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Yamareco

記録ID: 51390
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積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 須走口からピストン

2009年11月15日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.3km
登り
1,751m
下り
1,751m

コースタイム

5:50須走口-8:15七合目-10:00八合目10:25-11:30九合目-12:20山頂12:30-13:30八合目-14:20七合目-15:45須走口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
広い無料駐車場あり。 
登山ポスト売店を過ぎたところにあり。
トイレはすでに閉鎖。
雪はここ数日の雨でだいぶ溶けたようで七合目の大陽館を過ぎると出てきます。八合目以降は完全なアイスバーンです。あたりまえですが、軽アイゼンやストックでは役に立ちません。
朝焼けの富士
2009年11月15日 06:23撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 6:23
朝焼けの富士
9合目から山頂を見上げる
2009年11月15日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 11:28
9合目から山頂を見上げる
9合目の鳥居
2009年11月15日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 11:29
9合目の鳥居
山頂の狛犬。氷のオブジェ?
2009年11月15日 12:16撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 12:16
山頂の狛犬。氷のオブジェ?
山頂の鳥居
2009年11月15日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 12:17
山頂の鳥居
山頂
2009年11月15日 12:29撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 12:29
山頂
7合目より山頂を見る
2009年11月15日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
11/15 14:18
7合目より山頂を見る
撮影機器:

感想

 天気は快晴で素晴らしかったのですが、風が強く、8合目から上は、ゆっくり景色を見るゆとりがありませんでした。
 山頂直下では、登山道が完全に埋まりかなり急な一枚バーンと化していました。
 アイスバーンではアイゼンの爪がわずかしか刺さらず、ピッケルも力を込めなければ、表面の氷を砕くだけで刺さりませんでした。 
 途中からは胸を突くような急斜面となり、ピッケルヘッドのピックを使うこともありました。また、ときどき襲う突風にもこちらの方が安定した耐風姿勢がとれました。 
 山頂付近では、ますます風が強くなり、ただただ恐ろしく早く平らな地面のあるところへと気はあせるのですが、なかなか進みません。すぐそこ、数十メートルのところに見えているのになかなか着きませんでした。9合目の鳥居から山頂まで、夏なら20分もかからないでしょう。それが1時間近くもかかってしまいました。
 山頂に着いたときには、体力的と言うより精神的に疲れ果てていました。山頂も、もちろん凄い風です。しかし逆にほっとしました。これで最高点、剣が峰に行かない理由ができたと思ったからです。
 山頂にはすでに誰もおらず、風もますます強くなってきたようでぐずぐずしてはいられません。しかし、下りは登りよりもっと恐ろしいものでした。
 私が登っているとき4,5人の方が降りてきましたが、皆さん平気で前を向いて降りていました。しかし、私は前を向いて降りられませんでした。前を向いては斜面が急すぎてピッケルを使えません。アイゼンは刺さると言うより、氷の上に乗っているだけです。転んだり、すべったりしたら、私の技術では絶対に止められないでしょう。
 結局、時間はかかりますが、9合目付近まで後ろ向きで下りました。この方が耐風姿勢もとりやすいと言うか、そのまま耐風姿勢です。
 このころは耐風姿勢をとる時間も長くなり、いつまでたっても9合目の鳥居が近づきません。気の遠くなるような下りになってしまいました。  
 また、東側の斜面のため午後には陽があたらなくなってしまいました。登りには分からなかったのですが、氷の斜面が青白く見えます。なにか異様な景色でした。
 8合目も近づくと、気温が高かったおかげでアイスバーンも緩んできてアイゼンの爪も刺さるようになり安心して下れました。

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コメント

q
ご苦労様でした
2009/11/18 6:59
iw
燕岳に行きませんか。その前に北八ヶ岳もいいかなあ。
2009/11/18 9:34
プロフィール画像
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