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Yamareco

記録ID: 51862
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

笹ノ平-甲斐駒ケ岳-駒津峰-栗沢ノ頭-広河原

1980年07月24日(木) 〜 1980年07月27日(日)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
26.0km
登り
3,405m
下り
2,649m
アクセス
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
甲斐駒の登り
甲斐駒の登り
甲斐駒ヶ岳頂上
甲斐駒ヶ岳頂上
甲斐駒ヶ岳頂上
栗沢の頭より甲斐駒をバックに
栗沢の頭より甲斐駒をバックに
摩利支天
摩利支天?
当部活の文集「頂」3集、表紙
当部活の文集「頂」3集、表紙
感想文と重複しますが、私の記事部分。
※今は無き、わら半紙の謄写版印刷でできています(笑)
1
感想文と重複しますが、私の記事部分。
※今は無き、わら半紙の謄写版印刷でできています(笑)
夏合宿、計画書、B4紙に印刷すればレプリカができます(笑)山折りにして袋とじしましょう(爆)

※今は無き青焼き印刷で出来ています
夏合宿、計画書、B4紙に印刷すればレプリカができます(笑)山折りにして袋とじしましょう(爆)

※今は無き青焼き印刷で出来ています
概念図、高低図
高低図、1日目予定コース
高低図、1日目予定コース
2、3日予定コース、メモ欄に実際にはコース変更したことが書かれています。
2、3日予定コース、メモ欄に実際にはコース変更したことが書かれています。
食事計画、1、2日目
食事計画、1、2日目
食事計画、3、4日目
食事計画、3、4日目

感想

北沢小屋 78'7・25・18:00JST
              ○○○○○

 その時、僕は北沢小屋の展場の天幕の中で、○○から熱い
飲み物を寝袋の中から上半身だけを起し飲んでいた。昨日
からの予定の遅れをいっきに取り返したのである。みんな
の疲れた表情とはうらはらに、僕は余裕で登っていた。甲
斐駒ヶ岳のピークも越え、駒津峰の休けいの時でさえ疲れな
がらも、後半の山行のための余力はある筈だった。北沢小
屋の展場は時間も遅かったせいか、(記録しなかったけどた
しか六時ごろだと思う)場所がなく設営に時間がかかった。
僕は食料係の方だったので夕食の準備をしていた、今夜はシ
チューだ、これは練習もしていたので安心だった。が、野菜
などを切っていたら非常にだるくなってきて、それから寒気
がして、とにかく食事の準備をしなければならないし、イラ
イラして発狂しそうになるのをこらえ必死に準備をしていた。
僕が口に出すとみんな心配してくれてヤッケを着ろといわれ
それを着て支度をしていたがたいへんだった。みんなに天幕に
入るように言われてから○○にマットを出してもらったり○○
と○○先輩に着替えをてつだってもらったりして 熱い飲み
物をもらっていた。あゝ遂にバテてしまったのだ。という事
を実感した。いつしか○○先生が表れ「どうだ?」とかい
って体温を測ることになった。熱はあまりないと思ったがや
っぱり三十七度近い位だった。○○先生は天幕の入口でバテ
のことだとかなんか話している。疲労で死ぬこともある。そ
んなような事を言った気がした。このまま天幕の中で死んで
しまうのではといゆう、微かな心配が掠めた。そして眠ってい
った。              いろいろな夢を見
       たかもしれない。下山している時の事など・・・朝
がなんとなくやって来た。寝
惚けながら起きていた。気分はいま
少しって感じだったが体力は回復しているようだった。事実
その日は栗沢の頭に登れていい時間で帰って来れた。だが僕
の体力の回復を見たとき○○と○○はかなり疲労が残って
いるようだった。まったく疲労とゆう恐ろしい敵は気まぐれで
ある。僕は自分の気づかない内に無理をしていた。それは
一人の未熟者の見栄だったのかもしれない。
 今度の山行は去年の夏山にも増してさらに有意義で多くの
初体験もあってとてもよかった。先生が予定に遅れたと
言う事がこの山行を大きく変えバラエティに富んだ密度の濃
い山であった。
 最後に、やっぱり「今度の山行は余裕があったんだけどな
あ」と悔やんでいる。              fine

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