前掛山（浅間山）

2023年02月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,137m
• 下り: 1,128m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:00

8:30 浅間山荘登山口
8:45 8:45 一ノ鳥居
9:20 9:20 二ノ鳥居
10:30 10:40 浅間火山館
10:50 10:50 湯ノ平分岐
11:10 11:10 賽の河原分岐
12:10 12:20 立入禁止告示板
12:40 13:10 前掛山
13:20 13:20 立入禁止告示板
13:50 13:50 賽の河原分岐
14:10 14:10 湯ノ平分岐
14:20 14:30 浅間火山館
15:10 15:10 二ノ鳥居
15:20 15:20 一ノ鳥居
15:30 15:30 浅間山荘登山口
15:30 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗温泉浅間山荘の駐車場に停めました。（料金：500円）

コース状況／危険箇所等

特に危険な場所はありません。

その他周辺情報

浅間山荘の駐車券は、下山後温泉の入場券となります。

写真

浅間山荘駐車場。日曜日ですが、8時頃到着でまだ空きがずいぶんありました。
冬季の入山者は少ないようです。

歩き始めて15分ほどで一の鳥居を通過します。
ここで沢沿いのコースと山腹のコースに分かれます。
今回は沢沿いのコースを進みます。

不動滝まで来ました。
黄色い氷瀑です。

よく見ると、電球のようにふくらんだ氷の中を水が勢いよく流れています。

二の鳥居、ここで先ほど分かれた山腹のコースと合流します。
ここからしばらく登り（長坂）が続きます。

長坂の途中で木々の間から牙（ギッパ）山が見えてきました。

長坂を登りきったところはカモシカ平。
カモシカがよく現れるそうです。

前掛山が見えてきました。

なんだか硫黄臭いと思ったら、こんな看板が。

火山館に到着。
ここで今回登る標高差の半分ほどです。

黒斑山や蛇骨岳など外輪山に囲まれたカルデラの中に入っていきます。

トーミの頭への分岐。
ここはまっすぐ進みます。

周りを見渡すと黒斑山、蛇骨山など第二カルデラの外輪山が続いています。

現在「噴火警戒レベル1」で、浅間山本山から半径500mは入山禁止となっています。

その先で前掛山の斜面に取りついてどんどん登り、標高2200mあたりで森林限界を超えます。

雪面がクラストしてきたので、ここでアイゼンを装着します。

らに登って標高2430mまで来ると前掛山の山頂稜線に出ました。

外輪山の緩やかな稜線を登って、前掛山頂上に着きました。

素晴らしい眺望です。
これは草津白根山と岩菅山。

四阿山と左奥に妙高の山々。

そして北アルプス。
後立山から左に槍穂、乗鞍、御嶽まで続いています。

展望を楽しんだ後はのんびり下山しました。

感想

kimura0723

浅間山はあのズングリムックリの山容が私の興味をひかず、これまで登ったことがありませんでした。
ただ上越の山々や北アルプスなど周囲の山からは目立つ存在で、山座同定の基準としての位置づけでした。

しかし人生の終盤に入って、世にいう名山を敬遠してばかりでは申し訳ないとの気持ちから、最近はそのような山にも登るようになりました。（焼岳、男体山、日光白根山など）
で、登ってみると浅間山もなかなかいい山と感じました。
前掛山の頂上からは北東方面だけは浅間山本体に隠れるものの、それ以外は遠望がきき、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、上信越の山々などこれまで登ってきた多くの山の思い出を反芻しながらの楽しい時間を過ごすことができました。

なお山行の様子を動画にまとめましたので、興味のある方はご覧ください。