氷瀑のグミの滝から百尋ノ滝へ
- GPS
- 07:58
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,568m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
西武秩父駅から浦山大日堂までタクシー 4,400円 【復路】 奥多摩駅からJR青梅線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
シゴー平(天目山林道)からグミの滝、長沢背稜縦走路の区間と川苔丸山はバリエーションルートに注意が必要。 |
写真
感想
最強寒波の襲来。関東は雪は降らなくとも気温が例年以上に下がっていたので、近場の山の氷瀑めぐりを実行してみた。
まず向かうは秩父。浦山川の最上流にあるグミの滝。落差25mの名瀑だが訪れる人は少なく、物好きなバリエーション愛好家のみに知られた存在。標高1,000mを超える高所にあり北向きなので氷瀑が期待できるのではとの期待がもてる。今回は長沢背稜を超えて奥多摩が誇る名瀑である百尋ノ滝を結ぶプランを組んでみた。
西武秩父からのタクシーを浦山大日堂で下りて登山開始。雪がうっすら積もった天目山林道を黙々と歩きつつ、シゴー平を過ぎた先にある小さな踏み跡に入って行く。
シセンの高巻きに残る踏み跡を進んでいく。やがて雪の中に石垣が見えてくると、わさび田の跡へ。ここまでくると沢に近づいて水流の音が大きくなり、正面にグミの滝の立派な姿をとらえる。残念ながら完全氷結とはいえないものの、やはり目の前に見るとその姿は圧巻だった。
グミの滝を満喫したあとは長沢背稜へハイクアップ。下流に戻って大きく滝を巻くようにしてさらにシセンの源流へ。引き続き広大なわさび田跡が続き、秩父もわさびの産地だったことが見てとれる。踏み跡は雪に消えて完全にルーファイが必要になるけどもそれも楽しいひととき。位置と方向を確かめつつ登っていく。
長沢背稜に合流後は棒杭ノ頭、蕎麦粒山、日向沢ノ峰と辿りつつ、踊平手前からはバリエーションルートに入って川苔丸山を経由して川苔谷へ。
辿りついた百尋ノ滝は落差30mを誇る奥多摩の名瀑。同規模のグミの滝と合わせて氷瀑めぐりを楽しみたかったのです。時間帯もあって少し溶けていましたが、相変わらず立派な姿を望むことができて満足。
百尋ノ滝からは川苔谷沿いのルートを辿りやがて林道へ。残念ながら16時台のバスは逃したので奥多摩駅まで夕闇迫る日原街道を黙々と歩いて、17時半過ぎに奥多摩駅に辿り着くことができた。
今回の行程、近場ながらに立派な氷瀑を見ることができて大満足であった。秩父と奥多摩に跨る長沢背稜周辺は豊かな自然林が残っており、どこを歩いても気分が良い。またコースを変えて遊びにきたい。
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