残雪の金峰山

2008年04月30日(水) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,153m
• 下り: 1,148m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:13
• 合計: 7:05

6:20 県営無料駐車場
6:49 6:55 富士見平小屋
7:38 7:45 大日小屋
8:17 8:25 大日岩
9:07 9:10 砂払いノ頭
9:50 10:20 金峰山
11:03 11:07 砂払いノ頭
12:10 12:15 大日小屋
12:55 13:05 富士見平小屋
13:25 県営無料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

感想

Y-chan

2008年4月30日
金峰山
晴

金峰山はこれまで何度登ったことだろう。
北岳や鳳凰三山を自分なりにこなせるようになる前はよく登った。
川口市に住んでいた時もC-chanと大日小屋に2泊して、瑞牆山、金峰山に登ったこともある。

今日登頂できれば、8回目くらいか。
奥秩父の盟主。
自宅付近からもその勇姿が凛々しい。

厳冬期の金峰山に登りたいが、ガッツがない。
結局4月も終わりになってしまった。
山行記録で状況が把握できて良かった。

4:00起床
何?
3:00にタイマーを設定したのに。
早くも1時間ロス。

4:40自宅発
コンビニで寂しく昼食購入。
一路、瑞牆山荘へ。
なれた道。迷うこともない。
桂枝雀の落語を聞きながら、車を走らせた記憶が蘇る。

5:50瑞牆山荘先の無料駐車場
10台ほど。
寒くもない。
少し緊張があるのか、支度に手間取り、一度サングラスを忘れて、取りに戻った。

6:20駐車場発
雪はなし。
富士見平小屋までにゆっくりの2組のカップルを追い越した。
2組とも瑞牆山。
1組のカップルは、下山時に富士見平小屋で再会。
それにしても富士見平小屋までの急登りはきつい。

6:49 富士見平小屋
いい雰囲気。テントが5張。上着を脱いだ。

6:55 富士見平小屋発
しばらく登って、水平に進むようになると次第に雪、というより、つるつるのアイスバーンが現れる。これが大日小屋まで続く。ここはアイゼン必要だろう。Y-chanは大日小屋まで着けなかったが。

7:38大日小屋
おー、懐かしい。
この水場。笛吹川となって富士川に注いでいる。
7:45大日小屋発

この辺りでお会いした下山中のご夫婦。
金峰山荘に泊まったのだが、2名だけだったらしい。
これから瑞牆山に登ると言う。

この後、本格的に雪。アイスバーンも。
アイゼン装着、12本。

8:17 大日岩
よく見ると登れそうだ。ここで昨年登った小川山の道を分ける。
8:25大日岩発

瑞牆山荘からの金峰山の登りは、登り一辺倒でなく、適当に水平に進むことも多い。
トレースはある。1300mにも満たない蛾ケ岳の2月の山行きのほうがつらかった。

9:07砂払の頭
3名の登山者。邪魔なのに。
9:10砂払の頭発

稜線。気持ちよい。このルートのエッセンス。
雪屁が張り出していると思ったが、もうそういう時期ではないようだ。稜線は、日当たりのよい所は岩が露出している。
アイゼンががりがりと岩をかむので、思わず、アイゼンを脱いだ。
既に登頂を終えた人も下りて来る。

9:50金峰山山頂
少し霞んでいるが、八ヶ岳、南アルプス、国師ケ岳、近くの小川山、瑞牆山はよく見える。富士山が見えない。残念。雪はまだ多いようだ。
山頂には、信州側からの登山者も登ってきていた。大弛からの登山者は未だいない。林道は未だ閉鎖されているからだ。稜線でも下山時はアイゼンを付けることにした。

10:20金峰山山頂発

11:03砂払いの頭
11:07砂払いの頭発

結構急な下り坂。アイゼンがないと心もとない。

途中、東北なまりの男性。
すぐになまりがわかった。岩手の人。瑞牆山を登頂して、今日は、金峰山荘に宿泊という。面白い人だった。

11:46 大日岩
11:52 大日岩発

12:10大日小屋
12:15大日小屋発
アイゼンを外した。
でも大日小屋から富士見平小屋に至る水平の道はアイスバーンだらけ。
もう少し後で外せばよかった。案の定、一度は、滑って手を着き、一度はバランスを崩した。

12:55 富士見平小屋
朝追い抜いて、瑞牆山に行ったカップルの1組に再開。しばし話をした。
水場で、顔を洗って、生き返った。
でも標高を下げると気温も上がり、汗が滴るほどだ。

13:05富士見平小屋発
13:25駐車場

体を拭いて着替えた。

13:50駐車場発
30分ほど、みずかき林道をドライブして、瑞牆山の全貌を捉えることのできる場所を見つけた。

下ってくると下界が暑いことがよくわかる。
そういえば、半袖で登ってくる人もいた。
今日は、25名くらいにあったか？
以外に多い。
アイゼンもY-chanのように12本もいれば、4本、6本、アイゼンなしも。
運動靴もいた。ジーンズも。下山時に後から後から登ってきていたが、宿泊だったのだろうか? 気になる。

駐車場では、百名山ハンターの遠征なのか。
シュラフやシャツを干している人がいた。
これからはこうした人が増えるのであろう。

北九州ナンバーの他、全国から登山者を集めているのがわかった。