大雪山 テント泊で巡る
- GPS
- 52:01
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,961m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:44
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 3:42
- 合計
- 8:34
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
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アクセス |
感想
北海道遠征6登目は大雪山へ。
カルデラを中心に、のんびりと巡りたくて、旭岳→北海岳→黒岳→北鎮岳→当麻岳→戻りの周回コースとした。もともとはトムラウシまでの縦走を計画していたが、今年はコロナのためにトムラウシのバスが運行されていないようだった。
【一日目】
天候は雨。下見のつもりで旭岳ロープウェイの駅に来てみたところ、姿見駅から旭岳がくっきりと見えるではないか!であれば、今日のうちにスタートして、のんびり周回する方が良いと判断して急遽出陣することに。
結局、旭岳の中腹あたりから吹き飛ばされそうな激しい風と雨、濃霧。凍えて鼻水を垂らしながらの登頂となったが。ルートから外れぬよう落ち着いて行動できたこともあって、危機に陥ることもなく。好天の山行では決して得られぬ貴重な体験となった。
夜は裏旭の幕営地近くでテント泊。
【二日目】
御鉢平カルデラの南縁を通って黒岳へ。
はじめは吹っ飛ばされそうな強風と濃霧だったが。カルデラ外周の稜線に到達した頃から徐々に好転。
風上がもんやり明るくなってくると、頭上を足早に青空が通り過ぎて。土色の丸っこい稜線が視界を駆け抜けていく。そんな、青空を待ち焦がれる期待感にワクワクしながら稜線を歩いた。
北海岳を過ぎた辺りは紅葉したチングルマの草紅葉。日に当たると眩しいほどに赤く輝いて。絶景だった。
最後は黒岳、香月岳に登頂の後、黒岳の幕営地でテント泊。
【三日目】
やっと天気に恵まれて。穏やかな風と暖かな日差しの中、御鉢平カルデラ北縁から当間乗越、裾合平を通ってロープウェイ見晴駅まで歩いた。
雲の平では台地一面、朝日に赤く輝く草紅葉。御鉢平の大パノラマ。安足間の痩せ尾根にハラハラ。当間乗越辺りの個性的な岩々の眺め。高層湿原...
そして何より、夫婦池まで戻ってきた時、青空が広がって。噴気を上げる旭岳の荒々しくも端正な姿を見ることができた。
辛い登りも、穏やかな稜線歩きも。ガスの中の岩場も、朝日を浴びる絶景も。何もかも素晴らしい。そんな思い出に残る大雪山系だっだ。
【ドライブメモ】
北海道遠征で初めて、旭川市内のちゃんとした宿に宿泊。(三泊すればgotoトラベルの補助金の上限額を給付してもらえるから、遠征中日と、最終二日間の宿を予約していた)
地下に岩の大浴場もあったし、何より真っ平らなベッドに横になって疲れをリセットすることができた。
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