着いた
後にはかなり激しく降ってきたので、その前にレストハウスに逃げ込めたのは
幸運でした。

バスの時刻もあり、東吾妻山には行けなかったのが心残りですが、次回のお楽しみ
ということにしたいと思います。

人形石から東大巓への道は特に良く、広大な平原やたくさんの池塘のさまざまな
表情が楽しめたのが今回の収穫です。次回は、山の春の季節にチャレンジしたい
ですね。