西丹沢 名残の冬景色

2023年02月27日(月) [日帰り]

• GPS: 11:27
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,704m
• 下り: 1,691m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:10
• 休憩: 1:16
• 合計: 11:26

距離 19.5km 登り 1,704m 下り 1,703m

6:14 西丹沢ビジターセンター
6:20 6:23 ツツジ新道入口
7:11 7:19 ゴーラ沢出合
8:18 8:27 展望台
9:41 9:52 ツツジ新道・石棚山稜分岐
10:10 10:46 檜洞丸
11:47 11:51 熊笹ノ峰
16:09 16:14 富士見橋
17:33 ツツジ新道入口
17:40 西丹沢ビジターセンター

暖かくなる予報に接して、過ぎゆく冬が名残惜しくなってきた。南岸低気圧が接近すればもう何度か丹沢にも雪があるかもしれないが、今シーズンのチャンスは限られそうだ。檜洞丸の周辺で、雪と氷を楽しもうと出掛けた。

天候

快晴。午前中はほぼ無風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢ビジターセンターの駐車スペースを利用。6:00の時点で4台。週末は競争率が高くなりそうだ。

コース状況／危険箇所等

ツツジ新道はゴーラ沢出合付近でもいくらか雪が残っていた。ゴーラ沢出合から展望園地までの間にも、日陰には凍結が何カ所かあった。標高1200m以上は滑り止めが必要。
檜洞丸から熊笹ノ峰までの丹沢主稜は、ツツジ新道に比べると格段に踏み跡が薄くなる。幸いクサリ場の足下に積雪や凍結はなく、通行には支障がなかった。
ヤタ尾根はさらに踏み跡が薄かった。積雪や気象の条件が悪かったせいか、滑り止めにまとわりつくような積雪、急な下り部分での凍結があり歩きづらく、時間を要してしまった。この先気温が上がると、朝の凍結と昼間の泥濘に苦労しそうだ。
神の川林道は落石が多いが、徒歩での通行には問題なし。神の川林道・犬越路林道とも、日陰の部分には積雪が残っていた。

写真

2/27 6:14

山の神にお詣り。由緒書きにもあるとおり、過大な期待をしてはいけない。

2/27 6:51

ゴーラ沢出合手前のミツマタはほころびはじめていた。

2/27 6:52

日当たりに恵まれるところには咲きそうな株もある。

2/27 7:05

「異常なし！」とはいえないが、崩壊地点の通行はロープで可能。

2/27 7:08

カモシカに遭遇した。

2/27 7:09

ゴーラ沢出合の水量。石を伝わって渡れる。

2/27 7:11

上流側の沢はほぼ枯れていた。

2/27 7:14

振り返って。あちこちに雪が残っている。

2/27 7:18

足下には雪がなくてほっとした。

2/27 7:27

最初のベンチの地点。

2/27 7:42

今日は展望よし。

2/27 8:05

油断できない凍結。

2/27 8:12

展望園地は北斜面に雪。

2/27 8:13

富士山が見えないと、どうして「展望台」なのか分からないだろうな。

2/27 8:22

石棚山稜のほうを見上げる。

2/27 8:52

日陰を通るこのあたりから滑り止めが必要になってくる。

2/27 8:59

崖を転がり始めたら止まらない。

2/27 9:07

踏み抜きにも注意。

2/27 9:17

ハシゴの手前の状態。

2/27 9:18

2/27 9:20

ハシゴの上側の状態。

2/27 9:23

甲斐駒ヶ岳も見えてきた。

2/27 9:28

構造型階段も凍結あり。

2/27 9:31

山頂を経由してあのあたりで景色を楽しむ。

2/27 9:32

このあたりは深い。

2/27 9:48

石棚山稜を俯瞰する定点。

2/27 9:55

木道区間。

2/27 9:56

振り返る。

2/27 10:04

山のかたちがよく分かる。真鶴半島や伊豆大島も望める。

2/27 10:05

日当たりのよい山頂直下はやや解け気味。

2/27 10:11

山頂の積雪状況。

2/27 10:13

蛭ヶ岳。

2/27 10:33

霧氷には恵まれなかった。ほぼ無風で、湿度も低すぎたのだろう。

2/27 10:37

下りてゆく。

2/27 11:01

この低木にも今日は霧氷はついていなかった。

2/27 11:06

遠望がきく天気だった。富士山から甲斐駒ヶ岳まで。
檜洞丸から熊笹ノ峰まで『山と高原地図』のコースタイムは30分だが、いつも大幅に超過してしまう。この区間を急いだらもったいない。

2/27 10:53

中央のいちばん奥は奥穂高岳か？

2/27 10:54

日光、那須方面。

2/27 11:15

この地点も霧氷はなし。

2/27 11:17

芽が膨らんできている。

2/27 11:22

熊笹ノ峰の手前まで、稜線にも雪が続いている。

2/27 11:30

この先クサリ場。

2/27 11:32

幸い足場は日向で、積雪や凍結はなかった。

2/27 11:34

振り返る。

2/27 11:35

踏み抜き注意。

2/27 11:49

熊笹ノ峰というだけに、笹が増えてくる。

2/27 11:53

ヤタ尾根との分岐点に下りる。

2/27 11:55

登ってきた尾根を見下ろす。

2/27 12:03

ヤタ尾根、神の川方面。

2/27 12:29

北斜面なので、下ってもなかなか積雪が減らない。

2/27 12:47

踏み跡はあるものの、この日は歩きにくい雪質だった。軽アイゼンにまとわりついて凍った雪を落としながら進む。

2/27 13:00

気持ちのいい森林ではある。

2/27 13:08

急登はあるが、積雪がなければそれほど大変な道ではない。

2/27 13:10

隠れている階段に躓きそうになったり。

2/27 13:14

迷いそうなところは特にない。

2/27 13:16

津久井町の看板は撤去しないでほしいな。

2/27 13:20

大室山を見ながら下る。

2/27 13:21

尾根が狭まってくる。

2/27 13:35

この先は急な下り。凍結も多い。

2/27 13:55

標高1020mぐらいでいったん雪が消えた。

2/27 14:09

下るとまた雪が出てきた。北斜面は油断できない。

2/27 14:24

この地点がやや危なっかしい。

2/27 14:26

写真では大したことなく見えるが、雪もあり、滑ったら危険。

2/27 14:34

林道と合流。

2/27 14:35

右上から下りてきた。

2/27 14:35

反対方向の日向には雪がない。こちらに進む。

2/27 14:42

ここは落石の巣だ。見ている間にも小さな石が落ちてきていた。

2/27 14:58

大室山を見上げる橋。

2/27 14:48

振り返ると旧道の橋がある。あの奥の様子を見に行く。

2/27 14:51

日が高くなり、この地点は午後には日が当たるようになってきたようだ。気温も上がって、だいぶん解けてしまったのだろう。

2/27 14:51

氷が多ければ見栄えはしそうだ。

2/27 15:23

日陰にはまだかなり雪が残っている。

2/27 15:30

そして日陰の部分に、氷瀑がある。

2/27 15:30

気温が上がってきて、解けはじめているようだ。

2/27 15:56

あのゲートを通ってきた。

2/27 15:54

トンネルをくぐり、あとは林道を歩く。

2/27 16:01

トンネルの氷柱。

2/27 16:10

南側は明るくていい。

2/27 16:14

名前のとおり、富士山が見える。

2/27 16:27

南側とはいえ、日陰には雪が残る。

2/27 16:42

日の当たるところ、当たらないところの違いが大きい。

2/27 16:48

東沢林道と合流、右方向へ。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

kasainobuhito

季節は確実に進んできた。ミツマタから始まる花の季節もすぐそこだ。
帰りを林道経由にすると上での滞在時間を延ばせるので、写真や自然観察が好きな場合には助かる。