大文字山 - 諸羽山〜柳山〜陰山〜山頂〜北斜面〜火床〜大日山〜山科疏水
- GPS
- 08:50
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:50
天候 | 晴れ/曇り/小雨/小雪/雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 地図に掲載されている登山道は多くの人が歩いており、特に危険な箇所はなし。 その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。 ■大文字山北斜面 踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。 ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。 道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。 谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。 判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。 整備の手が入り、それなりに様変わりしていますが、探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。 |
写真
感想
早いもので、もう2月の最後の週末。
春の訪れを告げるような話題に触れる機会が多くなって来ているけれど、この週末は気温が下がるようで、雪が緩まずに雪山を歩くのに適していそう。
などと思っていたのだけど、23日に持病の背中痛を軽く発症してしまい、ハードな山行は避けておきたい。
こういう時には融通の利く山が良く、大文字山へ。
山科駅からスタートして歩き始めると、道路が濡れており、前夜から遅くまで雨が降っていたのかと思ったら、道脇には雪が少し積もっている。
山の上でも雪が見られそうなので、ちょっとうれしくなる。
諸羽神社にお詣りをし、近くの公園の東の端の登山口から入山です。
まだ薄暗いものの、用意していたヘッドランプは不要で、ゆったりと登って行きます。
しばらく登った辺りで雪が舞い始める。
止み間はあるものの、雪基調の中、諸羽山などのピークを辿って行きます。
見慣れているはずの風景も雪によって様変わりしていて、新鮮に感じられる。
標高が上がると道にも雪が積もっており、ささやかながらも新雪の感触が心地良い。
雪の雨社大神は良い感じだけど、その分だけ周囲の倒木の多さが気になってしまう。
山頂手前の雰囲気の良い樹林帯に寄り、京都一周トレイルからのルートと合流。
ここでようやく当日のトレースに出合い、すぐに大文字山山頂に到着です。
もやっていて、展望はあまり良くないけど、休んでいる間に少し良化。
この後の天気の回復に期待です。
先に火床に行くつもりだったけど、まだ見晴らしが良くなさそうなので、後回しに。
そのまま北斜面へ向かうと、先行のトレースがあり、まずはこれを辿って行く形に。
何となくの気分で進んでいると、幻の滝方面に向かっており、そちらへ。
途中からはトレースがなくなり、この日の一番乗りで幻の滝に到着。
もう少し雪が欲しいけれど、普段とは違う趣があり、じんわりと良い気分に。
低めの気温との相対的なものか、水場の湧き水がいつもよりも温かく感じられる。
雪が少なめでほぼ普段通りの中尾の滝を経て、その先の合流地点で左俣の登りに転じる。
期待していたような好天ではないせいか、せっかくの雪景色も地味に感じられてしまう。
谷を辿り終え、少し先からは尾根歩き。
12月の山行に続き、鹿山を経て、子鹿山へ。
雪が降り続く中、木陰でパンを食べつつの休憩。
谷へと下り、二段の滝へ。
yjinさんのレコで見ていた通り、倒れた木が滝に覆い被さっている。
動かす事はできないかと試してみたものの、びくともせず。
当面は推移を見守っておくしかなさそう。
一頃よりも谷の荒れ具合は落ち着いたようにも思われ、谷の雰囲気を楽しみながらゆったりと登って行きます。
雪融けが進んだのか、天の原は思っていたよりも積雪が少なく、ちょっと肩すかし気味だけど、まずまずの風景です。
このタイミングで3人組の方がやって来られましたが、この日の北斜面で出会ったのは合計で3組5人だけだったはずで、普段よりは静かな中を歩く事ができたと思う。
そのまま谷を進まずに尾根へと向かう辺りで、イタチらしき動物を目撃。
見るだけで、撮影はできず。
朝のルートに合流後、狭めのトラバース道へ。
おそらく初めて歩いたはずで、改めてルートが張り巡らされているのを実感。
この日の北斜面歩きを終え、火床に到着。
雪はほぼ止んでいて、近くはきれいに見えているけど、離れた位置に靄が残っていて、いつもほどの好展望ではない。
横棒の端の方へ移動し、昼食にします。
天気が良くなく、銀閣寺方面へ下山して京都御苑を歩いて、山行を終えようと食事中に考えていたのだけど、にわかに陽が射し始め、当初の想定通りに山科に戻る事にします。
大文字の左払いを下り、鹿ヶ谷方面へ下山。
そのまま山行を終えず、再入山して楼門の滝方面へ。
金曜の雨の影響は感じられず、楼門の滝の水量は逆に少ないぐらい?
歩き慣れたルートを辿り、大日山を経て、七福思案処へ。
アケボノソウの具合をチェック後、ふらふらと歩いていると、木を突く音が聞こえるので辺りを探っていると、コゲラを発見。
何羽かおり、食事中のようで、普段とは違って撮影しやすく、久しぶりにフレーム内にきっちりと収まってくれ、満足です。
その後はいつものように疏水沿いを歩いて行き、山科駅にてゴールです。
体調が整わず、雪山歩きを断念しての大文字山となったのだけど、予想していなかった雪景色の中を歩く事ができ、予報のような好天ではなかったものの、楽しませてもらったように思う。
山行の翌日以降は気温が上がり、雪融けは進んでいるはずで、普段の行動範囲内での雪山歩きはまた来シーズンという事になりそうかな?
ちょっと残念でもあり、来たる春への期待感が高くもあり。
どこにいつ行くか、あれこれと悩む事になりそうですね。
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