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Yamareco

記録ID: 51862
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

笹ノ平-甲斐駒ケ岳-駒津峰-栗沢ノ頭-広河原

1980年07月24日(木) 〜 1980年07月27日(日)
情報量の目安: B
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
24:00
距離
31.6km
登り
3,411m
下り
2,569m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
23:04
休憩
46:00
合計
69:04
11:20
77
12:38
12:44
151
15:15
6:25
138
8:42
8:46
25
9:11
9:14
78
10:32
10:32
6
10:38
10:38
54
11:32
11:34
49
12:22
12:24
53
13:17
13:18
6
13:24
13:29
3
13:32
13:32
44
14:16
14:18
46
15:04
15:06
28
15:34
15:39
65
16:45
16:49
13
17:02
17:04
41
17:46
17:47
70
18:57
10:31
30
11:01
11:02
17
11:19
11:19
7
11:26
26
11:52
11:54
24
12:18
12:18
7
12:25
12:26
18
12:44
12:45
30
13:14
13:14
7
14:53
14:54
146
17:20
17:20
10
17:30
21
17:51
8:27
2
07月24日(木)
11:20 横手バス停
12:00 駒ケ岳神社
15:15 笹ノ平

07月25日(金)
06:25 笹ノ平
15:05 駒ヶ岳
19:00 北沢小屋

07月26日(土)
10:30 北沢小屋
11:33 仙水峠
12:36 栗沢の頭
13:10 仙水峠
14:00 北沢小屋(推定時刻) 14:34
17:55 広河原小屋(泊)

07月27日(日)推定時刻
08:25 広河原小屋
08:30 広河原バス停 08:50
※文集「頂」No.3、H氏の文面、私のメモを総動員し再構築
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 1980年(昭和55年)07月24日(木)
05:30 自宅 徒歩
06:10 橋本 06:33 横浜線 八王子行 1200円
06:47 八王子 07:22 中央本線 松本行 急行アルプス
08:54 韮崎 10:20 山梨交通 450円
11:04 横手バス停

復路 07月27日(日) 推定時刻
08:50 広河原 08:50 山梨交通バス 甲府行 650円
11:05 甲府 12:20 中央本線 高尾行 1020円
14:17 高尾 14:20 中央線 東京行
14:25 八王子 14:36 横浜線 東神奈川行
14:48 橋本 15:20 神奈中バス 上大島行 130円
15:40 内出 徒歩
15:45 自宅
※1979年の時刻表により再構築(2024/11/28)
その他周辺情報 1979年の夏山、白根三山

1981年の夏山、仙丈岳ー北岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-51945.html
予約できる山小屋
七丈小屋
甲斐駒の登り
甲斐駒の登り
甲斐駒ヶ岳頂上
甲斐駒ヶ岳頂上
甲斐駒ヶ岳頂上
摩利支天
摩利支天?
栗沢の頭より甲斐駒をバックに
栗沢の頭より甲斐駒をバックに
当部活の文集「頂」3集、表紙
当部活の文集「頂」3集、表紙
感想文と重複しますが、私の記事部分。
※今は無き、わら半紙の謄写版印刷でできています(笑)
1
感想文と重複しますが、私の記事部分。
※今は無き、わら半紙の謄写版印刷でできています(笑)
夏合宿、計画書、B4紙に印刷すればレプリカができます(笑)山折りにして袋とじしましょう(爆)

※今は無き青焼き印刷で出来ています
夏合宿、計画書、B4紙に印刷すればレプリカができます(笑)山折りにして袋とじしましょう(爆)

※今は無き青焼き印刷で出来ています
概念図、高低図
高低図、1日目予定コース
高低図、1日目予定コース
2、3日予定コース、メモ欄に実際にはコース変更したことが書かれています。
2、3日予定コース、メモ欄に実際にはコース変更したことが書かれています。
食事計画、1、2日目
食事計画、1、2日目
食事計画、3、4日目
食事計画、3、4日目

感想

北沢小屋 78'7・25・18:00JST
              ○○○○○

 その時、僕は北沢小屋の展場の天幕の中で、○○から熱い
飲み物を寝袋の中から上半身だけを起し飲んでいた。昨日
からの予定の遅れをいっきに取り返したのである。みんな
の疲れた表情とはうらはらに、僕は余裕で登っていた。甲
斐駒ヶ岳のピークも越え、駒津峰の休けいの時でさえ疲れな
がらも、後半の山行のための余力はある筈だった。北沢小
屋の展場は時間も遅かったせいか、(記録しなかったけどた
しか六時ごろだと思う)場所がなく設営に時間がかかった。
僕は食料係の方だったので夕食の準備をしていた、今夜はシ
チューだ、これは練習もしていたので安心だった。が、野菜
などを切っていたら非常にだるくなってきて、それから寒気
がして、とにかく食事の準備をしなければならないし、イラ
イラして発狂しそうになるのをこらえ必死に準備をしていた。
僕が口に出すとみんな心配してくれてヤッケを着ろといわれ
それを着て支度をしていたがたいへんだった。みんなに天幕に
入るように言われてから○○にマットを出してもらったり○○
と○○先輩に着替えをてつだってもらったりして 熱い飲み
物をもらっていた。あゝ遂にバテてしまったのだ。という事
を実感した。いつしか○○先生が表れ「どうだ?」とかい
って体温を測ることになった。熱はあまりないと思ったがや
っぱり三十七度近い位だった。○○先生は天幕の入口でバテ
のことだとかなんか話している。疲労で死ぬこともある。そ
んなような事を言った気がした。このまま天幕の中で死んで
しまうのではといゆう、微かな心配が掠めた。そして眠ってい
った。              いろいろな夢を見
       たかもしれない。下山している時の事など・・・朝
がなんとなくやって来た。寝
惚けながら起きていた。気分はいま
少しって感じだったが体力は回復しているようだった。事実
その日は栗沢の頭に登れていい時間で帰って来れた。だが僕
の体力の回復を見たとき○○と○○はかなり疲労が残って
いるようだった。まったく疲労とゆう恐ろしい敵は気まぐれで
ある。僕は自分の気づかない内に無理をしていた。それは
一人の未熟者の見栄だったのかもしれない。
 今度の山行は去年の夏山にも増してさらに有意義で多くの
初体験もあってとてもよかった。先生が予定に遅れたと
言う事がこの山行を大きく変えバラエティに富んだ密度の濃
い山であった。
 最後に、やっぱり「今度の山行は余裕があったんだけどな
あ」と悔やんでいる。              fine

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技術レベル
3/5
体力レベル
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