尾瀬(三日目:至仏山〜鳩待峠)
- GPS
- 05:13
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 780m
- 下り
- 679m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
三日目の朝も外へ...。
夜明けの尾瀬は、日の出とともに空がパープルやオレンジに染まり、神秘的で幻想的な景色に包まれます。尾瀬ヶ原を挟んで対峙する両座に挟まれて、ただ立ち尽くします。
荒々しく燃える燧ケ岳に、優しく照り返す至仏山。朝日が織り成す不思議な光景でした...。
K嬢と昨日合流したI黒さんの女性コンビは今日は別行動。低トレ部の三匹のオヤジトリオは至仏山登頂を目指します。昨日のナデッ窪のダメージが一晩で回復したわけではありませんが、ニ座登頂の目標達成に向け清清しい気持ちで出発します。
尾瀬植物研究見本園の中の木道を通りいよいよ登山口へ。ひたすら上り道。階段〜石道〜階段と続きます。すぐに暑くなって上着を脱ぎ、水分補給。女性コンビとは鳩待峠で待ち合わせとしていましたが、O島部長がルート時間を読み違えたため、30分程短縮して歩かねばならず、休憩もほどほどに先を急ぎます。
森林限界となり樹林帯を抜けて、石(岩)道を修行のように上っていきます。一息ついて振り返ると、スコーンと開けた尾瀬ヶ原の全容が現れ、池塘が銀色に輝いています。
急斜面に待ち受ける蛇紋岩の大岩。チェーンを使ってよじ登ります。しばらく行くと開けた台地のような場所に。ここは高天ヶ原。上を見上げると頂点は間近か...(゜∇゜ ;)エッ!マジカ!?
天に続くような木道の階段を上っていくと山頂へ到達しました...。
山頂からはパノラマの絶景。最高の気分です。。
先を急ぎます。蛇紋岩の隙間を通り抜けるようにして鞍部へ。時折浮き上げてくる風に煽られそうになります。正面に小至仏山の突起が見えます。この辺から少々足取りが重くなってきました...。
小至仏山を経て下るだけとなったところで、どっと脚にこれまでの疲労が押し寄せます。整備された木道が充実してきたのに、なかなかスピードが上がりません。
オヤマ沢田代で草紅葉と池塘に別れを告げ、最後の力を振り絞って鳩待峠へ。
タイムは5時間20分。頑張りました〜〜。
〔感想〕
ふ〜っふ〜っふ〜っ...やっと(2,228m)登った至仏山。
前日の燧ケ岳〜尾瀬ヶ原縦断で疲れが脚に来ている中、距離わずか2.9kmで標高差828mの急登を、2.5時間(通常3時間)で頂に立った低トレ部の三匹のオヤジ。
自信に満ちた表情とは裏腹に、膝はガクガク。。
疲労の蓄積は、寄る年波には勝てず、小至仏登頂をピークに、徐々に歩幅が狭くなり、誰彼なく抜き去られ、最後はストックを杖のようにして這うように鳩待峠へ...。
身体はボロボロになりつつも、心は達成感と満足感で溢れかえっていました...。
2泊3日の尾瀬リベンジハイクは、トータル歩行距離約37km。百名山ニ座登頂という目標を達成することができました。
そして、次回の尾瀬は、、、
♪花の中にそよそよと ゆれゆれる 浮島よ♪
...のように、ゆったり、の〜んびりと、時間を忘れて尾瀬を満喫、、、
そういう計画でも立てようかな、と。
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