【伊吹山】人生初となる関西のお山へ(三之宮神社駐車場より)
- GPS
- 06:31
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,233m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:31
天候 | 天候:曇り(山頂エリアはガスでホワイトアウト手前の状態) 風:駐車場から八合目付近までは微風 九合目〜山頂エリアは10〜15m/s前後の寒風が吹き荒れる (山頂エリアは厳冬期コンディションだった) |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス ・名神高速/関ヶ原ICより一般道を利用して伊吹山登山口直近にある ”三之宮神社駐車場”へ(6:55着) <名神高速/関ヶ原ICから三之宮神社駐車場まで> ・距離:約11km ・所要時間:渋滞無しの直行で約17分ほど (Googleマップのナビによる) ■駐車場について ・駐車場は上記の通り三之宮神社駐車場を利用 (伊吹山インフォメーションセンターの横にある 伊吹山登山口に最も近い駐車場) ・駐車料金:500円 ・駐車台数:10台ほど *三之宮神社周辺(登山口周辺)には”伊吹山ゴンドラ乗り場前駐車場” など数ヶ所の有料駐車場があります。詳細情報はこちら↓ https://odekake7.net/ibukiyama-5903/ ■コンビニ ・関ヶ原ICから伊吹山登山口までの一般道沿いに数軒あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート状況、積雪状況、トイレなど】 2023/02/01 現在 <ルート状況> ・この日は始点の登山口から雪がついていました。 *特に登山口から一合目までの区間は、朝は雪が固まっていましたが、 日中の昇温で雪が溶けて土と混ざり合い、酷い泥濘になりそうだった ので朝だけ使用し帰り(下山時)は一合目から林道で下山しました。 ・一合目から二合目はスキー場の跡地を辿り、三合目付近までは傾斜も 緩く特筆すべき危険個所は無い印象。 *三合目の公衆トイレは冬期閉中。その先も山頂までトイレは全て 冬期閉鎖中で利用できません。 ・四合目〜六合目付近までは徐々に傾斜がきつくなって行きますが、 まだそれほど危険を感じるほどではありませんでした。 ・六合目から先は一気に高度上げるように急傾斜の区間となり、 九合目のコルに向かってひたすら直登して行きます。 *特に山頂エリア直下の数十メートルの区間は下りで恐怖を感じる ほどの急斜面で、下山時は滑落しないよう十分な注意が必要です。 *この日は氷結箇所はほぼありませんでしたが、この急傾斜の区間が 氷結している場合は非常に危険な高難度の区間になるので要注意。 ・山頂直下の急斜面を登り切ると、広々とした台地状の山頂エリアに 入ります。この日は山頂エリアに入った途端に強烈な寒風が吹きつけ さらにガスでホワイトアウト寸前の状態となっていました。 *平らで広々とした山頂エリア内で視界がなくなると非常に迷い易く、 この日も肉眼では自分の位置や軌跡が分からないので、GPSで位置を 確認しながら山頂標のある最高点まで辿り着きました。 *ホワイトアウト時にGPS無しでこのエリアに立入ることは道迷い による遭難の可能性が非常に高く危険なのでお勧めできません。 <積雪状況> ・積雪量は五合目付近まではそれほど深い印象はありませんでしたが、 六合目から九合目までの大斜面にはしっかり雪が積っており、 トレースを外すとまともに股下まで踏み抜く状態でした。 ・山頂エリアの小屋周りは吹き溜まりということで小屋の屋根付近まで 積雪があり雪没寸前の状況でした。また、小屋周りで踏み抜くと 深く抜け落ちて脱出が困難になる場合もありますのでご注意を。 *ここに記載している積雪状況や雪質などは2/1現在の状況です。 今後の気象状況により雪の状態は一変しますので、今後行かれる方は 直前の状況を十分確認して臨むようにして下さい。 |
その他周辺情報 | <下山後の温泉はこちらを利用しました> ■グリーンパーク山東にある旅館「鴨池荘」の”美肌の湯” https://maibarand.shiga.jp/bihada-spa/ ・浴槽は内湯、露天がそれぞれ1槽ずつ。キャパは露天が最大7〜8人、 内湯は4〜5人くらいの小さめの浴槽だった。 ・湯温はどちらもややぬるめの印象で、個人的にはちょうど良い 湯加減だった。 ・洗い場にはボディーソープ、コンディショナー、シャンプーが常備。 ・全体的な印象としては施設自体が出来て間もないのか、館内や設備も 含めて全てが新しくキレイで好印象だった。 |
写真
感想
今回の山旅は以前から一度は踏んでみたいと思っていた伊吹山へ。
人生初となる関西の山、近畿地方での初山行となります。
日本百名山の一座でもある伊吹山。この山に行くなら季節はいつが良いかな…と考えた時、標高が低いので夏に行くと丹沢のように灼熱地獄になりそうだなと。そうなると「やっぱり登るなら冬。積雪期がいいなぁ」と思っていました。
そんなことも含めて以前から気になっていたお山だったのですが、いかんせん距離があり、さらにまともに連休が取れない今の状況ではどうしても躊躇せざるを得ない状態が続いていました。
しかし1日だけですが久々に休みが取れたので、某天気サイトで伊吹山の天気予報を見てみると一応晴れマークが…。(まぁ、実際はご覧の通り青空なし、特に山頂エリアに至っては完全なる厳冬期コンディションでしたが。。。(^^;)
ということで、今回は思い切って片道350km超を日帰りで行ってみようと。弾丸の長距離ドライブも含めてプリやんにも頑張ってもらうことにしました。
そんなことで長く遠い道のりを経て辿り着いた伊吹山でしたが、麓から見える美しくも迫力ある山容には惹かれるものがあります。
下山後の道中で一望すると「こんなに凄い山のあのテッペンまで行ってきたんだな」と、大きな達成感と同時に満足感を得ることができました。
ここまで遠路遥々やってきて登った甲斐があったなと、そう心から思える良いお山でした。
また、この山は麓から望む美しい山容だけなく、上部からの眺望も素晴らかったです。
お天気はイマイチながらも、見てみたかった山上からの琵琶湖を間近に見下ろすことができました。
さすが日本最大の湖である琵琶湖の大きいこと。こうして山上から見下ろすとその大きさをより実感できます。
琵琶湖の西岸にそびえる比良山系の山並みもそれなりに見えました。
その中でも武奈ヶ岳と思われる真っ白な高い頂が見えた時はちょっと感動。
さらに南には霊仙山、その後方にはここも一度は訪れてみたいと思っていた山域である鈴鹿の山々も。
伊吹ブルーはありませんでしたが、これまで見たことのなかったこれら関西の山々をひと通り見渡すことができて十分満足でした。
今回、自身初となる関西での山行でしたが、これを皮切りに西のお山もどんどん踏んで行きたいと思うようになりました。これまで以上に気持ちが高ぶっています。
しかし、そのためにはとにかく休暇が必要。さすがに日帰りではこの山までが距離的な限界だと感じました。
これよりさらに遠くの山に踏み込むには無理やりにでも連休を取る。それが叶わないならもう今の仕事(会社)に見切りをつけるしかないのか。。。
まぁ、これも自分の人生なので残りの時間も含めて自分で判断し決断すれば良いだけのこと。
決断後の展開も含めて全て自己責任で。この点は雪で夏道(一般登山道)が消える雪山登山も同じようなことが言える気がします。
何れにしても元気に歩けるうちに西のお山も楽しめるようにしたいと思います。(^^)
うんうん、やっぱり上の方は結構な斜度ですよね。
やっぱり怖そうだw
真っ白けの山頂ですけど、楽しんでいただけたようで
滋賀県民じゃないけど嬉しく思います(*^_^*)
比良も鈴鹿も、よい山がたくさんあるので、また是非おこしやすー。
それにしても、あの雪の中、山頂看板をよく見つけ出しましたね(笑)
この前「伊吹山行きたいなぁ」って言ってたでしょ?
てことで、お先に行かせていただきましたよ〜(*^^)v
そして関西初山行も!西の山も実際に行って体感すると、やっぱりいいもんですね。
鈴鹿もそうですけど、金剛山や武奈ヶ岳、氷ノ山、六甲山、大山、などなど、
もう行ってみたい山だらけ。今回の伊吹山を皮切りにどんどん踏みまくりたい気分ですよ。(あ、それとポンポン山も!)
ちゃださんは関東の山もそれなりに踏んでいるので遠征山行では私の大先輩。いつもフットワークいいなぁと思っていたんです。そういう意味では今回は自分も頑張りましたよ。
山頂標は「せっかくここまで来たんだから何としても」の思いで見つけました。現代のGPS登山じゃなければとてもじゃないけど見つけられませんでしたね。というか、あの状況でもしGPSが無かったら彷徨ってしまい戻れなかったかもしれません💦
ようこそ初の関西方面へ
長距離を運転し厳冬期の伊吹山に行かれるとは天晴でございます
伊吹山は花の山でもありますから時期を違えて、また、いらしてくださいね
レコから達成感と感動しきりなのが伝わってまいりました
気に入っていただけて本当に良かったです
コメントありがとうございます!
レコ上でお付き合いのある西の方々からウエルカムコメいただいてホントに嬉しいです(^^)
伊吹山はいいですね。麓から見る立ち姿もカッコいいし、登ってからの眺望も素晴らしいしで、まさに見て好し登って好しのお山ですね。
そう、多種多様なお花も伊吹山の魅力ですよね。三合目の東屋に豪華なお花の掲示板がありました。
ここの固有種もあるようで、覚えきれないほどの種類が記載されていましたよ。ぜひお花の季節に再訪してみたいです。
でも、欲を言えば今度は1週間くらい休みを取って、以前教えて頂いたようなゆったり行程で西の名山めぐりをしてみたいです。
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