韓国岳・獅子戸岳・夷守岳(えびの高原BS~コスモス温泉)

2023年02月16日(木) [日帰り]

• GPS: 08:53
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,036m
• 下り: 1,880m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:46

9:24 えびのエコミュージアムセンター
9:26 9:26 韓国岳登山口
10:22 10:23 韓国岳五合目
10:36 10:37 韓国岳七合目
10:53 11:13 霧島山
11:25 11:26 獅子戸分岐
12:33 12:53 獅子戸岳
13:38 13:40 大幡山
14:08 14:10 大幡池
14:28 14:29 丸岡山
15:20 15:26 夷守岳
18:10 ゴール地点

らくルート比x0.9
コースタイムにムラがありすぎる

天候

晴れ　遠方霞

アクセス

利用交通機関：

バス

[行]国分駅0725-0824硫黄谷BS 鹿児島交通\980
硫黄谷BS0835-0856えびの高原 霧島連山周遊バス\490（雪で運休確認必須）

[帰]コスモス温泉からタクシー(5km1890円)

コース状況／危険箇所等

韓国〜獅子戸　ぬかるみ
大幡山、夷守岳の山頂付近道迷い
夷守岳　山頂付近やや急登

その他周辺情報

コスモス温泉…が閉まってた…(木曜日休館日)
えびのエコミュージアムで韓国岳バッジ800円

写真

2/16 9:56

少し高度を上げただけで見たことない景色が。左奥には雲仙らしきものがうっすら見えてます。

2/16 10:21

韓国岳までたったの500m、平易なハイキングコースなのでひょいひょい登れます。樹林帯抜けるとこのように火山らしく岩がゴロゴロ。

2/16 10:46

大浪池と桜島、山頂つく前に既に絶景。まるで魔女の瞳のよう。

2/16 10:54

ついに姿をあらわす新燃岳と…高千穂峰！　なんだあの形は…。

2/16 10:54

ゴロゴロおいわ地帯の上に山頂標。平らな広場はありませんが岩に腰掛けてどこでも休憩できます。

2/16 10:56

山頂標から向こうは国見岳！　そして下は…いかん足が震える…。マグマなんだろうか？

2/16 11:04

向こうにみえる台地はなんだろうなぁ。阿蘇とか久住見えてたりしないかな。

2/16 11:06

もっと雲仙らしきものの写真撮ったはずなんだけどなぁ…。

2/16 11:17

桜島はつい4-5日前に5年ぶりの火口から噴火したとか。そのせいで火山灰が撒かれ霞んでいるとか。昨日気づきませんでしたけど！？

2/16 11:17

んんん…！？　島のような山が見えるぞ…沖縄…屋久島…イヤ幻影か…また幻術なのか！？

2/16 11:23

それでは獅子戸岳へ。なんか先往く道&ゴールが見えているのは遠くに秋田駒ヶ岳~乳頭を思い出す…目の前の異様な2つの山を除けば！

2/16 11:28

こんなところにティンクルスターが！

2/16 11:35

確かに事前情報通り滑ります…が秋田駒ヶ岳ほどではないなッ！

2/16 11:37

獅子戸岳まで0.2kmごとに看板があってしゅごい。これはすべる坂に設置されていて掴むのにちょうどいい標柱です。

2/16 11:40

楽しくなってきた！…一瞬だけ！

2/16 11:48

高度を一気に落とすと平和な樹林帯へ。確かに尾根筋をいくつも並行移動するので見た目は迷いやすいかもしれないですね。でもロープとピンテ沢山つけてくれているので大丈夫！

2/16 12:03

しかしなかなかに遠いな…。

2/16 12:05

えのきだけ！　のような霜柱。たべたくなる。

2/16 12:09

おっとォ〜道が！　しばしば巻く必要があります。これは夷守岳周辺でも同様。

2/16 12:20

ここまでくればあと標高差数十メートル。景色もどんどん開けます。

2/16 12:24

というわけで韓国岳振り返ると…なにあのクレーター！　山頂でも下ってるときもまったく気づかず、これだけでここまで来た甲斐があるというもの。

2/16 12:27

そして先程からしばしば見えてたこれから行く道も。右からうねうね道が見える大幡山、台地上の大幡池、丸岡山のコブがあって夷守岳。これだけみると夷守岳は優しそうなんですけどねえ。

2/16 12:34

というわけで獅子戸岳山頂！　地味ですが少しだけスペースはあり展望もあります。大幡池から登ってくるのが基本ルートみたいですね。

2/16 12:53

2大火口パシャリ。こんな近くに現役火山が…感動！

2/16 12:54

これもうグランドキャニオンでは？

2/16 13:16

大幡山へ、ちょいちょい山肌削られてジグザグコース。ピークが見えたぞー！

2/16 13:17

しかし明日登るのあれなんだよな…なにあのピラミッド、登れる形かぁ…？

2/16 13:19

ん、んんん？　なんか独特な景色だけどもそれ以上に…大幡山まだ結構先だぞ！？

2/16 13:19

ってことは誰だオマエ！？

2/16 13:20

このあたりから宮崎の空中回廊って感じがしてきます。今回ほんとこっちまで来て良かったと思う。

2/16 13:35

高千穂峰までの間にもいくつか山が挟まっていて、宮崎平野とともにそれをすべて見下ろせるこのシチュエーション…。嗚呼！

2/16 13:38

ということで大幡山。一つ言いたいのはここから結構迷いやすいということ！　GPSチェックしないと！

2/16 13:44

そして見えるは第2の魔女の瞳。独り占め…！

2/16 14:01

しかしながら近づこうとするとズブズブズブズブ。底なし沼だッ！

2/16 14:06

砂に漣模様が描かれてます。水もとてもキレイ。これが…霧島の水…(ファミマ感)

2/16 14:07

しかしながらポコポコポコポコ。…ん？なんかちょっと硫黄臭いな？　これ絶対かなり強い酸性でしょ！

2/16 14:18

ここから先は緑が増えます。いかにも南国っぽい木。

2/16 14:28

ほいで80m登り丸岡山。展望はチラチラあるくらいです。

2/16 14:46

本日のラスボスが勝負を挑んできた！

2/16 14:50

もっさもっさしててあるきにくいです。

2/16 14:51

ようやくコル、さぁ登るぞ！　ってところでいきなりコレで笑いました。

2/16 14:53

なんやこの急登…と思ってましたが、これを超えればあとはそこそこ普通の急登です。前回のほうがきつかったもんね！

2/16 15:20

とーいうわけで！　そこそこ広い山頂広場！

2/16 15:20

小林市街を一望！　…できるのはいいけど今日あそこまで歩かなきゃなんですか？　誰ですかこんな馬鹿げた計画たてたの！　あとなに下山方面の恐ろしい地形…。

2/16 15:21

グッバイ、韓国岳。グッバイ、霧島の伝説…。

2/16 15:26

さて下ります。ジェットコースターのようなワクワク感…でしたがこの後登り返し…。ふざけんな、重すぎるっつーの！

2/16 15:27

小林市街が近くなったようで近くない！

2/16 15:33

さてここで道間違えました。ぼーっと歩いてないで看板の通り倒木の向こうを(巻いて)いこうね！！

2/16 15:43

うーむ急といえば急なんですが。こんなもの乳頭や日光白根からの下りに比べれば！

2/16 16:15

これ跨ぐとき滑りました。跨いだまま滑り台のように…ハハッ

2/16 16:39

800mあたりまでくれば山も優しさを見せてきます。

2/16 16:50

これこれ、これよ滑る木は！　しかしこの山、大幡山岳会の標識がしばしばあります。愛されてるんですね。

2/16 16:52

これは…砂防ダム？　こちらも噴流ながれてくるのかな。

2/16 16:54

やったー登山口ついたー！　とのことですがここからグーグルマップで道路出てくる地点までまだ1kmほど歩きますゥ…

2/16 17:04

脚長スギさん。

2/16 17:40

韓国、獅子戸、夷守、ジェットストリームアタックを使うぞ！

2/16 17:41

こうしてみるとキレイな紡錘型の夷守岳。前の写真とあわせ、こちらに降りてきてよかったと思うもののひとつ。

2/16 18:12

しかし落胆っ…！　コスモス温泉…残念っ…やってませんっ…！　虚しい空の浴槽を撮れば、そこには堂々たる夷守岳。キレイなのはいいんですが心折れたのでタクシー呼びまーーーすwwwwwwwww

撮影機器：

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ゲイター 目出し帽 チェーンアイゼン

感想

Barklay

気温 3℃(朝)~昼不明(やや温暖)~4℃(夕)
湿度 40~50%
風 たまに寒いのが吹く
消費水量 800ml

　旅も二日目にしてついに山登り開始、それも初っ端からぶっ飛ばしていきました。事前情報だと獅子戸岳までが辛い、夷守岳が急登などと脅されていましたが、えびのエコミュージアムの受付の方がかなり経験豊富のようで色々と教えてくださいました。その方によると獅子戸岳は大したことがなく、夷守岳は霧島連峰で最もハードな道とのことでした。雲仙は見えるが久住は見えない、他にも色々と教えてくださいました。
　登り始めて数分、今までに見たことのない圧倒的なスケール感でした。この景色の組み合わせは九州ならではだと思います。韓国岳はなんだかんだそれなりに人がいましたが、それでも少ない方。獅子戸岳へと向かうとそこからは一組しかお会いしませんでした。獅子戸岳へ向かう途中、なんだか道は秋田駒ヶ岳(乳頭山へ抜けるルート)と似てると思いましたが、最後までそんな感じでした。まぁ向こうも火山ですし、噴火したら似たような感じになるのかもしれませんね。
　本日は霞んでいたのを除けばベストコンディション、翌日以降も登山日は天気よさそうで、こんなに運がよくていいのか…！？と思ってたら案の定温泉が休みでした。あれ、前も…というかその前もあったな…？　こんなことなら他の方がいうように大幡池からオートキャンプ場(夷守台？)へ抜け、湯之元温泉に宿をとってそちらに歩けばよかったと憤りました…が、夷守岳の思い出と、小林市側から見た霧島連山、小林銘菓チーズ饅頭等こちらでしか味わえないようなものもあったので、こっちでよかったなとも思います。最後は力尽きてタクシーになりましたが。

　それはそうと、明日の高千穂峰もだいぶきつそうです。ミュージアムの方には「霧島連峰で二番目にきつい道」、他の方には「鹿児島県側がとにかく滑る」と脅されてますが大丈夫かなぁ…。