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Yamareco

記録ID: 514921
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

早月尾根から劔岳

2014年09月19日(金) 〜 2014年09月20日(土)
 - 拍手
kako kakodanna その他4人
GPS
30:55
距離
13.7km
登り
2,296m
下り
2,284m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:00
合計
4:20
10:30
60
スタート地点
11:30
200
14:50
2日目
山行
9:50
休憩
1:00
合計
10:50
6:30
190
9:40
10:10
170
劔岳
13:00
13:30
200
16:50
30
17:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立山インターから馬場島(ばんばじま)登山口まで25kmほど。
コース状況/
危険箇所等
馬場島の登山口(標高は760m程)から頂上までは標高差が約2200mあり、早月小屋まででも1500mほどあります。その早月小屋までは樹林帯を進みますが、足元は根っこの這い回るところが多い他はそれほど危ない場所はありません。一定傾斜の割と急な登りです。早月小屋から先で森林限界を超え、低木の道となりますが、そのため天候が良ければ遠望もきくようになります。ロープが補助につけられている斜面や、岩をよじ登るような段差のところも出て来ます。標高2800mを超えると補助の鎖を掴み岩に張り付いて進むようなところもありますが、3点支持を心がけ、落ち着いて登れば大丈夫です。
その他周辺情報 今回は下山後、富山市街地に宿をとりましたが、登山口には馬場島荘があり日帰り入浴が可能のようです。
早朝に自宅を出発。登山口の馬場島(ばんばじま)には10時過ぎに到着。冬パンツにするかどうか迷いつつ夏パンツで来ましたが、快晴で暑く感じるくらい。
2014年09月19日 10:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 10:31
早朝に自宅を出発。登山口の馬場島(ばんばじま)には10時過ぎに到着。冬パンツにするかどうか迷いつつ夏パンツで来ましたが、快晴で暑く感じるくらい。
「試練と憧れ」。他の方の山行報告で何度も見てました。先に
到着していた仲間と共に10時半ころに出発です。
2014年09月19日 10:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 10:33
「試練と憧れ」。他の方の山行報告で何度も見てました。先に
到着していた仲間と共に10時半ころに出発です。
今日の宿泊地、早月小屋までは5.4km。山と高原地図のコースタイムは5時間35分
2014年09月19日 10:35撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 10:35
今日の宿泊地、早月小屋までは5.4km。山と高原地図のコースタイムは5時間35分
登山口からいきなりの急登。どうなるかと思いきや、しばらくなだらかな道。
2014年09月19日 11:09撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 11:09
登山口からいきなりの急登。どうなるかと思いきや、しばらくなだらかな道。
標高1000mの表示板のある松尾平のベンチに到着。ここまで40分ほど。この先200mおきに表示板あり。
2014年09月19日 11:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 11:10
標高1000mの表示板のある松尾平のベンチに到着。ここまで40分ほど。この先200mおきに表示板あり。
松尾平を過ぎてからは一定傾斜の急登。ここは1600m地点。ここまで登山口からは休憩2回を含め2時間半ほど。
2014年09月19日 12:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 12:56
松尾平を過ぎてからは一定傾斜の急登。ここは1600m地点。ここまで登山口からは休憩2回を含め2時間半ほど。
早月小屋まであと1.0km、標高2000mの表示。ここまで4時間弱。あと200mほどの標高差です。
2014年09月19日 14:17撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 14:17
早月小屋まであと1.0km、標高2000mの表示。ここまで4時間弱。あと200mほどの標高差です。
小さな池のほとりを通過
2014年09月19日 14:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 14:27
小さな池のほとりを通過
大きな岩の斜面を補助ロープを手に登ります。ここまでくれば小屋までもう少し。
2014年09月19日 14:46撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 14:46
大きな岩の斜面を補助ロープを手に登ります。ここまでくれば小屋までもう少し。
小屋を前に眺める場所に。
2014年09月19日 14:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 14:53
小屋を前に眺める場所に。
小屋に到着です。登山口からは結局4時間半ほどでした。
2014年09月19日 15:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 15:59
小屋に到着です。登山口からは結局4時間半ほどでした。
外壁が工事中のため足場がかかっています。
2014年09月19日 16:00撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/19 16:00
外壁が工事中のため足場がかかっています。
富山湾は雲海の下。陽が沈みます。
2014年09月19日 18:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
9/19 18:34
富山湾は雲海の下。陽が沈みます。
夜が明けます。
2014年09月20日 05:10撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 5:10
夜が明けます。
宿で朝食を済ませ出発。テント場に一張りだけあったテントはすでに出発したようです。
2014年09月20日 06:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 6:25
宿で朝食を済ませ出発。テント場に一張りだけあったテントはすでに出発したようです。
森林限界を超え、来た道を振り返ると早月川が富山湾に向かって流れていくのが見えます。
2014年09月20日 06:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 6:53
森林限界を超え、来た道を振り返ると早月川が富山湾に向かって流れていくのが見えます。
遥か低いところを流れる川の流れの音も、鳥のさえずりもない。気持ちのいい静寂。
2014年09月20日 07:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 7:05
遥か低いところを流れる川の流れの音も、鳥のさえずりもない。気持ちのいい静寂。
標高2600mの休憩ポイント。万が一のため、安全装備を身に着けます。
2014年09月20日 07:43撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 7:43
標高2600mの休憩ポイント。万が一のため、安全装備を身に着けます。
9月も下旬になり花はあまり見かけない。これはトリカブトのお花畑。
2014年09月20日 07:55撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 7:55
9月も下旬になり花はあまり見かけない。これはトリカブトのお花畑。
小窓尾根越しに白馬岳が。
2014年09月20日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 8:09
小窓尾根越しに白馬岳が。
一方で地面には霜柱。一昨日には雪が舞ったとか。
2014年09月20日 08:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 8:18
一方で地面には霜柱。一昨日には雪が舞ったとか。
右(南側)をみると室堂のターミナルの建物と、その向こうに薬師岳が。登るにつれその姿が大きくなり、左側には黒部五郎岳や形の良い笠ヶ岳も。
2014年09月20日 08:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
9/20 8:23
右(南側)をみると室堂のターミナルの建物と、その向こうに薬師岳が。登るにつれその姿が大きくなり、左側には黒部五郎岳や形の良い笠ヶ岳も。
標高2800m地点。頂上まであと0.7km。遠くに白馬岳が良く見えています。
2014年09月20日 08:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 8:32
標高2800m地点。頂上まであと0.7km。遠くに白馬岳が良く見えています。
補助の鎖のある岩場の道。左足の下にはボルト。これが無いと厳しい。
2014年09月20日 09:11撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 9:11
補助の鎖のある岩場の道。左足の下にはボルト。これが無いと厳しい。
鎖場を何か所かこなすと、道は南側の景色がよく見える場所に。
2014年09月20日 09:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 9:32
鎖場を何か所かこなすと、道は南側の景色がよく見える場所に。
少し登るとこの標識。剣沢からの道と合流しました。
2014年09月20日 09:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 9:33
少し登るとこの標識。剣沢からの道と合流しました。
登ってくる途中、ずっと下のほうから十字架のように見えていた標識まできました。頂上はもうすぐ。
2014年09月20日 09:34撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 9:34
登ってくる途中、ずっと下のほうから十字架のように見えていた標識まできました。頂上はもうすぐ。
頂上に到着。槍の穂先も見えてます。
2014年09月20日 09:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
9/20 9:40
頂上に到着。槍の穂先も見えてます。
東側には双耳峰の鹿島槍ヶ岳から北へ五竜、唐松、白馬と見えます。
2014年09月20日 09:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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9/20 9:40
東側には双耳峰の鹿島槍ヶ岳から北へ五竜、唐松、白馬と見えます。
八ヶ岳や南アルプス北部も確認。ずっと先の方まで見えています。
2014年09月20日 09:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 9:52
八ヶ岳や南アルプス北部も確認。ずっと先の方まで見えています。
頂上からこれだけはるか向こうまで見えていて、ほんとラッキー。天候に恵まれました。
2014年09月20日 10:02撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 10:02
頂上からこれだけはるか向こうまで見えていて、ほんとラッキー。天候に恵まれました。
ずっと見えていた白馬もくっきり。そのさらに向こう側に見えるのは高妻山かな?
2014年09月20日 10:02撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
9/20 10:02
ずっと見えていた白馬もくっきり。そのさらに向こう側に見えるのは高妻山かな?
頂上の三角点。映画「点の記」を思い出します。
2014年09月20日 10:03撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
9/20 10:03
頂上の三角点。映画「点の記」を思い出します。
頂上はツアーの方でいっぱい。みなヘルメットを装着してます。
2014年09月20日 10:11撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 10:11
頂上はツアーの方でいっぱい。みなヘルメットを装着してます。
眺望の良さに名残惜しいけれど下山です。頂上発10時5分頃。
2014年09月20日 10:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/20 10:24
眺望の良さに名残惜しいけれど下山です。頂上発10時5分頃。
来た道を引き返し、小屋に預けていた荷物を回収。その日のうちに馬場島まで下山しました。馬場島着17時20分頃でした。
2014年09月20日 10:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
9/20 10:24
来た道を引き返し、小屋に預けていた荷物を回収。その日のうちに馬場島まで下山しました。馬場島着17時20分頃でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計
共同装備
ツェルト
備考 行程が長かったせいか、同行の方の登山靴の靴底が両足ともはがれかけてしまいました。ガムテープを短く巻いて持っていたので応急処置に使い、支障なく降りてこれましたが、いつも持っていたガムテープが初めて役に立ちました。

感想

経験豊富なKさんに同行してもらい、安全にしっかりと気を配っていただいたおかげで、無事頂上に立てました。憧れの剱岳。Youtubeや経験者のブログなどで何度もイメージトレーニングを重ねてました。ここがあるから百名山も99で打ち止めなんて思ってましたが、100に出来そうです。Kさん、ほんとお世話になりました。次は五竜をお願いします(笑)。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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