笹ノ平-甲斐駒ケ岳-駒津峰-栗沢ノ頭-広河原
- GPS
- 24:00
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 3,411m
- 下り
- 2,569m
コースタイム
- 山行
- 23:04
- 休憩
- 46:00
- 合計
- 69:04
11:20 横手バス停
12:00 駒ケ岳神社
15:15 笹ノ平
07月25日(金)
06:25 笹ノ平
15:05 駒ヶ岳
19:00 北沢小屋
07月26日(土)
10:30 北沢小屋
11:33 仙水峠
12:36 栗沢の頭
13:10 仙水峠
14:00 北沢小屋(推定時刻) 14:34
17:55 広河原小屋(泊)
07月27日(日)推定時刻
08:25 広河原小屋
08:30 広河原バス停 08:50
※文集「頂」No.3、H氏の文面、私のメモを総動員し再構築
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
05:30 自宅 徒歩 06:10 橋本 06:33 横浜線 八王子行 1200円 06:47 八王子 07:22 中央本線 松本行 急行アルプス 08:54 韮崎 10:20 山梨交通 450円 11:04 横手バス停 復路 07月27日(日) 推定時刻 08:50 広河原 08:50 山梨交通バス 甲府行 650円 11:05 甲府 12:20 中央本線 高尾行 1020円 14:17 高尾 14:20 中央線 東京行 14:25 八王子 14:36 横浜線 東神奈川行 14:48 橋本 15:20 神奈中バス 上大島行 130円 15:40 内出 徒歩 15:45 自宅 ※1979年の時刻表により再構築(2024/11/28) |
---|---|
その他周辺情報 | 1979年の夏山、白根三山 1981年の夏山、仙丈岳ー北岳 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-51945.html |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
北沢小屋 78'7・25・18:00JST
○○○○○
その時、僕は北沢小屋の展場の天幕の中で、○○から熱い
飲み物を寝袋の中から上半身だけを起し飲んでいた。昨日
からの予定の遅れをいっきに取り返したのである。みんな
の疲れた表情とはうらはらに、僕は余裕で登っていた。甲
斐駒ヶ岳のピークも越え、駒津峰の休けいの時でさえ疲れな
がらも、後半の山行のための余力はある筈だった。北沢小
屋の展場は時間も遅かったせいか、(記録しなかったけどた
しか六時ごろだと思う)場所がなく設営に時間がかかった。
僕は食料係の方だったので夕食の準備をしていた、今夜はシ
チューだ、これは練習もしていたので安心だった。が、野菜
などを切っていたら非常にだるくなってきて、それから寒気
がして、とにかく食事の準備をしなければならないし、イラ
イラして発狂しそうになるのをこらえ必死に準備をしていた。
僕が口に出すとみんな心配してくれてヤッケを着ろといわれ
それを着て支度をしていたがたいへんだった。みんなに天幕に
入るように言われてから○○にマットを出してもらったり○○
と○○先輩に着替えをてつだってもらったりして 熱い飲み
物をもらっていた。あゝ遂にバテてしまったのだ。という事
を実感した。いつしか○○先生が表れ「どうだ?」とかい
って体温を測ることになった。熱はあまりないと思ったがや
っぱり三十七度近い位だった。○○先生は天幕の入口でバテ
のことだとかなんか話している。疲労で死ぬこともある。そ
んなような事を言った気がした。このまま天幕の中で死んで
しまうのではといゆう、微かな心配が掠めた。そして眠ってい
った。 いろいろな夢を見
たかもしれない。下山している時の事など・・・朝
がなんとなくやって来た。寝
惚けながら起きていた。気分はいま
少しって感じだったが体力は回復しているようだった。事実
その日は栗沢の頭に登れていい時間で帰って来れた。だが僕
の体力の回復を見たとき○○と○○はかなり疲労が残って
いるようだった。まったく疲労とゆう恐ろしい敵は気まぐれで
ある。僕は自分の気づかない内に無理をしていた。それは
一人の未熟者の見栄だったのかもしれない。
今度の山行は去年の夏山にも増してさらに有意義で多くの
初体験もあってとてもよかった。先生が予定に遅れたと
言う事がこの山行を大きく変えバラエティに富んだ密度の濃
い山であった。
最後に、やっぱり「今度の山行は余裕があったんだけどな
あ」と悔やんでいる。 fine
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する