記録ID: 516990
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トレイルラン
富士・御坂
[秋の富士山]金鳥居-佐藤小屋-御中道-大沢崩れ-御庭-精進湖・船津登山道
2014年09月23日(火) [日帰り]
sekitak
その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:14
- 距離
- 46.9km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,064m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 10:14
8:18
20分
中曽根交差点
18:32
富士山 溶岩の湯 泉水(日帰り湯)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
富士山駅20:26溌-大月-八王子(乗換2分--要走)-東神奈川-横浜23:21 *世界遺産富士山フリー乗車券を利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士登山競走の予習と復習のため、久しぶりに富士山駅から出発。 吉田口登山道はいつもどおりだが、春夏とは異なる花が咲いており気を惹く。中野茶屋から空気がひんやりし、馬返しあたりに来るとふうっと冷たい空気を感じる。体を動かしていないと冷える。吉田登山道はいつも通り。既に霜柱の跡が随所にみられる。 そこから、一度6合目にあがり海を見ようと思っていったが、あいにく下から上がる雲で当たりが真っ白。この日、富士山東側面はだいたい曇っていた。 一度スバルライン5合目までのんびりもどりひさしぶりのみはらしキッチンで、開運赤富士ハヤシライスを頂く。 その後、スバルライン5合目バス停のすぐ近くにある階段から御中道へはいる。この道はとても歩きやすいし、吉田側の自然とはことなり森林帯と崩れそうな?沢が交互にやってくる。通りすがりのハイカーさんに立派な角をもった鹿がいたとうかがったが、我々がいったときにはそれはいなかった。かわりにちょろちょろ小さな鼠(たぶんスミスネズミ)を見る。御庭あたりから仰ぎ見る富士山はとてもいい。 御中道はよく見ないと以前使われていたところやけもの道に入ることがあるので、いろいろ標識やより安全なものが無いかどうかを探してきめたほうがいい。大沢崩れまでは一度100mほどのぼったあと100mほど下る。 大沢崩れは一度は見る?聴く価値がある。崩れる音が凄くいい。言葉で言い表せない軽やかなリズムが印象的。 その後御庭までもどって下山。このとき間違えて駐車場側のほうまでいってしまい、道路に出た後奥庭の入口に向かう。 奥庭山荘のわきをぬけて進むとすこはふかふかのトレイル。すごくいいのだが倒木が多く道を見失うかどうか不安になる。なんとなく人の踏み跡のある法をすすんでいくと[奥庭-三合目]とかかれた看板にであう。ときおり熊かなにかのウンチもあるので熊鈴はもったほうがいい。 これでもかというくらい倒木を超えていくと3合目の広場に出る。ここはあたりを見回すと、廃屋古い看板、懐かしい空き缶、バス停など。精進湖登山道側から広場の反対側の船津登山道の看板を見つけてまた下降する。ここから先は最近ノルディックポールの協議があったためとても整備されている。倒木は無いし道もわかりやすい。秋なのでところどころキノコが生えている。注意すべき点は林道との分岐点。地図と方位磁石を持って行ったほうがいい。最初は左手側にゲートを見るがここは右側の道を進む。すぐそのあと明るく開けた沢を迂回するルートでは薄暗い森の中を進む。このとき見通しのいいほうにいってしまうと大変なことになる。森に入ると昔の遺構がいろいろでてくる、岩がしいてあるためかなりぼこぼこしているが慎重に降りる。 船津登山道は長い、50年ほど前スバルラインが開通するまではここがバス道だったので傾斜が緩く延々と下りのトレイルが続く。足場はもうそれほどよくないが森が深く夕方になると薄暗くなってくる。 やっとこさ抜けたと思っても、そのあとの霊園までのアスファルトの件もかなり長い。どう走ったのか覚えていないくらい。ようやく人里近くになってからもかなり長い。 船津登山道はトレーニングにはいいけど、エスケープルートとしてや時間のないときの道に使うのは大変。 以下、コース上のメモ(迷子など) 五合目より上は一応登山道閉鎖の案内。ブルトーザー道はブルトーザーが行き来して冬支度を急いでいるようでした。 迷子:スバルラインから御中道(おちゅうどう)への道,高原と登山地図にない工事用の林道(下り)との分岐がありますが、大沢崩れへは林の中の道を登る必要があります。また、3か所ほど沢を超える必要があり、え、っとおもうような大きな浮石などがあり注意が必要です。 迷子:精進湖登山道に降りる道は御庭山荘跡から奥庭へ下れるのですが間違えて駐車場のほうでおりてしまいました。富士山を見るには最高に良いポジションなので結果オーライです。 奥庭-三合目の合流までは倒木がものすごく多いです。 船津登山道のルートは新しく整備されている林道も多く迷いやすいです。このルートはかなり深い森の中に道がある感じです。なお3合目以降は整備が進んでおりダート中心です。また、この登山道はとても長いです。理由はスバルライン3合目開通までの登山バス道だったため、50年前のバスが登れる傾斜でつくられています。吉田側とくらべても傾斜はゆるくその分長いです。 船津登山道は林道ゲートを越えて舗装路に入ってからもかなり長いですが、クロスカントリーのトレーニングをするならお勧めです。 距離46km/累積上昇:2196m/累積下降:2107m |
その他周辺情報 | 車が前提の地域なので駅に近いところでは河口湖・富士吉田方面の日帰り風呂が減っています。河口湖駅方面で検討していたのですがかなり移動して、泉水で汗を流しました。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
トレントフライヤー
Blackdiamond/Stormライトx2
リコーGR Digital IV
アミノバイタルx3
ザバスゼリーx2
スポーツ羊羹x2
セブンイレブンのパン
水2L
熊鈴
|
---|---|
備考 | 長袖ではなくアームカバーを2種(夏用・秋冬用)を持参して使い分けしました。体を止めると寒くなるので防寒・防風着は必要です。 |
感想
このコースは過去の富士山をめぐる道。吉田口登山道、御中道、大沢崩れ、精進湖登山道、船津登山道(船津林道)、どこも栄華盛衰をものがたるように厳しい自然と廃墟が残る。
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