大菩薩嶺 〜カミさんの膝のリハビリ山行〜
- GPS
- 06:04
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 662m
- 下り
- 654m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 6:00
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
このルートでナビを利用する場合は、R218途中の嵯峨塩館(0553-48-2621)を登録すれば上日川峠の少し手前まで問題なく行ける。その後は1本道を進めば、ロッヂ長兵衛に行きつく。R218は途中から1車線の山道になるので、たまに来る対向車に注意しながら運転する。 駐車場:土曜日の朝7時半ごろに到着したが、駐車場はロッヂ長兵衛手前の駐車場(公共トイレのすぐ近くの駐車場)に余裕で駐車できた(無料)。 トイレ:ロッヂ長兵衛、福ちゃん荘、大菩薩峠の介山荘に無料トイレあり。大菩薩嶺山頂、雷岩付近にはない |
コース状況/ 危険箇所等 |
半年前に痛めた女房の膝を考え、大菩薩嶺から大菩薩峠への時計回りを選択した。唐松尾根の急坂を登りに使用し、膝に負担のかかる下りは大菩薩峠からの平坦な林道を下りた。急登の嫌いな方、下りの膝に不安のない方は大菩薩峠から大菩薩嶺へ反時計回りになるでしょう ロッヂ長兵衛⇔福ちゃん荘:登り20分前後 ロッヂ長兵衛の右横からアクセス。すぐに車道から左側の登山道へ入る入口がある。福ちゃん荘まで並行している。 福ちゃん荘→雷岩(唐松尾根):登り60分前後 急坂のあるコース。前半のやや急登の部分が終わった後、道は一旦なだらかになり、谷川から吹き上げる風が冷たかった(涼しいレベルではない)。途中で振り返ると富士山が見える。最後は急な登りに戻る 雷岩⇔大菩薩嶺:登り10分前後 片道10分弱の樹間コース。眺望はない。 雷岩→大菩薩峠:おおむね緩やかな下りで60分前後 稜線歩き。左側の眺望はない。右側は笹の下り斜面で大菩薩湖や富士山が見える。 大菩薩峠→福ちゃん荘:下り45分前後 介山荘の小型四駆が上り下りする道。砂利道で凸凹がなく、道は幅があり景色を見ながら気を抜いて歩ける。 |
その他周辺情報 | コンビニ:大月ICを降りてしばらく行くとセブンイレブンがある。その先にもう一軒セブンイレブン、さらに先にローソンがある。ローソンの先にはない。 日帰り温泉:同じルートで帰ったが、途中の嵯峨塩鉱泉(嵯峨塩館)にて日帰り温泉を楽しんだ。アルカリ泉のいいお湯で旅館はこじんまりながらも風情があります。午後2時過ぎに行ったが、貸切状態でお風呂を独占しました(女湯に入った家内もおなじ)。700円。午後3時終了。嵯峨塩館からさらに下ったところに「やまと天目山温泉」もある。 道の駅:R20からR218に入ってすぐに、甲斐大和の道の駅がある。ブドウとワインを買った。キノコは売り切れだった。 福ちゃん荘:寒くなってきたので、福ちゃん荘でほうとう鍋を食べるのも魅力。前日か登りの際に予約しておく(2名以上)。ただし、下りてくる時間をうまく調整しないといけないので、時間の読めない人や余裕のない人はあきらめた方がいいかも。 勝緑荘:大菩薩峠から福ちゃん荘へ下りてくる道の途中にある。土日限定でピザがある。挽き立てのコーヒーというのも魅力。 |
写真
感想
芝桜シーズンのGWに夫婦で武甲山へ出かけ、小持、大持と欲張って周回したら連れが膝を痛めた。今回は半年ぶりのリハビリ登山にでかけることに。適度な登り、かつトイレが適当な間隔であるという女性には大事な条件をクリアしている大菩薩嶺を選択。人も多くなく、大正解でした。もう一つの大事な理由は、秋にガンガン山へ行こうと思っているので、そろそろ奥さんサービスしておかないと、快く出してもらえない。今回の山行は効果抜群で、11月頭にも連れていく約束との相乗効果で、「行きたい山に行って来たら」との優しい言葉を引き出した。
大菩薩嶺は初めてだったが、カエデやモミジ、ナラやクヌギ、ダケカンバなどの広葉樹が多く、2−3週間後の紅葉シーズンはさぞかし綺麗だろうなと思った。シーズン狭間なので静かにリハビリ登山をすることができた。私の膝のサポーターもストックもママさんに貸し出し休憩も多めにとって周回した。結果、膝にはさほどこなかったようで、11月頭の山行も行けそうな感触である。
帰りには、反対側のR411へ下りて、大菩薩の湯へ行こうかとも考えたが、中央道の笹子トンネルでの渋滞に巻き込まれたくないので、行きと同じR218で帰った。途中の嵯峨塩館にて日帰り温泉を楽しんだ。R218を下ってくると、嵯峨塩館入口へは車を頭から回り込ませることができないので、入口まで来たらバックで旅館の駐車場へ入った。
玄関を入ると古民家風の太い柱のロビーと左手には囲炉裏の部屋がある。誰も出てこないので、ロビーに上がり左奥のカウンターでミニチュアの梵鐘をカーンと鳴らすと奥から宿の人が出てきた。3時までに風呂から出ていただきますが大丈夫ですかと念を押される。2時15分なのでちょうど良い時間。温泉へ行くと男女ともお風呂には誰もいない。宿泊客の到着前で、貸切独占状態。こじんまりとしたアルカリ泉の気持ちの良い内風呂と露天風呂(ぬるめ)を満喫。
帰りには、R20に入ってすぐにある甲斐大和の道の駅に立ち寄る。晩御飯にキノコの天ぷらを所望すべく探したが、すでにすべて売り切れ。やむなく甲州の池田ワインとブドウを買って帰宅の途に。中央道は毎度のごとく小仏トンネルで少し渋滞し、国立府中から調布まで断続的な渋滞にはまった。
夕食は早速赤ワインを半分空け、日本の名峰2時間スペシャルで、ちょうど先週行ってきた会津駒ケ岳と燧ケ岳をウトウトしながら見た。8月終わりの収録のようで、秋めいてきた先週の尾瀬とちょっと雰囲気が違う。駒の小屋の主人は先週見た通りだった。我々が到着後まもなく小屋を閉めて下山されたが、奥さんはすでに下りていていなかった。次回こそ青空の下に広がる湿原と池塘を見るべく、再度の訪問への思いが早々と湧き上がる。
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