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Yamareco

記録ID: 516905
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 穂高連峰の展望と火山ならではの地物が楽しい

2014年09月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:52
距離
13.3km
登り
1,105m
下り
1,128m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
2:08
合計
8:51
9:21
9:22
3
9:25
9:29
7
9:36
9:36
42
10:18
10:28
50
11:18
11:23
18
11:41
11:42
1
11:43
11:49
5
11:54
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9
12:03
12:04
7
12:11
12:12
54
13:06
14:22
32
14:54
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6
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4
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15:10
1
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15:23
2
15:25
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13
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15:40
45
16:25
16:26
38
17:04
17:04
7
17:11
17:12
4
17:16
17:17
47
18:04
ゴール地点
天候 快晴後晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡地区の駐車場に駐車.シャトルバスに乗り換え上高地へ.
シャトルバスはかなり混んでいて,乗る場合は始点(行き:沢渡BT,帰り:上高地BT)から乗らないと満席の時があるようです.ただし,乗せきれない乗客のある場合,臨時便が出ているようでした.
コース状況/
危険箇所等
 秋になって気温が下がってきました.新中尾峠から上は晴れた日の真っ昼間でしたが11℃程度,上高地は朝は5℃,昼は15℃くらいだったようです.いつ氷点下になってもおかしくない雰囲気でした.朝や山頂での休憩ではダウンジャケットが活躍しました.

 熊の目撃情報があるそうなのでご注意を.私も熊の糞と思しきものを田代橋-焼岳登山口間で見ました.この他に,ニホンザルとニホンアナグマにも逢いました.

 登山道はよく整備されています.
 最上部の溶岩ドーム付近は,脆く滑りやすいガレ場があり,転倒に注意が必要です.頂上(北峰),特に南側は火口湖に向かって切れ落ちているので滑りやすい地面と併せて要注意です.また最高点の南峰は進入禁止です.余談ですが,北峰の道標には[2393m]とありましたが,地図で調べたところこの値は近くの別の標高点のものらしく,実際は2450m弱あるようです.

 上高地からのルートは,標高1800m付近まではなだらかな樹林帯ですが,そこから梯子場が出現し以降は急登になります.新中尾峠からは気持ちの良い草尾根の上を少し歩いた後,頂上までガレ場の急登となっていました.

 途中,はしご場が3カ所ほどあります.うち2カ所はあまり怖くないと思いますが,焼岳小屋から少し下のところにある,最後のはしご場は斜度70〜80°,高さは10メートル弱あると思われます.梯子の直ぐ上も急傾斜の鎖場となっているので,転落には充分注意.高所が苦手な人は下りで梯子に乗り移るとき,要注意です.
 梯子はしっかり固定されていますが,1カ所を除いて穂高岳山荘横のようなL形鋼をボルトで組んで岩に打ち込まれた恒久的なものではなく,市販のアルミ梯子をワイヤーや針金でつなぎ合せて支点に縛り付けたものです.また記憶では,下から2カ所目の梯子場では梯子の踏み板が一段損傷していましたのでご注意を.

 火山なので中尾峠辺りから最上部の溶岩ドームまで,あちこちで蒸気を噴いています.噴気口近くは温かさを感じ火山ガスのにおいがしましたが,登山道を外さない限りは危険は感じませんでした.服は火山臭くなりましたが.
その他周辺情報  天下の景勝地,上高地ですのでホテルから山小屋まで周辺の施設は大変充実しています.
 火山の麓ですので温泉もあります.上高地の外湯可能な温泉は(田代橋の近くにあります),入れる時間が短いようですので事前に確認することをお勧めします.
 上高地から出たところに中ノ湯温泉があり,この付近へ焼岳山頂から直接通じる登山道もあります.また,駐車場のある沢渡も温泉がありました.
帝国ホテル横からスタート.最寄りのバス停は帝国ホテル前です.
2014年09月21日 09:12撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:12
帝国ホテル横からスタート.最寄りのバス停は帝国ホテル前です.
田代橋,穂高橋の両橋は穂高連峰の展望スポット.
2014年09月21日 09:22撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:22
田代橋,穂高橋の両橋は穂高連峰の展望スポット.
西穂登山口.ここに登山届けを提出できます.焼岳へはここを左へ,作業道を進みます.
2014年09月21日 09:24撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:24
西穂登山口.ここに登山届けを提出できます.焼岳へはここを左へ,作業道を進みます.
焼岳への作業道.車の轍があったので,資材運搬の車が走るようです.それから熊?の糞を発見.熊鈴を忘れずに.
2014年09月21日 09:29撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:29
焼岳への作業道.車の轍があったので,資材運搬の車が走るようです.それから熊?の糞を発見.熊鈴を忘れずに.
焼岳登山口から枯死した樹林越しに六百山.大正池ホテルの対岸辺りなので,ひょっとすると昔は大正池の水面がここまであったのかも.
2014年09月21日 09:39撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:39
焼岳登山口から枯死した樹林越しに六百山.大正池ホテルの対岸辺りなので,ひょっとすると昔は大正池の水面がここまであったのかも.
登山口の標識.活火山の注意喚起が書かれています.
2014年09月21日 09:40撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 9:40
登山口の標識.活火山の注意喚起が書かれています.
急登の開始点.橋を渡って岩の上へ進みます.
2014年09月21日 10:52撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 10:52
急登の開始点.橋を渡って岩の上へ進みます.
この辺りから大正池方向の展望が良くなります.
2014年09月21日 10:53撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 10:53
この辺りから大正池方向の展望が良くなります.
橋を上から見る.
2014年09月21日 10:54撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 10:54
橋を上から見る.
焼岳頂上から噴気が昇っています.
2014年09月21日 10:59撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 10:59
焼岳頂上から噴気が昇っています.
アザミ.花はほぼ終わりで,山の上の方は紅葉が始まったようでした.
2014年09月21日 11:11撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:11
アザミ.花はほぼ終わりで,山の上の方は紅葉が始まったようでした.
数少ない花と色づき始めた岩壁.
2014年09月21日 11:12撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:12
数少ない花と色づき始めた岩壁.
高い岩壁が行く手に立ちはだかってきたら,長い梯子までもうすぐです.
2014年09月21日 11:17撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:17
高い岩壁が行く手に立ちはだかってきたら,長い梯子までもうすぐです.
問題の長梯子.アルミの梯子を3つつないでできているようです.ここが今回最も危険を感じました.
2014年09月21日 11:19撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:19
問題の長梯子.アルミの梯子を3つつないでできているようです.ここが今回最も危険を感じました.
下から見上げるとこんな感じ.
2014年09月21日 11:21撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 11:21
下から見上げるとこんな感じ.
崖は怖いけど,この辺りは眺めが良いです.
2014年09月21日 11:22撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 11:22
崖は怖いけど,この辺りは眺めが良いです.
梯子を越すと急な短い鎖場があります.まだ安心できません.
2014年09月21日 11:24撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:24
梯子を越すと急な短い鎖場があります.まだ安心できません.
崩壊した斜面が木の陰から見えます.
2014年09月21日 11:26撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:26
崩壊した斜面が木の陰から見えます.
新中尾峠への牧歌的な登り.
2014年09月21日 11:26撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:26
新中尾峠への牧歌的な登り.
この石の地点で実は道が二手の分かれていましたが,もう一方がどこに通じているのかは書かれていませんでした.ここは矢印に従います.
2014年09月21日 11:40撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:40
この石の地点で実は道が二手の分かれていましたが,もう一方がどこに通じているのかは書かれていませんでした.ここは矢印に従います.
焼岳小屋.雰囲気の良い,小さな山小屋でした.ヘルメットの中が蒸れるので手ぬぐいを購入して頭に巻きました.
2014年09月21日 11:42撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:42
焼岳小屋.雰囲気の良い,小さな山小屋でした.ヘルメットの中が蒸れるので手ぬぐいを購入して頭に巻きました.
焼岳の解説板の残骸?
2014年09月21日 11:50撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:50
焼岳の解説板の残骸?
焼岳小屋から山頂へ進みます.
2014年09月21日 11:50撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:50
焼岳小屋から山頂へ進みます.
あのてっぺんが目的地.
2014年09月21日 11:53撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 11:53
あのてっぺんが目的地.
ここから稜線を進みます.上高地からは見えない,笠ヶ岳が見えてきます.
2014年09月21日 11:56撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 11:56
ここから稜線を進みます.上高地からは見えない,笠ヶ岳が見えてきます.
もちろん上高地も.
2014年09月21日 12:00撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 12:00
もちろん上高地も.
中央下の緑のものは焼岳小屋の屋根.向こうに穂高連峰が顔を出します.
2014年09月21日 12:01撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:01
中央下の緑のものは焼岳小屋の屋根.向こうに穂高連峰が顔を出します.
稜線には噴気口があり蒸気が出ています.近づくと暖かくまさに天然ストーブですが,火山ガスには注意.
2014年09月21日 12:02撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:02
稜線には噴気口があり蒸気が出ています.近づくと暖かくまさに天然ストーブですが,火山ガスには注意.
道はいったん下って旧中尾峠から頂上を目指します.
2014年09月21日 12:03撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:03
道はいったん下って旧中尾峠から頂上を目指します.
稜線上はススキが出ていました.ススキの穂と穂高を合わせて撮れる場所は中々珍しいと思います.
2014年09月21日 12:04撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:04
稜線上はススキが出ていました.ススキの穂と穂高を合わせて撮れる場所は中々珍しいと思います.
ススキや地衣類と笠ヶ岳.中尾峠付近の尾根道は,絵になる眺めがいっぱいでした.
2014年09月21日 12:06撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 12:06
ススキや地衣類と笠ヶ岳.中尾峠付近の尾根道は,絵になる眺めがいっぱいでした.
中央の噴気口のある割れ目状の地形を,画面中央右から左へ渡り頂上へ向かいます.
2014年09月21日 12:24撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:24
中央の噴気口のある割れ目状の地形を,画面中央右から左へ渡り頂上へ向かいます.
2014年09月21日 12:26撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:26
二枚前の写真の割れ目状の地形にある噴気口.帰ってから調べたところ,過去にはこの辺から噴火したこともあるようなことが書いてありました.
2014年09月21日 12:28撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 12:28
二枚前の写真の割れ目状の地形にある噴気口.帰ってから調べたところ,過去にはこの辺から噴火したこともあるようなことが書いてありました.
北アルプス展望.どうやら焼岳は笠ヶ岳を眺めるのには良い位置にあるようです.
2014年09月21日 12:38撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:38
北アルプス展望.どうやら焼岳は笠ヶ岳を眺めるのには良い位置にあるようです.
この辺りで疲れが来てしんどくなってきました.すれ違う人に「山頂はまだですか」と聞きつつ進みます.
2014年09月21日 12:50撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:50
この辺りで疲れが来てしんどくなってきました.すれ違う人に「山頂はまだですか」と聞きつつ進みます.
上高地の奥地が見えてきます.中央右がスタート地点の帝国ホテル.
2014年09月21日 12:55撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:55
上高地の奥地が見えてきます.中央右がスタート地点の帝国ホテル.
ここを越せば溶岩ドームの肩です.
2014年09月21日 12:56撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 12:56
ここを越せば溶岩ドームの肩です.
いかにも溶岩が固まりました,といった風情の岩.
2014年09月21日 13:06撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 13:06
いかにも溶岩が固まりました,といった風情の岩.
山頂へは噴気口の右横を登ります.この辺りが今回唯一「岩場」と言った雰囲気でした.
2014年09月21日 13:07撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 13:07
山頂へは噴気口の右横を登ります.この辺りが今回唯一「岩場」と言った雰囲気でした.
噴気口,シューッと言う音がしていました.硫黄が析出しています.
2014年09月21日 13:11撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 13:11
噴気口,シューッと言う音がしていました.硫黄が析出しています.
山頂(北峰)眺めは最高です.
2014年09月21日 13:15撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
2
9/21 13:15
山頂(北峰)眺めは最高です.
正賀池側にも噴気口がありました.ここが一番盛大に蒸気を噴いていて,ゴーッと言う音がしていました.
2014年09月21日 13:17撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 13:17
正賀池側にも噴気口がありました.ここが一番盛大に蒸気を噴いていて,ゴーッと言う音がしていました.
登れない南峰と正賀池(火口湖).個人的には中学生の時の九重山以来,久しぶりの火山でした.
2014年09月21日 13:18撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 13:18
登れない南峰と正賀池(火口湖).個人的には中学生の時の九重山以来,久しぶりの火山でした.
右側の火口は隠居穴というらしい.こんなところには隠居したくないと思いながら,底を覗こうとあちこち動いてみましたが,全く見えず.底なし穴です・・・
2014年09月21日 13:20撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 13:20
右側の火口は隠居穴というらしい.こんなところには隠居したくないと思いながら,底を覗こうとあちこち動いてみましたが,全く見えず.底なし穴です・・・
穂高へ続く稜線.
2014年09月21日 13:27撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 13:27
穂高へ続く稜線.
六百山と上高地
2014年09月21日 13:41撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 13:41
六百山と上高地
笠ヶ岳と抜戸岳.この緑の壁,どうやって登るんだろう・・・
2014年09月21日 13:46撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 13:46
笠ヶ岳と抜戸岳.この緑の壁,どうやって登るんだろう・・・
煙の向こうに乗鞍が見えます.
2014年09月21日 13:57撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 13:57
煙の向こうに乗鞍が見えます.
周りの他の山は火山ではないので,足下の近景と遠景の山々の雰囲気がまるで違い,変な感じです.
2014年09月21日 14:05撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:05
周りの他の山は火山ではないので,足下の近景と遠景の山々の雰囲気がまるで違い,変な感じです.
先々週はあそこを歩いたなと思いながら,穂高と上高地を眺めていました
2014年09月21日 14:06撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 14:06
先々週はあそこを歩いたなと思いながら,穂高と上高地を眺めていました
色が変わった地面.このような色になった土から蒸気を噴いていることがありました.写真の箇所は静かでしたが,ここも噴気が出ることがあるものと思われます.
2014年09月21日 14:08撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:08
色が変わった地面.このような色になった土から蒸気を噴いていることがありました.写真の箇所は静かでしたが,ここも噴気が出ることがあるものと思われます.
さて,下ります.山頂直下の要注意箇所.直ぐ右側は噴気口です.
2014年09月21日 14:08撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:08
さて,下ります.山頂直下の要注意箇所.直ぐ右側は噴気口です.
噴気を見上げながら下る.
2014年09月21日 14:10撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:10
噴気を見上げながら下る.
南峰を見る.画面を中ノ湯方面の道が横切っています.
2014年09月21日 14:12撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:12
南峰を見る.画面を中ノ湯方面の道が横切っています.
溶岩ドームの肩から北アルプス奥地方向.この眺めを見られて良かった.
2014年09月21日 14:16撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:16
溶岩ドームの肩から北アルプス奥地方向.この眺めを見られて良かった.
噴気と笠,抜戸の両岳.深田弓弥の書いたとおり,この山からの笠ヶ岳は格好良いです.
2014年09月21日 14:17撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 14:17
噴気と笠,抜戸の両岳.深田弓弥の書いたとおり,この山からの笠ヶ岳は格好良いです.
槍・穂高連峰全景.水平線よりかなり高くまで盛り上がっており,相当な標高差があることが実感できます.
2014年09月21日 14:23撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:23
槍・穂高連峰全景.水平線よりかなり高くまで盛り上がっており,相当な標高差があることが実感できます.
新中尾峠手前より笠ヶ岳.気づいたら笠ヶ岳を相当しつこく撮っていました.
2014年09月21日 14:46撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:46
新中尾峠手前より笠ヶ岳.気づいたら笠ヶ岳を相当しつこく撮っていました.
危険地帯の注意書き.倒れた看板がこの辺りの崩壊の激しさを感じさせます.
2014年09月21日 14:47撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:47
危険地帯の注意書き.倒れた看板がこの辺りの崩壊の激しさを感じさせます.
旧中尾峠.奥飛騨温泉方面への道との交差点になっています.
2014年09月21日 14:53撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 14:53
旧中尾峠.奥飛騨温泉方面への道との交差点になっています.
小屋の手前.この辺りから上高地まで,穂高連峰は見えなくなります.
2014年09月21日 15:01撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 15:01
小屋の手前.この辺りから上高地まで,穂高連峰は見えなくなります.
焼岳小屋.バッチは売り切れていたので,今度はTシャツを買って帰りました.いつかここにも泊まってみたい.
2014年09月21日 15:23撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
1
9/21 15:23
焼岳小屋.バッチは売り切れていたので,今度はTシャツを買って帰りました.いつかここにも泊まってみたい.
霞沢岳
2014年09月21日 15:30撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 15:30
霞沢岳
鎖場に来ました.難所の長い梯子へつながっています.
2014年09月21日 15:37撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 15:37
鎖場に来ました.難所の長い梯子へつながっています.
上から見た長梯子.乗り移る時の一歩は緊張します.画面右の古い手すりはしっかりしていて,手がかりにできました.
2014年09月21日 15:38撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 15:38
上から見た長梯子.乗り移る時の一歩は緊張します.画面右の古い手すりはしっかりしていて,手がかりにできました.
梯子から下を覗く.実際に見るとかなり高度を感じます.
2014年09月21日 15:39撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 15:39
梯子から下を覗く.実際に見るとかなり高度を感じます.
なかなか格好良くて,いかにも眺めの良さそうな霞沢岳.下に大正池と大正池ホテルが見えます.
2014年09月21日 15:55撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 15:55
なかなか格好良くて,いかにも眺めの良さそうな霞沢岳.下に大正池と大正池ホテルが見えます.
下部の梯子場.この梯子だけL形鋼を使った,がっちりしたものになっています.
2014年09月21日 16:06撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 16:06
下部の梯子場.この梯子だけL形鋼を使った,がっちりしたものになっています.
急登の入り口の橋まで戻りました.
2014年09月21日 16:10撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 16:10
急登の入り口の橋まで戻りました.
樹林帯をまっすぐ下って登山口へ.画面左方位へ進めば田代橋へ行けます.
2014年09月21日 16:55撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 16:55
樹林帯をまっすぐ下って登山口へ.画面左方位へ進めば田代橋へ行けます.
西穂登山口に戻りました.この形,山門みたいですね.
2014年09月21日 17:12撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 17:12
西穂登山口に戻りました.この形,山門みたいですね.
田代橋.ほとんどの観光客はもう帰ったようです.渡っているとき,タクシーとすれ違った以外は静かでした.
2014年09月21日 17:15撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
9/21 17:15
田代橋.ほとんどの観光客はもう帰ったようです.渡っているとき,タクシーとすれ違った以外は静かでした.
下山後,大正池付近から見た夕焼けと焼岳の頂部.すばらしい夕焼けでした.
2014年09月21日 17:45撮影 by  NIKON D800E, NIKON CORPORATION
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9/21 17:45
下山後,大正池付近から見た夕焼けと焼岳の頂部.すばらしい夕焼けでした.
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット
備考 防寒具とウインドブレーカーとして使える雨具は必須.意外に寒いです.氷点下になっても良いように準備すべきと感じました.ガレ場や梯子があるので,大げさかも知れませんがヘルメットがあると良いと思います.

感想

 先々週に奥穂高岳の頂上から上高地を見て,焼岳の頂上は眺めが良さそうに思え,機会があれば行こうかと思っていました.そうこうしていたら,中学で同級だった友人が観光で上高地に行くと言ってきました.
 そこで,この友人よりも半日早く上高地入りして焼岳に登り,宿で落ち合う,という相談になり,焼岳に登ることができました.

 これまで山には結構登っていたつもりだったのですが,よく考えてみると,火山に登ったのは中学の時,九州の九重山へ行った以来でした.同じ北アルプスなのに穂高とはまるで違う,赤く焼けた地面や,溶けた小石が集合堆積してできたような地肌の岩が何とも新鮮でした.
 山頂ではゴーゴーと音を立てながら蒸気が吹き上がっていたり,地面が何となく暖かかったり,底なし穴の火口が口を開けていたり,異様な光景でした.そういえば,時々足下が揺れていたような・・・いや,これは登りに疲れた足の震えか・・・? 水蒸気爆発であっという間に池を作ったとか,梓川の流れを飛騨側から信濃側へ変えただとか,この山の恐るべき威力を伝え聞いていたので,おっかなびっくり登ったのですが,見込んだとおりのすばらしい眺望と不思議な光景に大満足の山行でした.眺めが良いからと,山頂に長時間滞在しすぎたのが今回の反省点です.

 ガイドブックも,深田久弥の名著も「易しい山」という風に書かれていましたが,難所もあって,「小兵(深田)」となめてかかると痛い目を見そうな山でした.確かに周りの他の山と比べると長時間失敗できない箇所が続くわけではないですが,長梯子は結構厄介で,下っているときにたまたま一緒になったご夫婦は,奥様が非常に苦労されたようでした.私はちょっと大げさかなとも思ったのですが,奥穂高に登ったとき使ったヘルメットと簡単なロープ細工を持っていったところ,これがかなり安心感を提供してくれました.

 下山後友人とも無事に再開して旧交を温め,翌日は上高地観光も楽しめました.前回奥穂高に行ったときとは違う北アルプスを楽しめ,良い連休を過ごせて良かったと思います.しかし,こうも頻繁に信濃の奥へ行くとお金が・・・.暫く登山を抑制しなければならないかも知れません.

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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