守門岳
- GPS
- 06:53
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線に出るまでに急な登り2箇所あり、板を担いでツボ足もしくはアイゼンで登った。風に叩かれて硬くなっているので滑落注意 ピッケルあった方が安心かも |
写真
感想
2度敗退している静かなマイナールートから守門岳へ行ってきました。
今日のパートナーは最近、新潟へ移住してきたMさん
Facebookで繋がり、12月下旬に一緒にヤブヤブの阿寺山へ行き、今回が2回目の山行です
この冬はアイスやBC、さらに狩猟へ行きまくっている方なので体力、気力は十分です
このルートはスキーで行くには急で板担いだりしないといけなくて、大変なんですが、景色が素晴らしいのでぜひにと思って選びました。
今は廃業となった大原スキー場のところに車を停めさせてもらってゲレンデをハイクアップ
お互いの最近の遊び(山行)話しや情報交換をしながら登っていく いやー、Mさん遊びまくってるな笑
ゲレンデトップから緩く降り、尾根に取り付く
最初はブナ林の緩く登っていく
ゲレンデトップまではトレースあったがここからトレースなし くるぶしくらいのラッセルでした
しばらく行くと標高900mのあたりから尾根が急になっていく
尾根上や西側はカリカリの雪になっていて東側は柔らかい雪があるがあまり行くと雪庇状になっている場合がある。ここで板を担いで、アイゼンで登っていく。
Mさんはツボ足だ
登り終え、また板を履いて登っていくと、また急登になる そのまま行ってみるが雪はカリカリで途中で断念
若干、滑落しそうになりながら途中で板を担ぎ、今度はツボ足で登っていく
ここを抜けると稜線だ
稜線はなだらかになるのでまた板をはく
板履いたり、担いだりなかなか忙しい笑
さて、稜線に出ると【雪の砂漠】が待っている
天気も青空が見えて来て気持ち良い
写真とりながら登って行く。起伏が穏やかで樹林が少ないので、視界不良時は要注意な場所だ
そこからもガシガシ守門目指して登っていく
1348のピークから先が雪が硬そうならスキーをデポしようと話していたが、多少硬いがそこまま行けそうだったので山頂まで
左手見える本高地沢源頭部がオープンで気持ち良さそう
行けるんじゃね?ってことになり斜面を睨めっこしながら登っていく
風のためか風紋まで行かないが少し段々になったような感じで雪が付いてるため平面なバーンよりは雪が安定してそうだ
吹き溜まりにもそこまで溜まっていなそう
稜線付近は雪が飛ばされて固そうだが慎重に行けば行けそう
山頂で記念撮影をし、相談して源頭部を滑そうといことに
ライブ配信の準備をして滑り込む
最初は稜線のトラバース予想通り硬い
そして、鉛直方向にシワが入っており、スピードつけると硬いシワで弾かれそうになる。さらに右手側はどこまで雪庇が張り出しているのかあまり分からず怖い
ある程度トラバースすると良い斜面の上部に出たのでここから滑り込む
傾斜は30〜35度くらいだろうか
ふっかふっかまでは行かないものの雪も良い
後ろからMさんも滑り込んでくるが、めちゃ気持ち良さそうだ。そうして2人でシュプールを刻み満足
シールを付けて行きで通った尾根へ登り返しというかトラバース ここが雪が硬めでやらしかった。Mさんは少し登り気味で行ったがその方が良かったかも
尾根に戻ってシールのまま行き、1348のピークでシールを剥がして再滑降
後ろを振り向くと山頂はもうガスに包まれていた。良いタイミングだった。
雪の砂漠の中を飛ばしていく。多少硬いとこもあるが雪が軽く板も走って良い感じ
尾根に戻るところでスキーヤーズレフト側の斜面に入る
かなり急で40度くらいありそう
気温が上がってしまったせいか雪が湿気を帯びてきて滑ると点発生の湿雪雪崩が頻発する
傾斜と雪の重みが相まってゆっくりだがかなり下の方までゆっくりだが流れていく
先行しているMさんが下にいて沢形状に入っていたのMさんめがけて雪が流れていく
事前にもうちょっと打ち合わせておくべきだったと反省
雪崩リスクのある場所の待機場所や滑る間隔など
そんな状況を意外とMさんは楽しんでいたらしい
ドMさんです笑
傾斜が強いとこを終えると大きなバーンが待っている
イメージとしては牧場跡っぽい感じだ
ここはさらに重くなって、走らなくなってきた雪に2人とも悲鳴を上げながら滑る
あとは傾斜が緩んできたところを地図上の車道に沿ってゲレンデ脇に戻り、ゲレンデのさらに重くなった雪と妖怪【板つかみ】に苦しめられながら車まで
途中の板担いだり、雪崩起こしたり、源頭部滑れたりアドベンチャーな1日でした。
大岳の方よりも難易度は上がるので気合いがある人は天気の良い日にぜひ!アイゼンと、、、ピッケルもあった方が良いかも
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