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Yamareco

記録ID: 5096010
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

蔵王 猿倉〜中丸山〜熊野岳〜井戸沢ボウル〜ライザスキー場

2023年01月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
21.0km
登り
1,310m
下り
1,317m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:36
休憩
1:30
合計
8:06
距離 21.0km 登り 1,317m 下り 1,317m
7:08
159
猿倉パーク
9:47
9:54
75
11:09
11:15
6
11:21
11:25
0
11:25
11:35
0
11:35
11:38
8
11:46
11:47
14
12:15
12:18
2
12:20
12:35
17
13:16
13:25
5
13:30
10
13:40
4
13:44
5
13:49
14:09
65
15:14
猿倉パーク
天候 曇り時々小雪
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉パーク前の除雪帯に駐車。
スペースは2〜3台程度。
コース状況/
危険箇所等
●猿倉〜中丸山〜熊野岳
県道53号から尾根に取り付く事になるが、尾根末端は密藪の急斜面なので正面から取り付こうとするとかなり苦労させられる。
ここは一旦巻いて北側へ回ると林道のような道が通っているので、その道を辿る事で容易に尾根上に上れる。
尾根に上った後も道は続いているが、標高1000m付近から道は尾根を外れて別方向に向かうので、適当な所で道を外れて尾根型に従って進む。
幅広の尾根で、目印は無し。
仙人沢側へ誘導されやすいので常にルートを確認しながら進む。
中丸山を過ぎてコルを越えた先で尾根は狭まり、両側が切れ落ちたヤセ尾根になる。
尾根幅はそれなりにあるので注意して進めば滑落する事はないが、強風時は危険。
また、ヤセ尾根上には深い穴が点在しており踏み抜きには注意を要する。
熊野岳周辺はオープンバーンが広がっており、地形的な掴みどころが何もない。
視界の良い日であれば問題ないが、視界不良時は道迷いの恐れあり。

●熊野岳〜馬の背〜刈田岳
熊野岳同様、地形的な掴みどころが無く視界不良時は迷いやすい。
目印となるポールが等間隔に立っているので視界不良時は見逃さぬよう。
強風域なので低温注意。

●井戸沢ボウル(滑走)
井戸沢源頭部のボウル状地形。
刈田岳周辺では一番人気の滑走ルートだが、前日に降った雨のせいか斜面全域に残雪期のような縦溝が出来ている。
今後の降雪で改善されると思うが、現時点での斜面状態はあまり良くない。

●刈田岳〜ライザスキー場
ゲレンデトップまで広大な雪原地形が続き、視界が悪い時は迷いやすい。
等間隔にポールが立っているので、視界不良の時はポール通りに進んだ方が良い。

尚、この時期の蔵王と言えば、樹氷で有名だが・・・
残念ながら、先週末の異常高温ですっかり溶けてしまっていた。
ガスで視界が悪かったので熊野岳周辺の状況は確認できなかったが、中丸山周辺、刈田岳周辺、刈田岳〜ライザスキー場間等の標高の低い場所の樹氷は全て溶け落ちている。
まだ1月中旬なので、これから再生する可能性もあるかもしれないが、例年のような見事な樹氷は期待でき無さそうである。
猿倉から出発。
まずは県道53号を歩き尾根取付きへ向かう。
2023年01月15日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/15 7:14
猿倉から出発。
まずは県道53号を歩き尾根取付きへ向かう。
尾根の北側から古い林道へ入る。
この林道を進み尾根へと上がる。
雪の上に上った途端に、ガリガリの氷雪。
最初から悪雪とは恐れ入った。
2023年01月15日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 7:22
尾根の北側から古い林道へ入る。
この林道を進み尾根へと上がる。
雪の上に上った途端に、ガリガリの氷雪。
最初から悪雪とは恐れ入った。
地図には無い道だが、道幅は広く歩きやすい。
今はもう使われていないが、かつては作業道だったようだ。
2023年01月15日 07:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 7:29
地図には無い道だが、道幅は広く歩きやすい。
今はもう使われていないが、かつては作業道だったようだ。
道の側壁には雪の崩れ跡。
昨日まで暖かい日が続いたので、だいぶ落ちたようだ。
まだ落ちて来そうなので足早に通過。
2023年01月15日 07:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 7:31
道の側壁には雪の崩れ跡。
昨日まで暖かい日が続いたので、だいぶ落ちたようだ。
まだ落ちて来そうなので足早に通過。
林道を抜けて尾根に乗った。
ブナ林を進む。
樹林帯にも関わらず雪はガリガリ。
ラッセル無しなのは助かるが、滑走は期待できそうにない。
2023年01月15日 09:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 9:10
林道を抜けて尾根に乗った。
ブナ林を進む。
樹林帯にも関わらず雪はガリガリ。
ラッセル無しなのは助かるが、滑走は期待できそうにない。
尾根上に人の足跡は無く。
カモシカらしき動物の足跡のみが残っていた。
2023年01月15日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 9:26
尾根上に人の足跡は無く。
カモシカらしき動物の足跡のみが残っていた。
H1450m付近、植生界。
ここでブナは終わり、樹氷原が広がる。
はずだが・・・
2023年01月15日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 9:29
H1450m付近、植生界。
ここでブナは終わり、樹氷原が広がる。
はずだが・・・
昨日降った雨で樹氷はすっかり溶けていた。
2023年01月15日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 9:34
昨日降った雨で樹氷はすっかり溶けていた。
中丸山周辺の樹氷も全滅。
視界も優れず、何とも寂しい山頂景色だ。
2023年01月15日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 9:45
中丸山周辺の樹氷も全滅。
視界も優れず、何とも寂しい山頂景色だ。
中丸山山頂。
天気が良ければ熊野岳の大展望が広がるはずだが、ガスで包まれ何も見えない。
2023年01月15日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中丸山山頂。
天気が良ければ熊野岳の大展望が広がるはずだが、ガスで包まれ何も見えない。
中丸山を越えて先へ進む。
この先はコルとなっており、コルへ向かって下降する。
2023年01月15日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中丸山を越えて先へ進む。
この先はコルとなっており、コルへ向かって下降する。
中丸山のコルへ降りた。
広い雪原となっており、その先には再び樹氷原が広がる。
2023年01月15日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中丸山のコルへ降りた。
広い雪原となっており、その先には再び樹氷原が広がる。
正確に言えば、樹氷原だった森、だろうか。
こちらの樹氷もすっかり溶けていた。
2023年01月15日 10:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 10:03
正確に言えば、樹氷原だった森、だろうか。
こちらの樹氷もすっかり溶けていた。
樹氷原だった森を抜けて先へ進む。
木々の迷路のようだ。
2023年01月15日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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樹氷原だった森を抜けて先へ進む。
木々の迷路のようだ。
やがて尾根は狭まりヤセ尾根に。
当ルートの一番の危険個所はここだと思う。
2023年01月15日 10:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 10:22
やがて尾根は狭まりヤセ尾根に。
当ルートの一番の危険個所はここだと思う。
写真が真っ白でよく判らないが、両側が切れ落ちており危険。
視界が悪く足元が良く見えないので緊張させられる。
2023年01月15日 10:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 10:30
写真が真っ白でよく判らないが、両側が切れ落ちており危険。
視界が悪く足元が良く見えないので緊張させられる。
ヤセ尾根を抜けた先は地形が複雑。
視界が悪いとルート特定が難しい。
尾根を歩いてたつもりだったが、気が付くと沢型の中だった。
2023年01月15日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 10:37
ヤセ尾根を抜けた先は地形が複雑。
視界が悪いとルート特定が難しい。
尾根を歩いてたつもりだったが、気が付くと沢型の中だった。
なかなか良い沢型だ。
今回は登りでの通過だが、滑走するのに良さそう。
2023年01月15日 10:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 10:40
なかなか良い沢型だ。
今回は登りでの通過だが、滑走するのに良さそう。
沢型を抜け、熊野岳のオープンバーンへ。
ここも滑走に良さそうな地形。
次回、雪質と視界の良い日に滑ってみたい。
2023年01月15日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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沢型を抜け、熊野岳のオープンバーンへ。
ここも滑走に良さそうな地形。
次回、雪質と視界の良い日に滑ってみたい。
熊野岳に到着。
風弱く、比較的条件の良い日なのだが、視界の悪さが災いしてか誰も居ない。
2023年01月15日 11:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 11:08
熊野岳に到着。
風弱く、比較的条件の良い日なのだが、視界の悪さが災いしてか誰も居ない。
熊野神社
屋根の雪が落ちたようで、社の周囲には雪が堆積している。
2023年01月15日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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熊野神社
屋根の雪が落ちたようで、社の周囲には雪が堆積している。
社の近くには雪のオブジェ。
正体は石碑だろうか?
2023年01月15日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/15 11:15
社の近くには雪のオブジェ。
正体は石碑だろうか?
熊野岳を後にし、避難小屋へ向かう。
熊野岳周辺は地形的な掴みどころが無く、視界が悪いと迷いやすい。
2023年01月15日 11:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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熊野岳を後にし、避難小屋へ向かう。
熊野岳周辺は地形的な掴みどころが無く、視界が悪いと迷いやすい。
ガスの中を彷徨い、熊野岳の避難小屋に到着。
雪で覆われ真っ白け。
2023年01月15日 11:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ガスの中を彷徨い、熊野岳の避難小屋に到着。
雪で覆われ真っ白け。
避難小屋の入口は雪で塞がれている。
中に入るのは大変そうだ。
2023年01月15日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 11:23
避難小屋の入口は雪で塞がれている。
中に入るのは大変そうだ。
避難小屋から滑走開始。
馬の背方面へ滑る。
ガリガリ&凸凹だらけの斜面だけど、傾斜が緩いので滑走は難しくない。
2023年01月15日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 11:35
避難小屋から滑走開始。
馬の背方面へ滑る。
ガリガリ&凸凹だらけの斜面だけど、傾斜が緩いので滑走は難しくない。
お釜方面を眺めてみるが、真っ白で何も見えず。
2023年01月15日 11:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 11:43
お釜方面を眺めてみるが、真っ白で何も見えず。
刈田岳レストハウスがぼんやりと見える。
ここから刈田岳方面は登りになるのでシールオン。
2023年01月15日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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刈田岳レストハウスがぼんやりと見える。
ここから刈田岳方面は登りになるのでシールオン。
刈田岳に到着。
例年だったら鳥居は雪で真っ白なのだが…
樹氷と同じく、こちらの雪もすっかり溶け落ちていた。
2023年01月15日 12:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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刈田岳に到着。
例年だったら鳥居は雪で真っ白なのだが…
樹氷と同じく、こちらの雪もすっかり溶け落ちていた。
刈田嶺神社
今年初訪問なので御参りしていこう。
2023年01月15日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 12:17
刈田嶺神社
今年初訪問なので御参りしていこう。
刈田岳避難小屋
澄川方面からの方々が大勢居られる。
2023年01月15日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 12:24
刈田岳避難小屋
澄川方面からの方々が大勢居られる。
ここまで滑走らしい滑走がなかったので、ここで1本。
井戸沢ボウルを滑ってみる。
2023年01月15日 12:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 12:36
ここまで滑走らしい滑走がなかったので、ここで1本。
井戸沢ボウルを滑ってみる。
井戸沢へドロップ。
クラスト気味で雪は硬め。
2023年01月15日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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井戸沢へドロップ。
クラスト気味で雪は硬め。
井戸沢ボウル下部。
この時期にしては珍しく、縦溝が出来ている。
昨日降った雨が流れたのだろうか。
2023年01月15日 12:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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井戸沢ボウル下部。
この時期にしては珍しく、縦溝が出来ている。
昨日降った雨が流れたのだろうか。
エコーラインまで滑り降りて、井戸沢ボウル終了。
斜面状態は良いとは言えないけど、思ってたほど悪くは無く楽しい滑走だった。
2023年01月15日 12:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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エコーラインまで滑り降りて、井戸沢ボウル終了。
斜面状態は良いとは言えないけど、思ってたほど悪くは無く楽しい滑走だった。
エコーライン宮城方面。
青空が覗いている。
あちらはそこそこ天気は良いようだ。
2023年01月15日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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エコーライン宮城方面。
青空が覗いている。
あちらはそこそこ天気は良いようだ。
エコーラインを歩いてライザスキー場方面へ向かう。
宮城側は晴れるのに、山形側はいつもガスだねぇ。
2023年01月15日 12:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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エコーラインを歩いてライザスキー場方面へ向かう。
宮城側は晴れるのに、山形側はいつもガスだねぇ。
エコーライン上で澄川スキー場のスノーキャットとすれ違った。
多くの観光客が乗っていたが、今の樹氷を見てさぞガッカリした事だろう。
2023年01月15日 12:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 12:48
エコーライン上で澄川スキー場のスノーキャットとすれ違った。
多くの観光客が乗っていたが、今の樹氷を見てさぞガッカリした事だろう。
刈田岳の樹氷は枯れ木が目立つ。
2023年01月15日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 12:52
刈田岳の樹氷は枯れ木が目立つ。
南蔵王縦走路入口。
こちらの木々も枯れ木が多い。
2023年01月15日 12:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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南蔵王縦走路入口。
こちらの木々も枯れ木が多い。
南蔵王の黒々とした森。
ここも樹氷原だったはずだが…
2023年01月15日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:05
南蔵王の黒々とした森。
ここも樹氷原だったはずだが…
お釜リフト乗場。
冬季閉鎖中。
2023年01月15日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:14
お釜リフト乗場。
冬季閉鎖中。
お釜リフト乗場のトイレも閉鎖中。
2023年01月15日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:17
お釜リフト乗場のトイレも閉鎖中。
雪原の向こうにお田神避難小屋が見える。
あそこに向かって滑走再開。
2023年01月15日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:17
雪原の向こうにお田神避難小屋が見える。
あそこに向かって滑走再開。
傾斜は緩いけど、雪がガリガリなので滑りは良い。
新雪だと板が止まって進まないので、ここはむしろガリガリの方が都合が良い。
2023年01月15日 13:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:26
傾斜は緩いけど、雪がガリガリなので滑りは良い。
新雪だと板が止まって進まないので、ここはむしろガリガリの方が都合が良い。
振り返り刈田岳を眺めるが、ガスで包まれ最後まで顔を出さず。
2023年01月15日 13:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:27
振り返り刈田岳を眺めるが、ガスで包まれ最後まで顔を出さず。
お田神避難小屋に到着。
2023年01月15日 13:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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お田神避難小屋に到着。
お田神避難小屋
入口が雪で埋まっているので窓から出入しているようだ。
2023年01月15日 13:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:30
お田神避難小屋
入口が雪で埋まっているので窓から出入しているようだ。
午前中に登った中丸山が見える。
2023年01月15日 13:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:35
午前中に登った中丸山が見える。
中丸山南面
滑走記録を見たことは無いが、オープンバーンが多く興味を惹かれる。
2023年01月15日 13:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/15 13:36
中丸山南面
滑走記録を見たことは無いが、オープンバーンが多く興味を惹かれる。
良い感じの沢型。
一滑りしてライザスキー場へ抜ける。
2023年01月15日 13:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:37
良い感じの沢型。
一滑りしてライザスキー場へ抜ける。
ライザスキー場に到着。
2023年01月15日 13:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:40
ライザスキー場に到着。
スキー場はピステしているので、斜面状態は良い。
ここまでずっとガリガリ斜面だったので、殊更快適。
急に上手くなったような錯覚を味わえた。
2023年01月15日 13:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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スキー場はピステしているので、斜面状態は良い。
ここまでずっとガリガリ斜面だったので、殊更快適。
急に上手くなったような錯覚を味わえた。
微妙な天気だけどスキーヤー・ボーダーは多く、賑わっている。
2023年01月15日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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微妙な天気だけどスキーヤー・ボーダーは多く、賑わっている。
雲が取れ、ライザスキー場からは中丸山が明瞭に見えた。
2023年01月15日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:45
雲が取れ、ライザスキー場からは中丸山が明瞭に見えた。
レストランで昼食。
折角なのでライザ名物のピザを食べたいとこだけど、焼くのに時間がかかるので今回はカレー。
2023年01月15日 13:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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レストランで昼食。
折角なのでライザ名物のピザを食べたいとこだけど、焼くのに時間がかかるので今回はカレー。
昼食を終えて滑走再開。
ライザスキー場を後にし、猿倉へ降りる。
2023年01月15日 14:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:11
昼食を終えて滑走再開。
ライザスキー場を後にし、猿倉へ降りる。
坊平高原
伐採されてて滑りやすいが、傾斜が緩いのでスキーが中々進まない。
スノーハイクには良さそうだけど、滑走には不向きかな。
2023年01月15日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:12
坊平高原
伐採されてて滑りやすいが、傾斜が緩いのでスキーが中々進まない。
スノーハイクには良さそうだけど、滑走には不向きかな。
冬季休業中の坊平国設野営場。
春になったらここでキャンプしたいものだ。
2023年01月15日 14:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:22
冬季休業中の坊平国設野営場。
春になったらここでキャンプしたいものだ。
坊平アスリートヴィレッジのグランド。
冬季はクロカン等の練習場になるが、遅い時間のせいか誰も居なかった。
2023年01月15日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:34
坊平アスリートヴィレッジのグランド。
冬季はクロカン等の練習場になるが、遅い時間のせいか誰も居なかった。
坊平を過ぎると雪質はガリガリから湿雪に変化。
辺り一面ストップスノーと化し、苦行の滑走となった。
2023年01月15日 14:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:47
坊平を過ぎると雪質はガリガリから湿雪に変化。
辺り一面ストップスノーと化し、苦行の滑走となった。
林を抜けて県道へ。
2023年01月15日 14:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 14:55
林を抜けて県道へ。
県道53号に出た。
ここで滑走は終了。
2023年01月15日 15:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/15 15:05
県道53号に出た。
ここで滑走は終了。
最後は県道を歩いて駐車場所へ帰る。
2023年01月15日 15:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 15:09
最後は県道を歩いて駐車場所へ帰る。
撮影機器:

感想

春のような暖かい日が続いた先週末。
土曜には標高の高い場所でも雨が降り、その翌日となる日曜日は再び冷え込むという、なんとも酷な気象変動により雪質悪化は確実。
当初の予定ではふかふかパウダーの某山を予定していたが、パウダースノーは全滅しているであろうこの状況を前にして、プラン変更せざるを得なくなった。
山の雪はガチガチに凍った悪雪である事が想定される。
なので、安全に滑走できるルートは限られてしまい、山スキーの計画に困ってしまう。
何とも悩ましい雪質状況だ。
だが、そんな雪質だからこそ行けるルートもある。
例えば、ロングルート。
深い雪により厳冬期は困難なルートであっても、今の沈まない雪質であれば達成可能だろう。
そう考えた私は、今回、残雪期用に検討していた一つのロングルートを試みる事にした。

蔵王の熊野岳から西へ向かって続く尾根がある。
ライザスキー場から明瞭に見える中丸山を前衛とする尾根である。
便宜上、中丸山尾根と呼ぶことにするが、昔々その尾根は蔵王ダム下りと並ぶ人気の滑走ルートだったらしい。
古くから山スキーで使われていた尾根らしいが、アプローチの長さから今では殆ど記録を見ないクラシカルルート。
去年、下見を兼ねて中丸山まで偵察した事があったが、今回は終点の熊野岳まで登り詰めてみようと思い立った。
本来であれば、このルートはライザスキー場から熊野岳へ登り、熊野岳から中丸山へ向かって滑走するのが山スキーとしては正道である。
だが、今回は雪質の悪さと視界不良が懸念されたので、逆回り。
滑走難度が高くルート判断も難しいと思われる中丸山尾根は登行で利用し、熊野岳へ登頂後はライザスキー場へ滑走するという計画にした。
熊野岳からライザスキー場への滑走であれば、緩斜面が殆どで雪崩の危険も無い。
どれほど雪質が悪くなろうとも、安全に滑り降りられる確信があった。
かくして山行スタート。
県道53号猿倉付近から中丸山尾根に取り付いて、熊野岳を目指す。

県道を乗り越えて、雪の上に足を踏み入れた瞬間、「あ、これはやっぱりダメだな。」
という確信が脳裏をよぎる。
予想通り山の雪はガチガチに固まっており、快適な滑走は望めない状態であった。
だが、今回の主題は滑走では無く、中丸山尾根の登行。
この硬い雪ではラッセルにはならず、登行においては有利に作用する。
途中、幾つか急斜面があり、シールだけでは登れないのでクトーを使用する場面はあったが、コンター上げは順調に進み、当初計画では熊野岳まで5時間以上かかると試算していたところを1時間前倒しで登頂。
時間に余裕が出来たのですぐにライザスキー場へは降りず、刈田岳へ寄り道して井戸沢ボウルの滑走を楽しんでから下山した。
最後、坊平から猿倉へ滑走する際、雪質が硬雪から湿り雪に変わってしまったのでストップスノーに悩まされる事となったが、全体的にストレスを感じるような場面は少なく、今回の悪雪でも楽しめる良い滑走コースを選択したと思う。

中丸山尾根は滑走では無く登行で利用する形とはなったが、実際にその地形を目にすることが出来たのは大きな収穫であった。
ここを滑ったら楽しいだろうな、と思えるようなポイントが幾つもあり、いつかこの尾根を滑走する事を想像すると胸が弾む。
嫌らしいポイントも幾つかあるので、雪質と天候に恵まれた時を狙って滑走するつもりであるが、今はそのチャンスを静かに待つとしよう。

本来の望みとは異なる形であったが、念願だった中丸山尾根の全容を目にすることは叶った。
「今回は、良い悪雪に恵まれた。」
皮肉では無く本心で、そう思う。

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コメント

ちわ✋
先日はお疲れ様でした。

アニキの尊敬出来る所はこうゆう所だと思いました。
条件が悪くてもそれに合ったルートや場所を選び、そして有意義に過ごして帰ってくる。
これは普段から地形図を眺めたり、滑走ルートの研究をしてる賜物ですね。
フィールドは違いますが、私も沢登りでは同じようにその時の条件や環境を考慮して入る沢を決めます。雨天や増水、メンバーなど。それはもう胃が痛くなるくらい悩む時もあります笑。もちろん失敗もありますし。
前から思ってましたが、私は勝手にアニキとは何か通じるモノがあるんだよなぁと密かに思っています笑😁

高温が続きましたが、冬はまだまだこれからです。
素敵なシーズンになるよう願っています。
2023/1/17 12:53
mooreeさん、こんばんは。
こちらこそ、新年会ではお世話様でした
翌日はmooreeさん以上に悪酔いしてた気がするが、無事下山したよgood

自然条件は中々思い通りにならないものなので、それに合わせて上手く付き合うしかないよね。
mooreeさんも、色んな条件・環境に合わせた沢計画を持ってるようで、いつも感心させられます。
やはり自然相手なので難しいところがあり、毎回上手く行く訳では無いけれども今回のように思った通りに事が進むと極めて愉快。
達成感も半端なく、今回の中丸山尾根周回は達成感という意味では今季一番の山行となりました。

今回は大規模融雪により山の積雪にストップがかかったけど、スキーシーズンはまだ序盤が終わったばかり。
私の中でのスキーシーズンは9月までなので、まだまだ先は長いです(笑)
来週は再び寒波がやってくるので期待できそうだ〜notes
2023/1/17 19:46
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